今日の記事はこういった疑問に答えます。
実際に平屋を建てた私が、無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の間取りを中心にチェックしてみました。
結論から言うと、「ミニマルな家なのにあり得ないほど大きなウッドデッキで毎日が非日常な平屋」でした。
2020年にグッドデザイン賞を受賞した「陽の家」。
コンパクト、ミニマルな平屋ながら、大きな屋根と広大なウッドデッキで狭さを感じさせない造りになっています。
気になる間取りは以下の3点。
これから平屋を建てる予定のかたは、間取り事例のひとつとしてぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の外観と間取り図
※当ページの引用タグ内の画像はすべて無印良品さんの平屋住宅「陽の家」ウェブサイトから引用させていただきました。
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の外観と間取り図をご紹介します。
今回はベースプランの中で最も大きな33.56坪の「ベースプラン13」を取り上げます。
無印良品らしさ満載といった雰囲気を醸し出しています。
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の気になる間取り3つのおすすめポイントを総チェック！
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の気になる間取りをピックアップ。
「堀こたつ」のあるおしゃれウッドデッキ
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」で、まず最初にみんなの目を釘付けにするのが、広大なウッドデッキではないでしょうか。
ご覧の通りの広さ。
一段下がったまるで「堀こたつ」のような場所では、たき火もできておしゃれな非日常感がハンパないです！
「陽の家」は、建物自体はコンパクトですが、これだけ広大なウッドデッキがあると、どこからが外か、わからなくなるほどですね。
※ウッドデッキの標準仕様は奥行き1,365 mmです。
わが家との比較：ウッドデッキはここまで広くはないです
わが家もLDKの外にはウッドデッキがあります。
しかしながら、奥行がそれほどないので、無印良品さんの平屋住宅「陽の家」とは、そもそものコンセプトが異なります。
わが家のウッドデッキの場合は、この上で遊ぶ、ということは皆無で、ちょっと腰かける、あるいはバーベキューのコンロだけおいて焼き物をする、といった補助的な役割ですね。
あり得ないほどの広大なウッドデッキを設ければ、自分達も、そして来客のかたも非日常感を味わえます！
こういった作りは他に例がなく、新しい提案といえます！
特に堀こたつのような場所はおしゃれで斬新！
きっと訪れた誰もが腰かけて、ホっとする空間になること間違いなしですね。
アウトドア派にはたまらない仕様です！
わが家のウッドデッキに関してはウッドデッキは複合再生材エコウッドがおすすめ【レッドシダーはデメリットが多い？】で解説しています。
全開口サッシで開放感抜群
ウッドデッキの広さという長所をさらに引き出しているのが、全開口サッシになります。
窓を完全に壁の中に収納できるので、ウッドデッキがすべて「広大な縁側」のような雰囲気になります！
天気がよい春秋のお休みの日などに、サッシをすべて開け放てば、個人宅とは思えない開放的な暮らしを楽しむことができます！
わが家との比較：LDKは大開口サッシ
わが家のLDKも、「明るいのがいい！」という要望を100%叶えていただきました。
ご覧のとおりの2面の大開口で、明るさは抜群です！
ただ窓が大きいだけだと夏場の日光が心配ですが、深い軒が直射日光を遮ってくれるおかげで夏の暑さも効果的にしのげています。
そして、冬は低い角度で入ってくる太陽光を効果的に取り入れられるため、昼間は暖房をつけなくてもポカポカです！
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」も、下の写真のとおり深い軒に守られています。
大開口で明るいリビングの気持ち良さは、一度体感するともう元には戻れない魅力があります。
まして無印良品さんの平屋住宅「陽の家」のような、全開口するサッシであれば、外とのつながりまでも完璧になり、自宅にいながら避暑地のリゾートにきたような気分が味わえます！
リビングは明るいほうがいい！というかたには、絶対に大開口、できれば全開口のサッシを採用されることをおすすめします。
ただし、夏場の日射遮蔽、冬場の日射取得を考慮して、「深い軒」は必ず設けるようにしてください！（わが家の軒は1350mmあります）
わが家のLDKについては【平屋の実例】23畳LDK【リビング・ダイニング・キッチン】で解説しています。軒についてもリンク先の別記事で詳しく解説していますよ。
天井まである大容量の壁面収納
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」はコンパクトなつくりながら、ゴチャゴチャ感がいっさいありません。
間仕切りを極力排した間取りであることもひとつの要因ですが、壁面収納をうまく使っていることもスッキリみせることに一役買っています。
写真のとおり、キッチンの背面や、寝室の壁は天井までの収納がそなわっています。
扉を閉めれば中も見えず、ごちゃごちゃした印象を与えません。
わが家との比較：壁面収納はほとんどないため、物が散乱しがち・・・
リビングの後悔ポイントでも書きましたが、わが家はLDKの収納が少ないため、おもちゃが散乱しています！
3年近く住んでみての結論としては、無印良品さんの平屋住宅「陽の家」のように、LDKまわりには天井までの壁面収納があったほうがよいです！
わが家はアイランドキッチンの背面収納が頼みの綱ですが、すでに容量いっぱいとなっています・・・
壁一面を収納スペースにすると、便利さ＋スッキリと見えるという絶大なメリットがあります！
コンパクトさを保ったまま、効率よく収納を配置するには壁面収納しかありませんね！
私も次に家を建てるチャンスがあれば、LDKのどこかには天井までの壁面収納を設けます！
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の間取り以外の特徴
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の間取り以外の特徴をご紹介します。
シンプル低価格
千葉県いすみ市にある「陽の家」のモデルハウスは、間口7間×奥行4.75間（12.74m×8.654m）というスペックで、本体価格が1750万円です。
延べ床面積27.30坪の素敵な平屋が、2000万円を大幅に切る価格で建てられます。
いままで2階建てしか検討していなかったかたにも、十分魅力的な価格ではないでしょうか？
ダブル断熱工法とトリプルガラスでいつも快適
無印良品の家は、ダブル断熱工法とアルミ樹脂複合のトリプルガラスサッシが標準装備となっています。
気密性を高め、断熱性能にも妥協しないことで、ヒートショックのない一年中快適な住宅となっています。
トリプルガラスサッシの断熱性能は本当に素晴らしいので、みなさんもこれから家を建てるならトリプルガラスを積極的に採用されることをおすすめします！
【まとめ】ウッドデッキと全開口、間仕切り少なめな間取りのおしゃれ平屋住宅
無印良品さんの平屋住宅「陽の家」の気になる間取りのポイント3点をチェックしてみました。
以上をまとめると、無印良品さんの平屋住宅「陽の家」は、特に以下のかたにおすすめです！
- 広大なウッドデッキと全開口サッシで、思う存分アウトドアライフ、非日常を味わいたいかた。
- シンプルかつ機能的な平屋を、リーズナブルなお手頃価格で建てたいかた。
- 余計な間仕切りは極力排した家にご興味があるかた
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子供が巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの作り方も解説】にまとめました。
