我が家は頭金なし、全額金利2.2%のソーラーローンを組んで、後付けで太陽光発電システムを導入しました。
2019年7月末から発電と売電を開始しています。
後付けの太陽光発電を今から始めてもメリットはあるの?と気になっているかたはぜひご覧ください。
- 太陽光発電のメリット・デメリットまとめ
- わが家の太陽光発電の実データ【収益、ローン利息、電気代削減】
- 【20年間で250万円の利益】太陽光発電の実データを公開【出力12.5kw】
- 太陽光発電を頭金ゼロのフルローンで始めても儲かりますか?
- 太陽光発電を導入すると毎月の電気代をいくら削減できる?
- 長州産業、パナソニック、Qセルズの設置費用比較
- 太陽光発電は曇りや雨でも発電する?
- 後付け太陽光発電の申し込み~工事
- 後付けで太陽光発電を始める具体的な手順
- 太陽光発電は出力10kw以上と未満ではどちらが得?
- 売電は、全量買取と余剰買取のどちらが得?
- おすすめ太陽光発電メーカー「長州産業」の保証内容
- ソーラーローンの申し込み手順、金利、審査
- 後付け太陽光発電の工事の流れ実例
- 太陽光発電を導入すると使える便利な設備レビュー
太陽光発電のメリット・デメリットまとめ
太陽光発電の4つのメリット

太陽光発電には以下の4つのメリットがあります。
- 年利回り10%くらい儲かる(我が家の場合はトータル200万円超えの利益)
- 電気代を毎月30%削減できる
- 停電時に電気が使える
- 屋根の断熱性能が向上する
太陽光発電を実際に導入してみて感じたメリットは【後付け太陽光発電】4つのメリットを徹底解説!で解説しています。

太陽光発電の2つのデメリット

太陽光発電には以下の2つのデメリットがあります。
- 初期費用の高さ
- 天候による発電量のブレ
デメリットはありますが、どちらも効果的な回避策があります。
デメリットの詳細と解決策は【後付け太陽光発電】2つのデメリットを徹底解説!で解説しています。

太陽光発電で失敗する3つの理由

業者の言いなりで何も考えずに太陽光発電を導入すると、思うような利益が出ないで失敗する可能性があります。
以下の3つのポイントを抑えることが重要です。
- 初期投資の金額
- 買取方式
- 日照時間の長さ
太陽光発電で失敗する理由は 太陽光発電で失敗する3つの理由【初期費用・買取方式・日照時間】で解説しています。

太陽光発電が他の投資よりも優れている4つの理由

太陽光発電には他の投資にはない4つの優れたポイントがあります。
- 電気代を確実に節約できる
- 売電価格を国が保証している
- 安定性が高く元本割れのリスクがない
- 基本的にほったらかしでいい
太陽光発電が株式や不動産投資よりも優れている点は太陽光発電投資が他の投資よりも優れている4つの理由とは?で解説しています。

わが家の太陽光発電の実データ【収益、ローン利息、電気代削減】
【20年間で250万円の利益】太陽光発電の実データを公開【出力12.5kw】

わが家の12.5kwの太陽光発電システムですが、メーカーである長州産業提供の発電シミュレーションから検証したところ以下の利益が出ることがわかりました。
- 20年間で約250万円の利益(年利回り9.6%)
利益額の詳細は【20年間で250万円の利益】太陽光発電の実データを公開【出力12.5kw】で解説しています。

太陽光発電を頭金ゼロのフルローンで始めても儲かりますか?

住宅ローンを抱える中で、太陽光発電のためのまとまった資金を用意するのは難しいです。
ローンなので当然利息は取られますが、結論から言うとフルローンで始めても200万円超えの利益が出る予定となっています。
利益が出る根拠については太陽光発電を頭金ゼロのフルローンで始めても儲かりますか?で詳しく解説しています。

太陽光発電を導入すると毎月の電気代をいくら削減できる?

我が家の実績では、昼間、太陽光で発電した電気を自宅で使うことによって、2019年8月から2020年7月までの1年間で71,489円の電気代を削減できました。
月平均にすると5,957円になります。
毎月の電気代削減率は31.2%。
詳細は戸建ての電気代を月平均5,957円削減した方法を解説【実データあり】で解説しています。

長州産業、パナソニック、Qセルズの設置費用比較

各メーカーの出力1kwあたりの設置費用見積り(工事費込み)は以下の通りでした。
発電効率が異なりますので一概に高い安いは判断できませんが、初期費用の差としては割と大きな金額になります。
- 長州産業:216,980円
- パナソニック:320,481円
- Qセルズ:220,980円
長州産業、パナソニック、Qセルズの実際の設置費用見積り書の比較は太陽光発電の設置費用を比較【パナソニック・長州産業・Qセルズ】で解説しています。

太陽光発電は曇りや雨でも発電する?

