家族みんなが使いやすい洗面所を作るために大切なことは?
今日の記事はこういった疑問に答えます。
【内覧会】使いやすい洗面所を作るうえで大切だった2つのポイント

結論から言うと、我が家は以下の2つを取り入れることで使いやすい洗面所が作れました。
- 鏡と洗面台の幅はふたりが並べる広さにした
- 洗面台下はスペースを空けるようにした
- 家族みんなで使いやすい洗面所の鏡と洗面台の大きさ
- 洗面台下スペースを空けた理由と活用方法
私は2018年に平屋を新築しました。
洗面所については家族みんなが使いやすいことを念頭にプランを立てました。
今日は私が新居の洗面所を作るうえでこだわった部分をご紹介します。
これから家づくりをされる予定のかたは必見です。
- 住みやすい間取りの家を建てたいけど、どこに相談したらいいかわからない。
- 新居での暮らしをイメージできる間取り図を作ってもらいたい。
そんな時は、「タウンライフ家づくり」のご利用をおすすめします。
「タウンライフ家づくり」の3つのメリット
- あなたが出した希望条件をもとに、複数の注文住宅会社が無料で間取りプランを作成してくれます。もちろん、間取りを作成した住宅会社と必ず契約する必要がある、なんてことはありません。
- 家づくりにかかる総費用をまとめた「資金計画書」を作成してもらえます。あなたの希望の間取りを実現するためにはどのくらいの費用がかかるのか?事前に知ることで無理のない予算計画が可能になります。
- 土地探しから家づくりを始めるあなたには、希望の間取りや敷地の広さなどを考慮した最適な土地探しをサポート。一般には公開していないハウスメーカーが抱えている優良物件の情報提供もあります。
家族みんなで使いやすい洗面所の鏡と洗面台の大きさ

家族が横にふたり並ぶことができると便利です。
ふたりがゆったり並べる幅

我が家の洗面所です。
ご覧のとおり、ふたり並んで使える大きさです。
正面から見た図面がこちら。

*ちなみに向かって左下の収納は図面では扉になっていますが、正しくは引き出しです。
引き出し収納については次の記事で解説しています。

ミラーキャビネットについては次の記事で解説しています。

洗面所をふたり並んで使えるメリットは以下のとおり。
- 妻が化粧や髪をセットしている時に、私が洗面器側で顔を洗ったりコンタクトを入れたりといった別のことができます。
- 子ども達も親と同時に洗面を使うことができます。
たいていの場合は出かける前に、洗面所まわりはあわただしくなります。
特に出かける前は、鏡を見ながら作業したいケースがほとんどのため、鏡の幅が一人分しかない場合には、どちらかが鏡を譲らなくてはなりません。
そうすると、とたんに効率が悪くなります。
例えばひとりが長く使うと、待たされているほうはイライラしてくるので、総じてあまりいいことはありません。
アパート暮らしの頃は、洗面所の鏡は一人分の幅のものでした。
歯磨き、髭剃り、化粧、などなど、特に出かける前は洗面所に常に渋滞が発生していたのです。
まさに下の「いらすとや」さんのイラストのような状態になってしまうわけです。

しかも、子どもが小さい今までも混雑していたのに、これから子どもが大きくなった場合はさらに混雑することは明白です。
二人並べる広さにしたことは、新居の成功ポイントのひとつです。
洗面器もふたつ、はおすすめしません

せっかく横にふたり並べるスペースがあるのなら洗面器もふたつあったら、さらに使い勝手があがるんじゃないの?
そう考えるかたも多いと思います。
実際わたしも、昔はそう考えていました。
ふたつの鏡にふたつの洗面器。
でも色々と検討した結果、以下のデメリットを感じてやめました。
- 掃除の負担が増える
- 洗面台のスペースが減る
- コストがかかる
洗面器が2つあると掃除の負担が増える
掃除の負担が増えるのは想像しやすいでしょう。
2つの洗面器を同時にいつもピカピカにしておくには1つに比べて倍の労力がかかります。
ちょっと想像してみて欲しいのですが、同じデザインの洗面器がふたつ並んでいる場合、互いの汚れかたに相違があるのはとてもチグハグな印象を与えます。
掃除が面倒になってきて、どちらかいっぽうの洗面器を掃除して、どちらかを掃除しなかった場合を想像してください。
おそらく汚れているほうは、少しずつ使われなくなっていくでしょう。
誰だって、キレイなほうを使いたいですよね。
汚れているほうの洗面器は家族から敬遠されるようになると思うのです。
そうなると余計に汚れている洗面器のほうを掃除するモチベーションが上がらなくなるという負の連鎖が始まります。
洗面器が2つあると洗面台のスペースが減る
洗面器が2台になればとうぜん洗面台の空きスペースが減ります。
化粧品やヘアドライヤーなどの道具をおいて置く場所として、洗面台はある程度のスペースがあったほうが使いやすい。
事実、我が家の洗面台の何も置いていないスペースには、妻が道具を広げることが多いです。
もしここに洗面器があったら、スペースのやりくりがうまくいかずストレスだったと思います。
洗面所では鏡メインの作業も多く、水を使う作業ばかりではありません。
洗面器と洗面台のスペースをバランスよく配置したほうが、洗面所全体の使い勝手は上がると思います。
洗面器が2つあるとコストがかかる
あたりまえですが洗面器を2つにすればコストは2倍です。
ここにお金をかけるなら、他にまわしたほうがいいのでは?というのが私の持論です。
洗面器については次の記事で解説しています。

