平屋を建てる

【体験談】家相を見てもらわないと困る2つのこと

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  • 家を建てる予定ですが、家相は気にしたほうがいいでしょうか?
  • 家相をみてもらうにはどこにお願いするのですか?

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

 

結論から言うと、家相自体の良し悪しが実生活にどこまで影響するのかはよくわかりません。

しかし、以下の2つの理由から家相をみてもらったほうがあとあと安心できます。

  • 家相は親の世代には重要なことだったりします
  • 新居でトラブルが起きても家のせいにしないで済みます

 

本記事の内容
  • 住んだあとに感じた、家相が意外に重要な2つの理由
  • 我が家の家相診断実例

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

図面が完成した時に、いつもお参りに行く神社で家相をみていただきました。

家相を気にされるかたは一定数いると思います。

今日の記事では、家相を見てもらう理由2つと、私が家相をみてもらった時の一部始終をご紹介しようと思います。

これから家を建てるかたで、家相をみてもらおうか迷っているかたは必見です。

 

住んだあとに感じた、家相を見てもらってよかった2つの理由

正直、住んでみると家相については良い悪いの実感はありません。
メリットはもう少し別のところにありました。

 

家相については実感は特にありません

家相をみてもらっておいてこう言うのもなんですが、正直、良い悪いの実感はありません。

それよりもやはり、間取りの成功、失敗のほうが断然気になります。

 

家相をみていただき、「大きな問題はありませんよ」と言われたことによる安心感は確かにあります。

ただ、仮に、「この家の家相は最悪です!大凶です!」と言われた場合はどうだったでしょうか。

間取りを修正しただろうか?と問われると、そこまでは、、、。

トイレやお風呂の位置くらいであれば、なんとか変更したかも知れませんが、たぶん難しいケースがほとんどでしょう。

土地の形状である程度は家の形状というのは決まってきますし、吉相100%の家、なんていうのはおそらく作れない。

もし100%を求めるのならば、自分達の理想の間取り<吉相の家相 となるので、建築プランの最初の段階から「家相ありき」で進めなくてはなりません。

そこまでするとせっかくの家づくりが楽しめなくなる気がします。

完璧な家相は無理。決定的な問題点がなければよしとする、くらいで良いのではないかというのが結論です。

家相自体の良し悪しははっきり言ってよくわかりませんが、住んだあとに重要なことが2つありました。

 

家相を見てもらうのが重要な理由(1)  親の世代には特に重要なことだったりします

家相については自分達よりも、むしろ親のほうが気にしていたりしますね。

妻のご両親は比較的、家相や土地の風水などにはこだわるかたです。

新居の建築プランがある程度固まってきた段階で、家相はみてもらったほうが良いとアドバイスを受けました。

実際に家相をみてもらい、大きな問題はないようです、とお伝えして安心してもらえたので、それだけでも家相をみてもらった価値はあるように思いました。

家族に家相などにこだわるかたがいる場合には、家相は必ずみてもらっておいたほうがいいです。

 

家相を見てもらうのが重要な理由(2)  「トラブルが起きても家のせいにしない」で済む

家相をみてもらわずに、新居で暮らし始めたとします。

もし、災いやトラブルが続くようになった場合は、家相が悪かったのでは?という話にもなりかねません。

家相をみてもらっておけば、少なくとも家相が悪いという方向には話が進まなくて済みます。

「こんなにトラブルが続くのは新居に越してからだ」、というプレッシャーをまわりから受けても、「家相はみてもらって問題なかった」と言えれば、気持ち的にはだいぶラクです。

家を建ててから周りにとやかく言われるのは、とても嫌なものです。

無用なストレスをひとつ減らす手段として、家相をあらかじめみてもらっておくことは有益です。

 

 

我が家が家相(間取り)を見てもらった方法をご紹介

いつもお参りしている神社で家相をみていただきました。

 

間取り図のコピーを持って神社へ

最初にいつもお参りしている神社へ、家相をみてもらうことができるか電話で聞いてみました。

結果は大丈夫とのこと。

必要なものは家の図面のコピーだけ。

さっそく家の図面のコピーを取って神社へ行きました。

 

間取り図に描かれたのは正中線、凶線、福線の3種類

図面を預けて20分ほどで、結果がでましたよ、と呼ばれました。

図面には、大きく分けて以下の3種類の線が書かれていました。

  • 家の中心から東西南北にのびた4本の「正中線」
  • 東北と南西を結ぶ1本の「凶線」
  • 北西と東南を結ぶ1本の「福線」

 

