平屋の実例

エコキュートのピークカット設定手順【深夜のみ沸き上げて電気代を節約する方法】

エコキュートのピークカット設定手順【深夜のみ沸き上げて電気代を節約する方法】
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  • エコキュートの設定は初期設定のままいじらなくても大丈夫?
  • エコキュートのピークカット設定について教えてほしい。

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

電気代を削減

 

結論から言うと、エコキュートは、新居に住み始めたら以下3点の設定を必ず確認しましょう。

  • 電力制度設定
  • ピークカット
  • 保温時間

特に「ピークカット」は重要で、節電効果を高める効果があるので必ず設定することをおすすめします。

 

 

本記事の内容
  • 住み始めたら確認しておきたいエコキュートの3つの節電設定

 

私は2018年に平屋を新築しました。

オール電化住宅のため、エコキュートを導入しています。

今日の記事は電気代を節約するために確認すべきエコキュートの3つの設定箇所をお伝えしたいと思います。

これからオール電化の家を建てるかた、エコキュートをお使いのかたは必見です。

住み始めたら確認しておきたいエコキュートの3つの節電設定

 

新居に引っ越したらエコキュートの初期設定を3か所確認しましょう。

  • 電力制度設定
  • ピークカット
  • 保温時間

我が家のエコキュート、パナソニックの「HE-NS46JQS」を例に、設定箇所をご説明します。

 

 

 

エコキュートの設定確認箇所(1) 電力制度設定

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まず最初に、いつの時間帯の電気代が安いのかをエコキュートにきちんと設定しなくてはなりません。

 

  1. メニュー → その他 を選択します。
  2. 電力制度設定 を選択します。
  3. 夜間時間設定 を選択します。
  4. スマートライフプランは深夜1時~6時が安い時間帯なので、設定3を選択します。

これで深夜1時~6時が安い時間帯であることをエコキュートに覚えさせることができました。

これをやっておかないと、スマートライフプランなのに、例えば設定1が選択された状態であれば、エコキュートは23時になると安い時間帯であると判断して、沸き上げを開始してしまう可能性があります。

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割高な時間帯にお湯を沸かすことがないように、夜間時間帯をきちんと設定しておきましょう。

エコキュートの設定確認箇所(2) ピークカット

続いてピークカット設定です。

エコキュートはタンクの湯量が減ると、深夜の時間帯以外でも勝手に沸き上げをすることがあります。

一日でタンクのお湯を使い切ることがない場合には、「ピークカット」を設定しておきましょう。

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電気料金が高い昼間に勝手に沸き上げすることを防いでくれます。

 

  1. メニュー→沸き上げ設定 を選択します。
  2. ダブルピークカット設定 を選択します。
  3. スマートライフプランの場合は、深夜1時~6時以外の沸き上げを停止したいので、「設定1」に6時~1時を設定します。

これで深夜1時~6時以外の時間帯の勝手な沸き上げはなくなりますので、昼間の割高な時間帯に沸き上げをして無駄な電気代を払うことを防ぐことができます。

【2023年1月追記】電気代が高騰したので、ピークカット設定を見直しました

「託送料金相当額」と「燃料費調整額」による電気代の高騰を受けて、深夜電力の単価が2.2倍以上に値上がりしてしまいました。
そこで、深夜電力を使うのをやめて、太陽光発電で発電した電気でエコキュートのお湯を沸かすことにしました。

それにともないピークカット設定時間も変更しています。

詳細は本記事の「託送料金相当額」と「燃料費調整額」が高い!【太陽光発電で削減した方法を解説】の章にまとめたので、あわせてご覧ください。

エコキュートの設定確認箇所(3) 保温時間

最後はバスルームのリモコンで行います。

お風呂を沸かした後の保温時間の設定を 0時間にして、勝手に追い炊きをするのを防ぎます。

 

  1. 諸設定 → 保温時間 を選択します。
  2. 0時間に変更します。

0時間にすることで、お風呂のお湯張りが終わったあとに、勝手に追い炊きが行われることがなくなります。
この値が2時間とかになっていると、例えば40℃でお湯張りしたあと、2時間の間、ずっと40℃をキープするよう自動で追い炊きされてしまいます。

我が家はお風呂が沸いたら、家族4人で一斉にお風呂に入るようにしています。
なぜならそれが一番の節約になるからです。

一気に入ってしまえば、お湯が冷めるまえに湯船につかることができます。

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どうしても寒い場合には、その都度、手動で追い炊きをすれば事足ります。

 

子ども達がグズった場合には、お湯張りが終わったあとにすぐにお風呂に入れない場合ももちろんあります。

その間も保温を続けておくのはもったいないです。

なにもずっと40℃をキープしていなくても問題ないのです。

「託送料金相当額」と「燃料費調整額」が高い!【太陽光発電で電気代を削減した方法を解説】

「託送料金相当額」と「燃料費調整額」が高い!【太陽光発電で削減した方法を解説】

2023年1月の電気代を見て驚きました!

なんと42,020円!

高騰の主な原因は、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」でした。

「託送料金相当額」と「燃料費調整額」ふたつ合わせて、22,000円も請求されています。

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このままではまずい、とにかく電気の使用量を減らさないと!

ということで、太陽光発電とエコキュートの「ソーラーチャージ機能」を使って電気を買う量を減らし、「託送料金相当額」と「燃料費調整額」を減額する施策を打つことにしました。

本記事で解説したとおり、今まではできるだけ昼間の時間帯にエコキュートのお湯を沸き上げないようピークカット設定をしていましたが、今度は真逆、できるだけ昼間の発電している時間にお湯を沸きあげることにしたのです。

まだ1日分だけしか効果を確認できていませんが、買電額を350円ほど減らすことに成功しました。

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やはり太陽光発電は、電気代高騰の今こそ使うべきですね!

詳細は「託送料金相当額」と「燃料費調整額」が高い!【太陽光発電で削減した方法を解説】で解説しています。

(まとめ)電気代節約のためにエコキュートの設定確認は忘れずに

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • エコキュートの初期設定はきちんと電気料金プランにあっているか確認しましょう。
    ポイントはピークカットと、電力制度の設定です。
  • 「託送料金相当額」と「燃料費調整額」の高騰により、2022年後半から電気代が急激に高くなりました。
    太陽光発電を使用していれば、深夜電力でエコキュートの湯沸かしを行うよりも、昼間発電した電気で湯沸かしをおこなったほうが、トータルの電気代を安くできることが多いです。
    ご自分のご家庭の状況に合わせて、エコキュートのピークカット設定を適切に設定する必要があります。
  • お風呂の保温時間についても基本は0時間にして、間を空けずにお風呂に入ってしまうのが節約効果が高くおすすめです。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。