実際に家を建てた人が書斎で後悔したポイントを知りたい。
今日の記事はこういった疑問に答えます。
私は2018年12月に平屋を新築しました。
1年以上住んでみると、やはり後悔・失敗ポイントというのは出てくるものです。
今日の記事では私達が建てた平屋の、書斎の後悔・失敗ポイントを1つご紹介します。
さらにネットや雑誌でよくみる書斎の後悔・失敗ポイントについても11個取り上げたいと思います。
- 私が建てた平屋の書斎の後悔・失敗ポイント
- ネットや雑誌でよくみる書斎の後悔・失敗ポイント10選
これから家を建てるかたで、書斎で後悔したくない人はぜひ参考にしてみてください!
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子どもが巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの具体例と作り方も解説】にまとめました。
- 私が建てた平屋の書斎の後悔・失敗ポイント
- ネットや雑誌でよくみる書斎の失敗・後悔・失敗ポイント10選
- 書斎の後悔ポイント1:エアコンなしの書斎を作ったら夏暑くていられない
- 書斎の後悔ポイント2:空配管を通しておけばよかった
- 書斎の後悔ポイント3:広すぎた。もっと狭くても十分だった。
- 書斎の後悔ポイント4:寝室の中に書斎を作ってしまった
- 書斎の後悔ポイント5:2階に書斎を作ったら、飲み物を取りに行くのが面倒
- 書斎の後悔ポイント6:オープンな場所に書斎を作ったら、リモート会議などの声が周囲に丸聞こえになった
- 書斎の後悔ポイント7:机の上にコンセントを作ったら、机の上がコード類でぐちゃぐちゃになった
- 書斎の後悔ポイント8:有線LANケーブルを引いておけばよかった
- 書斎の後悔ポイント9:西側に作ったら西日で夕方暑い!
- 書斎の後悔ポイント10:そもそも書斎はいらなかった。物置になってしまった
- まとめ
- 関連記事
私が建てた平屋の書斎の後悔・失敗ポイント
最初に私が建てた平屋の書斎の後悔・失敗ポイントをご紹介します。
- すべり出し窓ではなく、高所用窓にすればよかった
我が家の書斎の後悔ポイント:すべり出し窓ではなく、高所用窓にすればよかった
わが家の書斎の後悔・失敗ポイントは、すべり出し窓です!
わが家の書斎は、W1210×H970とかなり大き目なすべり出し窓をつけてもらいました。
窓の外は、昼間は遠くの山が見えて、夜は市街地のキレイな夜景が見えます。
眺めが良いという長所を最大限生かしてもらうために、大き目なすべり出し窓にしてもらいました。
ブラインドを開けない理由は以下のとおり。
- 書斎はパソコンを使うことが多いですが、昼間の明るい時間にブラインドを開けてパソコンを使うと、部屋が明るすぎて目がすごく疲れる!
- 書斎の窓を開けると外の道路から丸見えになってしまう!
住んでみてわかったのは、そもそも書斎は換気や採光の必要性が薄い部屋だということです。
換気がいらないなら窓なしのほうが良いとすら感じます・・・。
換気面を考えても、大きなすべり出し窓は以下のデメリットがあります。
どうせ開けない窓になることがわかっていれば、和室や脱衣所などで採用した高所用窓にしておくのが正解でした!
下図の赤枠の部分を高所用窓にすれば、すべり出し窓の部分を壁にすることができ、収納棚も下にさげて使い勝手を良くすることができました!
キッチンの隣というコーヒーなどを入れるにも絶好な間取り、窓以外の部分はパーフェクトに気にいっている書斎だけに、窓は本当に悔やまれます!
- すべり出し窓は、換気目的で付けると意外に不便です。
- 特に大きなすべり出し窓は網戸を閉める操作がすごく面倒です。
- パソコンを使う部屋で、正面が大きな窓だと目に優しくないです!
パソコンを使う場合、パソコンの先は壁が正解です。 - 換気用窓なら高所用窓が適しています。
- 手が届く高さは収納棚にしたほうが有効活用できます!
