今日の記事はこういった疑問に答えます。
食洗機ミーレ25周年記念モデル(幅60cm)の実機レビュー
私は2018年12月に平屋を新築しました。
私達の平屋のキッチンには、ミーレ25周年記念モデル の60cm幅タイプ(型番:G4920SCi)を入れることができました。
今日の記事ではミーレを毎日使っている私が、ミーレの使い方レビューをお届けします。
ミーレの使い方、一時停止、スプレーアームのお手入れなどについて知りたいかたは必見です。
食洗機ミーレ25周年記念モデル(60cm)の実機使い方レビュー

ミーレ60cm(25周年記念モデルG4920SCi)の実機使い方レビューをお届けします。
食器類をミーレ60cmのトレイに食器をセットする様子
まずは汚れた食器類をトレイにセットするところをご説明します。
一番上のカトラリートレイ

まずは一番上のトレイです。カトラリートレイと呼ばれるトレイです。
ここは浅いのでお箸やスプーンなどを置きます。
中央部分だけ若干深いので、我が家ではごはん用のしゃもじをよく置いています。
小さめのフタ関係などもここに置けますね。
フラットな面に自在に食器やカトラリーを並べられます。
わかりやすく、汚れも落ちやすいのでとても気にいっています。
中段トレイ
続いて2段目。中段のトレイです。
ごはん茶碗やマグカップなどを主に入れます。
お玉などもここに置くことが多いです。

中断トレイは2cm刻みで3段階の高さ調整が可能です。
中段トレイを高さを上げると、下段トレイにより大きな食器類を入れることが可能になります。
我が家は下段トレイの容量を増やしたいので、中段トレイは1番高い位置で使っています。
下段トレイ
最後に一番下の3段目。
深いので鍋やフライパンなどが入ります。

国産の引き出しタイプに比べて最大のメリットと思えるのが、この最下段の大きさです。
フィッシュロースターまでそのまま入れて洗えるくらい大容量なので、別途手洗いする、ということがほとんど必要ありません。
洗剤投入
食器類のセットが終わったら食洗機用洗剤を入れます。

ミーレを買うと、お試し品としてミーレ純正の食洗機用洗剤が20回分(1箱)ついてきます。
画像はミーレ公式オンラインストアからお借りしました。

お試し品を使い切った今、我が家ではフィニッシュを使っています。
修理の際にミーレのメンテナンスのかたに聞いたところ、別に純正品にこだわる必要はないそうですが、ジョイがおすすめで、キュキュットは洗剤が内部に残りやすいためおすすめしないそうです。
【2020.4.29追記】 洗剤をフィニッシュからクリスタに変えました
フッ素樹脂加工(マーブルコート)のフライパンをミーレ+フィニッシュで洗っていたところ、数か月でボロボロになってしまいました。
結果的にはミーレ+クリスタはベストな組み合わせでした。
クリスタについては食洗機ミーレの洗剤は中性がおすすめ【アルカリ性はフッ素加工が傷みます】で解説しています。

運転モードの選択
洗剤を入れたら蓋を閉めます。

電源ボタンを押して電源を入れます。

続いてモードを選択します。
- うちが良く使うモードは「ECO」です。
- 汚れがひどい時は、Normal 55℃
- なべ底などにこびりついたガンコな汚れを落としたい時はIntensive 75℃にします。
ECOはNormalに比べて節水、節電になります。
ECOモードだと乾燥含めて3時間21分で終了します。
(モード選択すると中央ディスプレイに運転に所要時間が表示されます)

ちなみに下の写真の枠で囲ったところは「Short」ボタンです。
「Short」ボタンを押すと「Short」機能が有効になり運転時間を短縮できます。

例えばECOモードの時に「Short」ボタンを押すと2時間10分で完了するようになります。
1時間10分ほど短縮できますね。
ただし洗浄能力が上がるため、消費電力が高くなります。
最後にスタートボタンを押すと運転が開始されます。

あとは放っておけば食器洗い完了。
【一時停止】運転を途中で止めたい時は?

