- おすすめのスロップシンク、メーカーを教えてほしい
- TOTO 実験用流しSK7を実際に使っている人の口コミを知りたい
今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、我が家が採用したTOTO実験用流しSK7は、スロップシンクとして最高でした。
主な理由は以下の2つです。
- 深さ127mmで万能
- 値段が安い(9,045円)
- おすすめスロップシンクTOTO SK7のレビュー
私は2018年12月に平屋を新築しました。
わが家のスロップシンクは脱衣所にあります。
メーカーはTOTOで、機種はSK7になります。
採用したきっかけは建築士さんのおすすめですが、これがズバリ大正解!
おすすめのスロップシンクを探しているかたは必見です。
【我が家のスロップシンク】メーカーはTOTO、機種はSK7です
洗濯機脇に設置されることの多いスロップシンクは、一般的には次の写真のような製品を想像されることが多いと思います。
コメット ウェブサイトより引用
ところが我が家は深いタイプのスロップシンクではなく、建築士さんのおすすめでTOTOのSK7を導入していただきました。
「実験用流し」とも呼ばれるもので、学校の理科室にありそうなシンクです。
深さは127mmしかありません。
そう、まるで普通の洗面器のようなのです。
ところがこれが大成功でした!
TOTO SK7をスロップシンクにおすすめする2つの理由
TOTO SK7をスロップシンクとしておすすめする理由は以下の2つです。
- 深さ127mmで万能
- 値段が安い(9,045円)
スロップシンクSK7は深さが127mmなので、通常の家族用の洗面器としても使用可能!万能な使い心地。
もともとは子どもの上履きなど、汚れものを手洗いする場所として想定していた我が家のスロップシンク。
ところが、結果的に見れば、汚れものを洗う場所というよりも、「家族の洗面所」がメインの使い方になりました。
我が家のスロップシンク周りです。
歯ブラシ、コップ、ハンドクリーム、ボックスの中で見えませんが髭剃りやワックスなども入っています。
掃除用のブラシなんかも見えてますね。
家族の歯ブラシはここでしています。
洗面台下にはタオルかけもあるので手拭きも可能です。
SK7を「家族の洗面所」とすることで、お客様も使うトイレ前のメイン洗面所から生活感を失くすことに成功しました。
脱衣所は基本、家族しか入らない場所なので、歯ブラシなど生活感たっぷりのものが置いてあっても、特段気にする必要がないのが最高です。
SK7まわりは完全に生活感まる出しですが、脱衣所はプライベートゾーンです。
全く問題ありません。
パブリックゾーンの洗面所に歯ブラシなどが置いてあったら、きっとお客様にとっては気持ちのよくない空間になっていたでしょう。
家族はスロップシンクで歯ブラシなどをすることで、トイレ側の洗面所は常にキレイなまま、掃除も最小限で済んでいます。
もちろん上履きなどを洗う本来のスロップシンクとしても機能します
家族の洗面所として使っているSK7ですが、もともと考えていたスロップシンクとしての機能も十分に果たしています。
子どもの上履きなども毎週末ここで洗っています。
洗面器の幅が広いので汚れものを洗うのも苦ではありません。
浅いシンクのSK7ですが、今のところ深さの必要性は感じていません。
汚れが飛び散るような物を洗うときは、さすがに周辺の歯ブラシなどは、上の棚に避難させます。
その程度の配慮で、汚れものもガンガン洗えるのがいいですね。
鏡も水切り棚もあるので洗面所としての使い勝手も良好
もう一度写真をみてみましょう。
スロップシンクなのに、鏡があったりします。
この鏡は着工時の建築プランではつける予定がなかったものです。
我が家のお風呂TOTOサザナには、掃除の手間を考えて鏡はつけませんでした。
お風呂に鏡がないなら、脱衣所にはひとつくらいあったほうがいいかな、ということになり、建築の仕上げが進む中で急きょ取り付けてもらったものです。
また鏡の下の棚はekreaの水切パイプ棚ですが、こちらも当初予定はなく、スロップシンクで汚れものを洗うなら、水キレのよい棚をつけたほうがいいかなということで急きょお願いして取り付けてもらったものでした。
鏡や水切パイプ棚を取り付けてもらった段階でも、スロップシンクを家族用の洗面所として使うつもりは全然なかったのです。
ところが結果的に、鏡と棚の追加が、家族用の洗面所としての使いやすさをアップしてくれました。
歯磨きや身だしなみを整える時には鏡があったほうが便利ですし、洗った物の水切りや洗濯用ブラシをひっかけておくにはパイプ棚が活躍します。
