新築後悔183選

【トイレ】後悔・失敗ポイント9選

【トイレ】後悔・失敗ポイント9選
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実際に家を建てた人やリフォームした人が、トイレで後悔したポイントを知りたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

1年以上住んでみると、やはり後悔・失敗ポイントというのは出てくるものです。

今日の記事では我が家のトイレでたったひとつだけ後悔しているポイントをご紹介します。

さらにネットや雑誌でよくみるトイレの後悔・失敗ポイントについても8個取り上げます。

この記事の内容
  • わが家のトイレの唯一の後悔・失敗ポイント
  • ネットや雑誌でよくみるトイレの後悔・失敗ポイント8選

 

これから家を建てるかたで、後悔のないトイレを実現したい人はぜひ参考にしてみてください!

タップできる目次
  1. 【わが家のトイレ】間取りと設備の後悔・失敗ポイント
    1. 我が家のトイレ後悔ポイント:トイレを寝室の隣にしてしまったので寝室にトイレの音が響く!
  2. ネットや雑誌でよくみるトイレの間取りと設備の失敗・後悔ポイント8選まとめ
    1. トイレの後悔ポイント1:トイレが遠すぎて寝不足
    2. トイレの後悔ポイント2:リビングとトイレが近すぎた
    3. トイレの後悔ポイント3:トイレの扉を内開きにしたらスリッパが置けなくなった
    4. トイレの後悔ポイント4:ケチって便座ヒーターをつけなかった
    5. トイレの後悔ポイント5:収納が少なかった
    6. トイレの後悔ポイント6:窓を付けたらトイレが寒くなった
    7. トイレの後悔ポイント7:便座が高くて足が届かない
    8. トイレの後悔ポイント8:トイレ内に小さな手洗いシンクをつけたら、水がはねて床や壁がビショビショに・・・。
  3. まとめ
  4. 関連記事

【わが家のトイレ】間取りと設備の後悔・失敗ポイント

後悔

最初に私が建てた平屋のトイレの後悔・失敗ポイントをご紹介します。

結論から言うと間取りです!

「トイレの設置場所で失敗」しました。

我が家のトイレ後悔ポイント:トイレを寝室の隣にしてしまったので寝室にトイレの音が響く!

トイレと寝室の間取り

わが家のトイレの唯一の失敗。

それは寝室の隣に作ってしまったということです!

目が覚めるほどではないのですが、やはり「ゴー」という水が流れる音が静かな寝室に響きますね・・・。

音の対策として壁の中にグラスウールを敷き詰めてもらったので、何もしていない壁よりはまだマシですが、寝室の隣は避けるべきでした!

トイレなどの水回りは使用時に音が出ます!
寝室とは離して配置する間取りにしましょう!

もう一度建てるなら、トイレは寝室からできるだけ離します!

わが家のトイレについては【平屋の実例】掃除がしやすい大きな窓のあるトイレで詳しく解説しています。

ネットや雑誌でよくみるトイレの間取りと設備の失敗・後悔ポイント8選まとめ

トイレの間取りで後悔している人

わが家のトイレは後悔・失敗ポイントを1つだけに抑えられました。

続いて、家づくりの雑誌やネットで調べた新築トイレの後悔・失敗ポイントを8個ご紹介します。

  1. トイレが遠すぎて寝不足
  2. リビングとトイレが近すぎた
  3. トイレの扉を内開きにしたらスリッパが置けなくなった
  4. ケチって便座ヒーターをつけなかった
  5. 収納が少なかった
  6. 窓を付けたらトイレが寒くなった
  7. 便座が高くて足が届かない
  8. トイレ内に小さな手洗いシンクをつけたら、水がはねて床や壁がビショビショに・・・。

 

トイレの後悔ポイント1:トイレが遠すぎて寝不足

トイレが遠い
予算をケチってトイレを1カ所にしたら、2階の寝室から1階のトイレまでの距離が遠くて、夜中トイレに起きたあと、寝付けなくなります・・・。

まずは間取りの後悔です。トイレの場所に関する失敗となります。

2階建ての家ならばトイレは1、2階両方にあるパターンが多いですね。

しかしコスト削減のためにトイレを1カ所しか作らなかった時に、「トイレが遠すぎる部屋ができてしまう」という問題が発生します。

特に冬が悲惨です。暖かい布団から抜け出して、夜中に遠くのトイレまで行くのは辛いです!

