今日とりあげるのは、タカラスタンダード株式会社さんが実施した「お風呂掃除に関する調査」のニュースリリースになります。
タカラスタンダードさんが実施した今回のアンケート調査では、「家の掃除で面倒だと感じる場所、最も掃除をしたくないと感じる場所」などについて500名の既婚女性が回答しています。
家の掃除というのは、できるだけ簡単に、短い時間で終わることを誰もが望んでいますよね?
これから家を建てる人は、今回のアンケート調査から「家の中で掃除が大変だと思われている場所」をあらかじめ確認しておくことで、掃除がラクな家を建てるためのヒントが得られるはずです。
今日の記事では
- タカラスタンダードさんが実施した調査のご紹介
- アンケート結果1位の「お風呂掃除」についての深掘り
- アンケート結果2~7位となった場所の掃除のポイント
を解説していきます。
実際に平屋で生活してみた経験から、掃除が面倒だと感じる場所は実際にどこなのかを深掘りします。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社に資料請求が可能。自宅にいながら様々な住宅メーカーの魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
タカラスタンダードさんが実施した調査の内容
最初に、今回タカラスタンダードさんが実施した調査の概要をご紹介します。
調査概要
- 調査内容:「お風呂掃除」に関する調査
- 調査期間:2021 年 1 月 22 日~25 日
- 調査対象:20~50 代 既婚女性 500 名(年代均等割付)
- 調査方法:インターネット調査
調査結果の概要をご紹介
はじめに、「家で掃除が面倒・大変だと感じる場所」を聞いたところ、「お風呂」と回答した人が最も多く(80%)、「トイレ」(75%)や「キッチン」(70%)を上回る結果となりました。また、「家で最も掃除が嫌いだ(掃除をしたくない)と感じる場所」としても「お風呂」が最多(31%)に。お風呂掃除は、「嫌われ度 NO.1」の掃除であることがわかります。
調査の結果、掃除が大変な場所1位は「お風呂」という結果になったようです。
2位以下は上のグラフのとおりの結果です。
直感的には「1位はトイレでは?」と思ったかたも多いと思いますが、トイレは僅差の2位でした。
これから家を建てる人にとっては、どこを重点的に対策すればよいかがわかる、非常に参考になるデータですね!
アンケート結果1位の「お風呂掃除」についての深掘り
アンケート結果1位のお風呂掃除について、さらにアンケートの詳細をみていきます。
そこで、「お風呂掃除が嫌いな理由」について具体的に聞くと、
・「毎日使う場所なので、掃除をしてもすぐに汚れる」(39 歳)
・「ぬめりや水垢がすぐにできてしまう」(29 歳)
・「力を入れてこすらないと綺麗にならない」(43 歳)
・「かがむ姿勢が大変で腰が痛くなる」(31 歳)
などの声があがりました。「汚れが溜まりやすい場所である」こと、それゆえに「頻繁な掃除が必要である」こと、そのうえ「掃除自体も肉体的に大変である」ことなどが、お風呂掃除の“嫌われポイント”と言えそうです。
嫌いな理由、よくわかります。
家の中でもダントツで湿気が多い場所がお風呂になります。
ぬめりや水垢は、毎日掃除をしていても、やっぱりでてきてしまうものです。
あとは、トイレなどに比べて、単純に体積が大きいことも掃除が嫌になる要因のひとつですね。上下左右、とにかくたくさんの箇所を掃除する必要があります!
- 床は座ったりかがんだりしないとキレイには洗えない。
- 天井はそもそも手が届かないうえに、洗い流すときは上から滴ってくる水のよけ方も考えなくてはいけません。
- 壁全体もこまめに洗わないと、すぐに水垢が増えたりカビが生えてきます。
- 浴槽やシャワーヘッドなどは、形状に合わせてスポンジで擦る必要があります。
お風呂掃除の時間は年間61.2時間!
