後付け太陽光発電

後付け太陽光発電の工事(足場・所要時間など)を完全解説!【我が家の実例】

記事内に商品プロモーションを含みます
  • 太陽光発電の工事はどのくらいの時間で終わる?
  • 後付け太陽光発電のソーラーパネルを組む時には、足場の設置が必要?
  • 後付けで太陽光発電を載せる際の、工事の全体的な流れを知りたい

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

結論から言うと、全体を通して1日あれば終わります。

太陽光パネルだけなら半日もかかりません。

わが家の場合、具体的な工事の流れは以下のとおりでした。

  1. 足場組み立て
  2. 太陽光パネル取り付け
  3. パワーコンディショナー取り付け
  4. 送信ユニット等の取り付け
  5. 自立運転コンセントの取り付け
  6. 足場解体

 

今日の記事は太陽光発電を後付けする場合の、実際の工事の流れを我が家の実例を元にご紹介します。

太陽光発電を載せる場合に実際にどのような工事が行われるのか気になっているかたは必見です。

太陽光発電を検討中のかたへ
太陽光発電一括見積もりサイト3選
太陽光発電を始めてみたいけど、どこに相談すればいいの?

こんな疑問をお持ちのかたは多いと思います。
どこに頼めば安く工事できるかなんて、素人の私達にはわからないですよね?

そんな時は、「太陽光発電の一括見積りサイト」がおすすめ。厳しい審査を通過した安全な工事業者の見積もりを簡単に比較できます。

以下は豊富な施工実績のある一括見積りサイト3選です。

  • グリエネ
    リフォーム大手のリショップナビを運営する東証プライム上場企業の見積もりサイト。加盟会社が多く、サイト上で日本全国の販売施工会社情報の検索も可能です。
  • ソーラーパートナーズ
    NHKに取材された実績もあり信頼性抜群。中間マージンが発生しない、全国600社以上の自社施工の会社だけを厳選しているのが特徴です。
  • タイナビ
    楽天リサーチのサイト評価で3冠(見積価格、施工品質、アフターフォロー)を受賞した実績アリ。

わが家と同じように「ソーラーローン」を使えば頭金ゼロで始められます。

JUN
JUN
太陽光発電は、設置するだけで売電による収益と電気代削減が続くおすすめの設備。電気代高騰の今こそ利用価値大です!

 

後付け太陽光発電の工事の流れ

発注してから、約半年後に工事となりました。

 

太陽光発電は申し込んですぐに売電できるわけではありません。約半年かかります。

私も全く知らなかったのですが、太陽光発電は申し込んですぐに売電開始、となるわけではありません。

販売店さんに注文をしてから、電力会社の認可が下りるまで、約半年かかります。

我が家の場合は注文してから約6か月後に実際の工事を行いました。

すぐに工事を行ってもいいのですが、太陽光パネルは経年劣化しますので、売電の許可が下りる直前で工事をするのがベストな選択です。販売店さんに教えてもらいました。

 

実際の工事は以下の流れで行われました。

  1. 足場組み立て
  2. 太陽光パネル取り付け
  3. パワーコンディショナー取り付け
  4. 送信ユニット等の取り付け
  5. 自立運転コンセントの取り付け
  6. 足場解体

 

【太陽光発電後付け工事①】まずは足場を組み立てます。

太陽光発電の足場写真

太陽光発電システムの工事の前々日に、写真のように屋根に上るための足場組みの工事がありました。

私の家は平屋なので、比較的高さの低い足場になります。

足場を組む作業は2時間もかからずに終わりました。

もし二階建ての家や、もっと勾配のきつい屋根などの場合は、足場のサイズや構造が複雑になるため、もう少し大掛かりになり、組み上げ時間も長くなる可能性が高いです。

 

足場が組んである間は、駐車場が使えなかったり、入口付近が狭くなったりでやや不便です。

しかし太陽光発電システムの工事を含めてたった3日程度の我慢ですので、それほど苦ではありませんでした。

 

【太陽光発電後付け工事②】太陽光パネル取り付け

足場を使って、50枚の太陽光パネルが次々に屋根に上げられていきます。

実際には4名の作業員のかたに作業していただきました。

 

「キャッチ工法」による太陽光パネルの取り付け

我が家の屋根は、ガルバリウム鋼板(縦ハゼ葺き)で、角度14度の片流れです。

そこに50枚の太陽光パネルを敷き詰めてもらっています。

 

取り付けは「キャッチ工法」と呼ばれるもので、屋根に穴をあけないで取り付ける手法とのことです。

屋根に穴をあけないので、雨漏りなどのリスクが低減します。

写真のとおり取り付け金具を縦葺に挟んで固定します。

縦葺キャッチ工法についてはセキノ興産さんのウェブサイトで詳しく紹介されています。

http://www.sekino-reform.jp/solar/yaneshindan/kouhou_04.html

 

 

【太陽光発電後付け工事③】パワーコンディショナーの取り付け

パワーコンディショナー二基は写真のような感じで取り付けていただきました。

我が家のパワーコンディショナーの型番はSSITL55C1CSで、接続箱一体型です。

目立たない場所なので家の外観を損ねることがありませんでした。

 

パワーコンディショナーとは?