わが家の場合:トイレは1カ所ですが家の中央にあるため使い勝手はよいです

わが家は平屋なのでトイレは1カ所です。

トイレの位置は間取り図的にはちょうど家の真ん中にあるので、どの部屋からもほぼ均等な距離になっています。

寝室からも遠くはないので夜中にトイレに起きても負担はありません。

各部屋からトイレまでの距離はよく確認しましょう!
特に玄関近くにトイレを作った場合に、玄関から一番遠い部屋からトイレに行くのが大変なケースがあります。
2階建てなら各階にトイレがある間取りのほうが便利です!

トイレの後悔ポイント2:リビングとトイレが近すぎた

トイレの写真
リビングとトイレが近すぎる間取りで、来客時にめちゃくちゃ気をつかいます・・・

これはかなり笑えない後悔・失敗ポイントです。

部屋のスペースを広くとるために、廊下をできるだけ排除した間取りなどで発生しがち。

お客さんが来た時は「トイレの音が目立たないようにテレビを大音響でつけています」なんて話も・・・。

リフォームでトイレ自体は最新の製品に変更できますが、トイレの場所自体の変更は難しいです。
トイレの場所は音も考慮して慎重に検討しましょう!

わが家の場合:リビングからは距離があるので問題なし

わが家のトイレはリビングからは離れている間取りのため、お客さんが来ても大丈夫。

音を気にせず、安心して用を足してもらえます!

そのかわり寝室には少し音が響くのですが・・・

リビングから扉1枚だけで隔てられたトイレだったら要注意!
間取り図から音は聞こえてきません。
音が漏れてこないか気になったら、間取り的に問題がないか設計士さんによく相談してみましょう!

トイレの後悔ポイント3:トイレの扉を内開きにしたらスリッパが置けなくなった

トイレの扉
スリッパを置いたけど、ドアを開けると一緒に移動してしまう・・・。

トイレのドアに関する失敗で一番多いパターンがこれです。

トイレの中にドアが開く、いわゆる「内開き」にしたところ、トイレのスリッパがドアに押されて移動してしまうという後悔・失敗ポイントです。

スリッパくらいならまだいいですが、トイレ内でもし人が倒れた場合に、救出が非常に困難になるという深刻なデメリットもあります!

わが家の場合:引き戸などので問題なし。

トイレの造作引き戸

わが家のトイレのドアは引き戸のため、内側にも外側にもスペースを取りません。

引き戸のため開け放つことも容易です。トイレの窓が大きいため、洗面所への採光のために普段は開けていることも多いです。

引き戸には以下のメリットがあります。

  • 手をはさんでケガをするリスクが低い。(開き戸に比べて危険性が低い)
  • ドアの開閉で場所を取らない。
引き戸ならば隣接する部屋とのドアの干渉を心配する必要がありませんね。

トイレに内開きのドアはNGです!
構造的に可能であれば引き戸がおすすめです!

我が家のトイレ引き戸については、【平屋の実例】トイレの造作木製引き戸レビュー【自動ブレーキ付きで安全】で解説しています。

 

トイレの後悔ポイント4:ケチって便座ヒーターをつけなかった

便座ヒーターのないシンプルなトイレ
トイレに便座ヒーターつけなかったら冬場冷たくて誰も使わない・・・。

便座が冷たいトイレは敬遠されます。

便器に腰かけた瞬間の、あの「ヒヤっ」とする感覚はとても不快なので、誰もが嫌がります。

よくあるのが、1階のトイレを豪華にして、2階のトイレをケチって便座ヒーターなどがない単機能のトイレにした場合です。
すると、2階のトイレだけだんだん使われなくなるパターンになります。

人はやはり、快適なほうに引き寄せられるものなのですね。。。

モコモコの便座カバーをつける、という軽減策もありますが、便座カバーを選択する手間が増えるのがデメリットです。

わが家の場合:レストパルFなのでほぼフル機能

我が家のレストパルFの写真

わが家のトイレはTOTOのレストパルFなので、便座ヒーターはもちろんのこと、ウォシュレットも含めてフル機能が搭載されています。

平屋でトイレは1つ。レストパルFは高かったですが、一個だけのトイレに集中して投資できたのが功を奏しました。

  • トイレが2か所ある場合は、2つのトイレにあまり機能差をつけすぎないほうがいいです。機能が劣るトイレが敬遠されるようになります。
  • 便座が冷たいと敬遠されがちなので、最低限便座ヒーターはつけるようにしましょう!