運転中に扉を開ければ一時停止します。
入れ忘れた食器などあれば、スタートしてすぐなら扉を開けて放り込めばOKです。
また扉を閉めると途中から運転を再開してくれます。
洗浄のみ、乾燥のみの運転は選べません。
ミーレは、洗浄から乾燥まで自動で行ってくれます。
逆に言うと洗浄のみといったコース選択はできません。必ず乾燥がセットです。
運転モードにもよりますが、残り50分を切ったあたりから乾燥モードに移行するようです。
残り時間が何分かは前面のデジタルディスプレイに常に表示されています。
例えば下の写真の場合ですと、「あと2時間9分で終了」という意味です。

洗浄が終わって乾燥モードに移行しているかどうかは、ミーレ本体に耳を近づけて音を聞けばわかります。
シャーシャーという水が噴き出す音がしていなければ洗浄は終わっています。
(もし目で見て確認するなら運転中に扉を開けて中の状態を確認すれば大丈夫です)
乾燥工程を省くと電力消費を抑えられます。
手動で止めるには運転状態を確認しなくてはいけないため深夜運転など寝ている時はできませんが、昼間使った場合などは洗浄が終わったら止めて扉を開けて自然乾燥させておけば節電になります。
ECO、Normal、Intensiveなど、各運転モードの特徴
25周年記念モデル(型番:G4920SCi)で選択できるのは下記5つのモードです。
(機種によって選べるモードに若干の違いがあります)
うちはECOモードを使うことがほとんどです。
ECOでも十分すぎるくらい汚れは落ちます。
食器類が少ない時はSensor washにすると経済的です。
少し汚れが多いかなと思う時は、Normal 55℃、鍋などに酷い汚れがこびりついている時に、Intensive 75℃を使います。
モード | 特徴 |
---|---|
ECO | 節電、節水で経済的。運転時間は最長です。 |
Sensor wash | 食器類の量や食品による汚れの程度に応じてセンサー制御を行い、不要な工程(予備洗いやすすぎなど)をカットしながら洗うモード。少ない量の時はこれがいいです。 |
Normal 55℃ | 1番ベーシックなモード。 |
Intensive 75℃ | 洗浄力が最大になります。焦げ付きなどひどい汚れの時は使うといいみたいです。 |
Sensor wash gentle | ガラス用の優しく洗うモードです。ガラスや熱に弱いプラスチックなどを洗うのに適しています。 |
ECOモードは運転時間が3時間以上と長いので、深夜帯の利用が特におすすめです。
各運転モードの電気代については食洗機ミーレ4つのデメリット【ミーレが不向きなひとは?】でご確認ください。
お手入れは週一くらいのペースで生ゴミを捨てるだけ
まず底の部分にあるハンドルをつかみます。

まわすと簡単に取れます。

裏側の写真のところをつまみます。

フタが開くので中にある生ゴミなどを掃除します。

これを1週間に1回くらいやるだけです。
あとは日常的にやるお手入れはありません。
半年に一度はスプレーアームの掃除もやったほうがいいらしいですが、わが家はほぼやっていません

半年に一度くらいは水が噴き出すスプレーアームの部分も掃除する必要があるようです。
タイマー設定で電気代が安い深夜に運転するとお得です。
運転開始タイマーを使う場合は以下の順番で操作します。
- 電源ボタンを押して電源を入れます。
- タイマーボタンを押して何時間後に開始するかを決めます(タイマーボタンを押すたびに30分単位で設定できます)
写真は6時間後にスタートに設定したところです。

ちなみにタイマーは前回設定した時間を覚えておいてくれます。
例えば6時間後に開始のタイマーを設定した場合で、翌日以降も6時間後に開始でよければ、翌日以降はタイマーボタンを一回押すだけです。
夕食後にミーレを動かす場合、我が家では19時すぎごろに6時間後開始のタイマーをセットしておきます。
19時から6時間後であれば深夜1時~なので、電気代の安い時間帯にミーレを動かすことができて経済的です。
以上、ミーレの実機使い方レビューでした。
関連記事
ミーレについてより詳しく知りたいかたは食洗機ミーレは後悔しない?60cmモデルを6項目でレビュー【リフォームにもおすすめ!】をご参照ください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
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