エアコン

【ダイキン床下エアコンレビュー】「4つのデメリット」と「3つのメリット」を解説

平屋の床下エアコンレビュー

 

  • 床下エアコンを実際に使用している人の口コミを聞きたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

タップできる目次
  1. 【ダイキン床下エアコンレビュー】「4つのデメリット」と「3つのメリット」を解説
  2. そもそも「床下エアコン」ってなに?
  3. 床下エアコンのデメリット
  4. 床下エアコンのメリット
  5. 【レビュー】我が家の床下エアコンの機種と設置場所
  6. 床下エアコン運転時の室温を実測
  7. 床暖房と床下エアコンの比較
  8. (まとめ)床下エアコンは快適さと低コストを兼ね備えた最強の暖房

【ダイキン床下エアコンレビュー】「4つのデメリット」と「3つのメリット」を解説

結論から言うと、床下エアコンには以下4点のデメリットがあります。

  • 冷房には使えない
  • 暖まるのに少し時間がかかる
  • 家族に反対される
  • 基礎断熱が必須

しかしデメリットを補ってあまりある、以下3点のメリットがあります。

  • エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
  • 足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
  • 壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。
JUN
JUN
足元から暖かく、不快な風が体に直接当たらない床下エアコンは、はっきり言って快適です。

 

本記事の内容
  • そもそも「床下エアコン」ってなに?
  • 床下エアコンのメリット・デメリット
  • 我が家の床下エアコンの機種と設置場所
  • 床下エアコン運転時の室温を実測
  • 床暖房と床下エアコンの比較

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

LDKの暖房には「床下エアコン」を採用しました。

今日の記事では私達の平屋に導入した「床下エアコン」のメリット・デメリットと、実際の室温を計測した結果をご紹介します。

これから家を建てる予定のかたで、床下エアコンに興味があるかたは必見です。

 

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  2. 家づくりにかかる総費用をまとめた「資金計画書」を作成してもらえます。あなたの希望の間取りを実現するためにはどのくらいの費用がかかるのか?事前に知ることで無理のない予算計画が可能になります。
  3. 土地探しから家づくりを始めるあなたには、希望の間取りや敷地の広さなどを考慮した最適な土地探しをサポート。一般には公開していないハウスメーカーが抱えている優良物件の情報提供もあります。

JUN
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そもそも「床下エアコン」ってなに?

「床下エアコン」は、普通のエアコンの風を床下に送り込んで温める方式の暖房です。

 

床下エアコンの仕組み

下図は家を側面から見た図です。
エアコンで床下に暖かい空気を送りこみます。
暖かい空気は自然と上に上がってきて床を暖めます。
特に寒くなりやすい窓際の床にはガラリをつけて、暖気が直接部屋に上がってくるようにします。

 

さらに、基礎のコンクリートはもともと蓄熱しやすい性質をもっています。
蓄熱した基礎は、エアコンを切ったあとも部屋をジワジワと暖めてくれます。

 

床下エアコンの暖気を取り入れるために床にガラリを設置

我が家のガラリはこんな感じです。

隙間にはネットが貼ってあるので小物が床下に落ちる心配はありません。
工務店さんの細かい気配りに感謝です。

 

 

床下エアコンには「基礎断熱」が必須です

床下エアコンを使うためには、「基礎断熱」が必須です。

基礎断熱とは、下図のように、基礎のコンクリート自体を断熱材(赤で囲んだ部分)で覆い、基礎コンクリートに熱を伝わりにくくして床下の空間を暖かく保つ断熱手法になります。

床下も部屋の一部とみなすわけですね。

ガラリを外して、基礎の断熱材を撮影してみました。
ネオマファームという断熱材を使っています。
外気の冷たさが床下に入ってくるのを防いでくれています。

床下エアコンは床下も部屋の一部として暖める必要があるため、基礎断熱であることは絶対条件になります。

JUN
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基礎断熱でない構造の家の場合は、後からリフォームで床下エアコンにしよう、というのは難しいです。

 

 