重要なのは、家の中の渋滞ポイントを把握すること
使い勝手がよくて時短の家づくりに欠かせないこと。
それは家の渋滞ポイントがどこにあるのかをきちんと認識することです。
家の中の2大渋滞ポイントは、キッチンと洗面所だと私は思います。
特徴はどちらも複数名が同時に使用、作業する可能性がある場所だということです。
特に洗面所は上記した特徴にプラスして、朝の通勤、通学前に特に込み合うという、時間帯の要素もプラスされます。
洗面所をゆったり作っておけば、毎朝余計なストレスを家族みんなでため込むことがありません。
長く住む家です。
洗面台下スペースを空けた理由と活用方法

我が家の洗面台下は写真のとおり空洞です。
洗面台下は、一般的には収納にすることが多いでしょう。
でもうちはあえて空洞にしました。
理由は以下の3点です。
- 子ども用の踏み台を置いておく場所がほしかったから
- タオルを清潔に使いたかったから
- ごみ箱を置くスペースがほしかったから
①子ども用の踏み台を置いておく場所がほしかったから
小さな子どもは洗面器に手が届きません。
そのたびに親が抱っこするのはしんどいし、子どももある程度の年齢になると自分でやりたがるので踏み台は必須です。
ところがこの踏み台、意外に場所を取るのです。
アパート暮らしのころは当然踏み台を洗面台のところに常時おいておきましたが、大人が洗面器を使う時には足元が狭くなり、とても邪魔でした。
また、アパート暮らしのころは洗面器の下は開き戸の収納になっていたため、踏み台が開き戸の前を常時ふさぐかたちになります。
シャンプーや洗濯用洗剤の在庫を取ろうとするたびに、踏み台をどかさないと開き戸を開けることができません。
洗面台のスペースが空いている新居に越してからは、踏み台に関するストレスがゼロになりました。
②タオルを清潔に使いたかったから

タオルかけは ベスト製 BA682-360-4です。
長さは360mm。カラーはクロームになります。
洗面台下が空洞のため、こちらにタオルをかけても干渉するものは何もありません。
手を拭けば当然タオルは濡れますが、空洞であれば乾きやすく清潔です。

もし収納などがあった場合には、濡れたタオルがどうしても収納の扉などに干渉してします。
タオルの湿気が取れにくいことはもちろんですが、収納側もまめに拭き掃除してあげないとカビるリスクが高まります。
実は上部にもタオルかけをつけています。
こちらは主に大人が使うためのものです。
製品はKAWAJUN SC-351 です。

この上部のタオルかけは位置的に子どもは使いにくいのです。
洗面台下にあるタオルかけは子ども用、上部は大人用として使い分けています。
③ごみ箱を置くスペースがほしかったから

最後の理由はゴミ箱を置くスペースが欲しかったからです。
今は幼児がいて中身を荒らすためにゴミ箱はおいていませんが、将来的には洗面台下スペースにゴミ箱を設置することも検討しています。
造作洗面台の場合は、洗面台に丸い穴などをあけてゴミ箱も造作するケースがありますが、我が家はそれをしませんでした。
ゴミ箱は基本的にそれ自体が汚れるために、造作でゴミ箱スペースを作りつけてしまうと、そのゴミ箱自体の掃除の手間が増えそうだったからです。
我が家は同じような理由でキッチンのシンク下も空洞にしています。
キッチンについては次の記事で解説しています。

(まとめ)渋滞なしで、家族が使いやすい洗面所の重要性は意外なほど高いものです

今日の記事をまとめます。
- 洗面所にふたりがゆったり並べるスペースを作ったことで、渋滞が発生しないで快適に使える空間ができ上りました。
- 洗面器をふたつ置くことは掃除の手間を考えるとおすすめしません。
洗面器を増やすよりも洗面台の作業スペースを確保したほうが全体の利便性は上がると思います。 - 洗面台下を空洞にすると、子どもの踏み台、ごみ箱などを置くのにとても便利です。
タオルかけを作っても干渉するものがないので乾きやすく清潔です。
我が家は洗面所と脱衣所を別々に分けました。
脱衣所から完全に独立した洗面所を作ったことも、快適な洗面所になった要因のひとつです。
洗面所と脱衣所を分けた理由については次の記事で解説しています。

- 住みやすい間取りの家を建てたいけど、どこに相談したらいいかわからない。
- 新居での暮らしをイメージできる間取り図を作ってもらいたい。
そんな時は、「タウンライフ家づくり」のご利用をおすすめします。
「タウンライフ家づくり」の3つのメリット
- あなたが出した希望条件をもとに、複数の注文住宅会社が無料で間取りプランを作成してくれます。もちろん、間取りを作成した住宅会社と必ず契約する必要がある、なんてことはありません。
- 家づくりにかかる総費用をまとめた「資金計画書」を作成してもらえます。あなたの希望の間取りを実現するためにはどのくらいの費用がかかるのか?事前に知ることで無理のない予算計画が可能になります。
- 土地探しから家づくりを始めるあなたには、希望の間取りや敷地の広さなどを考慮した最適な土地探しをサポート。一般には公開していないハウスメーカーが抱えている優良物件の情報提供もあります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。