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南側バスルームの3つのメリットとは?【カビが生えない浴室を作る方法実例】

 

 

  • バスルームはすぐにカビが生えてきて困っている。カビが生えにくいバスルームって作れない?
  • 冬場も寒くないバスルームはを作るにはどうしたらいい?
  • バスルームがいつも暗くてジメジメしている。明るいバスルームを作るには?

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

南側バスルームの3つのメリットとは?【カビが生えない浴室を作る方法実例】

結論から言うと、我が家はバスルームを家の南側に持ってきました。

結果、バスルームの悩み(カビ、寒さ、明るさ)は100%解消されました。

本記事の内容
  • 南側バスルームのデメリット
  • 南側バスルームのメリット
  • 北側バスルームは窓があってもカビが生えやすい
  • 名著「片付けの解剖図鑑」で学んだこと

 

私は2018年12月に平屋を建てました。

平屋を計画するにあたり、アパート時代のカビとの戦いを経て得たひとつの結論があります。

 

それが「南側バスルーム」でした。

 

私達が建てた平屋の基本コンセプトは「時短」です。

掃除などのメンテナンスに手間がかからず(より少ないインプット)、家族と過ごす時間、やりたいことを楽しむ時間を多くとれるようになる(より多いアウトプット)ことを目指しました。

南側にバスルームを持ってきたことは時短を叶える家づくりに大きく貢献してくれています。

今日の記事を読んで家づくりをすれば、生涯を通してお風呂のカビ取り掃除をほとんどやらなくて済むかも知れません。

バスルームの寒さ、カビ、薄暗さに嫌気がさしているかたは必見です。

 

 



南側バスルームのデメリット

南側バスルームのデメリットは、はっきり言ってありません。

ただ、強いてあげるとすれば、南側をバスルームや脱衣所が占拠したことで、子供部屋や寝室などを日当たりのよい南側に持ってくることができなくなる、ということでしょうか。

これは人によって意見が分かれるところだと思います。

 

寝室とのトレードオフ

我が家の場合、バスルームを南側に持ってくることは寝室とのトレードオフでした。

正直、家が建つまでは、「やっぱり寝室を日当たりのいい南側に持ってくればよかったかな?」と思うこともありました。

でも実際に住んでみると南側バスルームのメリットが多すぎて、まったく問題はありませんでした。

北側の寝室は寝るだけなので、特別困ったことは発生していません。

 

ただ、人によっては寝室は明るい南側がよい、と思われるかたもいらっしゃるでしょう。

南なら布団が干しやすい、というメリットもあります。

 

実際このあたりは好みによって分かれると思います。

しかし実際に住んでいる私の率直な感想は、南側バスルームを強くおすすめしたいです。

 

敷地や家の形状によっては南側バスルームは難しい?

我が家の場合は平屋で、しかも敷地が縦長だったこともプラスに働きました。

南側にバスルームを持ってくる間取りが比較的作りやすい形状だったのです。

これが総二階の家などの場合、一階の南側にバスルームを持ってくると全体のバランスをとるのが難しいかも知れません。

 

その場合には2階にリビングをもっていく、あるいは2階にバスルームを持っていく、というのもよい選択だと思います。

南側バスルームは間取りの難易度がいきなり上がる可能性もありますが、ぜひとも挑戦してほしいところです。

 



南側バスルームの3つのメリット

南側バスルームには以下3つのメリットがあります。

  1. 日当たりがいいので暖かい
  2. 乾燥が保たれるのでカビが生えにくい
  3. 洗濯導線が改善される

 

 

①日当たりがいいので暖かい

まず第一のポイント。

日当たりが抜群に良いです。窓はAPW430にして、大きなFIX窓と縦すべり出し窓の組み合わせにしてもらいました。

写真は朝8時30分ごろですがすでに太陽の光がさんさんと降り注いでいます。

日中、常に太陽の光が当たるということは、紫外線による殺菌効果と赤外線による温熱効果が期待できます。

 