床下エアコンを成功させるには家そのものの断熱性、気密性が重要

床下エアコンはエアコンつけてすぐに暖かくなる、といった類の暖房ではないです。あらかじめ早めに暖房をつけておいて、下からジワジワ暖まる感じです。

そのため、暖めた空気が逃げないよう、家そのものが高気密、高断熱である必要があります。

隙間風スースー状態では効率よく暖めることができません。
最悪の場合、せっかく床下エアコン入れたのに全く暖かくない! といった事態にもなりかねません。

床下エアコンを実際に建てた経験のある施工会社、工務店さんに依頼すれば安心です。

うちの場合、設計は設計事務所ですが、施工は高気密、高断熱に非常に力を入れていて、なおかつ床下エアコンを何棟も採用したことのある工務店さんに依頼しました。

最終的には、UA値0.6、C値0.8(実は玄関引き戸でに気密対策をする前はC値1.4でした。。。このあたりについては玄関の記事をご覧ください。

【WEB内覧会】木製引き戸の玄関【気密性を高める方法も解説】
【WEB内覧会】木製引き戸の玄関【気密性を高める方法も解説】引き戸玄関のメリット、デメリットを知りたくありませんか? 本記事では我が家の木製玄関引き戸のメリット・デメリットをご紹介しています。これから家を建てるかたで引き戸の玄関を検討しているかたはぜひ記事をご覧ください。【ヒラヤスタイル】...

 

UA値は建物の外壁や開口部などから逃げる熱量を計算したもので、値が小さいほど熱が逃げにくいです。
C値は気密性、つまり家にどれだけ隙間があるか?ということを示す値です。
UA値、C値について詳しく知りたい人は下記メモを参考にしてみてください。

UA値とは?

外皮平均熱貫流率(UA値)は、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。
つまり、熱損失の合計を外皮面積で除した値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

ホームズ君よくわかる省エネ より引用

C値とは?

C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
C値の測定は、実際に建てられた建物内で、専門の気密測定試験機を使って行います。数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。例えば、延床面積が40坪(132m2)の場合、C値が5.0なら隙間面積は660cm2(はがき約4.5枚相当分)、C値が2.0なら隙間面積は264cm2(はがき約1.8枚相当分)です。

SUUMO(スーモ)住宅用語大辞典 より引用

 

 

我が家の断熱性と気密性は床下エアコン採用にギリギリ合格レベル?

UA値0.6とC値0.8は、超高断熱高気密住宅か? というとそうではありません。

松尾 和也さんの著書「ホントは安いエコハウス」には以下のとおり書かれています。

床下エアコンは、断熱にさほど興味のない工務店も引き付ける魅力を持っているようです。実際、たくさんの工務店が見よう見まねでまねしています。しかし、1台のエアコンで満足した効果が得られるのは、最低でも旧IV地域においてQ値1.9以下、C値1以下で、できれば南からな日射取得を多くし、東西北面の窓は小さくするといった基本ができた上での話です。基本ができていないのに、この方式だけまねしても効果を期待することはできません。

JUN
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UA値0.6はQ値に換算すると2.0くらい、C値は0.8なので、なんとか松尾さんが提唱される床下エアコンの基準ギリギリくらいですが、実際には床下エアコンで十分に暖まる家ができました。

 

 

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床下エアコンのデメリット

デメリット

床下エアコンのデメリットは以下の4点になります。

  1. 夏の冷房には使用できない
  2. 暖まるのに最低1時間はかかる
  3. 知名度が低いため家族に反対されるリスクが高い
  4. 基礎断熱が必須であり、どのハウスメーカー、工務店でも採用できるわけではないこと

 

 

①夏の冷房には(基本的には)使用できない

いいことずくめの床下エアコンですが、冷房には使えません。

なぜなら、冷たい空気は下に落ちるからです。

床下エアコンを冷房で使った場合、冷気は床下にたまったままになるので、床上を冷やしてはくれないのです。

また、床下冷房すると結露のリスクもあり、基礎にカビが生える可能性もあります。

特に、壁掛けエアコンの吹き出し口だけを床下に埋め込んだ場合には、冷たい冷気が床下にたまるだけなので、冷房としてはまったく機能しないと考えたほうがいいでしょう。

 

 

床置形エアコンなら冷房利用も可能だが足元ばかりが冷えて不快

床置形エアコンの吹き出し口調整

わが家のダイキン床置型エアコンには、「吹出切替スイッチ」があります。
このスイッチを「上部のみ」に変更することで、上の吹出口からのみ風を出すことが可能です。

上の吹出口からのみ風を出すようにすれば、床上に冷房を出すことも可能です。

しかしながら、上の吹出口からのみ風を出した場合には、高さ的に足元に冷房が出ることになります。

もともと冷気は下にたまる特性があるため、上の吹出口から冷房を出す使い方だと、どうしても足元ばかりが冷やされることになります。

これはあまり快適ではありません。

 

