平屋間取り

ARRCHスタジオさんの「空庭のある平屋」間取り4つのおすすめポイント【自由に使える上階の中庭】

ARRCHスタジオさんの「空庭のある平屋」間取り4つのおすすめポイント【自由に使える上階の中庭】
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ARRCHスタジオさんの平屋住宅について詳しく知りたいです。

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

実際に平屋を建てた私が、ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の間取りを中心にチェックしてみました。

結論から言うと、「楽しみと機能性の両方を備えた無駄が1mmもない平屋住宅」でした。

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」は以下がおすすめポイントになります。

間取りおすすめポイント

  • 上階にあるプライベート中庭「空庭」
  • 小さくても機能的な子ども部屋
  • 階段下を利用したスタディコーナー
  • LDKとプライベートゾーンを分けるクローゼットコーナー

2階建て?の家と思いきや、上階はプライベートな中庭となっている非常にユニークかつおしゃれな平屋注文住宅です。

これから平屋を建てる予定のかたは、間取り事例のひとつとしてぜひ参考にしてみてください。

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当ブログでご紹介した平屋のカタログをサクっと集めたいかたは次の記事が参考になりますよ。

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の外観と間取り図

※当ページの引用タグ内の画像はすべてARRCHスタジオさんの「空庭のある平屋」ウェブサイトから引用させていただきました。

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の外観と間取り図をご紹介します。

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の外観図 ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の間取り図
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真っ白でシンプルな外観と、上階の中庭が印象的です!

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の気になる間取り3つのおすすめポイントを総チェック!

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の気になる間取りをピックアップ。

間取りおすすめポイント

  • 上階にあるプライベート中庭「空庭」
  • 小さくても機能的な子ども部屋
  • 階段下を利用したスタディコーナー
  • LDKとプライベートゾーンを分けるクローゼットコーナー
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わが家との対比も合わせてご紹介することで、実際の使い勝手についても検証していきます!

上階にあるおしゃれなプライベート中庭「空庭」

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の空庭 ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の空庭間取り図

 

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」でまず最初に紹介しなくてはならないのが、「空庭」になります。

ご覧の通り、階段を上がった上階が「空庭」と呼ばれる天空の中庭空間になっています。
ハイサイドの窓から入る光が気持ちのよい、非常にユニークかつおしゃれな空間です。

この「空庭」。楽しみ方の幅が広すぎてヤバい。例えば・・・

  • 写真のように家族でまるでキャンプにきたかのように楽しむのも良し。
  • 机もあるので、読書や勉強にいそしむのも良し。
  • ロフトとして考えるなら一部を収納スペースにしてもいいでしょう。
  • 日当たりも良いのでふとん干しや、洗濯物を干すサンルーム的な使い方もありですね。
  • 楽器の演奏や、絵を描くなど、趣味スペースとしても楽しそう。
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小屋裏収納のある平屋は決して珍しくはありませんが、ここまで開放感があって明るい平屋の上階は見たことがありません!

これは全世界の平屋ユーザーがほぞを噛むほどの魅力があります・・・。

 

わが家との比較:上階はありません。でも空庭は欲しかったかも!

わが家の場合は、完全フラットな平屋なので、はしごも階段もありません。
家の中で段差があるのは、土間と玄関タタキだけというシンプルさ。

おかげでロボット掃除機はその気になれば全部屋をくまなく回れますが、引き変えに、タテの動きの楽しみ、といった要素はないんですね。

とにかく時短、機能性優先のわが家なので当然なのですが、ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」を見ると、こんな上階なら欲しかったかも・・・と思わずにはいられません。

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空庭はたった「6坪」ほどの空間ですが、注文住宅の楽しさがギュっと詰まっている気がします。

特に子ども達は喜んだろうな、というのは容易に想像できますね。
階段の昇り降りは小さな息子には危険がありますが、そんなリスクが許容できるほどの楽しさです。

今まで平屋のロフト、小屋裏など山ほど見てきましたが、ここまで魅かれる上階のアイディアはありませんでした!

