新築後悔183選

【駐車場】後悔・失敗ポイント11選

駐車場の失敗・後悔・失敗ポイント11選【注文住宅の間取りと設備】
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実際に家を建てた人が駐車場で後悔したポイントを知りたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

駐車場

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

1年以上住んでみると、やはり後悔・失敗ポイントというのは出てくるものです。

今日の記事では私達が建てた平屋の、駐車場の後悔・失敗ポイントを2つご紹介します。

さらにネットや雑誌でよくみる駐車場の後悔・失敗ポイントについても9つ取り上げたいと思います。

この記事の内容
  • 私が建てた平屋の駐車場の後悔・失敗ポイント
  • ネットや雑誌でよくみる駐車場の後悔・失敗ポイント9選

これから家を建てるかたで、後悔のない駐車場を実現したい人はぜひ参考にしてみてください!

タップできる目次
  1. 私が建てた平屋の駐車場の後悔・失敗ポイント
    1. 我が家の駐車場の後悔ポイント1:砂利敷きの駐車場は雑草がすぐに生えてくる
    2. 我が家の駐車場の後悔ポイント2:照明がなくて夜は真っ暗
  2. ネットや雑誌でよくみる駐車場の失敗・後悔・失敗ポイント9選
    1. 駐車場の後悔ポイント1:カーポートを玄関先まで延ばせばよかった
    2. 駐車場の後悔ポイント2:駐車場のコンクリートに隙間を作ったら雑草が生えまくる
    3. 駐車場の後悔ポイント3:アクセントタイルの場所が悪くて、すぐに割れてしまった
    4. 駐車場の後悔ポイント4:駐車場に2台しか車が置けない。
    5. 駐車場の後悔ポイント5:縦列駐車にしたので車の出し入れが面倒
    6. 駐車場の後悔ポイント6:コンパクトカーからミニバンに乗り換えたら駐車場が狭い
    7. 駐車場の後悔ポイント7:駐車場の長さを短くしたらバックドアを開けられなくなった
    8. 駐車場の後悔ポイント8:玄関前を駐車場にしたら、玄関の階段に車をぶつけた・・・
    9. 駐車場の後悔ポイント9:EVコンセントをつけておけばよかった
  3. 関連記事

私が建てた平屋の駐車場の後悔・失敗ポイント

後悔

最初に私が建てた平屋の駐車場の後悔・失敗ポイントを2つご紹介します。

  • 砂利敷きの駐車場は雑草がすぐに生えてくる
  • 照明がなくて夜は真っ暗

 

 

我が家の駐車場の後悔ポイント1:砂利敷きの駐車場は雑草がすぐに生えてくる

わが家の駐車場は2つに分かれています。

ひとつは母屋とつながった屋根のある駐車場です。

こちらは問題なし!

問題なのは、屋根のない駐車場のほうです。

下の緑で囲った部分になります。3台停められます。

我が家の駐車場の図面

予算が足りずコンクリートを敷けなかったので砂利を敷きました。
しかし、夏場は容赦なく雑草が生えてきます!

防草シートを下に入れてもらっていますが、やっぱり生えてきてしまいます。

毎年夏になると、雑草を抜いたり、除草剤をまくなどの手間が発生します。

お金ができたら絶対にコンクリート化したいと考えています。
  • 駐車場はコンクリートをやめて砂利にすれば数十万円のコストを浮かせることができます。そのかわり雑草のケアで時間を取られることになります。
  • 予算があれば駐車場は最初からコンクリートにしておきたいところです。
  • ただし、あとからコンクリート化は可能なので、どうしても予算が厳しい場合は駐車場の優先順位は低めに設定してもよいでしょう。

我が家の駐車場については【平屋の実例】駐車場(カーポート)【縦列駐車は後悔します】で解説しています。

我が家の駐車場の後悔ポイント2:照明がなくて夜は真っ暗

2つ目も屋根なし駐車場の後悔です。

屋根なし駐車場のほうには、照明の類をまったくつけませんでした。

ただ、砂利が敷いてあるだけ。

田舎で街灯も少ない我が家。夜の駐車場は月明りだけが頼りといった感じで真っ暗です。

防犯上もあまりよくありません。
夜暗くなってきてから車を置いたあと、暗い駐車場でつまずくリスクもあります。

とりあえずの対策として、配線いらずで置くだけのLEDソーラーライトをつけました。

駐車場のLEDソーラーライト

若干マシにはなりましたが、やはり理想は上から照らすきちんとした照明が欲しいところです。

お金がたまったらカーポートを作ってしっかりと照明をつけたいです。
  • 暗い駐車場は単純に危険です。
    防犯上もよくないので、照明はしっかりとつけるようにしましょう。
  • 人感センサーの照明にしておけば、車を置いた時に自動的に点灯するので便利です。

