平屋レビュー

平屋の廊下を暗くしないための対策実例【明るい平屋を建てる】

 

  • 平屋の中心に中廊下を作ると暗いですか?
  • 平屋の中廊下を明るくするアイディアを教えてほしい

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

平屋の廊下を暗くしないための対策実例【明るい平屋を建てる】

結論から言うと、平屋の中廊下は暗くなりがちです。

でも、少しの工夫で、光を取り込めます。

 

本記事の内容
  • 平屋の中廊下を明るくするためのアイディア実例

 

私は2018年に平屋を建てました。

リビングとプライベートスペースをつなぐ廊下が家の中心を通っています。
いわゆる「中廊下」です。

中廊下が暗くなることを極力避けるために、自然光を取り入れるための工夫をしました。

今日の記事では我が家が行った中廊下を暗くしないアイディア実例をご紹介します。

これから平屋を建てるかたで、平屋の中心は暗いのではないかと心配しているかたは必見です。

 



平屋の中廊下を明るくするためのアイディア実例

「アクリル板」で外光を取り入れる工夫をしました。

 

平屋の中廊下の間取り

我が家の廊下は下記のとおりです。

家の中心が廊下になっている、いわゆる「中廊下」の間取りになります。

 

当然、外の光が届きにくい場所のなので、暗くなりがち。

そこで赤枠で示した箇所にアクリル板を入れてもらいました。

 

中廊下に面した和室の上部にアクリル板を入れる

廊下の上部です。

透過性のあるアクリル版を入れていただきました。

工事が始まってある程度間取りがわかってきた段階で確認したところ、やはり廊下が暗くなりそうということで、急遽追加していただきました。
柔軟に対応していただき施工会社さんには感謝しています。

廊下と反対の和室から見ると以下のとおりです。

ハイサイドにアクリル板があることで部屋のちょっとしたアクセントにもなっています。

透明ではなく乳白色のアクリル板にしていただいたのは建築士さん、施工会社さんのアイディアです。

部屋や廊下の様子が見えにくく、かつ光を通す乳白色はベストな選択だと感じています。

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アクリル板を通して南側の和室の光を取り入れる

ご覧のとおり、廊下の上部が広くアクリル板で透過しています。

アクリル板の向こうの和室は南側にあるので、日中はカーテンを開けておけば光が入ります。

アクリル板が和室に入った光をそのまま廊下まで届ける役目をしてくれています。

ハイサイドにあるため、和室は直接見えません。

このアクリル板があるあたりが我が家で最も暗い場所なのですが、和室からの光を取り入れることである程度の明るさを常に保つことができています。

アクリル板がなかったらかなり暗い空間になっていたはずなので、アクリル板を入れてもらって正解でした。

 

 

アクリル板を入れた場合のデメリット

アクリル板をハイサイドに入れた場合の唯一のデメリットは、和室を寝室として使った場合に、夜、廊下のライトが光ると、廊下のライトの光がそのまま和室に入ってきてしまう、ということです。

和室の南側の窓は遮光2級のカーテンを入れているので、夜はほぼ光を通しません。

ですが、廊下側のハイサイドについては、カーテン類をしていませんので、ライトの光は入ってきてしまいます。

カーテン類を取り付けることも検討しましたが、ハイサイドで操作が煩雑になりそうだったため断念しました。

 

引っ越してきてしばらくは、老化の天井の人感センサーライトはずっとオンにしていたため、夜中に誰かがトイレに行くたびにライトがついてしまい、和室が一時的に明るくなってしまうという問題がありました。

引っ越し当時は妻と息子が和室で寝ていたために、夜中に明るくなるのはあまりこのましくありません。

 

今は、夜寝る時には、廊下の天井の人感センサーライトは切ることにしました。

廊下にはフットライトがあったため、夜中は廊下の天井のライトをつける必要はないことがわかったからです。

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フットライトであればハイサイドのアクリル板を透過して入ってくる光は微々たるものです。

フットライトがなかったら都度、天井のライトをつけていたと思うので、フットライトがあって本当によかったです。

暗くなりがちな廊下にアクリル板をつけて透過するのは便利ですが、部屋側にも廊下の光が入ってきてしまうことは十分に考慮したほうがいいでしょう。
中廊下に光を取り入れることばかり考えていると、つい部屋側のことを忘れがちです。
そんな時にフットライトがあると、不必要に廊下を照らしすぎないため重宝します。

 

トイレの入口にもアクリル板で一工夫

トイレの入口引き戸です。

こちらも上部がアクリル板になっていて透過しています。

 

