平屋の実例

【平屋の実例】パナソニック人感センサーライト徹底レビュー【玄関ホールと廊下】

記事内に広告を含みます

 

  • 家を建てますが、人感センサーライトは必要でしょうか?
  • 人感センサーライトが効果的に機能する場所を知りたい
  • 人感センサーライトは点灯時間などの調整は可能なの?
  • パナソニックの人感センサーライトを使っている人の口コミを聞きたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

結論から言うと、人感センサーライトは便利です。
ただし、効果が出る場所と出ない場所があります。

無駄な投資になるリスクがあるので設置場所は吟味しましょう。

 

本記事の内容
  • 人感センサーライトの効果がなかった場所実例
  • 人感センサーライトが効果があった場所実例
  • 人感センサーライトの調整方法
  • 我が家が採用した4種類のパナソニック人感センサーライトのご紹介

 

私は2018年に平屋を新築しました。

手間のかからない家が基本コンセプトの我が家は、建築士さんのすすめもあってパナソニックの人感センサー付きのLEDライトを多数採用しました。

ただ、実際に住んでみると、ここは人感センサーいらなかったな、という場所がでてきてしまいました。

今日の記事は我が家を例に、人感センサーライトの効果的な設置方法について考えてみます。

これから家を建てるかたで、人感センサーライトを採用しようかどうか迷っているかた、パナソニックの人感センサーに興味があるかたは必見です。

 

 

人感センサーライトの効果アリ、ナシの場所実例

設置のポイントは夜の生活動線にありました。

 

パナソニック人感センサーライトを設置した場所

人感センサーライト

我が家は以下の場所のライトに人感センサーをつけました。

  • 屋根付き駐車場
  • 玄関(室内側)
  • 土間収納(勝手口)
  • 廊下(天井)
  • 廊下(足元)
  • 洗面所
  • トイレ

 

 

人感センサーライトの効果がなかった場所

結論から言うと以下の場所は効果なし、あるいは調整が必要となりました。

  • 土間収納(勝手口)はあまり効果がありませんでした。
  • 洗面所はデフォルトの状態では使い勝手が悪く検知範囲の調整が必要になりました。

 

土間収納(勝手口)の人感センサーライトは効果がなかった理由

我が家の土間収納は勝手口も兼ねています。

ですので当初の想定では勝手口から入った時に、土間収納のライトが自動的についたら便利だろうなと思って人感センサー付きにしました。

ところが実際に生活してみると、駐車場の天井の人感センサーライトの光が勝手口から入るので、土間の人感センサーは無駄な投資であることがわかりました。

勝手口はYKKAPのコンコードですが、写真のとおり窓部分が大きいのです。

勝手口の隣は屋根付き駐車場なのですが、駐車場を歩けば天井のダウンライトが人感センサーで点灯します。
勝手口の窓から駐車場のライトの光を取り入れることができて、土間もそこそこ明るくなるので、わざわざ土間のライトをつける必要もありませんでした。

2つとも、少し考えればわかりそうなものですが、実際に住んでみないと気付かないものですね。

勝手口を夜間も頻繁に使う場合で、屋根付き駐車場など他のライトが併用できない場合のみ、人感センサーを付ければいいでしょう。

 

 

洗面所は廊下を歩くだけで点灯してしまうので調整が必要でした

わが家の洗面所の人感センサーライトは、下図の赤線のとおり廊下を歩くと、洗面所の人感センサーが反応して点灯してしまうことが問題でした。

余計な点灯を減らすために、パナソニックの人感センサーライトには、写真のような「エリアカットシール」というものがついてきます。

 

下記のマニュアルのとおり、エリアカットシールを検知部のレンズに貼り付けることで、検知エリアを意図的に狭めることができるのです。

例えば廊下を歩いても洗面所の人感センサーライトは点灯させたくない場合には、洗面所の人感センサーライトの検知レンズの廊下側に、エリアカットシールを貼ればOKです。

これで不必要に関係ない場所が点灯することを防ぐことができます。

洗面所のライトの廊下側にシールを貼ることで、廊下を通過する時は洗面所のライトがつかないように調整できました。

ストレスがなくなったうえに、無駄な電気代がかからないので省エネにもなりました。

人感センサーライトが特に効果的だった場所

人感センサーライトが特に効果的だった場所をご紹介します。

 