平屋は便利だけど、すべてフラットな空間だと面白くない!
でも、暗い小屋裏や、はしごで昇るロフトは嫌!
というかたにまさにぴったりな「空庭」。
平屋に楽しみをプラスするならこのアイディアはぜひ取り入れたいです。

小さくても機能的な子ども部屋

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の子ども部屋写真 ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の子ども部屋間取り図

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」は約32坪の中に機能性がギュっと詰まっています。

空庭をのぞいた1階部分だけだと約26坪ほどですが、そのコンパクトな空間でも機能性が損なわれていない要因のひとつが「子ども部屋」になります。

中心で間仕切り可能な子ども部屋は、ARRCHスタジオさんが提案する「ゴールデン4畳半」。
入口を斜めにすることで、ベッド、机、クローゼットをキレイに収めることに成功しています。

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こんなに使いやすそうな4畳半、みたことないっす。。。

細かい工夫が随所にみてとれます。

  • 圧迫感がでないようにクローゼットは扉なし。
  • 机が部屋の端から端まであって使いやすい!
  • 斜めの入口にすることで、2つの子ども部屋と主寝室の入口を最小限のスペースで実現!

入口を斜めにしないと廊下が増えて、奥の子ども部屋と主寝室の部屋面積が削られます。
斜めにすることで最小限の廊下を実現して、そのうえデメリットもなし!
非常に理にかなった素晴らしい間取りです!

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斜めの入口は、子どもにとってもエントリーする楽しさ倍増!

 

わが家との比較:空庭の平屋と同じく、子ども部屋は4畳半です。

子ども部屋の間取り図

わが家の子ども部屋も、ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の子ども部屋と同じく4畳半のスペースです。

9畳を2部屋に間仕切っています。

机とクローゼットとベッド、ということで、「空庭のある平屋」の子ども部屋と置いてあるアイテムも同じ。
面積も同じ4畳半。

しかし、間取り図を見てもらうとわかるとおり、使い勝手の良さは明らかに「空庭のある平屋」のほうが上だと言わざるを得ません。

机の長さがまったく違うことはすぐにわかりますね。

それからもっとも大きな違いは、クローゼット。

わが家は扉付きの既製品にしましたが、正直すごく圧迫感があります。。。

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妻ともたまに、「扉はいらなかったね~」と話します。

荷物を目隠しできるというメリットはあるものの、4畳半に扉付きのクローゼットは部屋をさらに狭く見せてしまうという大きなデメリットが。

好みが分かれるところですが、3年住んだ私の結論は、扉なしで、上棚とハンガーパイプだけで十分だったかなという感じです。

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ARRCHスタジオさんのデザイン力にまたも驚かされました・・・

子ども部屋は4畳半で十分!
寝られて、少し机があればOKと思っています。
なぜなら寝る時くらいしか行かないから!(特に小さいうちは)

ですので、わが家とARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の思想は似通ったものがあると思います。

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しかし、使い勝手を考えると、たぶん多くのかたが間取り図を比較して、「空庭のある平屋」の勝ちだな・・・と思われたでしょう。

はい、そのとおり!

決してわが家の子ども部屋が使いにくいというわけではありませんが、ARRCHスタジオさんの子ども部屋は、あらゆるハウスメーカー、工務店の間取り図と見比べても秀逸さが際立っていると思います。

ここまで緻密に計算されつくした4畳半の子ども部屋は見たことがありません。

わが家の子ども部屋については【平屋の実例】最初から間仕切りした子ども部屋【4.5畳×2部屋】で解説しています。

階段下を利用したスタディコーナー

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の階段下を利用したスタディコーナー写真 ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の階段下を利用したスタディコーナー間取り図

これでもかと小さなスペースに機能的な空間が立ち並ぶARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」ですが、空庭を作ることでできた階段下の空間も、あますところなく活用。

ご覧のとおり、小さなスタディコーナーとして機能する作りです。

キッチンから近いのでコーヒーなどの飲み物を持ってくるにも申し分ない配置です。

家族とも適度な距離を保てて、在宅勤務にも対応可能。

子どもが宿題をやるスタディコーナーとしても使えますし、子どもが使うなら、空庭を大人の書斎とするのもアリ。

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ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の間取りの懐の深さに驚愕します!

