実際に家を建てた人が庭で後悔したポイントを知りたい。
今日の記事はこういった疑問に答えます。
私は2018年12月に平屋を新築しました。
1年以上住んでみると、やはり後悔・失敗ポイントというのは出てくるものです。
今日の記事では私達が建てた平屋の、庭の後悔・失敗ポイントを1つご紹介します。
さらにネットや雑誌でよくみる庭の後悔・失敗ポイントについても5つ取り上げたいと思います。
- 私が建てた平屋の庭の後悔・失敗ポイント
- ネットや雑誌でよくみる庭の後悔・失敗ポイント5選
これから家を建てるかたで、庭で後悔したくない人はぜひ参考にしてみてください!
これから家を建てるなら、フラットで移動や掃除がラク、子どもが巣立ったあとも2階が無駄にならない平屋がおすすめです。
平屋のデメリット、2階建てとの価格の違いや、失敗しない間取りの作り方などを平屋を建てる7つのメリット【2つのデメリット・間取りの具体例と作り方も解説】にまとめました。
私が建てた平屋の庭の後悔・失敗ポイント
最初に私が建てた平屋の庭の後悔・失敗ポイントをご紹介します。
- 使っていない庭の面積が広くて雑草の処理が大変!
我が家の庭の後悔ポイント:使っていない庭の面積が広くて雑草の処理が大変!
わが家の庭の後悔・失敗ポイントは、使っていない面積が広すぎることです。
もともと変形地を購入した我が家。
家の裏側にあたり北側の土地がかなり余っています。
使わない土地で困るのが雑草!
何もしないでおくと、夏は雑草で茂ってしまいます!
ということで広大な面積に防草シートを貼りました。
防草シート代も結構馬鹿になりません!
- 広すぎる庭は雑草の処理がとても大変です。
防草シートを貼らないと雑草が容赦なく生えます。 - 雑草が増えれば虫も増えます。
- わが家のように変形の土地を買った人は、土地が余る可能性があります。
雑草のケアをどうするかはよく考えておきましょう。
防草シートについては【HUGGO園芸用 防草シートレビュー】DIYで敷いて雑草をシャットアウトできましたで解説しています。
ネットや雑誌でよくみる庭の失敗・後悔・失敗ポイント5選
続いて、家づくりの雑誌やネットでよくみる庭の後悔・失敗ポイントを6つご紹介します。
庭の後悔ポイント1:ウッドデッキは再生木で作ればよかった
庭の重要なアイテムといえるウッドデッキ。
ウッドデッキがあると、バーベキュー、子どもの遊び場、外でゆっくりお茶をするなど、外空間の使い道が飛躍的にアップします。
洗濯物や布団を干すとしても実用的ですね。
そんな便利なウッドデッキの後悔で多いのが、素材選び。
比較的安価で採用しやすいのがレッドシダーですが、ソフトウッドに分類されるレッドシダーは湿気にそれほど強くないので、メンテナンスを怠ると腐るリスクが高いです。
実際、私の妻の実家がレッドシダーのウッドデッキです。
結婚する前、妻の実家のウッドデッキでバーベキューをしました。
ある程度老朽化はしていましたが、6人でバーベキューコンロを囲むくらいは問題ありませんでした。
しかし、そのあとさらに2年くらいノーメンテナンスだったところ、雨で朽ち果て、バキバキに割れて近寄れない状態になってしまいました・・・。
妻の実家のウッドデッキは今も割れたままです。
わが家の場合:わが家は再生木のエコウッドで作りました。
わが家のウッドデッキは雨に強い複合再生木のエコウッドで作ってもらいました。
理由は、妻の実家の状況を見ていた妻の意見を尊重したからです。
実家の荒れ果てたウッドデッキを見て、できるだけ傷みにくい素材にしたいということでした。
子どもが頻繁に遊ぶであろうことも想定して、ささくれなどもできるだけ避けたかったのです。
レッドシダーに変えると20万円ほどの減額が可能でしたが、ここはメンテナンス性を考えて頑張って複合再生木のままとしました。
とても満足度が高いです。
- 住み始めてからのメンテナンスに自信がないかたはレッドシダーなどの湿気に弱い素材でウッドデッキを作らないほうが良いです。
- 逆に、子どもと一緒にウッドデッキ塗りを楽しみたい、といったかたであれば、初期投資が抑えられるレッドシダーは魅力的です。
- あとからのメンテナンスを面倒と感じる人は、再生木を利用したウッドデッキがおすすめです!
庭の後悔ポイント2:天然芝ではなくて人工芝にしておけばよかった
庭の後悔・失敗ポイントとしてもっとも多いかも知れないのが芝生です。
天然の芝に憧れる人は多いですが、実際にキレイに保つには相当な労力がいります。
実際、知り合いでも天然芝の庭を作った家は多数あります。
最初の1~2年はマメに芝刈りしてメンテナンスするのですが、だんだんと面倒になってきて放置・・・というケースが多いです。
ずぼらなかた、仕事などが忙しく、芝のメンテナンスに時間をかけられないかたは、人工芝のほうが無難です。
わが家の場合:人工芝で今のところメンテナンスフリー!
