LDK

【垂木現し勾配天井リビング】後悔しないエアコンの配置と4つのデメリット

 

 

  • 垂木現しの勾配天井のメリット・デメリットを知りたい
  • 勾配天井のエアコンの最適配置を知りたい

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

【垂木現し勾配天井リビング】後悔しないエアコンの配置と4つのデメリット

結論から言うと、垂木現しの勾配天井は開放感抜群ですが、空調が難しい面があります。

エアコンは冷房は高い位置、暖房は低い位置にできれば取り付けたいです。

 

本記事の内容
  • リビングを勾配天井にした場合の最適なエアコンの配置
  • 建ててみてわかった垂木現し勾配天井のメリット・デメリット
  • 垂木現し勾配天井の照明実例

 

私は2018年に平屋を新築しました。

当初からLDKの天井は高くすることを要望としてあげていました。

私達夫婦の要望をうまく建築士さんが取り入れてくれて、勾配天井で開放感のあるLDKができ上りました。

今日の記事は我が家のLDKの勾配天井を例に、勾配天井のメリット、デメリット、最適な照明やエアコンの配置などについてご紹介します。

これから勾配天井の家を建てようと思っているかたは必見です。

 

 

リビングを勾配天井にした場合の最適なエアコンの配置

結論から言うと、特に暖房は注意が必要です。

わが家は冷房用と暖房用で2台のエアコンを使い分けることで、快適な温度の空間を実現できました。

 

わが家のリビングの暖房は下から暖める床下エアコン

勾配天井は暖房については少々リスクがあります。

というのも暖かい空気は上に上がるため、どうしても天井が高いと上のほうに暖気がたまりやすくなるからです。

その点、我が家は床下エアコンで床が暖められる構造のため、天井が高くても寒く感じることはなく、非常によかったと感じています。

 

 

床下エアコンや床暖房でない普通の壁掛けエアコンの場合だと、勾配天井は足元が寒くなりやすいです。

あまりにも上に暖気がたまってしまう場合には、シーリングファンをつけるなどの対策が必要になる可能性があるでしょう。

 

そう考えると我が家の2台のエアコンは、勾配天井にぴったりの組み合わせでした。

おかげさまで夏も冬も、天井が高いにも関わらず、LDKは常に快適です。

 

床下エアコンについては次の記事で解説しています。

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勾配天井のエアコン冷房

床下エアコンは暖気が上に上がるという特性を生かした空調です。

そのため、下に下がる特性の冷気では、床下が冷えるだけで部屋を冷やすことはできません。

そのため、冷房用に別のエアコンをLDKに取り付けています。

 

冷たい空気は下に落ちますので、冷房用のエアコンはできるだけ高い位置にあるのが理想的です。

我が家は勾配天井の高い側、冷蔵庫の上に取り付けてもらいました。

この配置のメリットは以下の3点があります。

  1. リビング、ダイニングから距離があるため不快な冷風が直接人に当たらない
  2. 高い位置にあるため、冷たい空気を上に向けて吹くと自然と下に落ちてくる
  3. 冷蔵庫の上にのれば、エアコンのフィルタ掃除などのメンテナンスが可能

3つ目のメリットはやや危険なためおすすめはしませんが、簡単なメンテナンスであればできるのも事実です。

エアコンを高い位置に設置して、風向きも上、あるいは水平に設定すると、直接人に風が当たることがなく快適です。

実際我が家も冷房を使う時は、風向きは一番上に向けるようにしています。

上に向けた状態で運転すれば、遠くまで冷たい風が送られるようになり、部屋全体を効率的に冷やすことができます。

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平屋の垂木現し勾配天井のデメリット

いずれも致命的ではないですが、以下4点のデメリットがあります。

  1. 建築費が高くなる
  2. 照明のメンテナンスが難しい
  3. 意外に雨音がうるさい?
  4. 暖房が難しい

 

我が家の垂木現し勾配天井をご紹介

デメリットをご紹介する前に、我が家の垂木現し天井をご紹介します。

キッチン側からリビングにむかって撮影した写真です。

角度は14度ほどの勾配天井です。

高いほうが約3.6m、低いほうは約2.5mあります。

方角としては低いほうが南側になります。

軒を出して日射遮蔽をするために、南側に向かって低くなる構造です。

 

①建築費が高くなる

天井が高くなるぶん、壁の面積が増えるので建築費は上がります。

これは物理的なものなのでどうしようもないですね。

開放感と引き換えにお金はかかるわけです。

あと、高い位置で作業を行う必要があるため、単純に建材の値段だけでなく、足場を組むなど工事費がアップするケースもあります。

我が家のLDKは珪藻土塗りですが、高い位置の垂木の間などは、塗るのが大変だっただろうなと素人目にも思います。

 

②照明のメンテナンスが難しい

天井のライトはすべてパナソニックのスポットライトです。

LEDなのでそう簡単には玉切れになることはありませんが、もし交換が必要となった場合は、高い位置での作業となるため少々危険です。

自分達で行うには椅子に立ったくらいでは届かないので、脚立が必要になりそうです。

あまりに危険なようなら工務店さんに頼むかも知れません。

 

③意外に雨音がうるさい?

