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パナソニック生ゴミ処理機の電気代を実測【1日30円】

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  • パナソニックの生ゴミ処理機MS-N53は、実際にはどのくらいの電気代がかかるの?

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

生ゴミ処理機パナソニックMS-N53への生ゴミ投入

結論から言うと、深夜電力(17.46円/kWh)で使用して、1日あたり30円弱くらいでした。

 

本記事の内容
  • 生ゴミ処理機パナソニックMS-N53の1週間の電気代を実測

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

新居に引っ越してきて最初の夏を迎える前に、パナソニックの生ゴミ処理機MS-N53を購入しました。

今日の記事では生ゴミ処理機MS-N53の電気代を実測した結果をご紹介します。

生ゴミ処理機の電気代が気になっているかたは必見です。

 

 

生ゴミ処理機パナソニックMS-N53の1週間の電気代を実測

1週間でトータルの電気代は約200円でした。

 

生ゴミ処理機の電気代をELPA(エルパ) 簡易電力量計エコキーパー EC-05EBで計測

電気代の計測に使ったのはこちらの機器です。

コンセントに挿すだけで簡単に電気代を計測できます。

電気料金の単価(kWh)についても設定が可能ですので、ご自身がお使いの電気プランに合わせた設定が可能です。

積算値のリセットは、前面の3つのボタンを同時に長押しするだけ。
実際私は今回の計測で、1日測るたびに3つのボタンを押して値を0にリセットしつつ、1週間使用しました。

 

 

生ゴミ処理機の電気代を計測した日、電力量、電気代

一覧表にまとめてみました。

日付 ゴミ捨て 電力量 電気代
2019年9月17日(火) ゴミ捨て実施 1.16kWh 20.28円
2019年9月18日(水) 1.29kWh 22.59円
2019年9月19日(木) 1.52kWh 26.62円
2019年9月20日(金) ゴミ捨て実施 1.58kWh 27.72円
2019年9月21日(土) 1.89kWh 33.06円
2019年9月22日(日) 1.99kWh 34.87円
2019年9月23日(月) 2.02kWh 35.35円
合計 11.45kWh 200.49円
平均 1.63kWh 28.64円

 

条件は以下のとおりです。

  • 稼働時間はいずれも深夜1時~6時の間。
    東京電力のスマートライフプランで、電気代単価は17.46円/kWhです。
  • 9月17日と、20日は生ゴミ処理機の中身をすべて燃えるゴミで出したあとなので、生ゴミ処理機内はからっぽの状態からスタートしています。
  • 18日~19日と、21日~23日は前の日に乾燥したごみが入ったままの状態で、新しい生ゴミを追加しています。

 

生ゴミ処理機電気代の傾向

傾向をまとめると以下のとおりです。

  • 平均すると1回の電気代は28.64円でした。
    もし東京電力のスマートライフプラン以外の電力プランを契約している場合は、私が計測した表の電力量に、ご自身が契約している電気プランの夜間電力の単価をかければ電気代がわかります。
  • 生ゴミ処理機に入っているゴミの量が少ないほど電気代は安い傾向でした。
    もし本当に電気代を削減したいなら、毎日乾燥した生ゴミを捨ててから、新たな生ゴミを投入して運転するのが最も電気代が安くなるはずです。
    ただし、毎日乾燥ごみを捨てるのは面倒です。
  • 当然ですが、同じ1回の運転でも、生ゴミが含んでいる水分量、生ゴミの量の多さ、少なさで電気代は変わってきます。
    なるべく電気代を削減したいなら、できるだけ水気は切った状態で投入したほうが良いです。
  • 1回あたりの平均電気代が28.64円ですので、一か月(30日)に換算するとおよそ860円になります。

1か月でおよそ860円という結果になりました。

 

この電気代が高いかどうかですが、私は安いと考えます。

事実、2019年の夏は生ゴミの悪臭とコバエに悩まさせることが一度もありませんでした。

夏場は特に生ゴミが腐りやすく、あのツンとした嫌な臭いがしなかっただけでも、生ゴミ処理機を買ったかいがありました。

臭いだけでなく、生ゴミの体積そのものが10分の1以下くらいになります。
(しかも乾燥状態)
ごみ捨ての手間、ゴミ袋も削減できてまさにいいことずくめ。

さらに、生ゴミを燃えるごみ日に出すまでの保管場所に頭を悩ますこともありません。

 

これで一か月860円なら、全然許容できる範囲と考えます。

助成金も20,000円もらっていますしね。

助成金をもらった手順についてはパナソニック生ゴミ処理機の助成金20,000円をもらった手順【ネット通販でもOKでした】で解説しています。

 

 

 

2019年10月の一か月間の実際の生ゴミ処理機の電気代

10月1日~10月31日の電気代を計測してみました。

写真が実際の計測結果で、10月の一か月間で、1,007円という結果でした。

前項でのシミュレーションが860円でしたので、140円ほど実測値のほうが多かったです。

ということで、東京電力の夜間電力で運転した場合の生ゴミ処理機の一か月の電気代は、約1,000円くらいと考えておけば良さそうです。

 

 