レストパルFについては、TOTO浮いてるトイレ「レストパルF」8項目でレビュー【リフォームにもおすすめ!】で解説しています。

トイレの後悔ポイント5:収納が少なかった

狭いトイレ
トイレのスペースを小さくしすぎて収納が足りなかった・・・

トイレに置きたいものって意外に多いんです。

  • トイレットペーパー(できれば12ロールまるごと)
  • 生理用品
  • 掃除用具
  • 芳香剤などの在庫

これらの収納スペースがトイレ内にないと、別の場所に置くはめになります。

トイレットペーパーがない!と気づいて、別の部屋に取りにいくのはやはり面倒ですよね。

トイレは用を足せればいいやということで思いっきり狭く作る人がいますが、収納スペースのこともある程度考えておかないと、実際に住みはじめるとストレスを感じるかも知れません。

 

わが家の場合:収納スペース標準搭載のレストパルFで悩みゼロ

レストパルFの収納の写真

わが家は抜群の収納力を誇るレストパルFなので、収納の悩みは最初から存在しませんでした。

以下のものがすべて収まってくれる頼もしさは、他のトイレにはない絶対的なメリット!

レストパルFで収納できるもの

 

後付け感なく広大な収納スペースが得られるレストパルFは、わが家の中でもナンバーワンにおすすめな住宅設備です。

トイレは用を足すだけの場所と考えて、ギリギリまで狭くしていませんか?
消耗品類の収納スペースがないと実際の生活ではとても不便です!

レストパルFについては、TOTO浮いてるトイレ「レストパルF」8項目でレビュー【リフォームにもおすすめ!】で解説しています。

トイレの後悔ポイント6:窓を付けたらトイレが寒くなった

窓のあるトイレの写真
換気と採光を、と思ってトイレに窓を付けたら冷気が入ってきて寒い・・・

トイレに窓を設けた場合のデメリットは以下の3点。

  • トイレの断熱性能が落ちる
  • 防犯面のリスクが高まる
  • 窓の分、建築費がかさむ

開口部が増えるので断熱性能が落ちるのは間違いありません。

アルミサッシにしてしまった場合は、結露も覚悟しないといけませんね。
私が家を建てる前に住んでいたアパートはトイレに窓がありましたが、アルミサッシだったため、冬場は常に結露してビショビショでした・・・。

長くトイレにこもる人などはトイレが寒いと辛いかも?!

あとは、トイレの窓から空き巣に侵入されたらどうしよう?といった心配も多く見受けられました。
トイレが周囲から死角になるような場所の場合は、防犯ガラスにすることも検討しましょう!

わが家の場合:明るいトイレを希望だったので窓はアリ。トリプルガラスのAPW430でできるだけ断熱しました。

トイレの窓(APW430)

わが家はとにかく明るいトイレを希望したので、窓はご覧のとおりすべり出し窓+FIX窓となっています。トイレにしては比較的大きな窓といえるでしょう。

北側に面したトイレですが、おかげさまで採光はバッチリで、昼間は完全に無照明でOKです!

昼間無照明でOKなので、電気代の節約にもなっています。

採光が欲しい反面、冬寒いトイレは嫌だったので、断熱性能に優れたAPW430を採用しました。
トリプルガラスの威力は絶大で、開口部の割には寒くないトイレに仕上がりました。
樹脂窓のため結露もまったくありません。

前に住んでいたアパートはトイレの窓がアルミサッシだったので、冬場は結露が酷く、水がしたたって黒カビはえてましたから、各段に快適になりました!

防犯面については、トイレの外は開けていて隣の家の目もあるので、あまり心配はしていません。

トイレの窓の断熱性能については【平屋の実例】APW430/330のすべり出し、FIX、引き違い窓の断熱性能をチェック【トイレ・脱衣所・バスルーム】をごらんください。

トイレの窓は絶対に必要な設備ではないだけに、人によって意見が分かれるところです。
換気については換気扇をまわせば窓がなくても大丈夫なので、ポイントは採光が必要かどうかでしょうか。

  • 採光は別にいらない
  • トイレにお金をかけたくない
  • 断熱性能を確保したい

上記の要望ならトイレに窓はなくてOKです!

わが家のトイレについては【平屋の実例】大きな窓があるトイレ【掃除がしやすいTOTOレストパルF】で解説しています。

トイレの後悔ポイント7:便座が高くて足が届かない

トイレに座る女性
背が低い私は、便座の奥に腰かけると、かかとが床に届かないので落ち着かない・・・

150cm前後の身長低めな女性の後悔・失敗ポイントです。

日本人の平均身長の伸びに合わせて、トイレの便座の高さも変化してきているって知ってました?

1990年代くらいまでは便座の高さは350mmくらいだったのですが、現在の各社の主力モデルは380mm~420mmとなっています。

実に3cm以上も高くなっているんですね。

築年数が古い実家、賃貸アパートなどで350mmくらいの便器の高さのトイレに慣れていた人の場合は、最新のトイレだと高く感じてしまう可能性はありますね。

 

わが家の場合:レストパルFの座面高さは417mmで割と高め?!