北側バスルームだと、冬の間は入った瞬間に空気も床もヒヤっとして冷たいですが、南側ならばそれもありません。

冬でも日射取得によりとても暖かいです。

ヒートショックで年間19000人も亡くなっているというデータがあります。

交通事故死の5倍です。怖いですよね。

「ヒートショック」とは暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与えるショックのことです。このことで血圧が変動することが入浴事故の要因の一つと言われています。特に高齢者は血圧変動が起こりやすく、体温調節機能も低下する傾向があることから注意が必要です。

STOP!ヒートショック より引用

 

余談ですが窓際に置いてあるおもちゃも日当たりがいいのでよく乾きます。

また、ランドリーポールに洗濯物を干しても乾きやすいですね。

【APW430/330】トイレ・脱衣所・バスルームに採用したすべり出し、FIX、引き違い窓の断熱性能をチェックAPW330と430の実際の温度を知りたくありませんか?本記事では我が家のバスルーム、脱衣所、トイレのAPW330と430の実際の温度を計測したレポートをご紹介しています。 APW330と430の実際の性能が気になる方は是非記事をご覧ください。[ヒラヤライフ]...

 

②乾燥が保たれるのでカビが生えにくい

2つめのメリットはカビが生えにくいこと。

常に高い湿度のバスルームは家の中で最もカビが生えやすい環境といえます。

でも、南側バスルームならカビの発生を最大限抑えられます。

なぜか?

昼間の太陽光で長く乾燥状態が保もたれるので、カビが大好きな湿気がバスルームに長時間残らないためです。

実際に毎晩お風呂から出るときに、水が溜まりやすい箇所だけをさっとタオルで拭くだけで、カビはほとんど生えてきません。

厳密に言うと窓の真下の壁など、陽の光が当たりにくい場所は少しだけピンク色のカビが生えることがあります。

でも北側バスルームに比べたらカビの発生頻度は圧倒的に少ないです。

普段は浴槽の掃除だけ行い、壁などのカビ取りは月イチで十分になりました。

しかも黒ずんで取れないようなしつこいカビもないので、カビ取り剤を使わずにバスマジックリンでこすれば大丈夫。

アパート暮らしの時の5分の1くらいの労力で、常にキレイな状態をキープできるようになりました。

さらに、バスルーム独特のカビの臭いもまったくありません。

 

健康への影響

カビは様々なアレルギー疾患、呼吸器系の病気の原因になります。

実はとても恐ろしいのです。

 

これは南側バスルームの平屋に約5か月間住んでみて感じていることなのですが、子供の健康状態が明らかに改善しました。

アパート暮らしのころは、風邪をひきやすく、アトピー性皮膚炎にも悩まされていました。

それが新居に越してきてからは、風邪をひく回数も大幅に減り、アトピーの症状もだいぶ抑えられたのです。

 

アパート暮らしのころは、北東の浴室とアルミサッシの結露が常にカビを増殖させていたと思います。

それが子供の健康を蝕んでいた可能性は非常に高いです。

 

掃除がラクになることはもちろんですが、カビを吸い込まない環境を作れることも、南側バスルームの大きなメリットです。

 

③洗濯導線が改善される

具体的には、「バスルームが南側にあると、必然的に脱衣所と洗濯機置き場も南側になる=外物干し場への導線が最短になる」ということです。

 

我が家のバスルーム、ランドリールーム(脱衣所)、洗濯機置き場の間取りです。

この間取りなら、以下の導線が最短距離になっているのがおわかりいただけると思います。

  1. お風呂に入るために服を脱ぐ
  2. 脱いだ服を洗濯をする
  3. 洗濯したものを脱衣所でピンチハンガーに干す 
  4. 干した洗濯物を外の物干し竿にかける

 

ちなみに脱衣所の天井にはパナソニックのホシ姫サマがついているので、ピンチハンガーに干す動作も洗濯機の近くで行えます。

 

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洗濯は毎日のことです。

洗ってから干す場所までの導線が長いと、濡れた洗濯物を持って長距離を移動しないといけません。

 