ということで、我が家の床下エアコンは、冬の暖房のみに使用して、冷房ではいっさい使っていません。

冷房はキッチンの壁の高い位置に取り付けた壁掛けエアコンを使っています。

LDKの冷房用エアコン

高い位置に取り付けた壁掛けエアコンなら、高い位置に冷房を出して、自然に下に冷気が落ちてくるため、部屋全体を快適に冷やすことが可能です。

JUN
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夏用に空調をもう一台用意しなくてはならなくなったので、コストがかさみましたが、床暖房を入れるよりはトータルで低コストなため許容しています。

 

 

②暖まるのに最低1時間はかかる

我が家のLDKは23帖ほどですが、床下エアコンで暖めるには最低1時間はかかる印象です。

床下を暖めて、その熱が上に上がってくることで部屋が暖かくなる暖房ですから、直接部屋を暖める壁掛けエアコンとは特性が異なるからです。

 

我が家は冬になるとダイキンの無線LANアダプターを取り付けてタイマー設定をしています。
毎朝、朝の5時くらいから運転が開始されます。

朝の5時であればまだ夜間電力の時間帯のため、電気代が安く済みます。

5時スタートで、6時くらいには部屋はかなり暖まっています。

タイマー設定をすれば暖まるのに時間がかかるというデメリットはほぼ解消されます。

我が家のように無線LANアダプターを取り付けて外からもスマホ経由で操作できるようにすれば、外出から帰ってくる前に暖房を入れておくという使い方も可能になります。

無線LANアダプターとダイキンのアプリについては次の記事で解説しています。

【ダイキン無線LAN接続アダプターBRP072A44レビュー】エアコンをWi-Fiで外から遠隔操作する手順を解説ダイキンの無線LAN接続アダプターでできることを知りたくないですか? 本記事では無線LAN接続アダプターBRP072A44のレビューをご紹介しています。 無線LAN接続アダプターの具体的な使用方法を知りたいかたはは是非記事をご覧ください。[ヒラヤスタイル]...

 

床下エアコンを24時間稼働したままにする方法もあり

暖まるのに時間がかかる床下エアコンの問題を、タイマー以外で解消するには、24時間床下エアコン暖房を運転したままにする、という方法もあります。

松尾和也さん著「ホントは安いエコハウス」では、床下エアコンの間欠運転と、24時間連続運転では暖房の消費電力は16%しか違わないというシミュレーション結果が記載されています。
もし全館を床下エアコンで暖められるタイプの家であれば、24時間連続運転のほうが多少電気代がかかっても家中どこでもいつでも20℃以上になって快適です。

我が家は平屋で床面積が広く細長い形状のため、床下エアコン1台で暖められるのはLDKだけです。
寝室子ども部屋などにはそれぞれ一番小さなサイズの壁掛けエアコンを取り付けています。プライベートスペースまで床下エアコンを採用する、いわゆる「全館空調」にはしませんでした。

実際、寝室や子ども部屋などは、寝る時しか基本は利用しないため、壁掛けエアコンで、必要な時だけ暖房しています。
実際に我が家はそれで十分と感じています。

以上の理由から我が家の場合はLDKが寒い時だけ使う間欠運転で良いという判断ですが、全館空調にするのであれば床下エアコンを24時間稼働するという選択肢もあります。

 

 

③知名度が低いため家族に反対されるリスクが高い

我が家は当初、LDK和室を床暖房にする予定でした。

しかし、コスト面で断念することになり、代わりに床下エアコンを提案されたときは、正直、「床下エアコン?なにそれ」という感じでした。

そのあと、ネットの情報や、「本当は安いエコハウス」などの本を読んで勉強したところ、これは安いうえに結構イケるかも!と思い、私自身は一気に床下エアコンに心が傾きました。

ただ、妻は最後まで、「そんな聞いたこともないような暖房で本当に大丈夫?寒くないの?」と懐疑的でした。

JUN
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家族の理解が得にくいことは、床下エアコンの隠れたデメリットと言えます。

 

確かに床下エアコンは床暖房ほどの知名度はありません。
建築の勉強をしたことがない人には、全く馴染みのない言葉です。
大手ハウスメーカーでもあまり採用はされていないと思うので、なおさらですね。

だから妻が心配する気持ちもわかりました。

しかし、どうせ床暖房をあきらめて、普通の壁掛けエアコンにするのならば、ここは設計士さんと工務店さんの「暖かいですよ」という言葉を信じて、新しいことにチャレンジしてみようと決断しました。

