- 新居の引っ越しに合わせてテレビを買い替える予定だけど、録画用の機器は、「ハードディスクレコーダー」と「外付けハードディスク」のどちらを買えばいいの?
- 「外付けハードディスク」だけだと機能が足りないんじゃない?
今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、レコーダーよりも外付けハードディスクのほうがコスパが高くておすすめです。
わが家はいままでレコーダーを使っていましたが、新居に引っ越したタイミングで外付けHDDに変更して大正解でした。
- 「外付けハードディスク」のデメリット
- テレビ録画に「外付けハードディスク」をおすすめする理由
- レコーダーが必要な人、外付けハードディスクでOKな人の違い
私は2018年12月に平屋を新築しました。
新築と同時にテレビも新しく購入しました。
テレビを新調したのと同時に、録画用機器として初めて「外付けハードディスク」を取り付けました。
今日の記事は我が家の外付けハードディスクの使用例を参考に、外付けハードディスクのメリット、デメリットをお伝えします。
「外付けハードディスク」のデメリット
テレビ+外付けハードディスクの組み合わせはコスパ抜群なうえにシンプルでおすすめですが、1点だけ問題があります。
それはDVDやブルーレイといったメディアの再生環境がないことです。
うちも子どもがTSUTAYAで特撮ヒーローもののDVDをたくさん借りてきます。
お気に入りのアニメはブルーレイディスクを購入することもあります。
当然ディスクメディアの再生環境は必要です。
最近はVOD(ビデオオンデマンド)のサービスがすごく普及しました。
ネットフリックス、アマゾンプライムビデオ、U-NEXTなどを契約すれば、わざわざTSUTAYAにDVDを借りに行く必要はありません。
VOD契約をしている人は、ディスクメディアの再生ニーズはほとんどないと思うのでデメリットに感じる機会は少ないでしょう。
ただ、子どもの幼稚園のイベントを録画したDVDなどは購入するケースもあると思うので、小さなお子さんがいるご家庭だとやはりDVDプレーヤーは必要でしょうか。
ブルーレイプレーヤー「DBP-S600」をレグザリンクで操作
DVDなどのメディアの再生に備えて、我が家は東芝のブルーレイプレーヤー「DBP-S600」を外付けハードディスクと一緒に購入しました。
テレビと同じ東芝で揃えたので「レグザリンク」が機能します。
テレビのリモコンだけでプレーヤーも操作可能です。
具体的にはDVDをプレーヤーに入れれば自動でテレビにメニューが表示されます。
テレビのリモコンで「ディスク」を選択すれば、そのままDVDが再生されます。
再生の操作もリモコンのボタンでOKです。
テレビの電源を消せば、連動してブルーレイプレーヤーの電源も切れます。
ちなみに「DBP-S600」はディスクの読み込み動作などがサクサク動くのでストレスがありません。
外付けハードディスク+ブルーレイプレーヤーの値段
ブルーレイプレーヤー「DBP-S600」の購入価格は税込み9,500円でした。
外付けハードディスクの10,800円と合わせて、20,300円で理想的な録画&再生環境が手に入ります。
操作がシンプルなうえに、コストパフォーマンスではハードディスクレコーダーを大幅に凌駕しますね。
コスパで選べば外付けハードディスク+ブルーレイプレーヤーがおすすめです。
テレビ録画に「外付けハードディスク」をおすすめする理由
私がレコーダーよりも外付けハードディスクをおすすめする理由は以下の2点です。
- 値段が安い
- 操作がシンプル
(1)値段が安い
アパート暮らしのころは、録画用の機器は2007年に購入したソニーのハードディスクレコーダーを使ってきました。
ソニーのレコーダーの容量は400GB。
子どもが見るアニメや特撮ヒーローものを撮りためていくと、この容量では一か月と持ちません。
残容量がなくなるたびに、消していい番組を子どもに聞きながら、ひとつひとつ消去していく作業がストレスでした。
例えば仮面ライダーシリーズは1年続きます。
できれば1年ぶんは消さずに録りためたままにしたい。
そのためには今の倍の容量でも厳しそう。
なので、新居では少なくとも今の3倍以上は容量の大きなレコーダーを買うつもりでいたのです。
テレビがレグザだったため、同じレグザの2TB以上のブルーレイレコーダーを物色しましたが、どれも5万円以上します。
新居を建てるのでお金はできるだけ節約したいところです。
5万円以上の出費は正直痛い。
そこで白羽の矢が立ったのが「録画用の外付けハードディスク」でした。
最終的に私が購入したのはアイ・オー・データ機器の「AVHD-UTB2KS」です。
2TBで税込み10,800円で購入できました。
同容量のレコーダーに比べれば5分の1以下の値段で買えます。
外付けハードディスクはコスパが抜群に高いです。
(2)操作がシンプル
二つ目の利点は操作がシンプルなこと。