結論から言うと、1日中雨が降っていても、発電量がゼロにはなりません。
理由は、たとえ雨が降っていて太陽の光が弱くても、弱いなりにきちんと発電するからです。
多少の雨ならば、昼間使う電気くらいはまかなえてしまうことも多いです。
曇りや雨での発電については太陽光発電は雨や曇りでも発電しますか?【2019年8月の実データで検証】で解説しています。

後付け太陽光発電の申し込み~工事
後付けで太陽光発電を始める具体的な手順

わが家は太陽光発電を後付けするにあたり、以下の手順ですすめました。
- 補助金制度のチェック
- 見積もり、販売店と契約(ソーラーローンの申し込み)
- 再生可能エネルギー電子申請(買取価格の決定)
- 太陽光発電システムの工事
- 発電開始
詳細は後付け太陽光発電の売電開始に必要な手続きを完全解説!【我が家の実例】で解説しています。

太陽光発電は出力10kw以上と未満ではどちらが得?

太陽光発電は、出力10kw以上と未満で区分が変わってきます。
10kw未満は住宅用、10kw以上は産業用という扱いになり、固定価格での買取期間(10年or20年)と、買取価格が変わってくるのです。
悩むのは10kw未満、以上のどちらも選択可能な場合。
例えば9.8kwなど、あえて10kw未満に抑えておいたほうがいいのか、それとも10kw以上にしたほうがいいのか、どちらのほうが利益が出やすいかを検討しなければなりません。
我が家の太陽光発電12.5kwで試算したところ、20年間トータルの利益では、10kw以上のほうが10kw未満に比べて約30%多い結果となりました。
実際の利益額シミュレーション結果は以下のとおりです。
- 10kw未満:1,869,642円
- 10kw以上:2,665,097円
太陽光発電の10kw以上と10kw未満の比較は太陽光発電10kw未満と以上はどちらが得かを、実際の見積もり金額で徹底比較!次の記事で解説しています。

売電は、全量買取と余剰買取のどちらが得?

結論は現在の売電単価状況だと「余剰買取」の一択です。
電力会社に電気を売るよりも、発電した電気を自分の家で使って電気をできるだけ買わないほうがメリットがあります。
発電した電気を全量買い取ってもらったほうがいいのか?それとも自家消費して余った分だけ買い取ってもらうほうがいいのかの具体的な比較は、太陽光発電は「全量買取」と「余剰買取」のどちらを選べば正解?で解説しています。

おすすめ太陽光発電メーカー「長州産業」の保証内容

我が家が導入した長州産業の太陽光発電システムには以下3点の保証が無料でついてきます。
- モジュール出力25年保証
- 構成機器15年保証
- 施行10年保証
「長州産業」の太陽光発電システムの保証内容の詳細は【長州産業の太陽光発電】業界ナンバーワンの長期保証の内容とは?で解説しています。

ソーラーローンの申し込み手順、金利、審査

我が家は頭金なしの全額ローンで太陽光発電を開始しましたが、ローンは信販会社アプラスの「ソーラーローン」を使いました。
手続きは特にむずかしくなく、審査もだいぶ緩めな印象です(これには理由があります)
詳細は【アプラスソーラーローン】3つの手順と金利、審査上限レビューで解説しています。

後付け太陽光発電の工事の流れ実例

我が家の場合、太陽光発電システムの実際の工事は以下の流れで行われました。
- 足場組み立て
- 太陽光パネル取り付け
- パワーコンディショナー取り付け
- 送信ユニット等の取り付け
- 自立運転コンセントの取り付け
- 足場解体
工事の流れについては後付け太陽光発電の工事の流れと所要時間を完全解説!【我が家の実例】で解説しています。

太陽光発電を導入すると使える便利な設備レビュー
太陽光発電の非常用コンセント

停電時にパワーコンディショナーを「自立運転モード」に切り替えると、発電した電気を非常用電源として使用することが可能です。
蓄電池がなくても、日中晴れていれば1500Wまでの電化製品の使用が可能になります。
停電時にも電気を使える非常用コンセントについては太陽光発電の非常用コンセントを停電時に使用する手順【蓄電池なしで冷蔵庫もOK】で解説しています。

売電額、買電額などがわかる長州産業カラーモニター

我が家が導入した長州産業の太陽光発電は、Windows10のタブレットを使用して、電気の買電量、売電量、消費量、電力自給率が確認でき、さらにおおよその売電額、買電額もひとめでわかります。
グラフ、カレンダー、ランキング表示といった画面も用意されていて、家の電気の状況を色々な角度から検証可能です。
太陽光発電を導入すると、どんな数字をモニターできるようになるのかは【CMCS-P03T レビュー】長州産業の太陽光発電タブレットを徹底解説!で解説しています。

エコキュートのソーラーチャージ機能(太陽光発電でお湯を沸かす)

ソーラーチャージ機能とは最近のエコキュートについてくる機能です。
普通は夜間にお湯を沸かして電気代を節約するのがエコキュートですが、太陽光発電で作った電気で昼間にお湯を沸かすのが「ソーラーチャージ」になります。
条件さえ整えば、積極的にソーラーチャージ機能を使うことで、ただでさえ安いオール電化の電気代をさらに削減することができます。
太陽光で発電した電気でお湯を沸かす、エコキュートの「ソーラーチャージ機能」については 【レビュー】パナソニック エコキュートの「ソーラーチャージ」機能で電気代は削減できる?で解説しています。
