平屋の実例

【平屋の実例】モルタル仕上げ玄関の2つのデメリット

モルタル(コンクリート)仕上げ玄関のメリット・デメリット
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  • 玄関の仕上げをタイル張りにしようか、モルタルにしようか迷っています。
  • 玄関がモルタル仕上げの家に住んでいる人の口コミを聞きたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

結論から言うと、モルタル仕上げにすると掃除の手間がかからないシンプルな玄関になります。   

本記事の内容
  • モルタル仕上げ玄関レビュー
  • モルタル仕上げ玄関のデメリット
  • モルタル仕上げ玄関のメリット

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

玄関の床材仕上げは、モルタルを選択しました。

理由は減額のため、ですが、これが意外に良い方向に行ったかなと考えています。

今日の記事ではモルタル仕上げのメリット、デメリットを深掘りします。

玄関の床材で悩んでいるかたは必見です。

JUN
JUN
平屋のカタログをサクっと集めたいかたは次の記事が参考になりますよ。

モルタル仕上げ玄関レビュー

モルタル玄関

我が家のモルタル仕上げの玄関をご紹介します。

 

玄関の間取り図です。

玄関の間取り

 

タイルなどは1枚も使っておらず、外も中のたたきもすべてモルタル仕上げになっています。

 

 

玄関引き戸の下部を接写してみました。

モルタル玄関

我が家の玄関引き戸は木製で、造作のオリジナルになります。

オリジナルのため、非常に存在感があります。

ですので、モルタル仕上げのシンプルさが、かえって玄関引き戸を際立たせることに役立っている気もします。

タイルにしていたら、少しうるさくなりすぎたかも知れません。

 

ちなみに土間コンクリートは、1㎡あたり6,500円で施工していただきました。

JUN
JUN
タイル張りに比べて安価なことはメリットだと思います。

 

 

 

モルタル仕上げ玄関のデメリット

モルタル仕上げのデメリットは以下の2点です。

  1. ひび割れのリスクが高い
  2. (人によっては)安っぽく見られる

 

(1)ひび割れのリスクが高い

我が家のモルタル仕上げ玄関

モルタルはタイル張りの玄関に比べて、ヒビ割れのリスクが高いです。

これは素材の特性上仕方がないところです。

モルタルは乾燥によって収縮します。

収縮することで形が変化し、それをきっかけにヒビが入ることがあるそうです。

今のところ我が家の玄関は目立ったヒビ割れはありませんが、経年劣化とともにヒビ割れは起こることは覚悟しています。

ヒビ割れも味、と思うくらいの気構えが必要です。

 

(2)(人によっては)安っぽく見られる

我が家はタイル張り(アレス300角)を最初提案されましたが、予算が厳しくなってきて減額の必要が出てきた際に、モルタルに変更しました(マイナス12万円の減額効果)

高級感、という意味ではタイル張りのほうが高いことは事実です。

高級感を求めるのであれば、タイルにしておいたほうが無難でしょう。

 

ただ、一口に高級感といっても主観の問題で個人差があります。

人によっては素地のままであるモルタル玄関をみて、単に仕上げをしていない安っぽい玄関、と思われる場合もあります。

逆に余計な装飾を加えていないシンプルなところにカッコよさを感じる人もいます。

世代間でも差があるように感じていて、特に自分達よりも上の世代はタイル張りを好み、若い世代はシンプルなモルタルに抵抗がない人が多い気がします。

結局は好みの問題ですが、高級感を求めるならタイル、機能性重視ならモルタルでしょうか。

JUN
JUN
シンプルな玄関が好き、と言う人にはモルタルをおすすめします。

 

モルタル仕上げ玄関のメリット

モルタル仕上げのメリットは以下の3点です。

  1. 掃除がラク
  2. 木製玄関と相性の良いシンプルさ
  3. 価格が安い

 

(1)掃除がラク

我が家の基本コンセプトは「時短を叶える家づくり」です。

シンプルなモルタルの玄関は、掃除の手間がかかりません。

タイルの場合は、目地や継ぎ目にたまった汚れの掃除が必要になります。

ご覧のとおり、モルタル仕上げは凹凸がなく平面です。
ホウキでサっと砂や埃を掃き、雑巾がけをすれば掃除完了です。

掃除が簡単で手間のかからないことはモルタル仕上げの大きなメリットです。

 

 

(2)木製玄関と相性の良いシンプルさ

玄関の内外の一体感があり、シンプルなところもモルタルのメリットです。

我が家の木製引き戸の玄関扉との相性もよく、このシンプルさが逆におしゃれだと感じます。

木製の建具というのは、それ自体がとても個性的で存在感があります。

主張の強い木製の玄関扉には、タイルよりも、モルタルのシンプルさを合わせたほうがしっくりくるのではないかと感じます。

木製玄関ドアを採用している家は、床はモルタル仕上げにするとタイル張りよりも意外におしゃれに見えるのでおすすめです。

 

 

(3)価格が安い

モルタル仕上げはタイル張りに比べて価格が安いです。

さきほどデメリットのところでも述べたとおり、タイルからモルタル仕上げに変更で約12万円の減額効果が出ました。

結構大きな金額差ですよね。

時短をコンセプトにした我が家にとっては、掃除がしやすくシンプルなモルタルは、タイル仕上げよりもコンセプトに合致していると考え、今思えばちょうどよい選択だったように感じます。

機能的に差がない部分は安いほうを選ぶ。

単純なことですが、使い勝手を落とさずに建築費用を削減できる考え方です。

 

【まとめ】モルタル仕上げはコスパの良さと機能的なシンプルさが魅力です。

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • モルタルは乾燥によるヒビ割れリスクがあります。
  • モルタル仕上げは人によっては安っぽく感じる場合があります。
    タイルのほうが高級感は高いです。ただ、モルタルのシンプルさにかっこよさを感じるかたもいるので、最後は好みの問題です。
  • タイルに比べて掃除がしやすいのがモルタルのメリット。
    目地や継ぎ目がないため、掃き掃除、拭き掃除ともにラクチンです。
  • 継ぎ目のない見た目のシンプルさもモルタルのメリット。
    木製玄関ドアに合わせるならコテコテしさがないモルタルが意外にイケてます。
  • タイルに比べて費用が安いのもモルタル仕上げの大きなメリットです。
    見た目だけで機能性が変わらないなら安いほうを選ぶのは、建築費用を下げるためのセオリーです。

減額を検討したときは若干悩みましたが、今ではタイルでなくモルタル仕上げにしてよかったと感じています。

玄関掃除は実際ラクですし、9か月住んだ今でもヒビ割れはなく特に困っていることもありません。

シンプルな見た目の玄関が好きなら、モルタル仕上げをおすすめします。

シンプルといえば、最近では無印良品の家も玄関土間はコンクリート仕上げだったりしますね。

無印良品の世界観が好きなかたにも、モルタル(コンクリート)仕上げはおすすめです。

JUN
JUN
平屋のカタログをサクっと集めたいかたは次の記事が参考になりますよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。