LEDソーラーライトについては駐車場の埋め込み式ソーラーライト実機レビュー【5つのメリット】で解説しています。

わが家の駐車場については【平屋の実例】駐車場(カーポート)【縦列駐車は後悔します】で解説しています。

ネットや雑誌でよくみる駐車場の失敗・後悔・失敗ポイント9選

トイレの間取りで後悔している人

続いて、家づくりの雑誌やネットでよくみる駐車場の後悔・失敗ポイントを9つご紹介します。

 

駐車場の後悔ポイント1:カーポートを玄関先まで延ばせばよかった

カーポートを作ったけど、屋根が玄関まで延びていない。雨の日は車に乗るまでに濡れてしまう・・・

屋根のある駐車場って便利ですよね。

しかし、単純に屋根を作っただけでは不十分。
ポイントは「玄関と屋根がつながっているかどうか」です。

玄関とカーポートが離れていた場合、結局のところ雨に濡れてしまい、カーポートのメリットを十分に活かせません!

 

わが家の場合:勝手口とつながった屋根付き駐車場が超快適!

駐車場と勝手口の間取り

わが家のメインの駐車場は母屋からつながった屋根付きです。

ご覧のとおり勝手口に直接アクセスできます。

 

雨に全く濡れることなく、車への乗り降りや、荷物を運べるのがとにかく便利!

雨に濡れることなく車に乗り込めることは、建築計画の最初から強い要望として出していました。理想的な駐車場が実現できてよかったです!
  • 屋根付き駐車場を考えるなら、玄関や勝手口まで屋根が延びていると便利です。全く雨に濡れることなく、車に乗り込んだり、荷物を降ろしたりできます。
  • 小さな子どもをチャイルドシートに乗せる時も屋根付き駐車場は超便利です!

 

 

 

駐車場の後悔ポイント2:駐車場のコンクリートに隙間を作ったら雑草が生えまくる

駐車場はコンクリートにしたけど、隙間を空けたら雑草が生えてきて面倒!

駐車場をのっぺりコンクリートにせずに、少し隙間を作って砂利を入れたりする場合がありますよね。

見た目に変化がついていい感じなんですが、砂利の部分から雑草が生えてきて後悔している人が多数です!

 

わが家の場合:メイン駐車場はコンクリートべったり。雑草なしで快適!

メイン駐車場はべったりコンクリートを敷いてます。

おかげで雑草の心配は皆無です。

子育てに追われる毎日を過ごしているので、家のメンテには極力時間を使いたくない。

わが家と同じような状況のかたには、駐車場はコンクリートを敷くことをおすすめします。

この記事の最初で書いたとおり、屋根付きじゃないほうの駐車場は砂利なので雑草生えまくっていますが・・・。
  • 駐車場は全部コンクリートがおすすめです。
    隙間をつくるとすぐに雑草が生えてきます。

 

駐車場の後悔ポイント3:アクセントタイルの場所が悪くて、すぐに割れてしまった

駐車場タイルのひび割れ
駐車場をおしゃれに見せたくてアクセントタイルを使ったけど、車に踏まれてすぐに割れてしまった・・・

無機質に見えてしまいがちな駐車場。

アクセントタイルを使うことで色彩豊かな、変化にとんだ駐車場空間を作ることができます。

 

しかし、タイルを設置する場所を誤ると、一転、後悔・失敗ポイントになってしまいます。

車に頻繁に踏まれる場所にタイルを使ってしまうと、すぐに割れてしまう可能性があるからです。

せっかくキレイなアクセントタイルを使ったのに、あっという間に割れてしまっては嫌ですよね。

わが家の場合:アクセントタイルはなし。

もともと機能性重視の我が家では、駐車所にアクセントタイルはありません。

メインの駐車場とそこにいたるスロープはコンクリートをしきつめてあるので、耐久性は抜群。

毎日車を動かす我が家にはあまり余計な装飾はいらないという判断です。

まあ、外構にそこまでかけられる予算がなかったというのも大きいですが・・・。

下の写真のような外構がステキな家にも少し憧れます!
こういった家ならアクセントタイルもものすごく映えますね!