タカラスタンダードさんのアンケートではお風呂掃除にかける時間についても調査されていて、これまた非常に参考になります。
なお、この調査結果をふまえて、1 回の掃除時間を「10 分=0.17 時間」、掃除の頻度を「毎日=週に 7 回」とすると、お風呂掃除にかかっている時間は、
・1 か月で約 5.1 時間(0.17 時間×30 日=5.1 時間)
・1 年間で約 61.2 時間(5.1 時間×12 か月=61.2 時間)
にのぼるという計算に。“嫌われ度 No.1”のお風呂掃除に、年間で 60 時間以上が費やされていることになります。
年間60時間以上をお風呂掃除に費やしているという結果に。。。
アンケートの結果から、お風呂掃除をラクにすることは家事の時短に直結するということがわかりました。
タカラスタンダードさんはお風呂掃除を軽減するための結論として以下のとおりまとめています。
バスタブ・床・壁などの素材や構造に、汚れがつきにくく、落としやすいものを選ぶことで、お風呂掃除にかかる時間や手間を軽減することができます。
・
・
・タカラスタンダードでは、お風呂掃除の「時短」をかなえる浴室シリーズを多数展開しています。
今回の調査で「普段からお風呂掃除をよくおこなう場所」として挙がっていたバスタブや床はもちろん、逆に「年 1~2 回しか掃除をしていない場所」として挙がっていた天井や壁についても、お手入れが簡単な製品を幅広くラインアップ。
例えば、バスタブについては、水とスポンジだけで皮脂汚れが落ちる「鋳物ホーロー浴槽」や、抜群のなめらかさを誇るアクリル人造大理石でつくられた「キープクリーン浴槽」などを展開中です。
また、その他の床、天井、壁なども、それぞれ汚れが落ちやすい素材や構造を採用しているため、お風呂掃除の時間短縮につながります。
タカラスタンダードさんの製品ラインナップを見ると・・・
- 【バスタブ】鋳物ホーロー浴槽 /「プレデンシア」シリーズ
- 【バスタブ】キープクリーン浴槽 /「レラージュ」シリーズ
- 【床】キープクリーンフロア
- 【天井】高光沢フラット天井
- 【壁】ホーロークリーン浴室パネル
といった、いずれも汚れがつきにくく、かつ汚れが落ちやすい素材を使っていることがわかりますね!
これから家を建てる人、お風呂のリフォームを検討している人は、汚れがつきにくく、落としやすい素材のユニットバスにすることをおすすめします!
わが家のお風呂掃除事情
今回のタカラスタンダードさんのアンケート調査の結果を受けて、わが家のお風呂の掃除事情を確認してみました。
わが家はお風呂掃除の手間を最小限にするために、主に以下の工夫をしました。
- 南側設置+大きな窓で日当たりが良い
- TOTOサザナの「ほっカラリ床」と「お掃除ラクラク人大浴槽」で掃除がラク
- 掃除の手間が増える「鏡」「カウンター」なし
南側設置+大きな窓で日当たりが良い
お風呂を南側に設置したことで、日当たりがよく、長く乾燥状態を保てるようになりました。
その結果、カビとの戦いは9割以上削減されたと考えています。
お風呂は通常、北側に置かれることが多いと思うので、わが家の間取りの中でも非常に特徴的な部分になっています。
詳細は【平屋の実例】カウンター・鏡なしのお風呂【クレイドル浴槽は快適?】で解説しています。
TOTOサザナの「ほっカラリ床」と「お掃除ラクラク人大浴槽」で掃除がラク
TOTOユニットバスの代名詞でもある「ほっカラリ床」は水はけがよく床掃除の手間を大きく軽減してくれています。
また人口大理石の浴槽は汚れがつきにくく、軽い力で汚れが落ちるので大変気にいっています。
詳細はTOTOサザナ Sタイプ 徹底レビュー【13項目でチェック】で解説しています。
掃除の手間が増える「鏡」「カウンター」なし
戸建てのユニットバスでは必ずといっていいほど装備されている「鏡」と「カウンター」をつけませんでした。
必要性から考えて、掃除の手間が増えるだけ、という結論に至って削ったオプションになります。
ユニットバスの価格自体も下げられますし、おすすめの選択です。
詳細はTOTOサザナにカウンター、スライドバー、鏡はいらなかった3つの理由で解説しています。
以上のとおり工夫をしたので、お風呂掃除については通常のご家庭よりも手間を軽減できているのではないかと考えています。
お風呂の天井掃除は大変なんです
お風呂の天井は、実は一番カビが繁殖しやすい場所なんです。
なぜか? それは湯気は上に上がるからなんですね。天井には常に水滴がつきやすいのです。
しかも天井が恐ろしいのは、水滴を放置した結果、カビの原因菌が知らぬまに増えていて、そのカビ菌が上から下へと降り注いで浴室全体をカビだらけにしてしまうのです!
