平屋の実例

床下エアコンの機種と設置位置を解説

床下エアコンの機種と設置位置を解説
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床下エアコンを採用した人が実際に使っているエアコンの機種と設置場所を教えてほしい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

本記事の内容

我が家の床下エアコンの機種と設置位置

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

LDKの暖房には「床下エアコン」を採用しました。

今日の記事では私達の平屋に導入した「床下エアコン」の機種と設置位置をご紹介します。

これから家を建てる予定のかたで、床下エアコンに興味があるかたは必見です。

 

【レビュー】我が家の床下エアコンの機種と設置位置

我が家の床下エアコンはダイキンの床置形を採用しました。

 

床下エアコンの機種は「ダイキン 床置形エアコン S50RVV-W」

S50RVV-W

床下用のエアコンは、ダイキンの16畳用 床置形エアコン S50RVV-W を使用しています。

吹出口は上下についていて、下の吹出口から出てくる風で床下を暖めます。

上の吹出口から出てくる温風も膝下の高さなので、壁掛けエアコンのように上から温風が吹いてきて不快といった感じは全くありません。

床置形のメリットは、下の吹出口で床下を暖めつつ、上の吹出口で床上も同時に暖めることができる点です。
床下だけを暖める場合に比べて、室温を早く上げることができます。

それと、あまりおすすめはしませんが、吹出口を上だけに固定することが可能ですので、夏は上の吹出口から冷房を出すことで夏場のエアコンとしても利用可能です。

 

無線LANアダプター付きでスマートフォンから遠隔操作可能

ダイキン無線LANアダプター

オプションの無線LANアダプターもつけたので、スマートフォンからリモート操作可能です。

11月~3月くらいは、以下のルーティンで、床下エアコンを運転しています。

  1. 朝4:30に暖房運転開始。設定温度21~25℃。風量自動。
  2. 朝8:00に暖房運転停止。(曇り空などで寒い場合は運転を継続)
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朝6時までは深夜電力で電気代が安い(東京電力スマートライフプラン)ため、4:30から1時間半運転することで朝の冷え切ったリビングを経済的に暖めることができます。

朝の6時に起床しますが、その時にはLDKはすっかり暖まっていて暑いくらい。
真冬は25℃設定、真冬以外は21~23℃あたりに設定温度を調整したりします。

そしてルーティンで運転する際に死ぬほど便利なのがスマートフォンのDaikinAPPを使って設定できる「ウィークリータイマー」です。

「ウィークリータイマー」は、曜日ごとにエアコン運転の開始時間、停止時間、設定温度などを細かく設定できる機能。

「ウィークリータイマー」を使えば、毎日、リモコンでタイマー運転の設定をする必要がありません!

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ダイキンエアコンを床下エアコンとして使用するなら、無線LANアダプターは必須アイテムになります

無線LANアダプターについてはDaikinAPPで遠隔操作【ダイキン無線LAN接続アダプターレビュー】でご紹介しています。

 

「床置形エアコン」は室内温度センサーの位置が床下エアコンに適しています

床下エアコンのよくある間違いとしては、エアコンをまるごと床下に入れてしまうことです。

床下にエアコンをまるごと入れてしまうと、室温を検知するセンサー部分も床下に入ってしまうことになります。

例えば床下にエアコンをまるごと入れて、25℃設定で運転した場合、床下の温度が25℃になった時点でエアコンは停止してしまいます。

しかし、あくまで25℃になったのは床下です。床上ではありません。

本来は床上を暖めることが目的です。

ですので、室温のセンサーは床上の室温を測るようにしないといけません。

 

下記は床置形エアコンS50RVV-Wのマニュアルから抜粋した画像です。
床置形エアコンS50RVV-Wは室内温度センサーが赤で囲った場所についています。

 

床置形エアコンの室温センサーの位置

センサーがエアコン本体の上部についているためセンサー部分を床上に出すことが容易です。

まさに床下エアコンにぴったりのエアコンであると言えます。

 

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下の写真は我が家の床下エアコンですが、室内温度センサー部分は床上に出ているのがおわかりいただけると思います。

 

 

床下エアコンの設置位置はリビングのテレビ台の中です

床下エアコンはリビングの造作テレビ台の中に設置しています。

 

間取り図で見ると以下のとおりです。

床下エアコンの設置場所

 

テレビ台の中なので、ふだん邪魔に感じることはありません。

写真のように前面の扉を開けるだけで、簡単にフィルタを取り出して掃除できます。

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高い位置の壁掛けエアコンはフィルターを外すのも大変ですが、床置形ならフィルター掃除も楽チンです。

 

 

【まとめ】床置形なら低リスクで床下エアコン暖房を実現できます。

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • わが家の床下エアコンの機種はダイキンの16畳用 床置形エアコン S50RVV-Wです。
    機種選定は工務店さんにお任せでした。
  • 床置形のメリットは室温センサーが上部についているため、床上の温度計測がしやすい点です。
  • 上の吹出口からも暖房が出るため、床下と同時に床上も暖めることができます。
  • 床下エアコンは朝はタイマー運転が必須になるため、無線LANアダプターを導入してスマートフォンで「ウィークリータイマー」を設定することをおすすめします。

壁掛けエアコンを床下エアコンとして使用する場合には、どこまで床下に埋め込むかの判断が難しいケースがあります。

その点、床置形ならば温度センサー部分が床下に隠れないようにして設置するだけです。

床下エアコン暖房を検討するなら、ダイキンの床置形エアコンを設置されることをおすすめします。

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