後付け太陽光発電

後付け太陽光発電は曇りや雨でも発電しますか?【結果:24.8kW発電】

後付け太陽光発電は曇りや雨でも発電しますか?【結果:24.8kW発電】
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  • 太陽光発電は雨や曇りでも発電しますか?
  • 曇りや雨の日の実際の発電量を知りたい

今日の記事はこういった疑問に答えます。

雨に濡れる女性

結論から言うと、1日中雨が降っていても、発電量がゼロにはなりません。

雨が降った日の平均発電量は24.8kWhでした。
雨が降らない日の1日の平均発電量が56.2kWですので、晴れた日に比べて平均して66%ほど発電量が少ない計算になります。

たとえ雨が降っていて太陽の光が弱くても、弱いなりにきちんと発電することがわかりました。

今日の記事は、我が家の2019年8月の発電実績を例に、曇りや雨の日に太陽光発電がどの程度発電するのかをご紹介します。

天気が悪い日の太陽光発電の実際の発電量を知りたいかたは必見です。

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我が家の太陽光発電 雨の日の発電実績【2019年8月】

2019年8月は雨の日が9日間あり、最も発電しなかった日の発電量は10.6kWhでした。

ちなみに晴れた日で、最も発電した日の発電量は64.7kWhでした。

 

まずは基本スペックをおさらい

我が家の太陽光発電の基本スペックは以下のとおりです。

  • 長州産業(CIC)単結晶モジュール「CS-250K11H」(変換効率16.8%)
  • 出力容量12.5Kw(パネル50枚)
  • 導入価格:2,714,947円(1kwあたり217,196円)
  • パネルの傾斜角:14度
  • パネルの設置向き:南西
  • 地域:平成25年改正版次世代省エネルギー地域区分の5地域に該当
  • 買取方式:余剰買取
  • 買取単価:18円/kWh
  • 電気料金プラン:東京電力スマートライフL(時間帯別電気料金:1~6時は17.46円/kWh、それ以外は25.33円/kWh)

 

2019年8月の天候、発電量、売電額一覧

2019年8月の中で、雨が降った日だけを抜き出してみました。

雨が降った日は9日間ありましたが、ずっと雨だった日もありますし、時折晴れ間が見えた日もありました。

スクロールできます
日付 9時 12時 15時 発電量(kWh) 売電額(円)
8/14 曇り 20.7 224
8/15 曇り 曇り 29.6 370
8/16 曇り 晴れ 37.2 439
8/20 曇り 曇り 19.1 188
8/21 晴れ 曇り 36.6 601
8/22 16.0 160
8/23 曇り 曇り 35.5 494
8/28 曇り 18.3 206
8/30 曇り 10.6 83
合計  –  –  – 223.6 2,765
平均  –  –  – 24.8 307

 

雨が降った日の平均発電量は24.8kWhでした。

雨が降らなかった22日間の発電量合計が1238.1kWhで、1日の平均発電量が56.2kWhですので、雨が降った日は、晴れた日に比べて平均して66%ほど発電量が少ない計算になります。

逆に言うと、雨、曇りの日は全く発電しなさそうなイメージがある太陽光発電ですが、雨が降った日でも、晴れの日の3割強くらいは発電するということです。

これって意外に多いなと思いませんか?

ちなみに発電した電気をまず自家消費してから、余った分だけを売電する「余剰売電」の契約のため、表の売電額は発電した電気をすべて売却した金額ではありませんのでご注意ください。

 

特徴的な4日間の詳細を深堀り

雨が降った9日間のうち、特徴的な以下の4日間について深堀りします。

  • 8/16と8/21・・・晴れ間が見えた時があった
  • 8/22・・・昼間ずっと雨
  • 8/30・・・8月の最低発電量を記録した日

 

晴れ間が見えた8/16

9時ごろは雨、12時には曇りに変わり、15時は晴れていました。
一日の発電量グラフをみても、午前中は優れませんでしたが、曇り→晴れに変わっていった13~14時代に5kWh以上発電して盛り返しました。

8/16の数値データです。
雨が降った日でも晴れ間が2時間以上見えれば、消費量を発電量が上回り、電力自給率は余裕で100%です。

8月16日の発電データ

 

