今日の記事はこういった疑問に答えます。

TOTOベッセルタイプ洗面台LS911CRレビュー
私は2018年12月に平屋を新築しました。
洗面所にはTOTOベッセルタイプ洗面台LS911CRを採用しました。
今日の記事ではTOTOベッセルタイプ洗面台LS911CRの実際の使い勝手を詳細にレビューしたいと思います。
これから家を建てるかたや、洗面所のリフォームを考えているかたは必見です。
TOTOベッセルタイプ洗面台LS911CRレビュー

掃除の手間を最大限減らせるデザインです。
TOTO LS911CRの全体的なデザイン

排水口が奥にあるタイプの洗面器で、一見しただけでは排水口がどこかわからないデザインです。
だいたい普通の洗面器は真ん中あたりに丸い排水口がついていることがほとんどですよね。
LS911CRは見た目からしてその普通っぽさがないところが良いです。
さらに、直線的なデザインで無駄なラインがなく、長く使っても飽きにくい形状だと言えます。
LS911CRの横幅は600mm、奥行は323mm

サイズは上図のとおりです。
横幅が600mm、水が流れる部分としても535mmあるので、けっこう広いと感じます。
子どもが手洗いしても水が周囲に飛び散るようなことはないので、十分な大きさです。
水栓は本体から出るタイプ
洗面器選びの条件のひとつに、「水栓が洗面器から出るタイプ」というのがありました。
下記は同じTOTOさんのLS902というベッセル式手洗器の画像です。
ご覧のとおり水栓が出ているところは、洗面器ではなく、洗面台になります。
TOTOさんウェブサイトより引用
冬場に、冷たい水が水栓を通って出てきた場合、水栓本体の温度が下がります。
すると、水栓付近の空気が冷やされ、空気中の水蒸気が水栓に付着して結露が発生する可能性があります。
結露で発生した水分は、当然下に流れていきますよね。
水栓が洗面台からでていると、その落ちてきた水分は直接洗面台に流れ落ちることになります。
これが嫌だったんです。
あなたもみたことないですか?
飲食店のトイレなどで、結露した水栓の根本が水びたしになっているのを。
LS911CRのように洗面器から水栓がでているタイプであれば、もし結露が発生したとしても、水分が落ちる先は洗面器です。

もし水滴が垂れても、上の写真の赤枠のあたりにたまるだけのため、洗面台へのダメージはありません。
掃除をするにしても洗面台よりははるかに簡単です。
排水口の汚れが目立たない、掃除がしやすいデザイン

LS911CRのデザインで気にいっているところは、「排水口の汚れが目立たない」ところです。
ご覧のとおり排水口は奥側にあるため手前側からは見えません。
当然、排水口の汚れが目立たないわけです。
洗面所はパブリックゾーンだと考えている我が家にとって、お客様が使用する可能性のある場所の汚れが目立たないことは重要です。
また、排水口は横長の直線で構成されているため、パーツを外したりすることなくそのまま掃除することができます。
こんな感じで5つ穴が開いています。
非常にシンプルで、掃除の手間も最小限です。

排水口へは傾斜がしっかりついているので、水キレも良いです。
ラクに掃除するには形状がシンプルであることが最重要。
複雑な凹凸がある製品はそれだけで掃除の負担が増えます。
ただし、排水口が穴5つだけ、という構造のため、「排水口に栓をして水を溜める」という使い方はできません。
我が家は「水を洗面器に溜める」シチュエーションはないのでまったく困っていませんが、一応考慮したほうがいい点です。
以上、LS911CRの実機レビューでした。
シンプルなデザインが好みのかたにはぴったりの洗面台になります。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
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