- 造作ミラーキャビネットの口コミを聞きたい。
- ミラーキャビネットにあると便利な機能は?
- ミラーキャビネットを造作するといくらかかる?
今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、ミラーキャビネットは生活感のないおしゃれな洗面所を作るのに最適です。
わが家は造作してもらい、費用は95,000円かかりました。
- おしゃれで使いやすいミラーキャビネットを作るためのアイディア
- 洗面所にミラーキャビネットを作る3つのメリット
- 洗面所のミラーキャビネットを造作した場合の費用詳細
私は2018年に平屋を新築しました。
洗面所の収納は建築士さんのおすすめもあり、ミラーキャビネット(鏡裏収納)にしました。
歯ブラシや化粧道具など小物が多い洗面所は煩雑になるため、隠せる収納が欲しかった私達の要望にぴったりでした。
今日の記事は、我が家のお気に入りミラーキャビネットをご紹介します。
これから家づくりを始めるかたで、ミラーキャビネットを作るかどうか悩んでいるかたは必見です。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「自分で地元のリフォーム会社に問い合わせてみよう」もアリですが、信頼できる業者を自分で探すのは難しいし、価格が適正がどうかも判断できません。
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おしゃれで使いやすいミラーキャビネットを作るための2つのアイディア
使いやすいミラーキャビネットにするためのアイディアをご紹介します。
ミラーキャビネットの中のティッシュ入れ
建築士さんのアイディアで、真ん中下部の棚はティッシュ入れになっています。
下から見るとこんな感じ。
穴が開いていて下からティッシュを取りだすことができるのです。
化粧などの際にティッシュを使うことが多い点に着目して作られています。
このティッシュ入れがあることで以下のメリットがあります。
- ティッシュボックスを洗面台などに置かなくて済むので、洗面所全体が片付いてスッキリした印象になります。
- 化粧中などティッシュを使いたい時にすぐに使うことができます。
収納の扉を開けてティッシュを取り出さなくていいので収納の扉が汚れることといったことがありません。
ミラーキャビネット内にコンセントも忘れずに
ミラーキャビネットの中には2か所コンセントがあります。
ご覧のとおり電動歯ブラシの充電に使っています。
ひげ剃りの充電も棚の中で行えますね。
棚の中にコンセントがないと、充電したい場合は洗面台のコンセントを使うことになり、洗面台が片付かず煩雑になります。
棚の中にコンセントをつけることで、充電中のものがあっても常に扉を閉めておけるので、キレイに片付いた状態の洗面所を作ることができます。
洗面所にミラーキャビネットを作る3つのメリット
洗面所にミラーキャビネットが適している理由は以下のとおりです。
- 歯ブラシや化粧道具などの小物を隠せる
- 場所をとらずデッドスペースを100%活用できる
- 照明を工夫すると非常にキレイな空間ができあがる
(1)歯ブラシや化粧道具などの小物を隠せる
我が家の洗面所のミラーキャビネットです。
扉は5か所あり、それぞれ中身は図面のとおり棚で仕切られています。
扉の中はけっこうな収納力があります。
ご覧のとおり化粧品関係などの小物をゆったりとしまうことができます。
ジャンル別、人別に物を収納できるからです。
扉を閉めてしまえば中は全く見えないので、洗面所全体がすっきりします。
これはミラーキャビネットの最大のメリットです。
洗面所はトイレの隣のため、お客様も使います。
パブリックゾーンですから、あまり煩雑に散らかっていると不潔な印象を与えてお客様をおもてなしするには適しません。
(2)場所をとらずデッドスペースを100%活用できる
側面図です。
洗面台の奥行は580mm程度です。
洗面所には絶対に鏡はつきものですが、奥行580mmに対して、鏡をただ壁に取り付けるだけでは、奥行の分のスペースが死んでしまいます。
ミラーキャビネットをつくることで、この活用されにくいスペースに収納を設けることができます。
しかも特に洗面器で行う動作を妨げるわけでもなくミラーキャビネットが邪魔になることもありません。
(3)照明を工夫すると非常にキレイな空間ができあがる
間接照明はPanasonicのLGB50064です。
我が家で間接照明を用いているのは洗面所だけですが上下の柔らかい光がいい雰囲気です。
せっかくの間接照明も小物があふれてごちゃごちゃしている洗面所では台無しです。
ミラーキャビネットに小物を収納し常にキレイにしておけば、間接照明がそのキレイさを何倍にも素敵に演出してくれます。
タイルはALR-BL
ちなみに壁のタイルは、「平田タイル」のアリュール ALR-BLです。
建築士さんがいくつか見せてくれたタイルのカタログの中から選びました。
クセのないシンプルなタイルです。
無機質な感じになりがちな洗面所ですが、タイルをつかうとちょっとしたアクセントになりますね。
タイルは色々なメーカーからものすごい数の色や柄が発売されています。
家族でタイル探しをしてみると家づくりの楽しい思い出になりますよ。
洗面所のミラーキャビネットを造作した場合の費用
おそよ95,000円ほどかかりました。
既製品のミラーキャビネットに比べれば当然高いですが造作することで以下のメリットを享受できます。
- 洗面台の長さにピッタリのサイズで作れる
- 収納棚のレイアウトが自由
- ティッシュ入れ、コンセントなどの配置が自由
- 鏡収納の中に全てを収めることができるので洗面所が片付く
(まとめ)ミラーキャビネットで常にキレイな洗面所を
今日の記事をまとめます。
- ミラーキャビネットを作ることで、煩雑になりがちな洗面所まわりの小物をすっきりと収めることができます。
扉を閉めてしまえば鏡だけになるので、常に片付いた空間を作ることができます。 - 洗面台の奥行のぶんを有効活用する意味でもミラーキャビネットは有効です。
デッドスペースがなくなったうえに邪魔にならないので、洗面器の使い勝手が落ちることもありません。 - ミラーキャビネットの上下に間接照明を入れるととてもいい雰囲気になります。
タイルを組み合わせても良いでしょう。 - テッシュ入れを作っていただいたおかげで、収納扉を汚さずにティッシュを取り出すことができます。
ティッシュボックスを洗面台の上に置かなくても良いので、洗面所をスッキリキレイに保つ効果もあります。
建築士さんの素晴らしいアイディアに感謝です。 - 電動はぶらし、ひげ剃りなど、洗面所まわりは意外とコンセントが必要な道具が多いものです。
ミラーキャビネットの中に何か所かコンセントを設けておくと便利です。 - 我が家の造作鏡収納は10万円弱ほどの費用がかかりました。
でも、洗面台の幅ピッタリに、しかも棚の組み合わせ、コンセントなども要望に合わせて自由に作ることができます。
長く住んで毎日使うことを考えれば、自分達にとって使い勝手の良いミラーキャビネットは、コストパフォーマンスのよい投資だと思います。
我が家の中で一番片付いていてキレイな場所はどこかと聞かれたら、迷うことなく「洗面所」と答えます。
ミラーキャビネットのおかげで、物が散らからず、常に片付いているキレイな洗面所を作ることができました。
これもひとえに、建築士さんのデザイン力とアイディアによるところが大きいです。
おしゃれにするだけであれば、機能性を度外視して収納などを省けば実現できるかも知れません。
でも、それでは家としての使い勝手は落ちてしまい、本当の満足からは遠く離れてしまいます。
必要な物が必要な場所にあり、決して不便ではない。なおかつデザイン性も優れている。
そんな素敵なミラーキャビネットを作っていただくことができました。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。
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