晴れ間が見えた8/21

晴れ間が見えたもう1日は8/21でした。
9時ごろは晴れ、12時ごろは曇り、15時ごろは雨となり、8/16とは逆にだんだん天気が崩れていった日でした。

グラフも天気通り、午前中は3時間ほど5kWhを超えて発電しましたが、午後になって急速に発電量が減っています。

8/21の数値データです。
この日は家族全員で出かけていて昼間電気を使っていないので、消費量が10.2と少な目です。そのおかげで売電額が600円を超えました。

 

晴れ間が見えた8/16、8/21に共通していることは、雨が降った日でも最低2時間くらい晴れ間が見えると、発電量合計は30kWhを超えてくるということです。

8月の電気消費量は多くても1日あたり25kWh程度のため、1日の発電量が30kWhを超えていればわりと余裕で電力自給率が100%になります。

 

昼間ずっと雨だった8/22

続いて昼間ずっと雨だった8/22を詳しくみていきます。
ずっと雨でしたが、10時~12時は発電量2kWhくらいで推移し、13時代には3kWhに迫ろうかという勢いでした。

8/22の数値データです。
さすがにずっと雨だと消費量を上回る電力を生み出すことはできず、自給率は86%に留まりました。
ただそれでも、雨にも関わらず8割を超える電力自給率なのです。
雨だと発電しないイメージがある太陽光発電ですが、消費量の8割以上を雨でもまかなえているのは予想をくつがえす素晴らしい結果だと言えます。

また、買電額249円から売電額160円を引いた額は89円でした。

電力会社に1日89円しか支払わなくて良いため、たとえ雨の日でも太陽光発電は電気代削減に貢献してくれることがわかりました。

 

最も発電しなかった8/30

最後に8月の最小発電量を記録した8/30です。
午前中雨で、お昼ごろ曇りになり、午後にまた雨が降り出した日です。
雨が上がったタイミングで雲が薄くなったのか、なんとか11時~14時は1kWhを超える発電量をたたき出しています。
しかし全体的に低調で、1日の発電量は10.6kWhに留まりました。

8月30日の発電グラフ

8/30の数値データです。
さすがは最低発電量を記録した日です。自給率は70%を切ってしまいました。

おもしろいのは、昼間ずっと雨だった8/22よりも、雨が上がった時間帯があった8/30のほうが発電量が少ないことです。

このことからわかるのは、単純に雨が降った日は発電しない、というわけではなく、雲の厚さが重要だということです。
8/22よりも8/30のほうが1日を通して重い雲が広がりどんよりしていました。
そのことが太陽の光を遮り、発電の妨げになったのだと考えます。

 

【まとめ】たとえ雨が降っても10kWh以上は発電します

今日の記事をまとめます。

  • 雨が降った日の平均発電量は24.8kWh。
    雨が降った日は、晴れた日に比べて平均して66%ほど発電量が少ないです。
    ただ逆に考えると雨、曇りの日でも晴れの日の3割強くらいは発電します。
    天気が悪い=発電量ゼロではないのです。
  • 雨が降った日でも最低2時間くらい晴れ間が見えると、電力自給率は100%を超えます。
    2019年8月で電力自給率が100%を下回った日は8/20、8/22、8/30の3日間だけだったので、電力自給率が100%を下回る確率はおよそ9.7%になります。
    ただしこれは電力消費量が少なく、発電量も多めの8月だからだとも言えます。
    暖房の電力消費量が高く、日照時間も短い冬の場合は、電力自給率はもう少し悪くなるでしょう。
  • 発電量は、単に雨が降っていたら少なくなるというわけではなく、あくまで雲の厚さが重要だということです。現にずっと雨だった8/22よりも8/30のほうが発電量が少なかったです。こちらの記事でも触れましたが、太陽光発電においては降水量よりも日照時間のほうが大事ということを裏付ける結果となりました。

私も実際に太陽光発電を導入する前までは、雨の日は全く発電しないのだろうと思っていました。

しかし、実際には雨の日でも低調ですが発電してくれるので、電気代の削減という意味では多いに家計に貢献してくれています。

天候はそれほど大きなリスク要因ではありません。天候が悪いと発電しないのではないかと危惧しているかたも、あまり心配なさらずに太陽光発電を始めてみることをおすすめします。

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