- 書斎に窓はそもそも必要ないかも・・・。慎重に検討しましょう。本棚を多くとりたいなら窓なしもアリです。
わが家の書斎については【平屋の実例】書斎が物置にならずに済んだ3つの理由【間取りよりも場所が重要】で解説しています。
眺めの良い土地については眺めのいい平屋を建ててみた結果【景色はそれほど重要ではないです】で解説しています。
ネットや雑誌でよくみる書斎の失敗・後悔・失敗ポイント10選
続いて、家づくりの雑誌やネットでよくみる書斎の後悔・失敗ポイントを10個ご紹介します。
書斎の後悔ポイント1:エアコンなしの書斎を作ったら夏暑くていられない
独立した書斎で一番多い後悔はエアコンです。
以下の理由で書斎には空調をいっさい設けないケースが多いのです。
- そんなに長時間いる部屋ではない
- 小さな部屋だから
- 換気窓はあるから
ところがコロナ禍以降にテレワークが急増。昼間からがっつり書斎を使うケースも増えました。
となると問題は夏。
エアコン冷房がないと、閉め切った個室の書斎は暑すぎていられないのです!
わが家の場合:エアコンがないので夏は入口引き戸を閉められない
わが家の書斎にもエアコンはありません。
冬は足元でセラミックヒーターを使うから全く問題ないのですが、問題は夏でした。
しかたないので書斎の隣にあるLDKのエアコンを運転して、書斎の引き戸は開けたままでLDKの冷房を取り入れました。
LDKのエアコンを書斎のために使うと以下の無駄が発生!
- 3畳にもみたない書斎を冷やすために、使っていないLDKも一緒に冷やすのでエネルギー効率が悪い!
- テレワークで集中したい時でも、LDK側の引き戸を閉められない!
- 書斎の空調は見逃しがちなポイントです。
- 冬は電気で動くセラミックヒーターなどがあるのでさほど心配はいりません。
- 問題は夏!冷房がないと暑くて書斎が使いものにならない可能性があります。
わが家の書斎については【平屋の実例】書斎が物置にならずに済んだ3つの理由【間取りよりも場所が重要】で解説しています。
書斎の後悔ポイント2:空配管を通しておけばよかった
4畳を超えるような比較的大き目の書斎にありがちな後悔・失敗ポイントです。
机から離れた棚に以下のような物を置きたい場合に、空配管があるとケーブルの取り回しがしやすいです。
- スピーカー
- 外付けハードディスク
- プリンター
Wi-Fi全盛ですが、やはり速度や安定性を考えると有線ケーブルのほうが良かったりします。
壁に空配管が通っていれば、ケーブルが露出して煩雑な印象を与えることがありません。
わが家の場合:小さな書斎なので空配管はなし。机の穴だけ。
わが家の書斎は小さいので、そもそも離れた棚といったものがありません。
そのため、壁内に空配管を通しておく必要もありませんでした。
ケーブル類を通す工夫は、基本的には机の上の3か所の穴だけです。
机の下に棚板とコンセントがあるため、机の上にケーブルを出すための穴を用意したわけです。
- 4~6畳といった広めの書斎の場合で、机の背面に棚などを設置する場合には、机と棚の間の壁内に、ケーブルを通すための空配管を作っておくと便利。
- 棚にケーブルをつなぐ必要がある物を置いたとしても、机から棚までのケーブルを壁内の配管を使って通すことができて見た目がスッキリします。
書斎の後悔ポイント3:広すぎた。もっと狭くても十分だった。
書斎の事例を調べていて多くみかける感想のひとつに、「広いスペースは必要なかった」があります。
書斎を広く取ると以下のデメリットがあります。
- 書斎の分、他の部屋の面積が狭くなる
- 広い書斎だと籠り感がなくなり集中できない
わが家の場合:2.5畳の広さ
わが家の書斎は約2.5畳の広さ。
適度な籠り感もあり、集中できるスペースとなっています。
わが家の書斎は勝手口とキッチンの通路としても機能していますので、2.5畳ありますが、もし書斎としてパソコンや読書をするだけなら2畳でも十分だったのではないかという印象です。
- 書斎は机、椅子と多少の収納棚があれば十分に機能します。最低限、2畳程度あればOKです。
- 書斎をあまり広くとりすぎると、他の部屋の面積を圧迫します。
- 広すぎる書斎は籠り感が薄れてしまい、集中力がそがれる可能性があります。
書斎の後悔ポイント4:寝室の中に書斎を作ってしまった
主寝室とセットになった書斎って、なぜかめっちゃ多い間取りじゃないですか?
