今日の記事はこういった疑問に答えます。
私は2018年12月に平屋を新築しました。
今日の記事ではWeb内覧会と称して、我が家のトイレをご紹介したいと思います。
トイレは家づくりで軽視しがちな部分ではないでしょうか。
しかし、汚れやすくて、家の中で一番マメに掃除をしなくてはいけない場所がトイレです。
掃除がしにくいトイレを作ってしまうと毎日ストレスがたまります。
それこそ夫婦喧嘩の元になりかねません。
わが家が一番こだわったのは、「掃除がしやすいトイレを作る」ということでした。
それは便器そのものもそうですし、ホコリがたまりにくい収納スペースなどもそうです。
おかげさまで掃除の手間が最小限なトイレを作ることができ、快適な暮らしを送れています。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社に資料請求が可能。自宅にいながら様々な住宅メーカーの魅力を比較検討できます。
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平屋のトイレ詳細レビュー
私達の平屋のトイレをレビューします。
トイレの間取り
まずは間取り図です。
- およそ1畳のスペースです。
- 入口は引き戸です。
- 下が南で洗面所になっています。
- 北側に2種類の窓が縦に並んでいます。
展開図はこちら(タップで拡大できます)
洗面所~トイレの図面です。
トイレあと、すぐに洗面所で手を洗うことができます。
洗面所と近接させればトイレに手洗い器はいりません
わが家のトイレは洗面所と近接させたため、トイレ用の手洗い器を設ける必要がありませんでした。
トイレ専用手洗いがないことで、掃除の手間を減らすことと、コストダウンに成功しました。
トイレの手洗い器については【平屋の実例】トイレの手洗い器はいらない【デメリットを解説】で解説しています。
トイレの隣に寝室を作ってしまい後悔・失敗ポイントになりました
間取り図をみていただくとわかるとおり、トイレのすぐ隣が主寝室なのです。
夜、みんなが寝静まったあとに誰かがトイレに行くと、水の流れるゴーっという音が寝室に響きます・・・。
ただ、対策を何もしなかったわけではなく、壁の中にグラスウールを入れてもらって、防音対策を施しました。
何もしないよりは全然マシになりました。
グラスウールの防音については【平屋の実例】【平屋の実例】トイレの音をグラスウールで防音した結果【46デシベル減】で解説しています。
トイレの全景と設備リスト
トイレの全景写真になります。
使われている設備は以下のとおりです。
- 引き戸の入口ドア
- TOTO レストパルF
- TOTO ウォール収納キャビネット
- TOTO 2連紙巻器
- コルクタイル床
- APW430 すべり出し窓
- APW430 FIX窓
- 人感センサー付きダウンライト(パナソニックLGBC71632 LE1)
- 人感センサー付き換気扇(三菱VD-13ZALC9)
引き戸の入口ドア
トイレの入口ドアは造作の引き戸です。
木の風合いがとても良いです。
- 上吊り式の引き戸なので床にレールがなくスッキリ。
- 閉じる時はストッパーが入っているので、自動でブレーキがかかり手を挟む心配もありません。
- ドアの上部は採光のためにアクリル板が入っています。
引き戸については【平屋の実例】トイレの造作木製引き戸レビュー【自動ブレーキ付きで安全】で解説しています。
TOTO レストパルF
わが家のトイレの方向性を決定づけたのがこのTOTO レストパルFです。
便器が浮いていることで有名なこのトイレは、掃除のしやすさという意味ではまさに最強。
便器が床についていないので、床掃除が本当にラクです。
子どもが誤っておしっこを場外にしたことも何度かありますが、ぞうきんでサっと拭けばOKでした。
レストパルFは収納スペースが超広大でご覧のとおりトイレットペーパーは12ロールのパックがまるごと入ったうえに、まだスペースに余裕があります。
しかも最初から便器と一体となっている作りのため、収納部分は後付け感がなくスッキリしています。
便器が床についていないことが最大の特徴であるレストパルFですが、収納の使い勝手の良さで選んでいる人もいるそうです。
レストパルFや、オプションの2連紙巻器、ウォール収納キャビネットについてはTOTO浮いてるトイレ「レストパルF」8項目でレビュー【リフォームにもおすすめ!】で解説しています。
コルクタイル床
トイレの床は水に強いコルクタイル床です。
- 東亜コルクさんの強化ウレタン仕上げコルク
- 型番はHK-L5。
- 厚さは5mm。
強化ウレタン仕上げのため水がこぼれても問題ありません。
子どもがおしっこを飛ばしても染み込むこともなく、ぞうきんで拭くだけでOKです。
