このカテゴリではWeb内覧会と称して我が家の間取りと設備をご紹介します。
みなさんの間取りプラン作成、設備の選定の参考になればうれしく思います。
理想的な間取りを作りたいかたはこちらもどうぞ!
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リビング・ダイニング・キッチン(LDK)

わが家の一番のお気に入りはLDKです。
- 約23畳の広さ。
- 壁は珪藻土塗り、床はナラの無垢材。
- 掃き出し窓はサーモスX(ペア&トリプルガラス)を採用し、2面採光で明るい空間ができました。
- 掃き出し窓の外は再生木で作ったウッドデッキ。
- 垂木現しの勾配天井。
- 夏場の日射遮蔽を考慮し、長めの軒を出していただきました。暑い夏も快適に過ごせています。
- 空調は冷房用の壁掛けエアコンと、暖房用の床下エアコンの2台。
- テレビはレグザを壁掛け。床下エアコンやレコーダーを収納するテレビ台は造作品です。
- キッチンハウスのアイランドキッチンとダイニングテーブルを設置。
- キッチンには食洗機ミーレ、自動水栓ナビッシュ、日立IHクッキングヒーター、レンジフードアリエッタを装備。
- ソファはニトリの「コウテイ3」です。
LDKについては【Web内覧会】リビング・ダイニング・キッチン【23.6畳LDK】で解説しています。

和室

リビングの隣には、3枚戸で仕切れる和室を設けました。
- 広さは約4.5畳。
- 天井はシナベニア、照明はダウンライト。
- 収納は幅900mm。押し込むとマグネットでくっつくプッシュラッチ式の両開き扉です。
- 簡易的な神棚を作りました。
- 壁紙はベージュにして全体として落ち着いた雰囲気の部屋になりました。
- 窓はAPW430の大開口スライディングと、APW330(真空トリプルガラス)の高所用窓(電動)の組み合わせ。
和室については【Web内覧会】4.5畳の和室【1つのデメリットと3つのメリット】次の記事で解説しています。

玄関

家の顔である玄関は造作の木製引き戸です。
- 引き戸は建築士さんオリジナルの造作品。
- 大きなFIX窓(ペアガラス)にスリガラス風のフィルムを貼ってもらっています。
- 土間はモルタルコンクリート仕上げです。
玄関については【Web内覧会】木製引き戸の玄関【気密性を高める方法も解説】で解説しています。

玄関収納

玄関収納は以下の点にこだわって設計していただきました。
- たたきに降りなくても靴を取り出せる下駄箱を設置。
- コート掛け、ポスト、傘置き場も設置。
- 採光、通風用の窓はAPW430のすべり出し。
- 玄関側、廊下側の両方からアクセス可能な構造で、家族用の通り道と、お客様用の通り道を分けることに成功しています。
非常に使いやすい玄関収納ができましたが、1点だけ後悔・失敗ポイントがあります。
詳細は【Web内覧会】靴箱が遠くない玄関収納【コート掛けも完備】で解説しています。

土間収納 兼 パントリー

土間収納はパントリーも兼ねています。
- 土間は暖房が届かない部屋なので野菜や果物の保管に適しています。
- 勝手口も兼ねていて、大きな荷物や燃えるゴミの搬出などにも便利。
- 勝手口にはYKKAPのスマートキー引き戸である「コンコード」を採用しました。
- 壁にはフックをつけてゴミの保管が行いやすいです。
- 壁紙は簡単にはやぶれない強化タイプになっています(おすすめ)
詳細は【Web内覧会】勝手口を兼ねた土間収納(パントリー)で解説しています。

書斎

キッチンの隣に書斎を設けました。
- 2.5畳ほどの小さな空間です。
- 壁にマグマジックを入れたので、印刷物をマグネットで気軽に壁に貼り付けられます。
- 壁にフックをつけたので、バッグやカメラなどの小物を引っかけるのに便利です。
- キッチンの隣なので飲み物などをすぐに取りに行ける使い勝手の良さが気にいっています。
- 引き戸で仕切れるために、LDK側の視線や音をある程度遮れます。
- 窓はAPW330(ペアガラス)のすべり出しです。
- 造作の机、本棚があります。
- 在宅勤務にめちゃくちゃ役だっています。
詳細は【Web内覧会】キッチン隣の書斎が最高だった3つの理由で解説しています。

廊下

平屋では特に暗くなりがちな中廊下なので、できるだけ光を取り込めるように工夫しました。
- 廊下の南側にアクリル板を入れてもらい採光する工夫をしました。
- ニッチを活用して、本棚、ルンバ基地を作成。
- LDKから見えない廊下についてはホスクリーンも取り付けました。
詳細は【Web内覧会】平屋の暗い廊下を明るくする方法【対策実例】で解説しています。

トイレ

トイレは、TOTO「浮いてるトイレ」レストパルFです。
- レストパルFは便器が浮いているため床掃除が抜群にしやすいです。
- 窓はAPW430のすべり出し窓とFIX窓を組み合わせて、断熱性に配慮しつつ、最大限大きな窓を設置しました。おかげで北側に面しているにも関わらず安定して一日中明るいです。
- 床は水に強いコルク床を採用。
- レストパルFはもともと収納スペースが広大ですが、さらに同じTOTOのオプション品である「ウォール収納キャビネット」も追加してもらいました(施主支給)
- 2連紙巻器もTOTO純正品を採用しました。
詳細は【Web内覧会】掃除がしやすい大きな窓のあるトイレで解説しています。