実際、住宅展示場で、主寝室+書斎の間取りってすごくよく見ますよね。
しかし、家族それぞれの就寝時間、生活ペースが異なっている場合、主寝室に書斎があるのは致命的な使いにくさを生みます。
「妻が(夫が)先に寝ていたら?」
「ちいさな子どもと妻が先に寝ていたら?」
書斎の明かりをつけて、キーボードをカタカタ打ってたら、「寝られないんだけど!」とおしかりを受けるのは目に見えています。
夜、書斎を使うことができなくて、結局物置と化してしまったなんて悲しい事例もみかけました・・・。
わが家の場合:書斎はキッチンの隣。寝室とは遠く離れていて快適!
わが家の書斎はキッチンの隣。
寝室とは最も離れた場所にあるため、明かりや音で睡眠を妨げるようなことは一切ありません。
- 妻や夫が先に寝室で寝ていた場合、書斎を使うのは非常に気を使います。
ちなみに我が家の寝室は、ウォークインクローゼットと一緒です。
クローゼットですら、家族の誰かが寝室で寝ている時に服を取り(置きに)にいきづらい状況が多々あります。もし書斎だったらと思うとゾっとします。
わが家のウォークインクローゼットについては【平屋の実例】納戸【ファミリークローゼットはいらなかった理由】で解説しています。
書斎の後悔ポイント5:2階に書斎を作ったら、飲み物を取りに行くのが面倒
書斎の近くあったらいいものはズバリ、キッチン!
特にテレワークなどで書斎に長時間籠る人などは、作業の途中でコーヒーが飲みたくなったりしますよね。
そんな時に書斎からキッチンや冷蔵庫が遠いと、飲み物を取りに行くのにとても苦労します。
わが家の場合:キッチンの隣の書斎は最高!
わが家の書斎はキッチンのすぐ隣。
すぐにアツアツのコーヒーを煎れにいけます。
冷蔵庫から冷たい飲み物を出すのも最短距離。
- 書斎で作業しているとコーヒーやお茶が欲しくなるものです。
- 書斎からキッチンが遠いと飲み物を取りに行くのが非常に億劫になります。
- 書斎を作るならキッチンの近くがおすすめです。
書斎の後悔ポイント6:オープンな場所に書斎を作ったら、リモート会議などの声が周囲に丸聞こえになった
間取りの関係上、独立した個室での書斎を作れなかった場合には、階段下のちょっとしたスペースや、リビングの一角にカウンター風のデスクを作って簡易的な書斎を作ったりします。
オープンな書斎はまわりの家族の様子がわかりやすいなどメリットもありますが、声が周囲に漏れてしまうので、在宅勤務、テレワークには全く不向き。
これから家を建てる人は注意したほうが良さそうです。
たとえ家族であっても、聞かせたくない仕事の話はあるでしょう。
また、妻や子どもも、たとえば夫がオープン書斎で仕事をしていたら、あまりうるさくしちゃまずいかな・・・など、気を使うことになります。
テレワークに限らず、ちょっと一人になりたい時間、というものも夫婦にはあったりします。
そんな時、個室の書斎があれば、ほんの数分でも書斎に逃げ込んで、一人でゆっくりお茶でも飲んで心を落ち着かせる、なんてことも可能になります。
書斎のある平屋間取りについては、書斎(スタディコーナー)のある平屋間取り36選!【リモートワーク・テレワークに最適な家】で解説しています。
わが家の場合:個室の書斎のため、テレワークもOK!