 

わが家との比較:クローズな書斎あり。スタディコーナーはなし。

わが家の書斎

わが家はキッチンの隣に独立した書斎があります(ワークスペース)

在宅勤務を含めたパソコン関係はすべてこの部屋で作業します。

キッチンの隣なので、コーヒーなどの飲み物を持ってくるのにも超便利。

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お気に入りの空間になっています。

 

わが家は、子どもが宿題をするスペースはLDKにはないので、もっぱらダイニングテーブルを活用しています。

しかし後片付けしないと食事の時に邪魔になるなど、「共用スペース」としてのダイニングテーブルの不便さもあります。

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」のように、ちょこっとしたスペースでもいいので、子ども使えるスタディコーナーはLDKにあったら便利でした!

LDKにスタディコーナーがあると、子どもが宿題をするのに便利。

ダイニングテーブルとは別で机があると、お互いに干渉しないので勉強も捗ります!

そしてスタディコーナーや書斎を設けるならキッチン近くが絶対に便利。
なぜなら飲み物やおやつをすぐに運んでこれるから。

何度も繰り返し書いていますが、キッチンに近い、というメリットは、書斎やスタディコーナーを使う頻度が高い人ほど、すごく重要になるので要チェックです!

わが家の書斎については【平屋の実例】書斎が物置にならずに済んだ3つの理由【間取りよりも場所が重要】で解説しています。

LDKとプライベートゾーンを分けるクローゼットコーナー

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」のLDKとプライベートゾーンを分けるクローゼット写真 ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」のLDKとプライベートゾーンを分けるクローゼット間取り図

最後に取り上げるポイントは、LDKの北側に配置されたクローゼットコーナー。

写真のとおり子ども部屋、寝室といったプライベートゾーンへの入口を目隠しするように、高さのあるクローゼットが4セット並んでいます。

このクローゼットコーナーは、絶妙な場所に配置されていて、

  • クローゼットの中身はLDK側からは見えない
  • 玄関からも近いので、玄関収納(コートかけ)としても機能する
  • リビング収納としても機能する
  • 子ども部屋と主寝室の補助収納にもなる

といった用途に便利に使うことができるのです!

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例えばお客様がリビングにいる時でも、クローゼットの中身を見られることはないので、ある程度乱雑になっていたとしても、気にせず開けることができます!

わが家との比較:LDKの収納はテレビ台と、キッチンの背面収納のみ

LDKの間取り図

わが家の場合、リビングは採光優先で窓が大きいので壁面の収納をほぼ取ることができませんでした。

ですので、収納スペースはテレビ台とアイランドキッチンの背面収納のみ。

テレビ台に録画用ハードディスクや、子どものおもちゃを収納しています。

リビングのテレビ台収納

さらにアイランドキッチンの背面収納には、ティッシュなどの消耗品、IHヒーター、マスク、子どもの学校のプリントなどを入れています。

アイランドキッチンの背面収納

しかし、このスペースだけでは、はっきり言って足りません。

特におもちゃは溢れかえっているので、正直いつもリビングは散らかっていますね。
(詳細はリビングの後悔ポイントをご覧ください)

リビングは意外に収納が必要な場所なんです。

前述したおもちゃはもちろんのこと、ペンなどの文房具も置きたいし、テプラとか、雑誌類とか、とにかく色々置きたくなる。

これは、LDKが家にいる時にもっとも長く滞在する場所であることが理由です。
もっとも長くいる場所なので、もっとも色々な種類の活動をする場所で、必然的に、すぐに取れる場所に色々な物を置きたくなります!