わが家はメンテナンスを継続できる自信がなかったので、最初から人工芝にしました。
おかげさまで2年住みましたが、たまに隅のほうに生える雑草を抜くくらいで、ほぼメンテナンスフリーです。
色もキレイで満足度も高いです。
- 天然芝は魅力的ですが、キレイな状態を保つためにはマメなメンテナンスが欠かせません。
- ずぼらな人には人工芝をおすすめします。
庭の後悔ポイント3:散水栓を作る場所を間違えた
草木の水やりには欠かせない庭の散水栓。
散水栓(立水栓)の使い道は案外たくさんあります。
- 庭の草木の水やり
- 窓やウッドデッキの掃除
- 子どもプールに水を入れる
- 車の洗車
- バーベキュー(コンロを洗うなど)
散水栓を適切な場所に用意しておかないと、長いホースをつないで水を運ぶハメになり、使い勝手の悪い庭になってしまいます。
わが家の場合:散水栓は3か所に設置してもらいました。
わが家の散水栓は3箇所に設置。
1つめは庭の南側。
こちらは日当たりが一番いい場所なので、家庭菜園の水やりで使っています。
2つめは屋根なしの駐車場。
洗車する時だけこちらにホースをつないで使っています。
3つ目は庭の北側。
北側の窓を洗い流すのに使います。
- 意外に屋外で水を使いたいシーンは多いです。
- 水を使う場所のできるだけ近くに散水栓を用意しておかないと、長いホースを引っ張りまわすハメになり、作業効率が格段に落ちます。
- わが家はプランターで家庭菜園を始めたため、特に春~夏は毎朝散水栓を使います。次いで使用頻度が高いのが車の洗車です。
- 年末の大掃除の時、窓ガラスを流すのにも散水栓は便利です。
庭の後悔ポイント4:屋外用コンセントをつける位置で失敗した
注文住宅の雑誌で後悔・失敗ポイントの特集が組まれると、必ずトップ5には入ってくる定番の後悔・失敗ポイントが「室内のコンセントの位置」。
みなさん室内のコンセントの配置、個数についてはめちゃめちゃ気を使いますが、屋外となるとどうでしょうか?
意外におろそかにしてしまい、後から後悔するパターンは多いです。
屋外コンセントも使い道がたくさんあります。
- IHプレート
- 蚊取りマット
- イルミネーション
- 芝刈り機
- 高圧洗浄器
- 照明センサー
- 防犯カメラ
- スマホの充電(バーベキューパーティなどで)
屋外コンセントの設置場所も、屋内コンセントと同じくらい慎重に検討すべきです!
わが家の場合:ウッドデッキ近くは使用頻度高!
わが家の屋外コンセントは5か所。
- 西側ウッドデッキ
- 南側ウッドデッキ
- 屋根付き駐車場
- 玄関脇
- 外物干し場
この中で使用頻度が高いのがウッドデッキのところです。
リビングの南側の掃き出し窓のすぐ脇にあります。
南側ウッドデッキは、IHプレートでバーベキューを楽しむ時によく使います。
また、西側のウッドデッキは、夏~秋に子どもが遊んだりするときに、蚊取りマットをつけることが多いです。
田舎なので蚊もかなり多いので、蚊取りマットがないとウッドデッキで遊ぶ時は悲惨なことになります。
- 屋外コンセントが適切な場所にあると庭やウッドデッキの使い道が飛躍的に向上します!
- 屋内コンセントの配置、数だけでなく、屋外コンセントにも同じくらい気を使いましょう。
- 屋外コンセントについては数よりも配置が重要。迷ったらつけておくことをおすすめします。
庭の後悔ポイント5:水道管・ガス管が浅い場所にあった
庭や外構の設計を後回しにした場合に、発生する後悔・失敗ポイントです。
家づくりというと、どうしても間取り中心になり、外構は後回しのケースって多いと思うんです。
予算的にも外構は少し余裕ができてから、っていう場合もあります。
で、植栽やタイルを庭に張ろうとなった時に、地中の浅い場所に水道管、ガス管などが通っていることに気付き、計画通りに庭造りを進められないことがあります。
自分の中で、ここに植栽して・・・みたいなイメージができ上っていて、それが実現できないとなった場合のショックは大きいですね。
わが家の場合:植栽などはありません
わが家は計画段階から、あまり植栽などには気を使っていませんでした。
「落ち葉の掃除が面倒そうだな」くらいの気持ちなので、シンボルツリーみたいなのは特に考えもしませんでした。
家庭菜園用に庭の隅を畑にしようかなと一瞬考えましたが、場所が固定されてしまうことに抵抗があったので、プランターを選択しています。
ということで地中配管の影響で土が掘れないかも知れない問題は、今のところ我が家は無縁です。
- 植栽やタイル張りなど、庭造りを楽しみたい人は、地中配管が計画の邪魔にならないかだけ確認しておきましょう。
以上、庭のよくある後悔・失敗ポイントをご紹介しました。
みなさんが庭を計画される際に、参考にしてみてください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
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