平屋の物干し場の実例を見てみたい。
今日の記事はこういった疑問に答えます。
私は2018年に平屋を新築しました。
今日の記事では、わが家の物干し場をご紹介したいと思います。
物干し場だけは日当たりを考慮して透明なポリカーボネート屋根にしてもらいました。
その他にも造作のふとん干しがあったりと、平屋ならではの工夫をいくつか施しています。
新築を検討中のかたで物干し場をどうしようか悩んでいるかたはぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
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詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
平屋の物干し場レビュー
わが家の物干し場をレビューします。
物干し場の間取り図
まずは間取り図です。
ランドリールームと書かれた部屋が脱衣所で、脱衣所のすぐ外に幅4,550mmの物干し場があります。
物干し場の立面図
立面図です。
南側から見た図面です。
洗濯物がモロに道路から見えてしまうのを防ぐために、木製の格子をつけてもらいました。
また、屋根は物干し場と同じ幅だけ、透明なポリカーボネートになっています。
洗濯物をカラっと乾かすには、日の光がとても重要です。
ポリカーボネート屋根
物干し場の屋根は透明です。
アイリスオーヤマのグループ会社の「アイリスシンヨー株式会社」の「アイリスポリカシート」を施工してもらっています。
下記が設計の段階でいただいたサンプルシートです。
わが家は最も厚い板厚5mmを使いました。
(板厚2mmの設定しかない熱線遮断タイプは選べませんということで×印がついています)
色はやや悩みましたが、最終的にクリアマットのミスト調にしました。
光線透過率は85~91%ということで、日の光はほぼそのまま透過する感じですね。
ミスト調にしたのは、完全なクリアだと傷が目立ちそうだなと思ったからです。
実は最初、ガラス屋根の予定だったのですが、減額のためポリカーボネートになりました。
別に目立つ場所でもなく、万が一割れた場合はガラスは危ないので、安かったしポリカにして正解でした!
アイリスポリカシートの材料費ですが、厚さ5mmで430mm×2100mmの大きさを10枚使っていて、単価9,000円×10枚で、トータル90,000円となっています。
ガラスに比べて心配なのは経年劣化ですが、アイリスポリカシートは長期間の使用に耐えられるように耐候剤が入っています。
ただ、2年以上経過した今でも下の写真のとおり黄ばみなどは感じないので、まあ問題ないかなという印象です。
野縁の目隠し格子
洗濯物の目隠しとして格子を作っていただきました。
実はこの格子、天井の仕上げ材の下地として使われる野縁(のぶち)を使ってもらいました。
納品されたたくさんの野縁のうち、比較的キレイなものを選んでいただき、バリを磨いてもらったうえで、保護塗装をしてもらいました。
減額のために建築士さんが提案してくれたアイディアですが、出来上がってみると別に問題となるような部分もなく、予算を削ることができたので良かったです。
ふとん干し用のスチールパイプ
2階建てによくある「ベランダ」がない平屋の場合、誰もが一度は悩むであろう「ふとんはどこに干す?」問題。
わが家は建築士さんのアイディアで、スチールパイプを使って造作していただきました。
スチールパイプについては【平屋の実例】平屋の布団干し用スチールバー レビューで解説しています。
【ちょっと番外編】物干しにできた蜂の巣駆除の話(ハチ・アブ用ハンターZ PRO)
物干し場とは直接関係なのですが、物干し場にアシナガバチが巣を作り始めたので、ハンターZスプレーを使って自分で駆除した一部始終をご紹介します。
ハンターZスプレーは超強力なので、スズメバチ以外なら素人でも十分駆除可能です。
ハチの巣駆除の詳細はウッドデッキ上の蜂の巣を駆除!【ハチ・アブ用ハンターZ PROレビュー】で解説しています。
サンルームが欲しかった
目隠し格子やスチールパイプなど、工夫を凝らしてもらったおかげで使いやすい物干し場にはなったのですが、わが家は立地と気候に問題がありました。
特に冬場、超強風で周囲の畑から砂が飛んでくるため、風が強い日は外に洗濯物を干せないのです!
今思うと、既製品でも良かったのでサンルームを作っておくべきだったと後悔しています。
野縁の目隠しに比べて意匠性は落ちてしまいますが、洗濯の実用性から考えるとサンルームがベストでした!
いつかお金を貯めて、サンルーム設置リフォームに挑戦します!
サンルームについては【平屋の実例】ランドリールームは乾かない【サンルーム失敗談】で解説しています。
追記:2022年に外物干し場をサンルームにリフォームしました!
2022年に、外物干し場を造作で、念願のサンルームにリフォームしました!
雨、風、花粉、砂に関係なく、いつでも洗濯物が干せて超快適!
リフォームの際は我が家を施工いただいた工務店さんに加えて、リフォーム一括見積りサイトを使って複数社から見積りを取り、デザインと価格のバランスが最もよかったリフォーム会社さんに依頼っしました。
リフォーム一括見積りサイトでご紹介いただいたリフォーム会社さんに依頼して、サンルーム化が実現するまでの詳細は、リフォーム見積り比較サイト「ハピすむ」でサンルーム化した実体験レビュー!【運営事務局とのやりとり~工事までを徹底解説】で解説しています。
まとめ
以上、わが家の物干し場をご紹介しました。
ポリカーボネート屋根のおかげで、日の光を余すところなく使える点がポイントです。
また、スチールパイプをたててもらったことにより、ベランダのない平屋でも容易にふとんを干すことが可能になりました。
ただ1点誤算だったのは、強風で洗濯物を外に干せない日が多いことです。
花粉症対策を考えても、現代の家では最初からサンルームをつけるか、大型の洗濯乾燥機のどちらかが必須だと思います。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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