TOTOトイレの座面高さの一覧表

TOTOさんのウェブカタログに載っていた表によると、レストパルFの座面の高さは417mmということです。
私の妻は身長が160cm以上あるので、特に高さは気にしていないようです。

最新のトイレの座面の高さを変更することはできないので、もし高いと感じた時には洋式トイレ専用の踏み台などで調整するといいでしょう。

トイレの座面の高さは昔よりも高くなっています。
メーカーごとに1~2cm高さが異なるので、ショールームなどで実際に腰かけてしっくりくるタイプを探すのがおすすめ。
それと、ショールームでトイレに座って試す時は、靴を脱ぐことをお忘れなく!(室内では靴履いてないですからね!)
欲しいトイレの便座が高すぎる場合は踏み台を後付けしましょう!

トイレの後悔ポイント8:トイレ内に小さな手洗いシンクをつけたら、水がはねて床や壁がビショビショに・・・。

トイレ内の小さな手洗いシンク
トイレ内に手洗いシンクをつけたけど、シンクが小さすぎて水が飛び散り、床や壁が水浸しになる・・・

写真の赤枠のような手洗いシンクをつけたことによる後悔・失敗ポイントです。

一見便利なのですが、シンクの小ささには注意が必要です。

実際使ってみると、想像以上にシンク外に水が飛び散ります!

結果的に、シンク下の床や壁が常に水浸しになり、掃除がとても大変になるパターンです。

私の友人が建てた家のトイレがまさにこのパターンでした。
トイレ内の壁付けで小さな手洗いシンクがあり、実際に手を洗いましたが、申し訳ないくらい床を濡らしてしまって困った経験があります。

子どもが手洗いするときは、大人よりもさらに周囲がビショビショになる可能性が高いです!

拭き取り掃除の手間を考えると、トイレ内シンクの大きさには慎重になるべきです。

わが家の場合:トイレ後の手洗いは、隣の洗面所で。

わが家の場合はトイレ後の手洗いは、トイレ隣の洗面所で行います。
シンクも普通に大きいので水が飛び散る心配もありません。

洗面器(TOTO LS911CR)
大きな鏡もあるし、お客様にもちょっとしたパウダールーム感覚で使ってもらえます!

トイレ内に小さな手洗いシンクをつけるなら、水はねは覚悟しましょう!
できたらトイレの外に洗面所を作ることをおすすめします!

まとめ

以上、トイレのよくある後悔・失敗ポイントをご紹介しました。

まとめ
  • トイレを寝室の隣にしてしてしまうと、水を流す音が夜響きます。
    できるだけ間に収納を挟むなど音が響きにくい間取りがおすすめです。
  • トイレが遠すぎると、夜、尿意をもよおした時に困ります。
    寝不足にならない距離を保ちましょう。
  • リビングとトイレが近すぎると、お客様がトイレを使うのを遠慮しがちになります。
    リビングにはトイレの音は響かないよう間取りに気をつけましょう。
  • トイレの扉を内開きにしたらスリッパが置けなくなった話はよく聞きます。
    平面の間取り図を見ているだけだと意外に気付かないこともあります。
  • ケチって便座ヒーターをつけなかった場合に、冬、冷たい便座に座ることになります。
    快適性が著しく損なわれるので、便座ヒーターはなんとしてもつけることをおすすめします。
  • 収納が少ないトイレは、トイレットペーパーの在庫や、掃除道具の置き場所に困ることになります。スペースがあまりとれない場合はわが家と同じようにTOTOレストパルFを採用すると収納スペースも自動的に確保できて効率的!
  • 窓を付けたらトイレが寒くなってしまうことはよくある後悔です。
    しかし窓がないと、換気や、採光で不満が出ることも・・・。
    もし窓を付けるなら、断熱性能が高いものをチョイスしましょう。
  • 便座が高くて足が届かないケースも案外見かける後悔ポイントです。
    便座の高さはメーカーごとに異なるので購入前に要チェックです。
  • トイレ内に小さな手洗いシンクをつけるのは、慎重に判断しましょう。
    狭いシンクだと水ハネ必死で、トイレ掃除の頻度が激増する恐れが。

トイレは毎日使うので、使い勝手、快適性など、実は慎重に判断しないと後悔ポイントが生まれやすい場所です。

家の中で一番汚れが気になる場所がトイレです。
キレイを保つためにも掃除がしやすいトイレ作りをおすすめします。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。