天井は床などと違って、直接体が触れたり、皮脂や石鹸などが流れる場所ではないので汚れにくいイメージがありますが、実は一番対策が必要な場所だったりします。
お風呂の天井って、すごく掃除が大変なんですよ。
シャワーは届きにくいし、水滴が落ちてくるので、よけながら掃除しなくちゃならないし・・・
掃除の手間を考えると、汚れが落ちやすいタカラスタンダードさんの「高光沢フラット天井」はとても良さそうですね!
タカラスタンダードさんのユニットバス(システムバス)・浴室 > 天井のページで汚れ落ちの比較動画も見られるので、気になるかたはご覧になってみてください。
お風呂掃除まとめ
タカラスタンダードさんのアンケート結果からもわかるとおり、お風呂掃除は重労働。
わが家は間取りからしてお風呂を南側にするなど、掃除の手間をできるだけ軽減することを念頭においた建築プランでした。
お風呂掃除は手間がかかるので、なるべく掃除がラクになるユニットバスを採用しましょう!
わが家のコンセプトについては注文住宅のコンセプトの作り方【私達の平屋づくりの要望40個を公開】で解説しています。
アンケート結果2~7位となった場所の掃除のポイント
続いてアンケート結果の2~7位となった場所について考察していきましょう。
トイレ
アンケート第2位はトイレ。
お風呂が家の中で一番湿気がたまる場所なら、トイレは一番汚れがたまる場所と言ってもいいですね。
わが家のトイレ掃除事情
わが家はトイレ掃除も時短したかったので、便器が浮いているTOTOのレストパルFを採用しました。
2歳の息子がよく便器外におこぼしになるので、床に何もないのは掃除がしやすくてほんとうに助かります。
他にも水に強いコルクタイルを床に採用するなど、建築士さんからのありがたい提案もありました。
レストパルFは便器が浮いているほかにも、「プレミスト」や「きれい除菌水」といった便器をキレイに保つ機能がついているので、便器そのものの掃除も非常に簡単です。
わが家のトイレについては【平屋の実例】大きな窓があるトイレ【掃除がしやすいTOTOレストパルF】で解説しています。
トイレ掃除はお風呂と並んで頻度が高いです。
特に小さなお子さんがいるご家庭は、粗相することも多いので、掃除がしやすいトイレ製品の採用をおすすめします!
キッチン
第3位はキッチンです。70%の女性が掃除が面倒と答えています。
普段から油跳ねはもちろんのこと、生ゴミもたくさん出る場所ですので、掃除が面倒という意見が多いのもうなずけます。
わが家のキッチン掃除事情
わが家のキッチンは主に以下の点で掃除がしやすいつくりになっています。
- 高圧メラミン素材のワークトップ
- シンク下に生ゴミ処理機を設置
- ハンドシャワー機能付きのタッチレス水栓
- IHクッキングヒーター
- 換気扇アリエッタ
- コルクタイルの床
高圧メラミン素材のワークトップ
キッチン本体は高圧メラミン素材のワークトップを採用したキッチンハウスのエバルトです。
熱にも汚れにも強い無敵の素材で、2年以上経過したいまでも傷一つありません。
汚れもサッとひと拭きでキレイに。まさに掃除の手間を最小限にしてくれる素材です。
また、キッチンハウスのシンクは継ぎ目も凹凸もないので、掃除が抜群にしやすいです。
エバルトについてはキッチンハウスを5項目でレビュー【価格は約160万円】解説しています。
シンク下に生ゴミ処理機を設置
生ゴミの処理の手間を最小限にするために、シンク下に生ゴミ処理機を設置しました。
特に夏場は生ゴミが異臭を放つのですが、生ゴミ処理機導入後は臭いはなし!
ゴミ捨ても乾燥して小さくなった生ゴミを燃えるゴミの袋に捨てるだけ!
生ゴミの処理が苦手な人には超おすすめのアイテムになります。
生ゴミ処理機については【レビュー】パナソニック生ゴミ処理機の2つのデメリットと4つのメリットで解説しています。
ハンドシャワー機能付きのタッチレス水栓
キッチンはタッチレス水栓のリクシル ナビッシュを採用しました。
タッチレスなので水栓レバーなどが汚れにくいのも掃除をラクにしてくれていますが、なんといってもハンドシャワー機能付きでシンクの壁面を洗い流すのが便利!