わが家は個室の書斎のため、テレワークも問題なし。
周囲に声を聞かれたくない時は引き戸の扉を閉めればOK(ただし、エアコンがないので夏は厳しい)
子どもの様子などを伺いつつ書斎で作業をしたい場合は、引き戸を開け放てばLDKとつながります。
まあ、パントリー、勝手口への通路も兼ねているので、昼間はたまに机の後ろを妻や子どもが通ることがありますが、それくらいなら支障はありません。
- 個室ではないオープンな書斎では、仕事の大事な話、家族にも聞かれたくないようなリモート会議などをするには不向きです。
- オープンな書斎で仕事をされると、本人はもちろんのこと、家族も仕事の邪魔をしちゃいけないかも、、、と思って声のトーンを落とすなど気を使うことになります。
- テレワークを行う可能性がある場合は、クローズドな書斎を作ることをおすすめします。
- 夫婦喧嘩したときや、ひとりになりたい時にも、個室の書斎であれば息抜きのスペースとして活用できます。
書斎の後悔ポイント7:机の上にコンセントを作ったら、机の上がコード類でぐちゃぐちゃになった
書斎ではパソコンを使われるかたが多いでしょう。
パソコンだけでなく、外部モニターや外付けのハードディスクなど、書斎は意外と電源が必要となるものが多くなりがちです。
さらにスマートフォンやタブレットの充電も書斎で行う、なんてことになると、書斎に用意したいコンセントの数は10口近くなることも珍しくありません。
コンセント口の出し方を工夫しないと、机の上が電源コードでぐちゃぐちゃになってしまいます。
煩雑な印象の書斎になり、集中力も下がります。
わが家の場合:机の下に棚を設けて電源コンセントを設置しています
わが家は写真のとおり、書斎の造り付けの机の下に、小さな棚と電源コンセントを配置してもらいました。
机には3か所穴を開けていて、下からのケーブルを机の上に出すことができます。
卓上の電源タップはおしゃれな木目調電源タップ2選で解説しているとおり、木の机に合わせて木目調としました。
- 書斎の机の上は作業をする場所です。できるだけスッキリとさせておきたいなら、コンセントを隠す工夫が必要になります。
- おすすめは机の下に棚を設けることです。
- 木目調の電源タップは木の机との相性抜群です。
書斎の後悔ポイント8:有線LANケーブルを引いておけばよかった
新居のインターネットはWi-Fiでいいや、と思っていた人が、いざ住み始めて後悔するパターンがこれです。
特にパソコンを使う機会が多い書斎は、絶対に有線LANを引いておくべき。
理由は3つ。
- Wi-Fiよりも有線のほうが確実に通信速度が速い
- 有線ならば電子レンジ、遮蔽物、電磁波のせいで通信が乱れたりしない
- 書斎のある場所=Wi-Fiルーターの設置場所とは限らない
書斎の場所がWi-Fiルーターから遠いと、電波が弱くて通信速度が顕著に下がります。
電波が弱い場合は、もっと電波の強いWi-Fiルーターに買い替えたり、アクセスポイントを追加設置するといった対策が必要になり、お金と手間が余計にかかります。
新居ができあがったあとに、壁や天井に有線LANケーブルを施工するのはめっちゃ大変。
素人にはまず無理だし、工事を頼めば非常に高くつきます!
わが家の場合:書斎は有線LANがWi-Fiの5倍の速度!
実際に速度を計測してみました。
回線はフレッツ光。プロバイダーはビッグローブです。
まずはWi-Fiです。
100Mbpsにギリギリ届かず。案外遅いっすね。。。
5倍違うと、ブラウザー利用時だけでもサクサク感が違います。
動画ダウンロードとかならなおさらですね。
ちなみに我が家の場合は、Wi-Fiルーター1台では家中に電波が届かなかったため、子ども部屋に引いておいたLANケーブルに、Wi-Fiルーターをもう1台追加して「アクセスポイントモード」で設定しました。
詳細は、バッファローアクセスポイントAPモード設定方法を4ステップで解説で解説しています。
- Wi-Fiよりも有線LANのほうが確実に安定した速度でインターネットが利用可能です。
- パソコンの使用を想定している書斎なら、有線LANは最初から施工しておくべき。
- Wi-Fiルーターの設置場所とパソコンを使う場所が近いとは限りません。
どんな状況にも対応できるように、主要な居室には有線LANを引いておくことをおすすめします。 - わが家の場合は有線LANが約5倍の速さ!光回線のスペックを使い切るなら絶対に有線LANです!
- 有線LANを引いておけば、Wi-Fiルーターをアクセスポイントモードで追加するのも簡単です。
書斎の後悔ポイント9:西側に作ったら西日で夕方暑い!