明るいトイレにしたかったので窓は比較的大き目です。

大き目の窓の光を廊下側にも取り込むために、アクリル板を入れてもらいました。

トイレは北側ですが窓が大きいために結構な光を常時安定して取り入れることができます。

ハイサイドであれば、トイレのプライバシーも確保できます。

 

 



安易にトップライトはやめたほうがいいです

平屋の廊下が暗くなりがちなことは、最初からわかっていました。

当初はトップライトを取り付けることも検討しましたが、以下のデメリットを考えてやめました。

  1. 必要以上に光を取り込みすぎて暑くなるリスクがある
  2. 雨漏り対策などメンテナンスが必要になる
  3. 建築費が上がる

 

①必要以上に光を取り込みすぎて暑くなるリスクがある

トップライトは一般的に通常の壁の窓よりも3倍多く光を取り込めると言われています。

そのため採光の効果は抜群ですが、同時に太陽の熱も取り入れてしまうため、夏は室内が暑くなるリスクは避けられません。

構造上カーテンなども取り付けることは難しく、いざ日光を遮ろうとしたときに対応できない場合があります。

トップライトをつけた場合、トップライトの部分には、断熱材を入れることができません。

せっかく高断熱の家にしたのに、トップライトの部分から必要以上に熱を取り込みすぎて室内が暑くなってしまうのはもったいない。

 

夏場を涼しく過ごすには屋根や天井の断熱は非常に大切です。

我が家の天井の断熱材はセルロースファイバー200mmです。

おかげさまで30度を超える暑い日でも、家の中は涼しく快適です。

トップライトをつけて明るくはなったが温熱環境は悪くなってしまった、ということがないよう慎重に検討すべきです。

 

②雨漏り対策などメンテナンスが必要になる

トップライトは屋根に穴をあけて設置するものですので、窓回りのパッキンやコーキングといった防水の仕組みのメンテナンスが欠かせません。

要するに雨漏りのリスクが上がってしまうのです。

また、窓そのものの掃除もしにくいです。

屋根に上がって拭き掃除をするのは危険ですので、どうしても掃除がおろそかになるでしょう。

汚れたままのトップライトを眺め続けるのは悲しいです。

 

定期的なメンテナンスの費用を抑えるためにもトップライトの採用には慎重になるべきです。

 

 

③トップライトは建築費が上がる

当然ですが、トップライトを施工すれば、屋根を加工する費用、窓の費用などが追加されるため建築費が上がります。

暑くなりすぎるリスク、メンテナンスコストの増加に加え、イニシャルコストも増加するので、どうしても必要という場合を除き、積極的に採用しなくてもよいと考えます。

その点、アクリル板であればほとんど費用はかかりません。

お手軽にできるうえに、ほどほどの効果も期待できます。

我が家の場合、できるだけコストをかけずに中廊下の薄暗さを解消できればよかったので、アクリル板はまさにうってつけでした。

 

結論:トップライトは難しい

子供のかかりつけの小児科は、待合室がトップライトです。

夏場行くと、だれもトップライトの下のソファには座っていません。

暑いしまぶしいし、快適とはいいがたいのです。

この経験から、トップライトというのは光と熱のコントロールが非常に難しいアイテムなのだなと感じていました。

効果的に使うとデザイン的にも優れているのは認めます。

私もあこがれた時代がありました。

しかし、こと機能面を考えると良いことばかりでないのも事実。

採用には慎重になるべきです。

 

 

【まとめ】アクリル板を活用して廊下に光を取り入れましょう

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • 中廊下に面した壁にアクリル板を取り入れると効果的に光を取り入れることができます。
  • アクリル板であれば追加費用もほとんどかかりません。
  • 中廊下の採光はトップライトを考えがちですが、暑くなりすぎるリスク、雨漏りなどのメンテナンスの必要性、建築コストの増加というデメリットを考えると採用には慎重になるべきです。
  • アクリル板を採用すれば廊下側に光を取り入れられますが、部屋側に廊下のライトの光が入ってきてしまうという逆の効果もあります。特に寝室として利用する部屋の場合は、部屋側のことも考慮したほうがいいです。我が家は廊下にフットライトがあったので大きな問題にはならずに済みました。

 

平屋は、中心にいくほど採光が難しくなる、という欠点があります。

私達夫婦も、暗い平屋にはしたくない、ということで建築プランの最初から危惧していました。

結果的には今日ご紹介したアイディアで、中廊下にほどほどの明るさを取り入れることに成功しています。

実際には建築がスタートしたあとに追加でお願いした工事です。

こうしたちょっとした工夫を加えることを最後の最後まで考え抜くことで、家のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

基本の間取り案が決まったあとも、もっと改善できることはないのか。
思考を止めることなく、検討し続けることをおすすめします。
(施工会社さんにとっては迷惑な話かもですが、、、すみません)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。

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