ナビッシュについては【リクシル】ナビッシュハンズフリー実機レビュー【5項目で評価】で解説しています。
IHクッキングヒーター
IHのメリットはなんといってもフラットな天面。
凹凸がないため、ガスコンロに比べて拭き掃除が劇的にラクになりました。
そんな掃除がラクなIHですが、ホワイトを選択してしまったことと、グリルレスにしなかったことが失敗でした。
最近は洗いやすい五徳のガスコンロも増えているため、昔ほど優位性は高くありませんが、「どうしても料理は炎がいい」という人以外には、やはり掃除のしやすさでIHをおすすめします。
IHについては日立IHクッキングヒーターレビュー【おすすめの色は?】で解説しています。
換気扇アリエッタ
常に油汚れにさらされるIHヒーター用の換気扇ですが、アリエッタはスタイリッシュな外観以上に、掃除がしやすいことに驚きました。
月一回の簡単な掃除で清潔さを十分に保つことができています。
アリエッタの掃除手順についてはレンジフードアリエッタの掃除手順を19枚の画像でわかりやすく解説!で解説しています。
コルクタイルの床
トイレと同じコルクタイルの床を採用したことも成功でした。
一度、生卵を床に落としてしまったことがあるのですが、コルクタイルなので染み込むこともなく拭き取ることができました。
ダイニングと同じナラの無垢材にしていたらと思うと、恐ろしいですね・・・。
わが家のキッチンについては【平屋の実例】23畳LDK【リビング・ダイニング・キッチン】で解説しています。
キッチンは油汚れ、水ハネ、生ゴミなど、掃除の天敵となる汚れがたくさん発生する場所になります。
わが家は魚焼きはフィッシュロースターを使っていて、IHのグリルは庫内が汚れるのが嫌で使っていません。
掃除がラクになる様々な工夫をすることで、奥さんの機嫌も確実によくなります。
キッチンは掃除がしやすいかどうかを念頭に選択しましょう!
洗面所、脱衣所
第4位は洗面所、脱衣所です。
投票率は57%とトップ3に比べるとだいぶ落ちますが、それでも6割近いかたが掃除が面倒だと感じています。
実際に戸建てに住んでみて、洗面所、脱衣所の掃除が面倒と感じるのは以下に原因があると考えます。
- 髪の毛が散乱しやすい
- 洗濯機の下にほこりがたまる
- 洗面器はマメに掃除が必要
髪の毛が散乱しやすい
脱衣所は着替える場所なので、とにかく髪の毛が落ちやすい。
ですので、掃除機での掃除はかかせません。
わが家はもっぱら、ルンバにその役を担ってもらっています。
ルンバの有用性については【平屋の実例】平屋とルンバは相性抜群で解説しています。
洗濯機の下にほこりがたまる
洗濯機の下のほこりに悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
わが家はキャスター付き置台を入れることで、すぐにずらして掃除ができるようにしました。
洗面器はマメに掃除が必要
歯磨きをしたり、手洗いをしたりと、なにかと水ハネが出るのが洗面器です。
うちも子どもが手を洗うたびに、水ハネがすごいです。
しかし、掃除がしやすい形状のベッセル式洗面器を採用したことで、掃除の手間を減らすことに成功しました。
水を溜められない構造のため、用途によっては採用できないかと思いますが、掃除の手間を減らしたい、汚れが目立たない洗面器にしたいという人にはおすすめです。
洗面器については【TOTO】ベッセルタイプ洗面台LS911CRのレビューで解説しています。
お風呂、トイレ、キッチンのトップ3に比べれば、いくらか掃除の手間は少ないのが洗面所、脱衣所ですが、日々ほこりが積みあがっていくポイントが数多くありますので侮れません。
わが家はルンバをうまく活用することで、床まわりについて掃除の半自動化を実現できました。
玄関
第5位は玄関です。
49%のかたが掃除が面倒と感じています。
外からの靴の汚れをそのまま持ち込んでしまう玄関は、やはり掃除の頻度が高いと感じます。
それ以上に気になるのが、玄関は家の入口のため、「汚れていると非常に目立つ」ということです。
お客さんがきたときもまっさきに見るのは玄関なので、玄関が汚いと家そのものの印象がとても悪くなります。
そういった意味では、家族以外は利用しないお風呂や脱衣所、キッチンに比べても重要性は高いと入れるでしょう。
第5位ということですが、対外的に見ると最もキレイにしておきたい場所ナンバーワンかも知れません。
わが家の玄関掃除事情
わが家の玄関掃除はもっぱらホウキと塵取りで行っていますね。
無印良品のホウキと塵取りを愛用しています。
ホウキとチリトリは下記のようなセットでしまえるタイプがおすすめです。
ホウキとチリトリは玄関収納の傘入れにひっかけて保管しています。
玄関収納については【平屋の実例】コート掛けと手が届く下駄箱【玄関収納レビュー】で解説しています。
また掃除がしやすいという意味では、タイルをしかずにモルタルにしたことも良かったのかなと考えています。
