今日の記事はこういった疑問に答えます。
実際に平屋を建てた私が、ヤマト住建さんの「中庭のある家」の間取りを中心にチェックしてみました。
結論から言うと、「ゾーニングも素晴らしい中庭のある平屋住宅」でした。
ヤマト住建さんの「中庭のある家」は以下がおすすめポイントになります。
誰もが一度は憧れる中庭のある平屋です。
これから平屋を建てる予定のかたは、事例のひとつとしてぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
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ヤマト住建さんの平屋「中庭のある家」の間取り図
※当ページの引用タグ内の画像はすべてヤマト住建さんの「中庭のある家」ウェブサイトから引用させていただきました。
ヤマト住建さんの「中庭のある家」の間取り図をご紹介します。
ヤマト住建さんの平屋「中庭のある家」の特性は以下の9点です。
- 3LDK
- 延床面積30坪台
- コの字型
- 北玄関
- 玄関収納あり
- 子ども部屋が最初から間仕切りされている
ヤマト住建さんの「中庭のある家」の気になる間取り2つのおすすめポイントをチェック!
ヤマト住建さんの「中庭のある家」の気になる間取りをピックアップ。
プライベートな中庭空間
ヤマト住建さんの「中庭のある家」でまず最初にご紹介するのが、プラン名にもなっている「中庭」。
ご覧の通り、玄関入って正面に大きな中庭があります。
長方形の平屋にみえますが、実はコの字型となっていて、玄関入ってすぐに非日常的な風景が展開されます。
ポイントはFIX窓が玄関側にあることですね。
FIX窓から上の写真のような中庭風景が直接見えますので、訪れたお客様に強烈なインパクトを与えることでしょう。
中庭はプライベート空間として色々な楽しみかたがあります。
- 写真のようにチェアを置いてアウトドアリビング的に使う
- ひと目を気にすることなく洗濯物を干せる
- ちょっと目を離したすきに小さな子どもが勝手に外に出ていくことがなく、安全に庭遊びができる
ヤマト住建さんの「中庭のある家」は、LDKと主寝室(8帖)にも隣接しています。
玄関側からの視線を楽しませてくれることの他に、LDKから中庭の様子を眺めたり、主寝室からプライベートな中庭空間を優雅に眺めながらゆっくり休める、といったメリットもあります。
採光の面でも、中庭があると平屋の中心部に効率よく光を届けることができます。
わが家との比較:中庭はありません。でも正直、中庭には非常に憧れます。
わが家の場合、中庭はありません。
建物の南側が庭になります。
最初は、浴室から坪庭のように見える中庭を作ってもらう案も検討したのです。
下図がそのプランのひとつでした。
ただ、敷地がL字の変形地だったこともあり、中庭を組み込むのが形状的に難しかったため、中庭プランはあきらめることになりました。
また、少し標高が高く冬は積雪もある地域だったので、中庭に積もった雪は捨てる場所に困りそう、ということも中庭を採用できなかった大きな理由になります。
とはいえ、平屋の中庭には、
- 周囲の視線を遮ることができる
- 暗くなりがちな平屋の中心部に光を届けることができる
- 安全に子どもが遊べる
- 室内の風景を大きく変化させることができる(空間が豊かになる)
といった大きなメリットがあります。
わが家は土地の形状と、積雪の関係で中庭を諦めましたが、もし敷地が正方形などだったら、たぶん中庭を採用していた可能性は高いです。
例えば大きな中庭を設けるのが難しい場合には、採光が欲しい場所に1~2坪くらいの中庭を設けるのも楽しいですね。
中庭があると、明るく、変化にとんだ平屋にすることできます。
中庭は、平屋の中心に光を届ける機能としてとても優秀です。
中庭のある家は、それだけで他とは違う非日常感を演出してくれます。
平屋と中庭の相性は抜群ですので、ぜひ中庭平屋にチャレンジしてみてください!
