今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、床下エアコンには以下3点のメリットがあります。
- エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
- 足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
- 壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。
床下エアコンの3つのメリット
私は2018年12月に平屋を新築しました。
LDKの暖房には「床下エアコン」を採用しました。
今日の記事では私達の平屋に導入した「床下エアコン」のメリットをご紹介します。
これから家を建てる予定のかたで、床下エアコンに興味があるかたは必見です。
床下エアコンのメリット
床下エアコンのメリットは以下の3点です。
- エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
- 足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
- 壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。
(1)エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
床下エアコンはその名のとおり、床下を暖めるエアコンのため、壁掛けエアコンのように風が直接体に当たる、ということがありません。
肌は乾燥するし、温風が当たっている体の部分だけが暑くなりすぎたり。
ぜんぜんいいことはないですよね。
最近は垂直気流など、風が直接体に当たらない工夫をしているエアコンもあります。
しかし、部屋の面積が広くなれば、垂直気流が届く範囲にも限界はあります。
床下エアコンであればそもそも上から風を出す、ということ自体を行いません。
暖かい空気は上に昇るという特性を活かした、とても理にかなった暖房方法になります。
(2)足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
足元から暖かいのが最高です。
壁掛けエアコンだとどうしても上から下へ向かって風が出ます。
暖かい空気は上に上がるので、壁掛けエアコンの場合はどうしても体感で暖かく感じる前に設定温度に到達して温風が止まりやすいのです。
それでは足元が寒いので、またエアコンを強めにして、さらに不快な風を浴びて肌も乾燥したり。。。
(3)壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。
部屋の乾燥についても優秀です。
我が家のLDKと和室には、ダイニチのHD-3013という木造和室5畳用の小さな加湿器1台しか置いていません。
こちらを運転しておくだけで、一日中湿度は、約40%前後で保たれています。
床下エアコンの効き目を測定した際の湿度も44%でしたが、この計測した日だけでなく、晴れの日も雨の日も、だいたい38%~45%くらいで湿度は保たれています。
なので、乾燥を感じることはほとんどなく、常に快適な環境で過ごせています!
やはり直接部屋に暖房の風が吹かないことが良いのでしょう。
1点だけ補足すると、我が家のLDKの壁は珪藻土を採用しているので、乾燥時に珪藻土内に蓄積された水分が放出されて、調湿効果が発揮されている可能性もあります。
【まとめ】床下エアコンの3つのメリット
以上、床下エアコンの3つのメリットをご紹介しました。
- エアコンの不快な風が顔や体に当たらない。
- 足元が輻射熱でジワジワ暖かい。
- 壁掛けエアコンよりも部屋が乾燥しない。
足元から暖める、非常に理にかなった暖房が床下エアコンです。
通常の壁掛けエアコンの暖房が不快だと感じているかたは、ぜひ採用を検討してみてください。
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