パワーコンディショナーは、太陽光で発電した直流の電気を、家庭内で使用できる「交流」に変換するための機器です。

 

 

【太陽光発電後付け工事④】送信ユニット等の取り付け

送信ユニットの写真

パントリー上部の分電盤の隣に、送信ユニット「MCSM-P03」(写真左下)と、パワーコンディショナーの操作リモコン「RC-303」(写真左上)を取り付けてもらいました。

https://hiraya.style/doma

 

下図は送信ユニット「MCSM-P03」の付属マニュアルを撮影したものです。

太陽子発電システムで発電した電気をまず自家消費して、余った電気だけを電力会社に売電する「余剰買取」の場合は、下図のような構成になります。
(発電した電気をすべて電力会社に売電する「全量買取」の場合は、宅内消費用の設備はありません)

我が家は余剰買取を選択しているため、接続箱がないこと以外はこちらの図とほぼ同じ構成になっています。

送信ユニット「MCSM-P03」と、カラーモニターは、自宅のインターネット無線LANルーターにWi-Fi(2.4GHz)で接続します。
(無線環境がない場合は有線LANでの接続も可能です)

我が家の場合はバッファローの無線LANルーターが設置済みなので、無線LANルーターを使用してWi-Fi接続します。

工事日にはカラーモニターはもらえませんでした。

後日、電力会社との実際の連携が始まる際に販売店さんが太陽光発電全体の使用方法の説明にきてくれるそうで、カラーモニターはその時にお持ちしますとのことでした。

 

*追記
結局、無線LANルーター経由での接続は行いませんでした。

 

 

【太陽光発電後付け工事⑤】自立運転専用コンセントの取り付け

パワーコンディショナーを自立運転モードに切り替えると、太陽光で発電した電気を、自立運転モード専用のコンセントで使うことができます。

昼間、長時間の停電があった際に、自立運転モードに切り替えることで、自立運転専用コンセントから供給される電量で電気製品を使うことができるわけです。

 

自立運転時に使用する専用コンセントは、キッチンの背面収納のところに取り付けてもらいました。

太陽光発電のコンセント

 

 

間取り図的には赤丸のあたりになります。

 

この場所にしたのは施工会社さんのおすすめでした。

昼間、長時間の停電があった際に一番困るのは冷蔵庫だそうです。

確かに、冷蔵庫の近くに自立運転コンセントを設けておけば、停電時も冷蔵庫を稼働させることができ、生鮮食品などを腐らせることがありません。

皆さんも自立運転専用コンセントを取り付けるなら、キッチンの周辺をおすすめします。

 

 

【太陽光発電後付け工事⑥】足場解体

足場については施工会社が別ですので当日は撤去しませんでした。

週明けにすぐに解体してくれました。

 

 

足場の設置と解体を除いた、太陽光発電の工事にかかる時間は約4時間ほどでした。

太陽光パネルの取り付け、パワーコンディショナーの取り付け、送信ユニットとリモコンの取り付けは、約4時間ほどで終了しました。

土曜日の朝の9時ごろからスタートして、13時ごろには終わっていました。

1日かかると最初は言われていたのですが、実際には半日かからないくらいで終わりました。

工事中に確認があったのは、さきほど紹介した送信ユニット、パワーコンディショナーのリモコン、停電時に使用するコンセントの取り付け位置だけでした。

他には特に大きなトラブルもありませんでした。

案外あっけなく終わったなという印象です。

 

 

【まとめ】太陽光発電の工事は1日で終わるのでお手軽です

今日の記事をまとめます。

  • 太陽光発電システムはすぐに売電が開始できるわけではありません。
    我が家の場合は電力会社への連携申請が受理されるまで約半年かかりました。
    太陽光パネルは経年劣化がありますので、電力会社の連携許可の目途がたってから工事を行いましょう。
  • 我が家は屋根に穴をあけない「キャッチ工法」で取り付けていただきました。
    雨漏りリスクが低減するためおすすめです。
  • 足場の組立、解体は太陽光発電システムの工事日とは別の日に行っていただきました。
  • 太陽光パネル載せ、パワーコンディショナー取り付け、送信ユニット、リモコン、コンセントの取り付け含めて4時間程度で作業完了しました。
    案外早く終わります。

太陽光発電システムの取り付け工事は、もっと大掛かりで時間もかかるのかと思っていましたが、足場も含めてトータル8時間くらいの作業で終わりました。

何日もかかるのでは、工事立ち合いの問題などもあり日常生活に支障をきたしますが、実質1日で終わるので、ほとんど負担は感じませんでした。

私の家が平屋で比較的勾配がきつくない屋根だったことも、工事時間がかからなかった要因とは思いますが、思っていたよりも簡単に終了した感がとても強いです。

後付けで太陽光発電システムを載せたいが、工事の手間などを考えて二の足を踏んでいるかたも心配はいりません。
今日ご紹介したように大きな負担なく取り付けられますので、ぜひ太陽光発電にチャレンジしてみてください。

太陽光発電を検討中のかたへ
太陽光発電一括見積もりサイト3選
太陽光発電を始めてみたいけど、どこに相談すればいいの?

こんな疑問をお持ちのかたは多いと思います。
どこに頼めば安く工事できるかなんて、素人の私達にはわからないですよね?

そんな時は、「太陽光発電の一括見積りサイト」がおすすめ。厳しい審査を通過した安全な工事業者の見積もりを簡単に比較できます。

以下は豊富な施工実績のある一括見積りサイト3選です。

  • グリエネ
    リフォーム大手のリショップナビを運営する東証プライム上場企業の見積もりサイト。加盟会社が多く、サイト上で日本全国の販売施工会社情報の検索も可能です。
  • ソーラーパートナーズ
    NHKに取材された実績もあり信頼性抜群。中間マージンが発生しない、全国600社以上の自社施工の会社だけを厳選しているのが特徴です。
  • タイナビ
    楽天リサーチのサイト評価で3冠(見積価格、施工品質、アフターフォロー)を受賞した実績アリ。

わが家と同じように「ソーラーローン」を使えば頭金ゼロで始められます。

JUN
JUN
太陽光発電は、設置するだけで売電による収益と電気代削減が続くおすすめの設備。電気代高騰の今こそ利用価値大です!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。