今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、複合再生材エコウッドはささくれのリスクが低く、長く安定して使えるウッドデッキを作りたい人に向いています。
- 木材とプラスチックの複合再生材「エコウッド」のメリット
- ウッドデッキ下に土間コンクリートを敷くメリット
- エコウッドとコンクリート敷きのデメリット
私は2018年に平屋を新築しました。
リビング、ダイニングの掃き出し窓のところにウッドデッキをつけてもらいました。
今日の記事では我が家のLDKのウッドデッキを例に、あとから後悔しないウッドデッキの作り方をご紹介します。
これから家を建てるかたや、ウッドデッキのリフォームを検討中のかたは必見です。
木材とプラスチックの複合再生材「エコウッド」のメリット
わが家のウッドデッキは株式会社エコウッドの「エコウッドEシリーズ」です。
エコウッドを採用したのは耐久性が抜群だからです。
エコウッドでウッドデッキを作れば、とげ、ささくれが発生しません
エコウッドはプラスチックと材木の複合素材のため、とげ、ささくれが発生しません。
わが家がエコウッドを採用した最大の理由がこちらになります。
妻の実家のウッドデッキが経年劣化により、とげがでていて大変危ない状態だったのをみていたので、なおさらウッドデッキの安全性にはこだわるようになりました。
ささくれたウッドデッキはマジで危ないですよ。。。
子どもも遊ぶであろうウッドデッキにとげ、ささくれが出ていると大変危険です。
エコウッドではその心配がゼロになります。
エコウッドは天然木に比べて経年劣化が少ないです
エコウッドは経年劣化が非常に少ないです。
下表のとおりブナ材に比べて約18倍も朽ちにくく、米杉に比べて吸水率が34分の1程度というデータが、エコウッド株式会社さんのサイトに掲載されています。
エコウッド株式会社さんのサイトに13年経過後のエコウッドの写真が掲載されていますが、目立った傷みはなく非常に高い耐久性を維持し続けていることがわかります。
ウッドデッキは基本的に雨ざらしです。
どうしても腐りやすく傷みやすい。
レッドシダーなどをウッドデッキの材木として採用した場合は、塗装をまめに行うなどメンテナンスがかかせません。
それでもだんだんに朽ちていくことは避けられないでしょう。
エコウッドであればメンテナンスいらずで長期間腐らずに良い状態をキープしてくれます。
少し高かったとしても、あの時エコウッドにしておいて良かった、と、振り返ること間違いなしです。
ウッドデッキ下に土間コンクリートを敷くメリット
ズバリ、雑草が生えないことが最大のメリットです。
あと、あくまで副次的なものですが、耐久性も上がるのでウッドデッキが沈みこむリスクが低いというメリットもあります。
我が家は敷地内の一部を防草シート+砂利敷きにしていますが、写真のとおり5月になると雑草が容赦なく生えてきました。
先日ついに膝くらいの高さまで伸びてきたので、あわてて除草剤をまきました。
引っ越してきて最初の春だというのに砂利の下の防草シートが無意味なものになりつつあります。
ウッドデッキ下に雑草が生えだすと、ウッドデッキがある分、草むしりも大変なことは容易に想像がつくでしょう。
我が家はこの点は妥協できなかったので、ウッドデッキ下はコンクリート敷きにしてもらいました。
エコウッドとコンクリート敷きのデメリットは価格
最終見積もりの際の減額候補リストに、ウッドデッキの素材変更もあがっていました。
エコウッドは約40万くらいかかりました。
エコウッドをレッドシダーに変更すると約20万円、コンクリート敷きを束石に変えると約18万円の減額が可能という試算でした。
レッドシダーに比べてエコウッドはおよそ倍程度の費用がかかることになります。
良い建材なのですが、やはり価格は高いですね。
ただ、10年を過ぎても致命的に痛むことがなく、メンテナンスの手間もかからないと考えれば、コストパフォーマンスは良いと思います。
コンクリート敷きも同様に、雑草のケアから解放されます。
イニシャルコストをかけてメンテナンスの労力を下げるかどうかの判断ですが、我が家はメンテナンスフリーの道を選びました。
もしコスト的に厳しい場合でも、ウッドデッキ下のコンクリート敷きだけは行ったほうがよいのではないかと思います。
ウッドデッキそのものについては、子どもと一緒に楽しみながらDIYで塗装をするのもありです。思い出作りにもなりますし、普通の材木でも良いかも知れません。
我が家ももし、最終的な減額が追い付かなかった場合には、おそらくウッドデッキ下コンクリートは残して、ウッドデッキだけをレッドシダーに変えていた可能性が高いです。
(まとめ)エコウッドとコンクリート敷きでメンテナンンスフリーのウッドデッキが作れます。リフォームにも最適です。
今日の記事をまとめます。
- エコウッドを使用すると、とげ、ささくれの危険性がゼロになります。
また経年劣化が少ないので、何年もメンテナンスの必要がありません。
メンテナンスの手間を減らしたい人にはウッドデッキをおすすめします。 - 我が家は引っ越して最初の夏なのに、防草シート+砂利敷きのところは雑草がすさまじい勢いで生えています。
ウッドデッキ下は雑草が生えるとやっかいですので、多少無理してでもコンクリート敷きにしておくことをおすすめします。 - エコウッドとコンクリート敷きのデメリットは機能面では特にありませんが、価格が高いという点は検討が必要です。
イニシャルコストをかけてメンテナンス費を下げるかどうかの判断になりますが、もし予算内に収まるようであればエコウッドとコンクリート敷きの両方を採用し、予算が厳しいようであればレッドシダーなど普通の木材+コンクリート敷きにするのがよい選択です。
先日ウッドデッキでバーベキューをしましたが、エコウッドは肌触りもよいので大変気持ちが良かったです。
とげ、ささくれの心配がないので子どもが走り回っても安心してみていられます。
小さいお子さんがいるご家庭には特におすすめしたいポイントです。
これから家を建てるかたはもちろんのこと、ウッドデッキを新設したい、あるいはウッドデッキが痛んでしまったのでリフォームしたいといったかたにも、エコウッドは自信を持っておすすめできます。
ウッドデッキのある平屋間取り集
ウッドデッキのある平屋間取りの具体例をもっとを知りたくありませんか?
そんなあなたのために、全国のハウスメーカー、工務店が提案する、ウッドデッキのある平屋間取り集を作ってみました。
詳細はウッドデッキ・縁側のある平屋間取り50選!【おしゃれ・洗濯物干しなどメリット多数】で解説しています。
関連記事
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子供が巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの具体例と作り方も解説】にまとめました。