今日の記事はこういった疑問に答えます。
実際に平屋を建てた私が、富士住建さんの平屋住宅の間取りを中心にチェックしてみました。
結論から言うと、「広大なロフト、個室の贅沢収納で、豊かに暮らせる平屋住宅」でした。
富士住建さんの平屋住宅は以下がおすすめポイントになります。
6帖のロフトスペースがあることで、3LDKながら実質4LDKな使い方も可能です。
これから平屋を建てる予定のかたは、間取り事例のひとつとしてぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
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富士住建さんの平屋住宅の外観と間取り図
※当ページの引用タグ内の画像はすべて富士住建さんの平屋住宅ウェブサイトから引用させていただきました。
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の間取り図をご紹介します。
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の気になる間取り3つのおすすめポイントを総チェック!
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の気になる間取りをピックアップ。
6帖の広々ロフト
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の特徴を決定づけているのがロフトになります。
間取り図のとおり、6帖もの広さがあります!
これだけ広さがあれば、収納スペースというよりも、居室としても使えるのではないか、という空間ですね。
実際に、布団をしけば寝室として使うことも可能です。
そうなるとある意味4LDKにもなります。
もちろん、普通に収納スペースとして使った場合には、相当な大容量。
はしごで上る、という点だけ許容できれば、大きな物も気にすることなく保管できますね。
また、これだけ広いと、収納+テレワークスペースとしての活用もでき、多目的空間として家族の様々な要望に応えてくれそうです。
わが家との比較:ロフトは設けませんでした。
わが家はフラットな平屋にこだわったので、ロフトの類はありません。
大物は基本的に勝手口をかねた土間収納へ。
ただ、住み始めて3年、この土間収納がやや手狭になってきています。
こうなると、緊急用のロフトスペースはあってもよかったかも!と思いますね。
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の場合は、このあとご紹介しますが個室にウォークインクローゼットが備わっています。
ですので、普段使いするものはウォークインクローゼットにいれて、6帖のロフトはたまにしか使わないものを置いておくのに重宝しそう。
やっぱり小さくてもよいから、ロフトの収納スペースは用意しておいたほうがよかったかなと、思い始めています。
平屋にとって収納スペースの確保は永遠の課題。
高い天井をいかしたロフト収納は課題解決のアイディアとしてよく用いられます。
平屋だけど収納はとにかく多めに!というかたは富士住建さんの3LDK平屋注文住宅のような広大なロフトがひとつの回答になりますね!
1点だけしたほうがいいのは、「はしご」で上る点について、家族の同意が取れているか?ということです。
わが家ははしごは危険、という妻の意見を尊重してフラットな平屋としました。
実際にお住まいになる家族の意見を確認しましょう!
わが家の土間収納に関しては【平屋の実例】勝手口のある土間パントリーレビューで解説しています。
コの字型キッチンで籠り感&効率アップ
富士住建さんの3LDK平屋注文住宅の中で、特に機能性が高そうな部分が、コの字型キッチンです。
コの字型キッチンの主なメリットは以下の3点。
- 調理スペースが広い
- 収納スペースが広い
- 動線が短く作業がしやすい
中でも、動線が短い点は、料理好きのかたには重宝するポイントです。
キッチンの中心に立つと、ダイニングにむかって前、右、後ろの3面に対して、即座にアクセスできます。
また通常は2面しかないキッチン下部の収納についても、3面取れます。
1面増えることで、例えば食洗機なども余裕を持って収めることができますね。
デメリットとしては入口が1カ所になることですね。
富士住建さんのキッチン間取りのように、ダイニングテーブルとキッチンを近接させることで、できあがった料理を直接キッチンからダイニングに手渡しすることができれば、このデメリットは回避可能です。
わが家との比較:アイランドキッチンのため、基本的な作業スペースは限られています
わが家はごらんのとおりアイランドキッチンになります。
アイランドのワークトップは広いですが、IHも同居しているため、コの字型のキッチンほどは作業スペースがありません。