外構がキレイな家
  • アクセントタイルは外構に変化を付けるにはとても良いアイテムです。
    しかし、駐車場に使う場合には、踏まれてすぐに割れてしまう場所は避けましょう。

駐車場の後悔ポイント4:駐車場に2台しか車が置けない。

戸建てに2台の駐車場
予算の都合上、駐車場は2台しか確保できない土地にしてしまった。来客のたびに自分の車を路駐しなきゃで面倒。。。

駐車場の後悔で一番深刻なのが台数の問題かも知れません。

例えば2台しか置けないで、夫婦ふたりとも車を持っていると、以下のシチュエーションで困ることに!

  • 来客が車で来た時に車を停める場所がない!
  • 子どもが大きくなった時に、子どもの車を置く場所がない!

とりあえず今は困っていないから、、、なんて理由で最低限の駐車台数で我慢しよう、と考えて家を建てると、すぐに困ることになります。

特に車がないと移動が困難な地方、田舎は厳しいです!

 

わが家の場合:田舎で土地が広いので詰めれば6台は置けます。

田舎ならではの利点。
比較的広い土地が安価に手に入る点です。

アパート暮らしのころに、じいちゃんばあちゃんが孫に会いに車で遊びにくることがありました。しかし来客用の駐車場はなかったため、常にアパートの玄関前の空きスペースに無理やり停めていました。
その経験から、家を建てる時は駐車スペースには余裕を持たせようと決意していました。

わが家の駐車場の間取りは以下のとおり。斜線が入っているところが建物で、屋根付きの駐車場が1台分あります。

青い車の絵の部分は、屋根付き駐車場にアプローチするためのスロープになっています。
通常は屋根付き駐車場への通路になるため、車は置きませんが、来客が多い時などは縦列駐車をすれば2台は置けます。

駐車場の間取り
田舎なので車が必須です。来客があった時、子どもが車に乗るようになった時も、これだけ停められれば安心です。
  • 駐車台数は駐車場を決めるうえでは最も重要な要素です。
    駐車場に十分な土地面積を割り当てないで、住み始めてから後悔する人が多数です。
  • 最低限と考えると2台ですが、来客のときに車を置いてもらう場所、あるいは自分達の車を退避する場所があるのかは確認しておきましょう。
  • 子どもが大きくなって初めて車に乗り始めた時は同居しているかも知れません。
    子どもの車をおける余裕があったほうが安心です。
    同居しないまでも、実家に車で帰ってきた時などに子どもの車を置く場所がないのは少し悲しいです。

駐車場の後悔ポイント5:縦列駐車にしたので車の出し入れが面倒

縦列駐車
しかたなく縦列駐車の駐車場にしたけど、毎日夫婦で喧嘩しています・・・

車を頻繁に使う人が激しく後悔する駐車場。
それは「縦列駐車しかできない駐車場」です。

後ろの車がでるためには、前の車がどかないといけない。

土地の形状上しかたなくや、思ったような面積が取れない場合には縦列駐車にする場合もありますよね。

しかし、もし毎日2台の車を使う生活をしている場合は、致命的なストレスポイントになるので絶対にやめたほうがいいです!

もし車を頻繁に使うのに、縦列駐車しかできない土地を選んだとしたら、はっきり言って土地探しからやり直すことをおすすめします。

縦列駐車を許容できるのは、2台のうち1台は本当にめったに乗らない、という場合に限ります。

わが家の場合:縦列駐車で面倒を味わったことがあるのでやめました

わが家は前に書いたとおり4台は並列駐車できます。

だいぶ昔、実家暮らしのころに短期間ですが縦列駐車を経験したことがあって、親の車との入れ替え作業がとにかく面倒でした・・・。

そんな経験から、一人暮らしを始めた時ですら、縦列駐車しかできないアパートは候補から除外したほどでした。
  • 縦列駐車ははっきり言って面倒!毎日車を使う生活なら絶対に後悔するのでやめたほうがいいです!
  • 車を頻繁に使うのに縦列駐車しかできない土地を選んでしまったら、悪いことはいいません、家づくりを進める前に、土地選びからやり直しましょう。
  • 縦列OKなのは、2台のうち1台はめったに動かさない場合に限ります。
    1台は週末だけ使う、などと言った場合は許容しても大丈夫かも知れません。なるべく並列がよいのであえておすすめはしませんが・・・。

