玄関引き戸に気密施工(パッキン、隙間シール)をしたら、室温は何度上昇した?
今日の記事はこういった疑問に答えます。
造作の木製引き戸玄関に気密施工した結果
結論から言うと、気密施工後に玄関周辺の室温が3℃ほど上昇しました。
- 玄関引き戸に気密施工を実施した結果
- 木製玄関引き戸に行った気密施工まとめ
私は2018年に平屋を新築しました。
玄関は造作の木製引き戸ですが、気密性に難があり玄関が砂だらけに。
そこで戸尻、下框、戸先の3か所に気密材や隙間シールを施工しました。
今日の記事では我が家の玄関に行った気密施工によって、温熱環境がどう変わったかの結果と、気密施工のまとめをお届けします。
引き戸の気密施工に興味があるかたは必見です。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
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玄関引き戸に気密施工を実施した結果
室温を計測してみました。
気密施工前の玄関の室温と外気温を計測
朝7:34。
玄関は12.1℃。
屋外は6℃です。(床下エアコンアプリの屋外気温で確認)
夜19:10。
玄関は12.8℃。
屋外7℃でした。
3か所気密施工後の玄関の室温と外気温を計測
続いて気密施工後です。
夜20:56。
玄関は15.9℃。
屋外は7℃でした。
続いて夜20:54。
この日は季節外れの雪も降って大変寒い一日。
玄関は14.7℃。
屋外は1℃でした。
施工後は外気温との差が9℃前後になったので、施工前に比べて3℃ほど室内温度が上昇したと思われます。
3℃変わると体感できるほどの差になりますね。
12℃台では肌寒く感じますが、15℃台になるとそこまで寒いという感じではありません。
というか、外気温が氷点下に近い1℃でもあっても、玄関内は14.7℃でした。
外気温の影響を受けずに常に室内は15℃前後をキープできるようになった、といったほうが正しいですね。
気密性が高く隙間風が入らない家とは、ある一定以下に室温が下がらない家なのです。
気密性がとても大事だということがこの結果からわかります。
【まとめ】玄関が寒い理由は気密性が低いからです。
- 戸尻にピンチブロック、戸先に隙間シール、下框にスーパータイトを組み合わせて施工した結果、気密性が高まり室温が3℃ほど上昇したようです。
体感でも明らかに玄関のヒンヤリ感が軽減しています。 - 気密性が向上した結果、外気温の影響を受けにくくなりました。
玄関まわりは、外が寒くても15℃前後の室温をキープできるようになった印象です。 - 我が家は玄関にまったく気密施工をしない状態で気密測定をしたところ、C値は1.4でした。
玄関を目張りしての測定もしてもらいましたが、そちらはC値0.8でした。
気密施工を行ったことで目張りと同じC値0.8に限りなく近づいた印象です。 - 気密性が高ければ室内の温度差がなくなり、冷暖房費も節約できます。
これから家を建てるなら気密性には絶対こだわるべき。
できればC値0.5以下なら文句なしでしょう。
気密施工は技術の差が出ますので、気密施工に定評のある、できれば常にC値の性能を公表している工務店に施工を依頼するのがいいでしょう。
気密施工をひととおり行ってみると、気密性がいかに大事かが身に染みてわかります。
いくら高断熱の基礎、外壁、樹脂窓を取り付けても、気密性が低ければ室内の空気は外部へ流出し、外気が容赦なく室内に入ってきます。
バケツの水をいっぱいにするためには、たえず水を注ぎ続けていかなくてはなりません。
注ぎ続ける水が、冬の暖房、夏の冷房と考えるといかに無駄が多いかわかります。
オリジナルの引き戸玄関は世界に同じものが2つとないので、意匠性に優れていて、満足度も非常に高いものがあります。
ただ、気密施工をしておかないと我が家のように砂と隙間風に悩まされます。
気密施工もセットで考慮し、オリジナル玄関の造作を楽しんでください。
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