- 家を建てた人が採用した壁紙の型番を知りたい。
- 新居の壁紙の選び方がわからない
- 壁紙は色や柄以外にも違いはある?
- 壁紙の見本をみたけど数が多すぎて選べない
今日の記事はこういった疑問に答えます。
- 壁紙は数が多すぎて無理ゲーです
- 壁紙の基本、白を選ぶ
- 和室の壁紙はベージュ色【サンゲツTH9006】
- 土間の壁紙はサンゲツTH8929
私は2018年に平屋を新築しました。
2018年の秋ごろ、工事が進む現場で、見本帳を見ながら壁紙を選びました。
結論から言うと、私達夫婦の壁紙選びは1時間もかかりませんでした。
選んだ色は白、ベージュ、グレーの3色。
種類はサンゲツさんの、消臭機能ルームエアー付きTH9057、TH9006と、「スーパー耐久性」のTH8929の3つです。
今日の記事では3種類の壁紙を選択した経緯とレビューをお届けします。
壁紙は数が多すぎて無理ゲーです
壁紙選びに時間がかからなかった理由は以下の3つです。
- 基本は「白」と決めていた。
- 建築士さんが過去に使った実績のあるおすすめ品を素直に聞いた。
- 壁紙の機能性に着目し、選択範囲を絞り込んだ。
特に(2)が大事だったと思います。
壁紙の見本帳をみたことがある人はわかると思いますが、途方もなく種類がありますよね。
ひとつひとつ選んでいたら、はっきり言ってキリがない。
かなりの無理ゲー感があります。
しかもカタログ見本は小さいので実感がわきません。
ここは自分達で選んでもたぶんいいことないだろうなと思い、素直に建築士さんの過去の経験を利用させていただきました。
もともと、その設計事務所やハウスメーカーに家づくりを依頼したのは、過去に建てた家の写真をみたり、オープンハウスを見学してみて、気にいったからお願いしているはずです。
そうであるならば、建築士さんやハウスメーカーさんのおすすめ品を素直に採用することで、自分達のイメージしていた家から大きく乖離するようなリスクを減らすことができます。
壁紙の基本、白を選ぶ(サンゲツさんの消臭機能付きTH9057)
まずは基本の白です。
が、単に「白」といっても、めちゃくちゃバリエーションがあります。
なので建築士さんのおすすめを素直に聞いて取り入れました。
結果、サンゲツさんのTH9057になりました。
サンゲツ ウェブサイトより引用
ちょっと塗り壁的な風合いのある壁紙です。
ルームエアー(消臭)機能付きです。
- タバコのにおいを消臭
タバコの煙に含まれるアセトアルデヒド・酢酸・硫化水素などを吸着・分解します。 - 気になる生活臭を消臭
トイレ、生ゴミのにおいやペットのにおいを吸着・分解します。 - ホルムアルデヒドを低減
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの低減に効果があります。
実際どの程度効果があるかはわかりません。
まあぶっちゃけ、何も機能がないよりは消臭してくれるほうがいいだろう、くらいな感じです。
別にルンバの写真を見せたいわけじゃなくて、壁紙の質感が比較的わかりやすい写真だったので載せました。
塗り壁風な適度な凹凸があって、なかなか高級感あります。
建築士さんも、「設計事務所が良く使う壁紙です」と言っていましたのでデザインにこだわるかたにも人気の壁紙なんだと思います。
和室の壁紙はベージュ色【サンゲツTH9006】
続いて和室です。
和室の壁紙もホワイトでいいかなと一瞬思いましたが、やはり少し和っぽいイメージを出したいよね、ということになり、ベージュ系から選択。
結果、同じくサンゲツさんで、TH9006になりました。
サンゲツ ウェブサイトより引用
白と同じくルームエアー(消臭)機能付きの中から選びました。
機能を絞ると選択肢がグっと狭まって、その中から色味を選べばいいのでラクですよ。
実際家が完成してみると、和室の雰囲気にピッタリ!
カーテンもベージュ系にしたので和室らしいとても落ち着いた雰囲気になりました。
このちょっとだけ凹凸がある感じがなんとも繊細で高級感があります。
手触りもとてもいいんですよ。
家の中の壁紙でこの和室のTH9006が一番のお気に入り。
和室に限らずちょっと落ち着いた雰囲気が欲しい部屋にもTH9006はおすすめです。
土間の壁紙はサンゲツTH8929(表面強化性能4級以上)
最後、土間の壁紙はサンゲツさんのTH8929をチョイス。
グレーですね。
汚れが目立ちにくい色で質感もグッド。
サンゲツ ウェブサイトより引用
機能は「スーパー耐久性」です。
「表面強化性能4級以上」を謳う上部なヤツです。
土間は基本的には家の中には持ち込めないものを置く場所。
ベビーカーのカドがぶつかったりしますので壁紙の耐久性はとても大事です。
気になったので「表面強化性能試験」について調べてみました。
以下引用です。
表面強化性能試験
壁紙表面層を専用の金属製のツメでひっかいたときのキズ付き程度に等級をつける業界規定です。4 級以上の商品を合格とし、「表面強化」表示ができます。
試験方法
JIS-0849 で規定する摩擦試験機 II 型を用い、所定の摩擦子(荷重 200g )を取り付け試験片の上を 5 往復させ、その傷付き程度を目視で判定する。
ルノン株式会社 「表面強化壁紙」ウェブサイトより引用
4級以上の強化タイプは室内でペットを飼っているかたなども多く採用されるようです。
猫がひっかいても簡単には傷がつかないほど丈夫。
土間の壁は汚れるし傷つきやすいので、壁紙は丈夫な物を選ぶと安心ですね。
【まとめ】壁紙選びは機能性に着目すると選択しやすい
今日の記事をまとめます。
- 壁紙の色は、基本を白にして、用途に特色がある部屋だけ変えるのがおすすめ。
我が家の場合は和室と土間の色を変えました。
和室は少し和の雰囲気を出したかったため、土間は単純に汚れが目立たない色をチョイスした感じです。 - 壁紙は途方もない数の製品があります。
ひとつひとつ選んでいたらキリがないので、まず機能を選んでから、その中で決めていくと選択肢が狭まり決めやすくなります。
我が家は基本的には消臭機能付きの中から選び、強度が欲しい土間だけ耐久性が強いものから選びました。 - 建築士さんなどが実際に使ったことがある壁紙から選ぶと失敗のリスクが低減します。
もともと建築士さんやハウスメーカーに家づくりを依頼したのは、過去に建てた家の写真やオープンハウスをみて気にいったからお願いしているはずです。
であれば、あえて自分達の意見を出さずに、建築士さんのおすすめやハウスメーカーの標準的なものに素直に従ったほうが、自分達がイメージした家に近づくはずです。
壁紙なんて生まれて初めて選びましたが、おかげさまですごく素敵な壁紙が選べました。
サンゲツさんをすすめていただいた建築士さんに感謝です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
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