結果は書いてきたとおり、非常に快適で大成功でした。

今では妻も、「床暖房はいらなかったね~、床下エアコン暖かい!」と絶賛しています。

我が家に遊びにきた妻のお義母さんも、「なにこの家、足元が暖かいわね。床暖房みたい」といって驚いていました。

床下エアコンを提案してくれた設計士さん、工務店さんに感謝です。

JUN
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これでもし寒かったら妻から一生文句言われるな~と建築中に毎日思っていたのは今ではいい思い出です  (笑)

 

この記事を読まれているかたの中にも、まだ信じられないと思っているかたもいるかも知れません。

確かに、コスト面が問題なければ、床暖房のほうがリスクは少ないです。

しかし、床下エアコンは、例えば総二階の家などであれば、構造を工夫することで、エアコン1台で1階、2階の全部屋を暖めることもできるのです。

私も自分の家を建てたあとですが、展示場やオープンハウスで床下エアコン1台で全部屋を暖房している家を体験しました。
夏の冷房は2階のエアコン1台でOKな家もありました。

今の高気密、高断熱の技術があれば、そのような家が作れるのです。

全部屋床暖房にする、ということも可能ですが、やはりランニングコストを考えると二の足を踏む方は多いでしょう。

床暖房を採用されることを考えているかたは、一度立ち止まって、床下エアコンも検討してみてください。

十分検討に値する暖房方式だと思います。

 

④基礎断熱が必須であり、どのハウスメーカー、工務店でも採用できるわけではないこと

床下エアコンの説明のところで書いたとおり、家の構造として「基礎断熱」が必須であることがあげられます。

ですので、他の工法の家の場合には床下エアコンにすることはできません。

後付けは構造的に難しいので、床下エアコンを採用したいなら、家づくりの最初からプランに盛り込む必要があります。

床暖房であれば選べる床材に制約が出る可能性はありますが、基本的にはどのような工法の家でも採用できます。設計の自由度から言えば床暖房のほうが有利です。

家づくりの最初から床下エアコンを施工できる住宅会社を選定しなくてはいけない部分はデメリットと言えるでしょう。

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床下エアコンのメリット

メリット

床下エアコンのメリットは以下の3点です。

  1. エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
  2. 足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
  3. 壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。

 

①エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。

床下エアコンはその名のとおり、床下を暖めるエアコンのため、壁掛けエアコンのように風が直接体に当たる、ということがありません。

JUN
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体にエアコンの風が当たるのが嫌いな人はけっこう多いと思うんですよ。

肌は乾燥するし、温風が当たっている体の部分だけが暑くなりすぎたり。

ぜんぜんいいことはないですよね。

JUN
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床下エアコンなら直接体に温風が当たることがないので、乾燥肌の人も安心です。

 

最近は垂直気流など、風が直接体に当たらない工夫をしているエアコンもあります。

 

しかし、部屋の面積が広くなれば、垂直気流が届く範囲にも限界はあります。

床下エアコンであればそもそも上から風を出す、ということ自体を行いません。

 

JUN
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暖かい空気は上に昇るという特性を活かした、とても理にかなった暖房方法になります。

 

 

 

②足元が輻射熱でジワジワ暖かい。

そしてなんといっても足元から暖かいのが最高です。

壁掛けエアコンだとどうしても上から下へ向かって風が出ます。

暖かい空気は上に上がるので、壁掛けエアコンの場合はどうしても体感で暖かく感じる前に設定温度に到達して温風が止まりやすいのです。

それでは足元が寒いので、またエアコンを強めにして、さらに不快な風を浴びて肌も乾燥したり。。。

JUN
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そういったわずらわしさが一切ありません。

 

③壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。

部屋の乾燥についても優秀です。

我が家のLDKと和室には、ダイニチのHD-3013という木造和室5帖用の小さな加湿器1台しか置いていません。

こちらを運転しておくだけで、一日中湿度は、約40%前後で保たれています。

床下エアコンの効き目を測定した際の湿度も44%でしたが、この計測した日だけでなく、晴れの日も雨の日も、だいたい38%~45%くらいで湿度は保たれています。

なので、乾燥を感じることはほとんどなく、常に快適な環境で過ごせています!