屋根付き駐車場

車で出かけて夜帰ってきたときに抜群の効果を発揮します。

車から降りるとき、荷物を降ろす時に、ライトが自動点灯しているのはすごく便利です。

我が家は特に家の周辺があまり明るくないので、真っ暗な中で車から降りるのは怖いし、子どもが転んだりするリスクもあります。

防犯面を考えても駐車場は人感センサーライトが絶対欲しい場所ですね。

 

廊下(天井)、廊下(足元)

廊下は繰り返し通る場所です。

リビングからトイレ、お風呂などに行く場合、何回も行き来が発生します。

廊下が暗いと危ないですが、人感センサーで自動点灯することで子どもも安心してトイレにいかせることができます。

また、夜寝る段階になると、うちの場合は、廊下の天井の人感センサーライトはオフにします。

夜寝たあと、廊下を歩くのはトイレに行く時くらいです。
トイレに行く時は、足元の人感センサー付きフットライトで事足ります。

このフットライト、写真のとおり意外に明るくて、廊下を歩く時にとても重宝するのです。
逆に、天井のダウンライトが夜中トイレに行く時に点灯してしまうと、明るすぎて不快です。

夜寝た後の廊下の明かりは、人感センサーフットライトをおすすめします。

洗面所、トイレ

トイレで用を足したあと、手を洗うまでの間にライトのスイッチに触らなくてよくなるので衛生的に優れています。

家の中で一番、人感センサーライトのメリットを享受できる場所でしょう。

スイッチ操作なく、お手洗いを済ませられるのは想像以上にストレスがありません。

トイレまわりの人感センサーはコスパがとても高いです。

 

パナソニック人感センサーライトの調整方法

以下3点の調整が可能です。

  • 点灯する周囲の明るさ
  • 点灯保持時間
  • 検知範囲

 

点灯する周囲の明るさ

暗、明、切の3種類から選択可能です。


  • 周囲が暗く(約5ルクス)なり、人が近づいた時に点灯します。

  • 周囲が少し明るい(約25ルクス)うちから、人が近づいた時に点灯します。

  • 周囲の明るさに関係なく、人が近づいた時に点灯します。

デフォルトでは「暗」になっています。

周囲が明るい時は点灯する必要がないため、基本的には「暗」のままで問題ないです。

「明」にするのは、昼間でも少しだけ光量が足りない場所などで、人がいる時だけより明るくしたい場合などに使うのでしょうか。

 

点灯保持時間

人が検知範囲からいなくなったあと、どのくらいの時間点灯したままにするかを設定できます。

  • 10秒
  • 1分
  • 3分

こちらは省エネを考えて10秒一択でしょう。

 

検知範囲

エリアカットシールを貼ることで、検知範囲を調整することができます。

 

 

 

我が家が採用した4種類のパナソニック人感センサーライトのご紹介

場所によってライトの種別が微妙に異なっています。
最後に場所ごとに採用したライトの型番をご紹介します。

 

屋根付き駐車場はパナソニックダウンライト「XLGDC662KLE1」

天井埋込型の軒下用ダウンライトを使っています。

 

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玄関(室内側)、土間収納、廊下(天井)、洗面所はパナソニックダウンライト「LGBC71662LE1」

天井埋込型 LED(電球色)ダウンライトです。

 

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廊下(足元)はパナソニックフットライト「LBJ70076」

廊下の足元用は、壁埋込型 LED(電球色)フットライトです。

コンセントも1口ついていて、1台2役の優れものです。

 

トイレはパナソニックダウンライト「LGBC71632LE1」

天井埋込型 LED(電球色) トイレ灯LGBC71632LE1です。(現在は廃版)

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【まとめ】効果的な場所に設置すれば人感センサーライトはとても便利です

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • 夜寝たあとの人感センサーライトは、場合によっては眩しすぎて不快な場合もあります。
    トイレに行く時などは、廊下にフットライトがあれば事足ります。
  • トイレ、洗面所に人感センサーライトを取り入れると、手洗いの際にスイッチ類に触れる必要がなく衛生的です。
  • パナソニックの人感センサーライトの場合は、エリアカットシールを貼ることで検知範囲を調整できます。
    廊下に近接した場所などに使うと効果的です。

我が家の場合は、特にトイレまわりの人感センサーライトが重宝しています。

手洗いの際にスイッチに触れなくていいのは衛生的です。
夜中、トイレに起きた時にはフットライトの優しい光が効果的です。

人感センサーライトは消し忘れがないという1点だけ考えても便利なものです。

ただし、通常のライトに比べて値段が高いので、効果が出る場所をよく検討してから採用されることをおすすめします。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。