駐車場の後悔ポイント6:コンパクトカーからミニバンに乗り換えたら駐車場が狭い

ミニバン
車を大型車に買い替えたら、駐車スペースが狭くてドアが開けにくい・・・

新築当初はコンパクトカーに乗っていたご家庭に多い後悔・失敗ポイントです。

コンパクトカーのサイズ感で駐車場の幅などを設計してしまい、あとからミニバンなどの大型車に乗り換えた時に問題が発生します。

家族構成の変化などで、大きな車に乗り換えなくてはならないケースは考えられます。

小さな車を停めるだけで事足りるのか、きちんと最初から考えておきましょう。

名著「住まいの解剖図鑑」には駐車スペースについて以下のとおり書かれています。

駐車の余白

右ハンドルでも左ハンドルでも同じこと。駐車スペースには人間が出入りできるスペースがなければなりません。

車幅+750
(できれば+900)

引用:住まいの解剖図鑑 P.159

 

住まいの解剖図鑑の値を実際の車に当てはめてみます。

小さな車の代表としてホンダのN-Boxを、大型車の代表としてトヨタ アルファードをチョイスしてみました。

N-BOX アルファード
車幅 1,475mm 1,850mm
+750mm 2,225mm 2,600mm
+900mm 2,375mm 2,750mm

比較表からもわかるとおり、N-BOXからアルファードに乗り換えると、40cm近く広い幅が必要になります。

あまりキツキツな設計にしてしまうと、大型車への乗り換えで急激に駐車場の使い勝手が落ちるリスクがあります!

 

わが家の場合:3.6m幅の駐車場で問題なし。

わが家のメイン駐車場である屋根付きのところは、幅が3.6メートルあるので大きな車でも全く問題ありません。

アルファードに乗り換えましたが、車庫入れも問題なし。

屋根なしの駐車場も3台ラクラク停められます。

田舎ならではの利点を最大限生かした駐車場です。

  • 家を広くしたくて、駐車場の幅を最低限にしていませんか?
    軽自動車やコンパクトカーなら良いかも知れませんが、将来的に大型車に乗り換えた時に幅が狭いと苦労します。

駐車場の後悔ポイント7:駐車場の長さを短くしたらバックドアを開けられなくなった

バックドア開閉時、
バックドアが描く軌跡の上での最大の長さ
標準ボディ 約5,895mm(全長+約950mm(下図:A寸法))
エアロボディ 約5,900mm(全長+約950mm(下図:A寸法))

バックドアの長さ
引用:トヨタウェブサイト「バックドア開閉時、バックドアが描く軌跡の上での最大の長さを教えて。」

 

駐車場をできるだけ狭くしたくて、車の全長に対してギリギリの長さにしたけど、バックドアを開けれらない・・・

1個前の後悔・失敗ポイントでは駐車場の幅を取り上げましたが、今度は長さです。

車がとりあえず収まればよい、ということで長さをギリギリにしてしまう人がいますが、荷物を積む時に後悔するかも知れません。

最初に引用させていただいた表は、トヨタのアルファードでバックドアを空けるために車の後ろのどのくらいのスペースがあればよいかを示したものです。

バックドアだけでも950mmのスペースが必要です。
しかも人が後ろに立ってバックドアを開ける場合には、人が入り込めるスペースがないといけませんので、さらに最低でも300mmくらいは余裕を持たせたいところです。

単純に長さが足りないこと以外にも、以下のような障害物が駐車場の後ろにあってバックドアがぶつかって開けないケースもよく見かけます。

  • 外構のフェンスにぶつかってしまう
  • エアコンの室外機にぶつかってしまう
  • エコキュートのタンクにぶつかってしまう
駐車場に車を置いたままミニバンのトランクへ荷物を出し入れするなら、車の後ろには最低でも1.3メートルほどの余裕を持たせておきましょう!

 

わが家の場合:屋根はありますが後ろは空いているのでラクラクです。

わが家のメインの駐車場は屋根付きです。
しかしガレージタイプではなく、後ろはオープンになっています。

屋根付き部分だけで長さは約4.5メートルありますが、さらに駐車場の最後部から外構のフェンスまでは2メートル以上ありますので、ミニバンのバックドアを開けても干渉しません。

  • 車への荷物の出し入れは、駐車場に車を停めたままノンストレスで行えます。
  • 子どもと公園に乗りに行くときも、駐車場に停めたミニバンのバックドアを開け放って、ラクラク自転車を積み込むことができます。
  • ミニバンなどのトランクを開けるなら、駐車場の後ろには最低1.3メートルほどの空きスペースが必要です。

 

駐車場の後悔ポイント8:玄関前を駐車場にしたら、玄関の階段に車をぶつけた・・・

玄関の階段
玄関の前に駐車場を作ったけど、バックするときに玄関の階段で車をこすった・・・。

駐車場の周辺に物があると車をぶつける原因になります!