家相(風水)で大切なのは、玄関、キッチン、トイレ、お風呂の場所

家相上、特に大切なのは玄関、キッチン、トイレ、お風呂の4か所だと教わりました。

玄関は運の入口、家の顔ともいえる場所です。

キッチン、トイレ、お風呂に共通しているのは、いずれも水や火を使う場所ということです。

家相では水回りは不浄な場所として扱われるため、水回りを凶相な場所に配置しないことが重要ということでした。

 

東西南北の正中線に水回りは大凶

家の中心から東西南北を示す「正中線」上に、玄関ドア、トイレの便器本体、キッチンのシンク、浴槽がかかっているのは大凶とのことです。

我が家はいずれもクリアしていました。

 

トイレについては、部屋自体には北の正中線がかかっていましたが、便器についてはギリギリセーフ。

背面が収納になっているレストパルFにしたおかげで、便器本体には北の正中線がかからずにすみました。

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北東と南西を結ぶ1本の「凶線」にも水回りはNG

続いて凶線です。

北東の方角は鬼門と呼ばれます。だれしも一度は聞いたことありますよね。

北東が鬼門、その対角線上の南西が裏鬼門と呼ばれています。

鬼門と裏鬼門の結ぶ一本の線が凶線です。

 

凶線上にはやはり水回りなどがあるとよくないそうです。

我が家は凶線上には主寝室とリビングですので、水回りは特になく問題ないとのことでした。

 

玄関も鬼門、裏鬼門にあるのはよくないとされますが、我が家は北西のためこちらも問題なしでした。

 

北西と東南を結ぶ1本の「福線」

続いて福線です。

北西から南東にかけての1本の線です。

こちらを良い相にすると幸福になるそうです。

我が家の福線がかかっているのは、玄関収納と、浴槽。

残念ながら浴槽がかかってしまっていて、あまりいい相ではないようです。

ただ、凶線よりは影響が少ないとのことで、あまり気にされなくても問題ないですよ、とのことでした。

 

家相を見てもらった時、神社に払う御礼の金額は?

家相をみていただきましたので御礼のお金を納めます。

金額について聞いてみたところ、神様へのお気持ちですから、、、というなんとも曖昧なお返事!

普段の厄除けは7,000円、新年のお参りは15,000円くらいだったと思うのですが、いったいいくら払えばいいんだ?

途方に暮れてしまったので、気が引けながらも「皆さんだいたい、おいくらくらい納めていますか・・・?」と恐る恐る聞いてみました。

結果的には5,000円を御礼として納めました。

 

私がお願いした神社では、御祈祷についてはきちんと納める金額が決まっていてメニュー化されています。

でも家相については特にメニュー化されていません。

レギュラーメニュー化されていないということは、最近は家相をみてもらう人があまりいないんですかね?

 

【まとめ】家相はあとあとのことを考えて、見てもらっておいたほうがいいです

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • 新居の図面がおおよそ出来上がった段階で、神社で家相をみていただきましょう。
    レギュラーメニュー化?!はしていないかも知れませんが、ほとんどの神社で家相はみてもらえるはずです。
  • 我が家は幸運にも家相に大きな問題なしという判定だったので、もし悪い結果が出た場合についてはどう対応すればよいかは難しい問題です。どうしても気になるようであれば、できる範囲で調整するくらいでよい気がします。
  • 親の世代はあんがい、家相などを気にするかたが多いかも知れません。
    家ができあがったあとで、「ところで家相はみてもらったの?」なんて質問されてフリーズするのは嫌ですよね。
    実際には家相のせいではないにしても、住み始めたあとにトラブルなどが起きれば、家相と結び付けて考えてしまうのが人間というものです。
  • 新居で暮らし始めたあとに、トラブルが頻発するような事態になっても、家相をみてもらっておけば、少なくとも家のせいではない、という理由付けができます。
    無用なストレスを減らすことができ、その分、トラブルの対処に現実的なエネルギーを注げます。
  • 莫大な費用がかかるわけでもなく、住宅の取得は一生のうちで一度あるかないかのことなので、あとあと余計なストレスを生まないように、家相はみてもらっておいたほうがいいと考えます。

家相というのは目に見えるものではありません。

ですので、気持ちの持ちようと思えばそれまでなのですが、やはり見てもらうことで一定の安心感を得ることはできます。

「我が家は神様のお墨付き」という想いがあれば、トラブルが起きた時も新居のせいにしないで、現実に対して前向きに立ち向かえるでしょう。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。