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」のクローゼットコーナーのような大容量収納がリビングにあれば、めっちゃ便利だったのにな、というのは率直に感じますね。

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わが家の場合はキッチン隣が書斎のため、文房具類はそちらに逃がすことが可能であるため、致命的な状況にはなっていませんが、もし書斎がなかったら・・・と思うとゾっとします・・・。

 

私が3年平屋に住んでみて、収納があると便利だと感じた順に並べると以下のようになります。

1位 玄関
2位 リビング
3位 脱衣所

主寝室や子ども部屋などの個室には、ほとんど収納はいらなかった!というのが率直な感想です。
案外、みなさんの直感にも反した結果ではないでしょうか?

個室に収納、という考え方自体が、今の時代の生き方にあっていないのかも知れません。

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ランキング1~3位をみてもらうとわかるとおり、結論としては、みんなが一斉に集まる場所の収納は多めに、個人が使う部屋の収納は少な目でも問題なしです。

リビングは、意外なんですが、収納が欲しくなる場所ナンバーワンと言っても過言ではありません。
コロナ禍を経てニューノーマルな家時間を過ごすことが多くなれば、なおさらです。

子ども部屋や主寝室などの個室よりも、断然収納が欲しくなるのがリビングであることを念頭に、ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」のようなリビングに近接していてなおかつ生活感が出ない収納の設置をおすすめします!

ARRCHスタジオさんの平屋住宅の間取り以外の特徴

ARRCHスタジオさんの平屋住宅の間取り以外の特徴をご紹介します。

家をデザインするのではなく「暮らし」をデザイン

ARRCHスタジオのデザイン

今回ご紹介した空庭の平屋のような素晴らしいデザインを生み出すために、ARRCHスタジオさんは、建築家があなたの今のライフスタイルや趣味などを細かくヒアリングすることを徹底しています。

どんな間取りだったら、お施主さんの理想の「暮らし」に近づくだろう、ということを追求してくれるので、自分達でも気付いていないようなアイディアも豊富に出てくるはず。

妥協せず、何十年も気にいって過ごせる家を建てたいかたの想いに、とことん付き合ってくれるのは嬉しいですね。

手の届く価格

ARRCHスタジオさんの家は手の届く価格

ARRCHスタジオは高いデザイン力で理想の暮らしができる家を提案してくれますが、価格についても妥協がありません。

徹底した企業努力により、注文住宅の価格が上がってしまう要素(高価格の部材、仕入れの中間コスト、職人の手間)を極限まで削って、お客さんへの負担を減らしてくれています。

イニシャルコストだけでなく、高気密高断熱な家を標準としていますので、光熱費も抑えられて、建てたあとのランニングコストについてもお得な設計となっています。

【まとめ】空庭という遊び心と、洗練された無駄のないおしゃれな間取りをもつ平屋住宅

ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」の気になる間取りのポイント4点をチェックしてみました。

間取りおすすめポイント

  • 上階にあるプライベート中庭「空庭」
  • 小さくても機能的な子ども部屋
  • 階段下を利用したスタディコーナー
  • LDKとプライベートゾーンを分けるクローゼットコーナー

 

以上をまとめると、ARRCHスタジオさんの3LDK平屋注文住宅「空庭のある平屋」は、特に以下のかたにおすすめです!

  • 平屋だけどタテの動きの楽しさもある家を建てたい!
  • コンパクトな間取りの中に、使い勝手のよい収納やスペースを凝縮したい!

今回取り上げた4点以外にも、ファミリークロークがあったり、外収納もあったりして、本当にまったく無駄な場所が1mmもない、素晴らしい平屋住宅です。

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あまりにも素晴らしくて、なんだか記事中の「わが家との比較」が、「うらやましいー」ばかりになってしまいました。。。

私は自分が建てた平屋が大好きなので、あまり他の平屋を心底うらやましいと思ったことはないのですが、ARRCHスタジオさんの「空庭のある平屋」には嫉妬心を覚えました。

そのくらい、すべての平屋を建てるかたに参考にしてもらいたい、機能性、楽しさ、両方を兼ね備えたお手本のような平屋の注文住宅でした。

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当ブログでご紹介した平屋のカタログをサクっと集めたいかたは次の記事が参考になりますよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。