駐車場近辺には、なるべくなにも置かない、作らないことが重要です。

車をよくぶつけるものは以下のとおり。

  • 玄関の階段、手すり
  • ポスト
  • エアコン室外機
  • カーポートの柱 など

 

普段はぶつけなくても、以下のような普段と違うシチュエーションになった時がヤバいんです!

  • 雨や雪で視界が悪い
  • 夫婦喧嘩してイライラマックスの時に運転
  • 時間がなくて焦っていた
人間は余裕がない時には、普段では信じられないようなミスを犯すものです・・・

 

わが家の場合:エアコン室外機が少し心配です。

駐車場の室外機

わが家の屋根付き駐車場。心配なのは室外機。

図面の赤で囲った部分にリビングとキッチンのエアコンの室外機が置いてあります。

室外機分を入れても幅に余裕はあるので、ぶつかったことはないですが、若干注意する必要はありますね。

 

駐車場では事故は起きていませんが、わが家で過去に起きた事故の例をひとつ。

夫婦喧嘩して妻がイライラマックスで車で出かけるときに、内輪差を無視して隣の家の擁壁に車のサイド部分を全面的にこすったことがありました。
その時の車の修理代、30万円オーバー!
車両保険に入っていたので金銭的ダメージは最小限でしたが、、、。

イライラしている時は視野が狭くなり、普段では絶対に起きないような事故が起きるといういい例です(泣)
  • 駐車場まわりには極力なにも置かない、作らないことが不慮の事故を防ぐ意味でとても重要です。
  • 普段は「絶対にぶつけないだろう」と思っていても、雨、雪などの天候不順や精神状態によっては、慣れた駐車場でも思わぬ事故に発展する可能性はあります。

 

駐車場の後悔ポイント9:EVコンセントをつけておけばよかった

EVコンセント
これから電気自動車の時代がきそう。EVコンセントを駐車場につけておけばよかった。

すぐには困らないけど、やっておけばよかった後悔として「EVコンセント」があります。

現時点で電気自動車のリーフや、充電できるハイブリッドカーであるプリウスPHVに乗っている人はごくわずか。
車両価格が高く、充電に時間がかかるわりに航続距離が短いなど、コスパ的にガソリンエンジンの車に勝てないからです。

ところが温暖化防止と大気汚染を抑えるために、世界中で排ガス規制が厳しくなってきています。
最も進んでいるEU諸国では2025年から規制が開始され、2030年~2040年にはガソリン車、ディーゼル車の販売自体を全面禁止する方向ですすんでいるのです。

あと5~10年で、世界中でガソリン車、ディーゼル車の販売数が激減し、電気自動車にシフトする。
そんな未来がもう目前まで迫っています。

であれば、これから家を建てる人は、車の充電設備を準備しておくのは大事なことではないでしょうか。

「電気自動車の時代」が始まっても最低限の費用ですぐに対応できるはずです。

 

わが家の場合:EVコンセントをつけてもらいました。

EVコンセント

わが家の屋根付き駐車場にはEVコンセントをつけてもらいました。

屋根がない駐車場のほうにも配管をあらかじめ埋め込んでおいてもらいました。
もし屋根をつけてEVコンセントを配線する場合にも最小の費用で済むようなっています。

この先、何十年も住む予定の家ですので、今は電気自動車は持っていませんが、将来に備えての投資としては悪くないと思います。

個人的にはRAV4 PHEVがめっちゃかっこいいので、お金があったらすぐにでも乗りたいですが・・・
私が指定しなかったのが悪いのですが、100VのEVコンセントがついてしまいました。100Vはめっちゃ充電に時間がかかるので、これからEVコンセントを設置する予定の人は、絶対に200Vにしましょう。
  • ガソリン車から電気自動車へのシフトは、10年以内には世界中で確実に訪れる未来です。これから家を建てる人はEVコンセントがすぐに設置できる準備はしておいたほうが良いです。
  • EVコンセントは付けないまでも、EVコンセントを設置する予定の場所には配管だけでも用意しておくと、あとからの工事が断然ラクになります。

EVコンセントについては【平屋の実例】新築に電気自動車用のEVコンセントが必要な2つの理由で解説しています。

 

 

以上、駐車場のよくある後悔・失敗ポイントをご紹介しました。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。