またアイランドキッチンはその名のとおり「離れ小島」のため、案外場所を食うのです。
アイランドキッチンの分でリビングやダイニングの面積が減るのが嫌、というかたも中にはいらっしゃいます。
代わりのメリットとしては、キッチンには左右どちらからでもアクセスできるダブルアクセス可能な間取りとなっている点があげられます。
このあたりは、それぞれの価値観で異なりますので、もっとも頻繁に料理をするかたの意見を尊重しましょう。
コの字キッチン、アイランドキッチン、それぞれにメリット、デメリットがあります。
料理が好きで、シンク、コンロ、背面ワークトップの3方に素早くアクセスしたいかたは、コの字型を採用すると調理作業の効率が上がるはずです。
また、アイランドキッチンは面積を取るので、コンパクトさを優先されるかたもコの字キッチンは有力な選択肢になります。
わが家のキッチンについては【平屋の実例】23畳LDK【リビング・ダイニング・キッチン】で解説しています。
個室は贅沢なウォークインクローゼット
平屋としてはわりと珍しい部類に入るかなと感じるのが、子ども部屋、寝室の両方に2帖のウォークインクローゼットがある点です。
それぞれの部屋に2帖もの広さのウォークインクローゼットがあるのは、ある意味贅沢な間取り。
特に子ども部屋についてはウォークインクローゼットに加えて、通常の壁付けのクローゼットも備えています。
6帖ですがかなり広く感じることは間違いないでしょう。
もしお子さんが一人であれば、お子さんが非常に快適に過ごせる平屋住宅になります。
わが家との比較:子ども部屋それぞれにクローゼットがあります。
わが家の子ども部屋は2つありますが、4.5帖のスペースにそれぞれ1帖ほどの既製品クローゼットを設けています。
個室の収納重視という点では、富士住建さんの平屋住宅に発想は近いですね。
家族全体で効率最優先ならファミリークローゼットになりますが、個人のプライバシー重視の場合は、個室にクローゼットが無難な選択です。
わが家は脱衣所に引き出し収納を設けて、部屋着類は家族全員分をそちらに入れて、それ以外の服は各個室で保管というスタイルをとっています。
洗濯後の衣服の収納効率を最優先するなら、家族全員分を一か所に集めたファミリークローゼットがいいです。
各個人のプライバシーを尊重するなら、富士住建さんやわが家のように、各部屋にクローゼット設置をおすすめします。
わが家のように脱衣所に部屋着類だけをしまうスペースを設けておくのもアイディアのひとつですね。
わが家の子ども部屋については【平屋の実例】最初から間仕切りした子ども部屋【4.5畳×2部屋】で解説しています。
富士住建さんの平屋住宅の間取り以外の特徴
富士住建さんの平屋住宅の間取り以外の特徴をご紹介します。
富士住建さんの坪単価は?
富士住建さんの平屋の坪単価は、60万円前後が目安になります。
仮に30坪ほどの平屋を建てる場合には1800万円前後の建物予算は目安として準備が必要です。
完全フル装備の家
富士住建さんの代名詞は、「完全フル装備の家」。
このキャッチフレーズ、雑誌などで多く目にされたかたも多いのではないでしょうか。
基本的な考えかたは、快適で品質の高い住宅をできるだけ負担のかからない価格で提供すること。
ハイグレードな設備を最初から完全フル装備。
暮らしに必要なものをあとから買い足す、ということがないお得なプランとなっています。
完全フル装備とするために、下記のような工夫を常に実施。
低コストかつ高品質な住宅を提供するために、他のハウスメーカーにはないユニークな取り組みと言えるでしょう。
無駄な費用の削減
モデルハウスを作らない。豪華なカタログを作らない。契約前の訪問営業をしない。
住宅業界では当たり前に行われている営業手法の無駄を見直し、経費を削減。
コストパフォーマンスの高い住宅を提供しています。
完全フル装備の家の標準仕様については、完全フル装備の家の標準仕様をご覧ください。
まとめ
富士住建さんの平屋住宅の気になる間取りのポイント3点をチェックしてみました。
以上をまとめると、富士住建さんの平屋住宅は、特に以下のかたにおすすめです!
- 平屋だけど収納スペースには妥協したくない!
- 個人のプライバシーを尊重し、各個室には大き目の収納が欲しい!
- キッチンは調理効率を最優先したい!
個室ごとに大きな収納があると、自然と各個人を尊重する家になりますよね。
自分の大事なものは自分の部屋にしまいたい。
そんな思いがあるかたは、富士住建さんの3LDK平屋注文住宅のような間取りを参考にされるといいでしょう。
効率を優先するファミリークローゼットにもメリットはたくさんありますが、効率よりも個人をより尊重する戸建て平屋があっても良いはず。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
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