中庭を間に挟んだ絶妙なゾーン分離
ヤマト住建さんの「中庭のある家」で素晴らしいのは、ゾーニングです。
ご覧のとおり、玄関を中心に、中庭を挟んで、パブリックゾーンとプライベートゾーンがきれいに分けられています。
玄関が中心にあることで、LDKにも、各個室にもどちらにもアクセスしやすい構造です。
また、中庭を間に挟むことで、LDKの音が個室には届かないため、個室ではそれぞれ静かにのんびり過ごすことができるのです。
特に夜は、プライベートな時間をゆったりと、自分の部屋や寝室で過ごしたいもの。
また、受験シーズンなどは、LDKまわりの騒音を気にしないで、静かな部屋に籠って勉強したいですよね。
わが家との比較:長い廊下でLDKと個室は分けられています。
わが家はL字の変形地に家を建てたので、LDKと寝室などは廊下でつながっています。
おかげで寝室、子ども部屋は比較的静かに過ごせる環境です。
ただし、洗濯機のある脱衣所もLDKから離れた場所にあるため、洗濯をしながら料理をして、みたいなシチュエーションは苦手です。
「ながら家事」をするなら、ヤマト住建さんの「中庭のある家」のように、LDKと水回りが完全に隣接しているほうが圧倒的に有利です。
また洗濯機が寝室に近いため、夜に洗濯機がまわると音が響きます。
ヤマト住建さんの「中庭のある家」のように脱衣所がLDKの奥にあれば、洗濯機の音が寝室に響くことは絶対にありません。
暮らしの中で、「音」というのは意外に気になるものです。
セオリーはLDK、水回りと、寝室系は距離を離す(廊下を挟む)こと。
ヤマト住建さんの「中庭のある家」のように、中庭まで間に挟めばパーフェクトです。
夜ぐっすり寝られる寝室を作るには、「音」の問題は避けて通れません。
睡眠は健康的な生活の基本中の基本。
せっかく新居を建てたのに、夜ぐっすり寝られないような家では、家族が消耗していくことになります。
新築プランの中で、プライベートゾーンと、パブリックゾーンの距離感に問題がないかは必ずチェックしましょう。
ヤマト住建さんの「中庭のある家」は、まさに理想的な分け方です。
わが家の脱衣所については【平屋の実例】3畳洗面脱衣所のレイアウト【スロップシンクは必須!】で解説しています。
わが家の寝室の騒音の後悔については【寝室】後悔・失敗ポイント10選で解説しています。
ヤマト住建さんの平屋住宅の間取り以外の特徴
ヤマト住建さんの間取り以外の特徴をご紹介します。
ヤマト住建さんの坪単価は?
ヤマト住建さんの平屋の坪単価は、50~60万円前後が目安になります。
中間クラスの価格帯で家を建てることができるメーカーさんです。
しかし、コストを抑えているからといって、決して低品質ではありません。
ヤマト住建さんのウェブサイトでも語られているように、広告宣伝費を徹底的に削ることで、広告費の分のコストを家の品質アップにあてています。
それは、「ハウジングモニター制度」と呼ばれる画期的なシステムによるところが大きいです。
「ハウジングモニター制度」はヤマト住建の建築中の家をモデルハウスとして見学させてもらえる制度。
実際にこれから住む家を見られるので、参考になること間違いなしの制度となっています。
「ハウジングモニター制度」のおかげで、モデルハウスにかかる建築費、広告費、土地代などをなくすことができるため、その分を顧客に還元しているのです。
制振装置 evoltz(エヴォルツ)
ヤマト住建さんの家の特徴が、独自の免震構造。
自動車のショックアブソーバーの技術をベースに木造住宅用制振装置「制振装置evoltz(エヴォルツ)」を開発しました。
「制振装置evoltz(エヴォルツ)」で使われているショックアブソーバーは、なんと自動車用のシュックアブソーバーのトップブランドであるドイツの「ビルシュタイン社」と共同開発しています。
他社製の住宅用ショックアブソーバーは、住宅の揺れが大きくなってきてから効果を発揮するそうですが、ヤマト住建さんの「制振装置evoltz(エヴォルツ)」については、わずか1mmの揺れからしっかり機能。
地震の揺れによる建物の構造部分へのダメージを極限まで和らげ、永く安定した暮らしが可能な住宅となっています。
【まとめ】単なる庭の機能だけでなく、ゾーニングとしても大変有効な中庭平屋住宅でした
ヤマト住建さんの「中庭のある家」の気になる間取りのポイント2点をチェックしてみました。
以上をまとめると、ヤマト住建さんの「中庭のある家」は、特に以下のかたにおすすめです!
- 外からの視線を気にせず、中庭でプライベートな時間を満喫したい。
- 中庭による採光で、部屋や廊下が隅々まで明るい家を建てたい。
- 睡眠、勉強などがはかどるように、寝室、子ども部屋はLDKや水回りの騒音が響かない部屋にしたい。
- 玄関を入った時から、圧倒的な非日常感を感じたい。お客様にも豊かさを味わってほしい。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
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