洗面所

洗面所はトイレの隣です。
- 造作の鏡裏収納にして生活感の出ない洗面所になりました。お客様にも気持ちよく使っていただけます。
- 洗面器はTOTOのベッセル式「LS911CR」。排水口が奥に隠れているタイプで掃除もしやすくおすすめです。
- 自動水栓はTOTOのTENA22ELを採用。直線的でシンプルナデザインが気にいっています。
- 引き出し収納も造作してもらい、洗剤や歯ブラシなどの日用品の収納に重宝しています。
- 洗面所と脱衣所を明確に分けたことと、掃除の手間が最小限で済む製品を選択したのが成功ポイントになります。
詳細は【Web内覧会】鏡裏収納のある洗面所で解説しています。

脱衣所

脱衣所は約3.5畳のスペースになります。
- 手動のホシ姫サマを3本取り付けているので、洗濯物を干す、取り込むといった作業がしやすいのが特徴です。
- 脱衣所の下着類などの収納は引き出し式。ホコリが入らないので掃除の手間が最小限です。
- スロップシンクはTOTOの実験用流しSK7です。このSK7が家族用の洗面所も兼ねることなり、メインの洗面所とうまく差別化できた点はラッキーでした。
- エアコンはダイキンのCシリーズ6畳用を入れてヒートショックを防いでいます。
詳細は【Web内覧会】3.5畳の脱衣所のレイアウト【4.5畳欲しかった理由】で解説しています。

物干し場

物干し場には以下の工夫をしました。
- 目隠しになる格子
- ふとんが干せる造作のスチールパイプ
- ポリカーボネート屋根
物干し場については【Web内覧会】ふとん干しがある平屋の物干し場【屋根はポリカーボーネート】で解説しています。
浴室(バスルーム)

少し珍しい南側にある浴室です。
- 南側に設置したため、日当たり抜群でカビがはえにくく、常に気持ちのいいお風呂となりました。
- 南側にあるので、洗濯物を物干し場に最短距離で干せるのも大きなメリットです。
- 窓はAPW430のFIX窓と縦すべり出し窓の組み合わせ。スリガラスとなっています。
- ユニットバスはTOTOサザナSタイプ。掃除のしやすさにこだわって、カウンターと鏡はつけていません。
- シャワーハンガーは操作が面倒なスライドバー式ではなく、上下二か所のハンガータイプです。
- 衣類乾燥のために「三乾王」も導入しています。
詳細は【Web内覧会】南側にある浴室【3つのメリットを徹底解説】で解説しています。

主寝室

夫婦の主寝室は6畳間。いたってシンプルです。
- 基本的には何もない6畳の部屋になりました。
- 窓はAPW330(真空トリプル)の高所用窓、APW430のFIX窓とすべり出し窓の組み合わせ。断熱性が高く冬でも寒さ知らずで快眠できます。
- 将来もしかしたら子ども部屋に変更するかも、ということで間仕切りが入れられる下地を施工済みです。
- エアコンはダイキンのCシリーズ6畳用です。
詳細は【Web内覧会】シンプルな主寝室【6畳】で解説しています。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット(納戸)は寝室に隣接させました。
- 3畳の空間です。
- 換気用の窓はAPW430の縦すべり出し窓です。
- パイプハンガーと棚板のシンプルな作りです。
詳細は【Web内覧会】シンプルな3畳の納戸(ウォークインクローゼット)で解説しています。

子ども部屋


コンパクトさが特徴の4.5畳の子ども部屋を2つ作りました。
- 間取りは基本的に2部屋とも同じですが、窓の種類とサイズが異なっています。
- クローゼットも含めて4.5畳なので本当に必要最小限のコンパクトな部屋となっています。
- コンパクトな部屋としたことで、デメリット、メリットが複数生まれました。
詳細は【Web内覧会】子ども部屋【4.5畳×2部屋】で解説しています。

庭

庭は人工芝を敷きました。
メンテナンスフリーで常に良好な状態が楽しめる人工芝は、イニシャルコストがかかりましたが間違いのない選択でした。
詳細は【Web内覧会】人工芝と再生材ウッドデッキがある庭で解説しています。

駐車場

母屋の屋根を伸ばして作った屋根付きの駐車場が1台分と、砂利が敷いてある屋根なしの駐車場が3台分あります。
- 屋根付き駐車場は雨の日にも濡れずに車に乗り込める点が本当に便利です。
子どもを車に乗せるとき、荷物の出し入れをするときなど、雨の日の憂鬱がひとつ減りました。 - 将来を見越してEVコンセントをつけました。今は電気自動車は所有していませんが、近い将来に電気自動車の時代がくることはほぼ間違いないと考えているので、つけておいて損はない設備です。
- 駐車場の照明は人感センサー付きにしました。夜の車の乗り下りの際に抜群に便利です。
屋根付き駐車場の詳細は【Web内覧会】平屋の屋根付き駐車場(カーポート)の3つのメリットで解説しています。

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以上、わが家のWeb内覧会でした。
こうやって自分の家をあらためてまとめてみると、間取りプランを死ぬほど考えていた日々が思い出されて感慨深いです。
家づくりは大変ですがとても楽しい!
お金があったらもう一回挑戦したいくらいです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
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