1週間の間の実際の生ゴミ処理機の状態をご紹介

このあとは電気代を計測した日の生ゴミ処理機の中身の状態をご紹介します。

ごみの写真なので、苦手な方は飛ばしてください。

 

9月17日(火)

初日です。
中身を燃えるごみで出したばかりなので、全体量としては少な目です。
卵の殻などもかまわず入れてしまっています。
他にはぶどうの皮と茎などが見えますね。

電気代はご覧のとおり20.28円。
金額としては少ないほうです。

処理後の中身です。
底面が見えるくらいに体積が縮小しています。

 

9月18日(水)

2日目です。前日の乾燥ごみは残っています。その上に追加しています。

もともとあった乾燥ごみは少なかったので、前日に比べて生ゴミがドバっと増えた感じはしません。

電気代は22.59円でした。

処理後の中身。
なんか白い大きなのがありますね。
2日目でさすがに底面は見えなくなりましたが、それでも大幅に生ゴミが圧縮されているのがわかると思います。

 

 

9月19日(木)

生ゴミを追加し始めてから3回目です。
ごみ箱の中身も半分近くまで積みあがってきました。
みかんの皮などが見えますね。

電気代は26.62円。
3日目ともなるとやや電気代が上がってきます。

3日間処理したあとに残った乾燥ごみは写真くらいの量です。

このまま燃えるごみの日に出しました。

はっきり言って、ごみ捨てがハンパなく楽です。

 

9月20日(金)

燃えるごみに中身を全部出したあとの状態なので、体積としては少な目です。
全体的に野菜が多く水分量多めな感じです。

電気代は27.72円。

残った乾燥ゴミはこんな感じ。やはり初日は底面が見えるほどの圧縮です。

素晴らしい。

 

9月21日(土)

二日目です。
ややゴミの量が多いです。


電気代は33.06円。

30円を突破してしまいました。

処理後の状態です。
少し水分の残りが多い気がします。

9月22日(日)

三日目です。
積みあがってきました。

電気代は34.87円。

 

撹拌の羽の下部が隠れるくらいまで積み上がりました。

 

9月23日(月)

四日目です。
さすがに半分を超えるくらいのごみの量になってきました。

電気代は35.35円。1週間の間の最高記録を更新です。

撹拌用の羽がほぼ隠れてしまうくらいになりました。

 

ゴミ袋に乾燥ごみを取り出したところです。
4日間トータルの生ゴミがこのくらいの量であれば、かなりごみの処理がラクになることはおわかりいただけるでしょう。

生ゴミ特有の臭いもないし、控え目に言っても最高ですね。

 

生ゴミ処理機は、4人家族で1週間に1回のゴミ捨てでは容量オーバーになります

今回の電気代の計測では、週2回ある燃えるごみの日に、毎回乾燥した生ゴミを捨ててリセットしました。

過去には1週間、中の乾燥ごみを捨てずに処理し続けたこともありますが、ごみの量が多すぎて以下の弊害が生まれました。

  • 深夜1時から運転を開始したのに、朝6時になっても完了していない。
  • 7日目の生ゴミ追加は、相当押し込まないと入りきらない。

朝6時になっても運転が終わっていないと、お得な夜間電力(17.46円)ではなく、割高な昼間電力(25.33円)になってしまい経済的に非効率です。

また、7日目ともなると、乾燥ごみも相当積みあがるので、追加の生ゴミを入れると、押し込んでギリギリ蓋が閉まるくらいでした。

ギリギリ蓋が閉まるくらいに押し込んでしまうと、乾燥させるのに時間がかかります。

中身がいっぱいになる前に、燃えるごみの日ごとに中の乾燥ごみを捨てるのがベストなルーチンです。

【まとめ】パナソニックの生ゴミ処理機MS-N53は、1日30円、1か月1,000円ほどの電気代がかかります。利便性を考えばコスパとしては十分です!

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • 9月17日~23日の1週間で、生ゴミ処理機で使用した電力量は11.45kWh、電気代合計は200.49円でした。
    1日あたりの平均電力量は1.63kWh、電気代は28.64円となりました。
  • 1か月に換算すると約860円の電気代がかかります。(2019年10月の実測値は1,000円くらいでした)
  • 1か月1,000円で、生ゴミの嫌な臭い、生ゴミを燃えるごみで出すまでの保管場所の悩み、生ゴミ処理の煩雑さ(液ダレ、がさばる)から解放されるのであれば、コスパとしては十分です。
  • 4人家族の場合は、1週間に一度のごみ捨てでは弊害があります。
    週に2回ある燃えるごみの日のたびに、中身の乾燥ごみを捨てるのがベストなルーチンです。

生ゴミ処理機はここ最近で買ってよかった家電ランキングでダントツ1位です。

そのくらい我が家ではなくてはならないものになりました。

便利な生ゴミ処理機ですが、電気代が実際にはどのくらいかかっているのかずっと気になっていました。
今回計測してみて一回にら30円程度なことがわかり、このくらいのコストであれば断然使い続けるつもりです。

本当に便利ですので、みなさんも生ゴミの処理に悩まされているなら購入されることをおすすめします。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。