垂木現し勾配天井の特徴として、屋根と室内の間の厚みが薄い、ということがあります。

そのため、雨が降ると結構音がうるさいです。

 

勾配天井の断熱材は厚100mmのスタイロフォームFGが入っています。

LDK以外の、勾配天井ではない子ども部屋や寝室の天井の断熱材は、セルロースファイバー200mmで、屋根からの距離もLDKよりは離れています。

子ども部屋とLDKを比較すると、明らかにLDKの雨音のほうがうるさく感じます。

セルロースファイバーは吸音性が高い断熱材なので余計に感じるのかも知れません。

耐えられないほどうるさいわけではもちろんありませんが、垂木現し勾配天井の場合は雨音がうるさくなりやすい構造だということは、覚えておいたほうがいいかも知れません。

我が家の場合は前述したとおり、LDKの屋根にあとから太陽光パネルを載せました。
太陽光パネルの厚みが増えた分で、雨音が若干軽減されました。

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④暖房が難しい

詳しくは後述しますが、天井高が高くなるぶん、冬場の暖房の難易度が上がります。

暖気が天井の高い位置にたまりやすい特徴を考慮した空調計画が必要です。

 

 

 

平屋の垂木現し勾配天井のメリット

以下3点のメリットがあります。

  1. 開放感抜群
  2. 意匠性抜群
  3. 太陽光パネルが載せやすい

 

①開放感抜群

見ていただくとわかるとおり、勾配天井は開放感抜群です。

垂木現しになっているので、垂木でない部分はさらに視線が上に抜けるようになっています。

我が家のLDKは約23帖あります。

大きなダイニングテーブルを置きたかったこともあり、LDKは広めに設計していただきました。

勾配天井にしたおかげで、もともと広かったLDKが、開放感のおかげでさらに広く感じられます。

 

さらに、高い天井の開放感をいかして、鯉のぼりのシーズンには、室内用鯉のぼりを飾っています。

室内用鯉のぼり「モビール鯉物語」については次の記事で解説しています。

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②意匠性抜群

勾配天井だけでも満足度は高かったはずですが、さらに垂木現しにしていただいたおかげで意匠性が抜群に上がりました。

実は私達夫婦は最初、普通の勾配天井にダウンライト埋め込みでいいです、と言っていたのです。

理由はライトのところにホコリがたまりそうだし、クモの巣がはったらどうしよう、という、今思えばしょうもない心配があったから。

それと、天井が白くないと、なんとなく部屋全体が暗くなるのではと素人考えで思っていたからでした。

しかし、建築士さんが「費用もそれほど変わらないし、絶対に垂木現しのほうがいいです。保証します」とおすすめしてくれました。

結果的には建築士さんの提案通りにして最高によかったです。

垂木現しの絶妙な陰影がかもし出す雰囲気によって、他にはない特徴的なLDKに仕上がりました。

別に部屋が暗くなることもないですし、梁などがでているわけではないのでホコリもたまりません。完全に素人の取り越し苦労でした。

素晴らしい設計をしてくれた建築士さんに感謝です。

 

ちなみに我が家のキッチンのレンジフードはアリエッタです。

勾配天井で高さがあるため、レンジフードからIHまでの距離がかなり長くなると予想していて、どんな風に仕上がるのか興味深々でした。

結果的には、写真のとおり垂木の間は合板を使ってキレイに処理していただきました。

 

③太陽光パネルが載せやすい

南に向かって低くなる勾配天井だと、適度な角度が自然につくため、太陽光パネルを載せやすいです。

実際我が家は後付けで、50枚の太陽光パネルを屋根に載せました。

屋根に穴をあけない工法で施工できたので、雨漏れ等の心配もありません。

太陽光発電は非常に効果がありますので、平屋を建てるなら、南に向かって低くなる勾配天井にして太陽光パネルをたくさん載せることをおすすめします。

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垂木現し勾配天井の照明実例

パナソニックのスポットライトを写真とおり直に取り付けてもらっています。

 

LDK全体で、13個のスポットライトです。

写真では11個しかありませんが、手前側にあと2個あります。

スポットライトはすべて垂木の間に入れてもらったので、余計なでっぱりもなくスッキリと収まっています。

余計なでっぱりがないことで、天井がより高く見える効果もあります。

 

最初はダイニングテーブルの上だけペンダントライトにすることも検討していました。

しかし、ペンダントライト自体にホコリがたまるのが嫌だったことと、減額のために採用はしませんでした。

天井高が高いため照明が遠いように見えますが、LEDスポットライトの光で十分な明るさを確保できています。

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【まとめ】平屋を建てるなら、南側が低い勾配天井をおすすめします

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • 天井高が高くなるぶん建築費が高くなるのは仕方がありません。
  • 天井まわりのメンテナンス、特に照明が故障した際は少々大変です。
  • 屋根との距離ちかいぶん、雨音は少しうるさく感じます。
  • 天井が高くなるので、暖気が上にたまりやすくなります。
    暖房の計画は慎重に行ったほうが良いです。
    できれば床暖房や床下エアコンなど、床を暖める工夫をされるとよいでしょう。
  • 垂木現し勾配天井は、開放感、意匠性が抜群にいいです。
    他とは違う満足度の高い部屋を作ることができます。
  • 南側が低い勾配天井であれば、太陽光パネルを載せやすいです。
    パネルを載せる架台などの追加工事が必要なく、大量の太陽光パネルを載せられます。
  • 高い位置にエアコンを取り付けることが可能となるので、冷房についてはメリットだらけです。冷風が直接人に当たることがなくなるため、快適に感じます。

建築士さんに垂木現しの勾配天井を設計していただいたおかげで、意匠性が高く、とても満足度の高いLDKとなりました。

天井が高いことで開放感が生まれるため、勾配天井は人が集う場所であるLDKにまさにぴったりの構造と言えます。

太陽光パネルを載せやすいといったメリットも享受できるため、平屋を建てるならば、ぜひ勾配天井にチャレンジしてみてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。

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