テレワークなどで長時間滞在することも多い書斎は、西側に作らないほうが賢明です。
家の西側は夕方の西日が強烈なため、室温が上昇しやすく、暑さを不快に感じます。
北や東側に書斎を設置すれば、窓を開けるくらいで十分かも知れませんが、西側の場合はエアコンを入れないと耐えられないほどの暑さになります。
わが家の場合:西側書斎で夕方は蒸し暑い!
わが家の書斎は、まさに西日の影響をうける場所と窓になっています。
写真のとおりとても大きなすべり出し窓をつけましたが、西日が容赦なく入ってきますので、夕方は暑くてLDKのエアコンなしだと熱中症です。
エアコンの冷気を取り入れるためにはキッチン側の引き戸を閉めることができず、集中したい時、籠りたい時は厳しいですね・・・。
- 西側の書斎は夕方にかけて室温が上がりやすいです。
テレワークなどで夕方も書斎を使うかたは、西側設置は避けたほうが無難です。 - 西側に書斎を設置するなら、窓は極小にして断熱性能を上げる、エアコンを設置するなど暑さ対策は必須です。
書斎の後悔ポイント10:そもそも書斎はいらなかった。物置になってしまった
書斎を作ってみたものの、結局ほとんど使わなくなってしまった・・・という後悔は意外に多く見かけます。
書斎を使わなくなるリスクが高いのは、以下のような間取り、生活パターンが多いようです。
- 寝室内に書斎がある、あるいは寝室を通らないと書斎に入れない間取り
- 書斎からキッチンやトイレが遠い(飲み物を取りに行く、用を足すのが面倒)
- 仕事が忙しくて毎晩帰りが遅い。家に帰ってきたらご飯食べて寝るだけの生活が多く書斎に行くことがない。
- そもそも自宅で、パソコンを使った作業をほとんど行わない。
ノートパソコンを持ち運んでダイニングテーブルで使ったほうが、キッチンも近くて便利だった・・・なんて事例も多く見かけました。
最悪なのは、夫の強い希望で書斎を作ったのに、結局書斎を使うことがなく、「こんなことなら別の部屋を大きくしたかった!」と奥様がお怒りになるパターンです・・・。
わが家の場合:夫婦ともども、パソコン用の机は欲しいという意見でした
わが家はアパート暮らしの時に、わざわざノートパソコンをクローゼットから出してきて、ダイニングテーブルで使う生活をしていました。
夫婦ともども、毎回の出し入れをとても面倒に感じていたため、新居を建てるなら絶対にパソコンを常設できる部屋を作ろう!という意見でした。
仕事がら、家でパソコンを使うことが多いので、パソコンや周辺機器を同時に広げても十分なスペースがある書斎が作れて、生産性の向上を感じる毎日です。
逆に、ネットはスマホで十分、パソコンなんて使わない、一人で過ごすのはあまり得意ではない、といった生活習慣のかたは、書斎を作っても物置化のリスクが高いと言えます。
- ハウスメーカーから提案されたから、といった曖昧な理由で書斎を作ると、結局使用しないで物置化するリスクがあります。誰が、何に使うのか?を明確にしたうえで書斎を作りましょう。
- 書斎を作ったとしても、間取りが悪いと足が遠のきます。
書斎に向かない間取りの代表格は、「キッチンから遠い」「寝室の中に書斎がある」「寝室を通らないと書斎に行けない」の3つです。
書斎の設置場所については、片づけの解剖図鑑で「ワークスペース ~片づけ無用の聖地を発見!~」を読み、深く共感したことも幸いでした。
片づけの解剖図鑑については【レビュー】「片づけの解剖図鑑」は心地よい住まいを作りだす仕組みを学びたいかた必見!で解説しています。
まとめ
以上、書斎のよくある後悔・失敗ポイントをご紹介しました。
テレワーク、在宅勤務が増えたなか、書斎の重要度は以前とは比べ物にならないほど高まっています。
実際わが家は、キッチン隣に書斎スペースを設けたことで、急な在宅勤務命令にも柔軟に対応することができました!
後悔のない書斎を作るためには、以下の点に注意すると良いでしょう。
関連記事
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子供が巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの作り方も解説】にまとめました。