スロップシンクを「家族用の洗面所」としても使うのはコスパ抜群です
我が家は偶然にも洗面所としても機能するSK7という実験用流しを採用していたことで、結果的に家族用と、お客様兼用の2か所の洗面所を設けることができました。
我が家のように脱衣所にスロップシンクの設置を考えているならば、最初から家族の洗面所としても機能する設計にしてみてはいかがでしょう。
汚れ物を洗う場所としてスロップシンクはあるわけですが、使用頻度を考えるとそれだけではもったいないという気がしています。
例えばルーチン化しているものは以下の2つくらいです。
- 週一で子どもの学校、幼稚園の上履きを洗う
- 週末に廊下の雑巾がけをした時に雑巾を洗う
他には、子どもがおもらしした時に下着を手洗いする、あるいはスニーカーなどの靴を手洗いするなどです。
ただ、頻度は数か月に一度になります。
スロップシンクに家族用の洗面所としての機能も持たせることで、結果的に毎日家族が使うことになり、スロップシンクのコストパフォーマンスが飛躍的に高まりました。
これが深いスロップシンクだった場合は、さすがに洗面所として使うには使い勝手が悪すぎます。
浅いシンクのSK7だったからこそ、偶然にも洗面所として使うことができたわけです。
当初の予定とは全く違った結果となりましたが、SK7を提案してくれた建築士さんに感謝です。
TOTO SK7は値段の安さも魅力的【購入価格は9,045円】
わが家のTOTO SK7の購入価格は9,045円でした。
2018年12月の当時の価格ですが、定価20,100円に対して9,045円なので、値引率は55%!
1万円を切るコスパの高さは大変魅力的です。
もともと汚れものを洗うスロップシンクであり、なおかつ家族しか基本的には使わない脱衣所の洗面です。
見栄えやおしゃれさにこだわる必要は皆無で、価格が安く、必要な機能を備えていれば十分!
そういった意味でも、TOTO SK7は非常にコスパの高い良い設備でした。
SK7だけでは洗面台としては使えないので、他に、混合水栓のTKGG30SEと排水金具TK18Pを組み合わせています。
価格はそれぞれ、
- 混合水栓TKGG30SEが、定価26,700円で購入価格が12,015円
- 排水金具TK18Pが定価15,400円で購入価格6,930円でした。
TOTO SK7と組み合わせている排水金具TK18Pと、混合水栓TKGG30SEのご紹介
ここからはSK7の排水口回りと水栓をみていきます。
排水金具TK18P
まずは排水金具TK18Pです。
まず排水状態をご紹介。真ん中の握り手の部分を上にあげた状態です。
次に、握り手を少し回して、下に押し込んだ状態です。
この状態だと水は排水されません。
水を流すとシンク内に水を溜めることができます。
上の写真ではわかりにくいですが、水を溜めています。
握りてを持って、目皿を上に取り外した状態です。
ご覧のとおり底にゴム栓がついています。
握り手を下に押し込むことでゴム栓が下に下がり、排水口をふさぐ、という構造です。
目皿を外した排水口の写真です。
あまり見栄えがいいとは言えませんが、普段は見えない場所なので問題なし。
混合水栓TKGG30SE
水栓はTOTOのTKGG30SEです。
いたってシンプルな作りで、ハンドルを左側で上に上げると温水、右側で上にあげると冷水がでます。
吐水口は網になっていて、細かいシャワー状の水がでてきます。
ソフトな感覚で使いやすいです。
スロップシンクで汚れものを洗う時は、温水のほうが圧倒的によく汚れが落ちるので、スロップシンクは絶対にお湯も使える混合水栓がおすすめです。
【まとめ】おすすめスロップシンクはTOTO SK7
今日の記事をまとめます。
- TOTO SK7は深さ127mmなので、通常の洗面器としても機能します。
- 汚れ物を洗うスロップシンクとしても申し分なく使えています。
- スロップシンクを汚れもの洗いだけにしておくのはコスパが悪いと感じます。
家族用の洗面器として使うとコスパが一気に上がります。 - TOTO SK7は1万円を切る価格で導入できる点もおすすめです。
関連記事
- 【平屋の実例】3畳洗面脱衣所のレイアウト【スロップシンクは必須!】
- 【平屋の実例】ミラーキャビネットのある洗面所
- 【脱衣所】後悔・失敗ポイント8選
- 【洗面所】後悔・失敗ポイント10選
- 【平屋をリフォーム】わが家が行ったリフォームをご紹介【見積り比較のコツも解説】
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子供が巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの作り方も解説】にまとめました。