コルクタイル床については【平屋の実例】コルクタイルは後悔する?【洗面、トイレ、キッチンの床に3年使用した結果】で解説しています。
APW430 すべり出し窓+APW430 FIX窓
窓は2つです。
- 種類はトリプルガラスのAPW430。
- 下がすべり出し窓。
- 上がFIX窓。
- スリガラス
- 遮熱Low-E
- 購入価格はFIX+すべり出し窓で50,000円
サイズは以下のとおりになります。
北側に面していますが大き目の窓を取っていただいたので、常に一定の採光があり明るいトイレになりました。
暗いトイレ、窓がないトイレが夫婦そろって嫌いだったため、トイレの窓は大きくしてほしいという要望を叶えていただいたことになります。
さらにトイレが寒いのは嫌だったので、トリプルガラスのAPW430にしました。
大きな窓にも関わらず冬の冷気が室内に入るのを効果的に防いでくれています。
トイレの窓の断熱性能については【平屋の実例】APW430/330のすべり出し、FIX、引き違い窓の断熱性能をチェック【トイレ・脱衣所・バスルーム】で解説しています。
高所用窓を使わなかった点が悔やまれます。
窓については1点だけ後悔・失敗ポイントがあります。
窓の種類を高所用窓+FIX窓にすればよかったなと。
換気をするために下をすべり出し窓にしたわけですが、開口部が大きすぎて、開けたままにしておくのは少々怖いのです。
あとカムラッチハンドルの開閉操作と網戸を閉めるのが地味に面倒です。
ここは、上の窓をAPW330の高所用窓にして換気用とし、下の窓はFIX窓で良かったなと後悔しています。
高所用窓については【APW330高所用すべり出し窓レビュー】開閉はチェーンより電動がおすすめで解説しています。
人感センサー付きダウンライト(パナソニックLGBC71632 LE1)
トイレの照明は人感センサー付きダウンライト(パナソニックLGBC71632 LE1)です。
用を足す場所ということでスイッチ類にはできるだけ触れなくていいように、人感センサー付きにしました。
トイレに入る時、出る時にスイッチ操作がいらないので便利です。
夜は重宝します。
子どもがトイレに入る時もわざわざスイッチ操作がいらないので便利です。
人感センサー付き換気扇(三菱VD-13ZALC9)
換気扇は人感センサー付き換気扇(三菱VD-13ZALC9)です。
人感センサー付きなので、人が入った時だけ換気量が「強」になる優れものです。
基本的には24時間換気でまわりっぱなしです。
ダウンライトと換気扇を人感センサー付きにするとスイッチ操作ゼロになります。
ダウンライトと換気扇も人感センサー付きにした結果、我が家のトイレは引戸を開けて中に入ると以下の一連の動作がすべて自動になりました。
- ダウンライトが自動で点灯
- 換気扇が強運転モードに移行
- レストパルFのフタが自動で開く
さらに用を足し終わってトイレを出る時も以下のとおり完全自動です。
- ダウンライトが消灯
- 換気扇が弱運転モードに移行
- レストパルFのフタが自動で閉まる
トイレから出る時もスイッチ類に一切触れることがないので衛生的です。
わずらわしさもありません。
【まとめ】レストパルFとコルクタイル床で掃除がしやすいトイレになりました
今日の記事をまとめます。
- トイレの手前が洗面所という間取りです。
- 引き戸は造作です。閉まる前にブレーキがかかるので手を挟んでケガをするリスクが低いです。
- レストパルFとコルクタイル床の採用で、トイレ掃除が劇的にラクになりました。
- レストパルFはタンクまわりが大きな収納スペースになっています。
- 窓は大き目にとっていただいたので明るいトイレになりました。
北側に面しているので、断熱性を考慮しトリプルガラスのAPW430にしています。 - 照明と換気扇はともに人感センサータイプにしてもらいました。
衛生面から考えてもスイッチ類に触れないのですむのはとてもよいと考えます。
子どもがひとりで用を足すときも面倒な操作がいらないので便利ですね。
掃除の手間がかからず、収納もたくさんとれました。
わが家の中でもトイレは成功した場所のひとつだといえます。
トイレ掃除の手間は一生ついてまわります。
たかがトイレと思わず、メンテナンス性に優れたトイレを作り、掃除にかかる手間を減らして快適な毎日を過ごしてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社に資料請求が可能。自宅にいながら様々な住宅メーカーの魅力を比較検討できます。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
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