アパート暮らしの頃は、北東の洗面脱衣所で洗った洗濯物を、一番距離が離れている南側のベランダまで毎日運んでいました。

家族が4人いると洗濯物も多く、これが結構な重労働。

家族のイライラの原因のひとつでもありました。

 

新居の平屋に越してきてからは、洗濯導線が最短になったため、洗濯の労力、ストレスも最小になったのです。

前に記事で書いたとおりサンルームを作らなかったのは失敗でしたが、それを除けば洗濯導線としては最高の間取りができたのではないかと思っています。

 

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北側バスルームは窓があってもカビが生えやすい

新居に越す前に住んでいたアパートは、賃貸の浴室にしては珍しくすべり出し窓がついていました。

妻とアパート探しをしているときに、できるだけ換気がいいようにとトイレと浴室に窓がある物件をわざわざ探したのです。

しかし浴室の場所は北東のカドで、そのアパートの部屋の中で最も陽が当たらない場所でした。

窓は常に開けて風通しをよくしていましたが、やはり太陽の光がない環境です。

容赦なくカビが生えます。

そのため定期的なカビ取り剤での掃除がかかせませんでした。

カビ取り剤を使ってもこびりついた黒カビはなかなか落とすのが難しかったです。

 

常に湿っていて、きっと見えないところにもカビが生えているであろう浴室は、健康への悪影響も懸念されました。

アパート暮らしで学んだことは、たとえ窓がついていたとしても、陽の当たらない場所では気持ちの良い浴室には決してならないということでした。

 

 

名著「片付けの解剖図鑑」で学んだこと

間取りを計画する際には、南側の日当たりがいい場所はリビング、和室、寝室などを優先的に割り当てることが多いでしょう。

建売住宅の広告などを見ていると南側に浴室がある間取りは皆無ですね。

ネットの情報でも南側の浴室については情報が少ないです。

結局、浴室は他の部屋を配置し終わったあと、余った北側においやられていることになります。

やはり浴室は北側がセオリーなのでしょうか。

 

しかし、1冊の本との出会いがカビとの戦いに疲れていた私に希望を届けました。

鈴木 信弘さんの著書「片づけの解剖図鑑」です。

浴室が北側にあるかぎり、カビを防止する湿気対策はどれも付け焼刃で終わります。だったら……いっそ、暖かくカラッと乾いた南側に浴室ごと移動させてはいかがでしょうか。

「片づけの解剖図鑑」 P.56より引用

 

「片づけの解剖図鑑」を読んで、南側の浴室でいいんだという自信を持つことができました。

よく考えると、家の中で一番湿気が出る場所が、なんで北側なんだろう?ということです。

 

夫婦で話し合った結果、寝室は寝る時しかいかないし、北側でも問題ない。

現にアパートの時は北側が寝室でしたがアルミサッシの寒さと結露以外は特に大きな問題はありませんでした。

アルミサッシの問題は樹脂サッシで解消しようと考えていたため、思い切って浴室を南側の一等地に持ってくることにしたのです。

 

(まとめ)南側バスルームで毎日快適なバスタイムを

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • デメリットは特にありませんが、日当たりのいい南側の一等地をバスルームに明け渡すことに抵抗を覚える人もいるかも知れません。
  • 南側バスルームは家の形状によっては間取りの難易度が上がる可能性があります。
    ただ、他の部屋とトレードオフしてでも実現してほしい。
    それほど快適でメリット多数です。
  • 南側バスルームは日当たりがよく暖かいです。
    ヒートショックのリスクも低減されます。
  • 長く乾燥状態が保たれるため、カビが生えにくいです。
    掃除がラクになるうえに、健康にも良いです。
  • 脱衣所から物干し場までを最短距離にすることができます。
    毎日の洗濯の労力が大幅に軽減します。
  • 北側バスルームはたとえ窓があってもカビやすいです。

 

実際に住み始めてみて、浴室を南側に持ってきたことは、今回の家づくりで最も成功した間取りのひとつだと感じています。

一度味わってしまうと、もうカビ臭い北側バスルームには戻れません。

みなさんもぜひ南側バスルームを検討してみてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。

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