色的に汚れがあまり目立たないうえに、目地などの掃除の手間がないからです。
モルタル玄関については【平屋の実例】モルタル仕上げ玄関の2つのデメリットをご覧ください。
玄関をマメに掃除するためには、最低限、掃除用具をしまっておける収納スペースがあるといいですね。
あと、白っぽいタイルにしたら汚れが目立ってしまったという人は多いので、タイルを敷くなら色味は注意が必要です。
シンプルなモルタルも風合いが好きな人にはおすすめですね。
リビング
第6位のリビング。
投票率は45%ということです。
リビング掃除が大変な理由は以下に理由があると考えます。
- 単純に面積が広い
- 人の出入りが家の中で一番多い
人がもっとも長く滞在するのがリビングになりますよね。
人の出入りが多い=散らかりやすいので、掃除の手間も増えることは仕方ありません。
リビングは家の中でも専有している面積が広いケースが多いです。
ルンバなどをうまく活用して、できるだけ掃除の手間を減らしたいところです。
我が家のリビング掃除の大きな障害となっているのが、子どものおもちゃ。
窓を大きく取ったことで、相対的にリビングの収納スペースが減ってしまいました。
おもちゃが散乱している現状を目の当たりにすると、もう少しリビングに収納が欲しかったなと感じます。(隣の和室に一部を退避して無理やり対応しています)
リビング収納の後悔ポイント詳細は【リビング】後悔・失敗ポイント14選で解説しています。
ソファを置くつもりなら、ロボット掃除機が使えるかどうかは、掃除の手間においてわりと重要なポイントな気がします。
小さなお子さん、特に男の子がいるご家庭は、リビングまたは隣接した場所におもちゃ収納スペースがあると便利ですね。
また、小学生以上になるとランドセルや学校関連の物を置く場所がリビング、ダイニングそばに欲しくなります。
家族構成に合わせて収納スペースを確保しておくと、掃除がラクなリビングが作れますね。
寝室
第7位は寝室。投票率は40%。
トップのお風呂の半分の投票率なので、そこまで掃除の手間を感じているスペースではないと思われます。
実際我が家も掃除を手間に感じたことはあまりありません。
強いてあげるとするならば、シーツやふとんカバーの洗濯を面倒だと感じるくらいですね。
シーツ系は大きいため、乾かすのが大変です。
乾燥機があればベストですが、ない場合には物干し竿などにひっかけてあげないと、なかなか乾きません。
他には、ベッド下のほこり問題も多くのご家庭での悩みのひとつかも知れませんね。
ベッドを選択する際も、ルンバが通れるかどうかはポイントですね。
寝室の掃除のしやすさは、主にベッドに由来すると思います。
ベッド下はとにかくほこりがたまりやすいので、気にされるかたはロボット掃除機が通れるベッドを選択しましょう!
ダイニング
最後はダイニングです。
主に食事をすることが多い場所であるダイニングは、食べこぼしなどのケアが必要です。
わが家も子どもがこぼしたものでダイニングの床はけっこうダメージを受けています。
キッチンやトイレと同じように、コルク床にしておけばよかったかな、と思うこともしばしば。
ただ、子どもが成長するにつれて床への食べこぼし、飲みこぼしは減少しているので、将来的にはそれほど心配はしていません。
わが家はダイニングテーブルを大き目にしたので、ちょっとした物置場になってしまうことがよくあります。
ダイニングテーブルの上に物があると、とたんに拭き掃除の難易度が上がります。
ダイニングテーブルを物置にしないために有効なのは、やはりリビング収納ですね。
わが家のリビング収納が足りないことはご説明しましたが、キッチンの背面収納である程度カバーできています。
ダイニングテーブルの上になるべく物を置かないことが、ダイニングをスッキリ見せるためのポイントです。
そのためにはダイニング回りに収納があると便利です。
まとめ
以上、タカラスタンダードさん調べの掃除が大変な場所ランキングのニュースについて解説してみました。
一軒家を建てると、一般的にはアパートよりも面積が広くなるので、掃除する箇所もグッと増えます。
今回のランキングを参考に、掃除が大変な場所について、さまざまな間取りや設備の工夫を施すことによって、掃除がラクな時短の家を作ることができるでしょう。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社に資料請求が可能。自宅にいながら様々な住宅メーカーの魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
関連記事
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子供が巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの作り方も解説】にまとめました。