今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、勾配天井の部屋に取り付けるエアコンは、冷房は高い位置、暖房は低い位置がベストです。
- リビングを勾配天井にした場合の最適なエアコンの配置
私は2018年に平屋を新築しました。
当初からLDKの天井は高くすることを要望としてあげていました。
私達夫婦の要望をうまく建築士さんが取り入れてくれて、勾配天井で開放感のあるLDKができ上りました。
今日の記事は我が家のLDKの勾配天井を例に、最適なエアコンの配置についてご紹介します。
これから勾配天井の家を建てようと思っているかたは必見です。
勾配天井にした場合の最適なエアコンの配置
結論から言うと、特に暖房は注意が必要です。
わが家のリビングの暖房は下から暖める床下エアコン
勾配天井は暖房については少々リスクがあります。
というのも暖かい空気は上に上がるため、どうしても天井が高いと上のほうに暖気がたまりやすくなるからです。
その点、我が家は床下エアコンで床が暖められる構造のため、天井が高くても寒く感じることはなく、非常によかったと感じています。
床下エアコンや床暖房でない普通の壁掛けエアコンの場合だと、勾配天井は足元が寒くなりやすいです。
あまりにも上に暖気がたまってしまう場合には、シーリングファンをつけるなどの対策が必要になるでしょう。
そう考えると我が家の2台のエアコンは、勾配天井にぴったりの組み合わせでした。
おかげさまで夏も冬も、天井が高いにも関わらず、LDKは常に快適です。
床下エアコンについてはダイキン床下エアコンレビュー【デメリットも解説】次の記事で解説しています。
勾配天井のエアコン冷房
床下エアコンは暖気が上に上がるという特性を生かした空調です。
冷気は下に下がるので夏の冷房に床下エアコンは使用できないのです。
そのため、冷房用に別のエアコンをLDKに取り付けています。
冷たい空気は下に落ちるので、冷房用のエアコンはできるだけ高い位置にあるのが理想的です。
我が家は勾配天井の高い側、冷蔵庫の上に取り付けてもらいました。
この配置のメリットは以下の3点があります。
- リビング、ダイニングから距離があるため不快な冷風が直接人に当たらない
- 高い位置にあるため、冷たい空気を上に向けて吹くと自然と下に落ちてくる
- 冷蔵庫の上にのれば、エアコンのフィルタ掃除などのメンテナンスが可能
エアコンを高い位置に設置して、風向きも上、あるいは水平に設定すると、直接人に風が当たることがなく快適です。
実際我が家も冷房を使う時は、風向きは一番上に向けるようにしています。
上に向けた状態で運転すれば、遠くまで冷たい風が送られるようになり、部屋全体を効率的に冷やすことができます。
わが家がなぜダイキンのエアコンを採用したのかについては エアコンは高くてもダイキンCシリーズがおすすめな3つの理由で解説しています。
注意!キッチン周辺のエアコン設置はやめたほうがよいです
冷房用のエアコンを設置する場合は、キッチンの近くは避けましょう。
キッチンが近いと、料理のときの油や水分をエアコンが吸い込んでしまい、汚れが付着しやすくなります。
その結果、わが家は使い始めて4年目の夏に、エアコン内部のファンの汚れでまったく冷房が冷えなくなってしまいました!
LDKのエアコンは、なるべくキッチンからは遠ざけることをおすすめします。
詳細はリビングダイニングのダイキンエアコンが効かなくなった!【修理点検依頼~クリーニング実施までを徹底解説!】をご覧ください。
以上、勾配天井のエアコンの最適配置でした。
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