やはり直接部屋に暖房の風が吹かないことが良いのでしょう。

1点だけ補足すると、我が家のLDKの壁は珪藻土を採用しているので、乾燥時に珪藻土内に蓄積された水分が放出されて、調湿効果が発揮されている可能性もあります。

JUN
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「床下エアコン+珪藻土」は、最強の組み合わせと言ってもいいかも知れません。

 

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【レビュー】我が家の床下エアコンの機種と設置場所

我が家の床下エアコンは、主にLDKを暖めることを想定しています。

 

床下エアコンの機種は「ダイキン 床置形エアコン S50RVV-W」

S50RVV-W

床下用のエアコンは、ダイキンさんの16畳用 床置形エアコン S50RVV-W を使用しています。

吹き出し口は上下についていて、下の口から出てくる風で床下を暖めます。

上の口からも温風は出てきますが、上の口から出てくる温風も膝下の高さなので、壁掛けエアコンにあるような上から温風が吹いてきて不快な感じは全くありません。

 

「床置形エアコン」は室内温度センサーの位置が床下エアコンに適しています

床下エアコンのよくある間違いとしては、エアコンをまるごと床下に入れてしまうことです。

床下にエアコンをまるごと入れてしまうと、室温を検知するセンサー部分も床下に入ってしまうことになります。

例えば床下にエアコンをまるごと入れて、25℃設定で運転した場合、床下の温度が25℃になった時点でエアコンは停止してしまいます。

しかし、あくまで25℃になったのは床下です。床上ではありません。

本来は床上を暖めることが目的です。

ですので、室温のセンサーは床上の室温を測るようにしないといけません。

 

下記は床置形エアコンS50RVV-Wのマニュアルから抜粋した画像です。
床置形エアコンS50RVV-Wは室内温度センサーが赤で囲った場所についています。

 

床置形エアコンの室温センサーの位置

センサーがエアコン本体の上部についているためセンサー部分を床上に出すことが容易です。

まさに床下エアコンにぴったりのエアコンであると言えます。

もし普通の壁掛けエアコンを床下エアコンとして使用する場合には、エアコンの吹き出し口だけを床下に埋め込み、本体部分は床上に出す必要があります。

 

JUN
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下の写真は我が家の床下エアコンですが、室内温度センサー部分は床上に出ているのがおわかりいただけると思います。

 

 

床下エアコンの設置場所はテレビ台の中です

床下エアコンはリビングのテレビ台の中に設置しています。

 

テレビ台の中なので、ふだん邪魔に感じることはありません。

写真のように前面の扉を開けるだけで、簡単にフィルタを取り出して掃除できます。

JUN
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高い位置の壁掛けエアコンはフィルターを外すのも大変ですが、床置形ならフィルター掃除も楽チンです。

 

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床下エアコン運転時の室温を実測

「実際、床下エアコンって暖かいの?」と思われているかたも多いと思いますので、床下エアコンの実際の効き目を計測してみました。

 

計測時の条件

以下の条件下で計測しました。

時刻:19:50~
床下エアコンの設定温度:22℃ 弱風(5段階のうち3)で4時間ほど運転
外気温:2.1℃、湿度84%(夕方から若干雨が降っていました)
室温:19.1℃、湿度44%

ちなみに室温計はタニアのものを使っています。
数字が大きくて見やすいです。
マグネット付きなので冷蔵庫などにもくっついて便利。

 

LDKの間取りと測定箇所

約23帖のLDKです。

測定は10か所で行いました。

 

温度計はお手頃価格のこちらをチョイス。

 

①リビングの床

まずは床下エアコンに一番近いガラリの部分を計測。
22.8℃です。

ガラリを開けて基礎を計測。
21.5℃でした。

 

 

②リビングの中央の床

リビングの中心の床を計測。
子どもが転んでも大丈夫なようにジョイントマットを敷いています。
20.2℃です。

 

③リビングの天井

リビングの天井です。
20.7℃。

 

④リビングの西側の窓付近

リビング西側の窓付近の床になります。
20.1℃。

 

⑤ダイニングの床

床下エアコンから4.5メートルほど離れたダイニングの床です。
21.2℃。

 

⑥ダイニングとキッチンの間

ダイニング中央付近、アイランドキッチンの前の床です。
19.0℃。

 

⑦ダイニングの天井

ダイニングの天井です。
19.8℃。

 

⑧キッチンの床(西側)

床下エアコンから7メートルほど離れたキッチンの床です。
18.5℃。

キッチン西側のガラリを開けて基礎を計測。

17.6℃でした。

 

⑨キッチン中央

キッチン中央あたりの床です。
20.4℃。

 

⑩キッチン天井

キッチンの天井です。
19.8℃。

 

 

