今日の記事はこういった疑問に答えます。
2023年1月請求分より電気代が急激に高くなりました。
2023年1月の請求額は、上の画像のとおり、過去最高の税込42,020円!
昨年、2022年1月請求分は、2023年1月の980kWhよりも多い1,029kWh使っているのに29,154円でした。
なぜいきなりの4万円超え?
電気代の利用明細を確認するとすぐに理由がわかりました。
電気代請求額の半分以上を占めています。
これらがなければ総額20,000円だったはず。。。
これはまずい!ということで、電気代削減のための対応を実施することに。
行ったのは「太陽光発電の自家消費量を増やして、東京電力から買う電気量を減らす」ことです!
今のところの結論としては、1日だけでも買電額を350円減らすことができました。
電気代が高くてお悩みのかた、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」を減らしたいかたは必見です。
こんな疑問をお持ちのかたは多いと思います。
どこに頼めば安く工事できるかなんて、素人の私達にはわからないですよね?
そんな時は、「太陽光発電の一括見積りサイト」がおすすめ。厳しい審査を通過した安全な工事業者の見積もりを簡単に比較できます。
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「託送料金相当額」と「燃料費調整額」は、使った総電気量に対して課金されます
もう一度、2023年1月請求額の明細をみてみます。
ポイントは、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」は、使った総電気量に対して課金されているということです。
2023年1月は、わが家は980kWhの電気を使いました。
明細を見ると1kWhあたりの単価は以下のとおり。
- 燃料費調整額の単価:12.99円
- 託送料金相当額の単価:9.46円
単価に980kWhをかけると・・・
- 12.99円×980kWh=12,730円
- 9.46円×980kWh=9,270円
となり、使った時間帯に関わらず、単一の単価で電気使用量に対して課金されるのです。
ということは、電気使用量をできるだけ減らすしか、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」を削減する方法はない!ということになります。
太陽光発電の自家消費量を増やして、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」を削減した具体例
生活パターンを変える、家族全員に節電を呼びかける、という、誰かに負担を強いる方法以外に、電気の総使用量を減らすには、太陽光発電を使うしかありません。
そこでわが家は以下を実行しました。
- エコキュートの「ソーラーチャージ」機能を使う。
- 深夜のお湯の沸き上げを抑制する。
- 太陽光が発電している昼間の時間帯にお湯を沸きあげて買電量を減らす。
このあと詳細をご説明します。
エコキュートの「ソーラーチャージ」機能を使って、深夜のお湯の沸き上げを抑制し、太陽光が発電している昼間の時間帯にお湯を沸きあげて買電量を減らす。
「単価40.23円に上がってしまった深夜電力の電気をできるだけ買わない」ために、エコキュートのお湯を昼間に沸かすことにしました。
エコキュートのお湯を昼間に沸かすためには「ソーラーチャージ」の設定が必要です。
「ソーラーチャージ」の設定
- エコキュートのリモコンの「メニュー/戻る」ボタンを押します。
- 「湧き上げ設定」を選択して、決定ボタンを押します。
- 「ソーラーチャージ設定」を選択してから、「決定」ボタンを押します。
- 「決定」を押します。
- 「連続設定」を選択します。
「連続設定」にすると、取消操作をするまでは、毎日昼間に湯を沸かし続けます。
JUN本当は雨予報の日は発電が少ないのでソーラーチャージしないほうがいいのですが、毎日天気を確認するのは面倒すぎるので、あえて連続設定にしました(梅雨時期だけはソーラーチャージは停止する予定です) - 「決定」ボタンを押します。
- 翌日の昼間、お湯を沸かす時間帯を設定します。
最大4時間までで、1時間単位で設定できます。
我が家の場合は、気温も高く、十分に発電する時間帯である10時~14時の間で設定しました。
- 設定完了の確認メッセージが表示されます。
以上でソーラーチャージの設定は完了です。
10時~14時以外にはできるだけ湧き上げをしないように、ダブルピークカットを設定
次に、10時~14時以外の時間帯に、できるだけ沸き上げを行わないように、「ダブルピークカット」を設定します。
- メニュー→沸き上げ設定 を選択します。
- ダブルピークカット設定 を選択します。
- 10時~14時以外の沸き上げをできるだけ停止したいので、「設定1」に4時~10時、「設定2」に14時~1時を設定しました。(1時~4時は設定自体ができません)
JUNこれで、10時~14時と、1時~4時以外での自動のお湯の沸き上げは行われなくなりました。
以上で、昼間の太陽光で発電した電気でエコキュートのお湯を最大限沸かすための設定は完了です。
あとはできるだけ10時~14時の間の晴れが多いことを祈るのみです。
太陽光発電のモニターで確認すると、ソーラーチャージ設定前と設定後の時間帯別の電気使用量の違いは歴然!
ソーラーチャージを行うことで、電気使用量が時間帯によって変わるのでしょうか?
わが家は2023年1月7日にソーラーチャージの設定を行いましたので、設定前の1月6日(金)と、設定後の1月9日(月)をモニターで比較してみました。
ソーラーチャージを行わない場合のグラフ(2023年1月6日)
ソーラーチャージを行わない場合は、深夜の電力単価が安い時間帯に湯を沸かすので、このようなグラフになります。
夜間電力が適用になる1時から3時くらいまで、湧き上げが行われていますので、使用量が増えています。
逆に、8時~15時は、会社、学校に行っていて誰も家にいないので、ほとんど電気を使いません。
発電した電気はほぼ全量、売電されています。
ソーラーチャージを行った場合のグラフ(2023年1月9日)
次に、ソーラーチャージを使用した場合の電気使用量のグラフです。
深夜1~3時の湯沸かし量は減るので、ごらんのとおりグラフがだいぶ低くなりました。
(ソーラーチャージを設定しても、100%深夜の湯沸かしを抑制できるわけではないので、多少は深夜に湯沸かしされます)
逆に、10時~14時は全力で湯沸かしをするため、グラフが一気に高くなっています。
緑のラインが発電量ですが、10時~14時は、発電量を超えて消費はしていません。
10時~14時の湯沸かしぶんの電気は、すべて発電した電気でまかなえていることになり、東京電力から買った電気はゼロです。
買電量は、ソーラチャージ設定後に1日あたり8.7kWhの減少に成功!
次に、1月6日と1月9日の買電量と売電量の比較です。
まずはソーラーチャージ設定前の1月6日。
売電量:27.8kWh、買電量:27.1kWh となっています。
続いてソーラーチャージ設定後の1月9日です。
売電量:16.6kWh、買電量:18.4kWh となっています。
表にまとめると以下のとおりです。
売電量 | 買電量 | |
---|---|---|
1月6日 ソーラーチャージなし |
27.8kWh | 27.1kWh |
1月9日 ソーラーチャージあり |
16.6kWh | 18.4kWh |
電気量の差 | -11.2kWh | -8.7kWh |
- 売電額
11.2kWh減ったので、金額としては18円×11.2で約202円、売電額が減少しました。 - 買電額
8.7kWh減ったので、単価40.23円の電気を買わなかったと仮定すると、40.23円×8.7で約350円電気代が減りました。
太陽光で発電した電気を使うことで、確実に電気代を削減できました!
やはり高騰した電気代の削減には、太陽光発電が強い味方になります。
1か月トータルでどのくらい「託送料金相当額」と「燃料費調整額」を減らすことができたのかは、2023年2月の請求書が届いたら詳しくレポートしたいと思います。
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