要はテレビ番組を録画できて再生できればいいわけです。
使いたい機能は、単発での番組録画と、ドラマなどの毎週繰り返し録画だけ。
うちは妻があまり機械に強いほうではないので、余計なものはできるだけ表示されないほうが助かります。
レコーダーをつないだ場合に、リモコンのメニューボタンなどを意図せず押してしまい、レコーダーのメニューが展開されてしまうと面倒です。
HDMIの入力切替でパニくる可能性もあります。
その点外付けハードディスクであれば、特にメニューもありませんし、テレビの録画専用USB端子に接続するのでHDMIの入力切替にも表示されることはありません。
テレビをつけたあと、録画に関してリモコンで行う操作は以下の2つだけです。
- 「番組表」を表示→番組を選んで録画設定する。
- 「録画リスト」ボタンを押して、録画されたものを再生する。
このシンプルさが機械に弱い妻にも好評です。
わが家のレグザ+ハードディスクの具体的な操作については【東芝レグザ】外付けHDD接続方法と録画手順で詳しく解説しています。
レコーダーが必要な人、外付けハードディスクでOKな人の違い
ここまで外付けハードディスクのシンプルさ、コスパの高さをご説明してきました。
ではここまでの結論を踏まえて、そのうえであえてハードディスクレコーダーが必要な人とは、どのような人でしょうか?
それは
- 録画した番組をブルーレイディスクなどに書き出す必要がある人
- スマートフォンに録画した番組を持ち出す必要がある人
だけです。
録画した番組をブルーレイディスクなどに書き出す必要がある人
私の例で言うと、過去にソニーのハードディスクレコーダーでDVDに地デジを書き出したのは1回だけ。
どうしても手元に残しておきたいスノーボードの番組を書き出したことがあります。
あとは一度もありません。
ハードディスクに録画した番組を手元に残したい場合はたまにあるかと思います。
でもDVDに書き出すのは非常に時間がかかる作業です。
書き出す手間や、スマートフォンの存在を考えると、今はディスクに書き出す人は少ないのではないでしょうか。
スマートフォンに録画した番組を持ち出す必要がある人
最近のハードディスクレコーダーはスマートフォンに録画した番組を持ち出すことができます。
ドラマなどを書き出して、外出先の空き時間でドラマを見る、などの使い方ですね。
電車通勤のかたや、出張が多いかたなどでは便利なサービスでしょう。
Youtubeなどネット上の動画コンテンツが充実している昨今では、持ち出す必要性もどんどん薄れている気がしますが、生活のスタイルによっては必要性が高いかたもいるかもしれませんね。
自宅で録画したテレビ番組を外に持ち出す必要があるかたは、素直にハードディスクレコーダーを買うべきです。
ただ、ネットフリックス、アマゾンプライムビデオ、U-NEXTといったドラマなどを見られるVODサービスが普及していますので、それらを契約している人にとっては気にする必要はないことですね。
(まとめ)これからテレビを買うなら外付けハードディスクとセットがおすすめ
今日の記事をまとめます。
- DVDやブルーレイなどのメディア再生が必要な場合は、別途ブルーレイプレーヤーを買いましょう。外付けハードディスク+ブルーレイプレーヤーでも2万円を切ります。
録画+ディスク再生ができればよいというかたには、コスト的にもベストな選択です。 - 外付けハードディスクのほうがハードディスクレコーダーよりも容量当たりの単価が安いです。
同容量であれば5分の1程度の値段です。 - 外付けハードディスクのほうが接続や操作がシンプルになります。
録画と再生ができれば良い、多機能は必要ないといったかたにとても合います。 - スマートフォンやタブレットなどに録画した番組を持ち出したいかたはハードディスクレコーダーが必要です。
私は日常的にテレビをみることはほとんどありません。
正確には子育てに追われてテレビを見るための時間がほとんどないからです。
ではなぜ番組録画が必要なのか。
それは子どもが見る番組の録画のためがほとんどです。
あとは妻がたまにドラマを録画してみるくらいです。
ただ、妻は機械に弱いためあまり操作を複雑にはしたくありませんでした。
子どもや妻のため、と考える私の場合、自宅のリビングで以下の2点ができれば満足です。
- 地デジを録画、再生できること
- DVDやブルーレイディスクを再生できること
この2点の要望を、お金をかけずに、一番シンプルに叶えてくれる方法が、「外付けハードディスク」+「ブルーレイプレーヤー」の組み合わせでした。
みなさんもいきなり高価なハードディスクレコーダーを購入する前に、一度「外付けハードディスク」の購入を検討されることをおすすめします。
もしかしたら私のように「外付けハードディスク」で十分かも知れません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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