床下エアコンの温度測定まとめ

測定結果をまとめてみました。

19℃以上を、18.9℃以下をにしています。

部屋計測場所温度
リビング①床下エアコン近く(ガラリ)22.8℃
リビング①床下エアコン近く(基礎)21.5℃
リビング②リビング中央(ジョイントマット)20.2℃
リビング③天井20.7℃
リビング④リビング西側の窓付近20.1℃
ダイニング⑤ダイニング21.2℃
ダイニング⑥ダイニングとキッチンの間19.0℃
ダイニング⑦ダイニング天井19.8℃
キッチン⑧キッチンの西側18.5℃
キッチン⑧キッチンの西側(基礎)17.6℃
キッチン⑨キッチン中央20.4℃
キッチン⑩キッチン天井19.8℃
全箇所の平均20.1℃

 

19℃に満たなかったのは、⑧のキッチン西側だけでした。
床下エアコンからの距離が遠いので22℃設定ではそこまで暖気が届かなかったと思われます。
恐らくエアコンの風は以下の図のように進んでいっていると思われます。

25℃強風、などに設定すれば、届いたかも知れませんが、正直22℃で十分暖かいので、25℃まで上げる必要性は感じていないです。

 

  • エアコンから距離が離れるほど寒くなります。
    距離にして6mくらい離れると2℃ほど低い印象です。
  • 床から天井まで、温度のバラつきが少ないです。壁掛けエアコンにありがちな頭ばかり暑くてボーっとするといった不快感がありません。
  • 20℃前後では寒いのでは?と感じるかも知れませんが、足元から暖かいので体感温度的には全く問題ありません。

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床暖房と床下エアコンの比較

床暖房と比較した場合、床下エアコンには以下のメリットがあります。

  • エアコン1台ですむため、イニシャルコストが安いです。我が家の場合は床暖房の4分の1以下のコストで済みました。
  • エアコンのほうがランニングコストがかかりません。(家の構造や施工面積によってはそうでない場合もあります)
  • 万が一故障した場合、床暖房は修理が大変。
    液漏れなどの場合は最悪床材をはがすことになるかも知れません。
    エアコンであれば、修理もしやすいし、最悪交換となってもエアコン1台交換だけで済みます。
  • 床暖房と違って床材を選びません。うちはナラの無垢材ですが全く問題ありません。

デメリットは特に思いつかないのですが、床に座ったり寝ころんだ時は、ほんの~り暖かい感じですので、床暖房のようにすごーく暖かくて気持ちいいー という感じがしないところぐらいでそうか。。

JUN
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こたつ?のようなポカポカの暖かさを床に求めている人は床暖房がいいと思います。

 

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(まとめ)床下エアコンは快適さと低コストを兼ね備えた最強の暖房

今日の記事をまとめます。

床下エアコンまとめ
  • 床下エアコンを採用するには基礎断熱であることが必須になります。
  • 我が家のスペックはUA値0.6、C値0.8ほどです。
    超高断熱・高気密か?と言われればそうではありませんが、逆にUA値0.6、C値0.8くらいあれば床下エアコンは十分に機能するということです。
    実際我が家は暖かいですし、しかもエアコンの設定温度に余力を残しているといえます。
  • 床下エアコンのデメリットは、冷房に使えない、暖まるまで時間がかかる、家族に反対される、基礎断熱が必須(リフォーム対応は無理)の4つです。
  • 床下エアコンのメリットは、エアコンの風が直接体に当たらないので不快な乾燥などがないことです。
    床下から暖かい空気が上がってくるので、足元が冷えず、頭が暖められすぎることもありません。理想的な頭寒足熱環境を実現できます。
  • 外気温が1℃以上の場合は、夕方から夜はほぼ22℃自動でまわしていますが十分暖かいです。
    これ以上設定温度を上げるとたぶんオーバーヒートになります。
    我が家は夕方から夜にかけては22℃設定で困ることがないので22℃以上に上げることは少ないですが、室温はもっと暖かいほうがいい、という人であれば常に25℃運転などでもよいでしょう。
    私の家以上の寒冷地のかたにも、きっと満足いただける暖房方式です。
  • 床暖房と比較すると、故障時の修理費、イニシャルコスト、ランニングコストの3つが床下エアコンのほうが安いことに加え、好きな床材を選べるといったメリットがあります。

 

構造が基礎断熱で、ある程度の高気密、高断熱な家を建てられるならば、床下エアコンは積極的に採用したほうが良いと断言します。

床暖房に比べて低コストで、足元から暖かい快適な暖房を実現できます。

JUN
JUN
みなさんもチャンスがあれば、ぜひ床下エアコンにチャレンジしてみてください。

 

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JUN
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。