平屋の実例

【平屋の実例】LDKに最適なLED照明の実例【スポットライトの調光、拡散、集光の違い】

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  • 調光式のLED照明は便利ですか?
  • 照明としてLEDを使う場合の拡散タイプと集光タイプの使い分けは?

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

結論から言うと、調光式のLED照明がリビングにあると意外に重宝します。

拡散タイプと集光タイプは性質がかなり異なるので、使い分けは注意が必要です。

 


   

本記事の内容
  • LDKのLEDスポットライトの使い分け実例
  • 調光式LEDスポットライトの実際の操作と明るさ(動画アリ)

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

LDKの照明はすべて、垂木の間にスポットライトを取り付けていただきました。

今日の記事は我が家を例に、LDKの照明の選択の仕方を考えます。

これから家を建てるかたで、LDKのLED照明実例を知りたいかたは必見です。

JUN
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当ブログでご紹介した平屋のカタログをサクっと集めたいかたは次の記事が参考になりますよ。

LDKのLEDスポットライトの使い分け実例

調光式、拡散タイプ、集光タイプを使い分けています。
さらに色も電球色と昼白色を使い分けています。

 

LDKの照明配置とスイッチの位置

〇の箇所がLEDスポットライトになります。

スイッチは、リビング入口側と、キッチン側の2か所に集約しています。

 

(1)キッチンのLEDスポットライト

キッチンのスポットライト

最初はキッチンのLED照明です。
間取り図の(1)のところです。

アイランドキッチンと背面収納の間の天井に、2個のスポットライトがあります。

メーカーと型番はパナソニックのLGB84396 LB1になります。

こちらは光が拡散するタイプのLEDスポットライトです。
色も電球色になっています。
キッチンを広く照らしてくれます。

(2)アイランドキッチンの上のLEDスポットライト

次にアイランドキッチンの上、間取り図で(2)のところです。

キッチンのスポットライト白色

写真で白い光が見えているところです。
こちらはシンクやワークトップの手元がよく見えるように、集光タイプのLEDで、しかも昼白色を使っています。

メーカーと型番はパナソニックのLGB84345 LB1になります。

はっきりと物を識別したい場合は昼白色のほうが適しています。

また、集光タイプなので真下にそのまま光が落ちます。
拡散タイプよりも明るく、シンクとワークトップをピンポイントで照らしてくれます。

シンクやワークトップなど、作業をする場所には集光タイプが適しています。

 

 

 

(3)ダイニングのLEDスポットライト

ダイニングのスポットライト

続いてダイニングです。

間取り図(3)のところになります。

こちらは電球色で、集光タイプを3つ並べています。

メーカーと型番はパナソニックのLGB84346 LB1になります。

ダイニングテーブルを照らすことが主な仕事のため、集光タイプでテーブルを明るく照らすようになっています。

 

JUN
JUN
最初のころは、天井からペンダントライトを垂らす予定でした。

しかし妻と話し合った結果、ペンダントライトには以下のデメリットがあるということでスポットライトにしてもらいました。

  1. ペンダントライトは傘の部分に埃がたまるため、掃除が面倒
  2. 子どもがふざけてテーブルにのぼったり、部屋の中でボールなどを投げた時に、ぶつかって割れる恐れがある
  3. ダイニングテーブルで家族が集まって写真を撮るときに意外に被る

以下がペンダントライトをやめた理由詳細です。

ペンダントライトは傘の部分に埃がたまるため、掃除が面倒

メンテナンスの手間を最小限にするのが我が家のコンセプトです。

ホコリ掃除も最小限にしたいところ。

ペンダントライトは傘がつくことが多いため、どうしても上部にほこりがたまりやすいです。

まめに拭き掃除すればいいのですが、子育てに追われる中、なるべく面倒は避けたいということでペンダントライトはやめました。

JUN
JUN
スポットライトであれば基本掃除も必要なく、メンテナンスフリーです。

 

子どもがふざけてテーブルにのぼったり、部屋の中でボールなどを投げた時に、ぶつかって割れる恐れがある

ペンダントライトの素材は基本的にガラスのため、ぶつかって割れる可能性がゼロではありません。

特にうちは男の子なので、結構やんちゃします。

ダイニングテーブルに登ってママに怒られることもしばしば。

リビングでおもちゃのボールを投げたりもします。

ですので、ガラス製のペンダントライトが天井からプラプラしているのは結構危険なんです。

万が一割れたら危ないということで安全性を優先です。

 

ダイニングテーブルで家族が集まって写真を撮るときに意外に被る

これは意外な盲点かも知れませんが、ダイニングテーブルで誕生日のケーキを食べたりするときに、集合写真を撮りますが、ペンダントライトの本体と天井から下がってくるケーブルは、案外差新を撮る時に邪魔だったりします。

特にカメラマンが立った状態で、写真を撮ると、意外に人と被ったりするんです。

まあ、ペンダントライトを下げる高さにもよると思いますが、人とかぶる確率が高いのは事実です。

夫婦お互いの両親を呼んで一緒に食事を楽しんだりするために広いダイニングテーブルにしたわけなので、わりとみんなで写真を撮ることも多い我が家は天井のスポットライトのほうが適していたと言えます。

我が家は以上の理由でペンダントライトはやめましたが、ペンダントライトを使ったほうが確実にダイニングがおしゃれになるのは事実です。
天井のスポットライトにすると、LDKに変化が生まれないため、のっぺりした印象になっているという感じです。

我が家は見た目より実用性優先主義なのでペンダントライトはやめましたが、このあたりは好みなので、おしゃれに見せたいかたはペンダントライト採用も良いと思います。

JUN
JUN
埃掃除などが面倒、と感じるかたは天井のダウンライト、あるいはスポットライトにしておくほうがあとあと楽ですよ。

 

 

(4)(5)リビングのLEDスポットライト

最後にリビングのスポットライトです。

(4)と(5)の箇所になります。

(4)と(5)ともに拡散タイプの電球色になります。

メーカーと型番はパナソニックのLGB84396 LB1になります。

リビングなので全体を明るく照らしてくれればよいので拡散タイプが適しています。

 

(4)は通常のオンオフだけですが、(5)は調光スイッチをつけて100%~1%の調光が可能になっています。

調光を使うタイミングは以下の2点です。

  1. 夜にリビングのソファーに座ってテレビを見る時
  2. お風呂に入る時など、またリビングに戻ってくる場合に、調光で少し暗くしておく

 

(1)夜にリビングのソファーに座ってテレビを見る時

夜、大人だけでテレビを見る時などは、(4)側は消灯して、(5)を調光で薄暗くします。

(5)の下にはソファーがあるのですが、(5)を調光で薄暗くすると、ちょうどテレビ側は暗くなってテレビが見やすくなり、(5)のソファー側は手元が見えるくらいの明るさになるため、移動したりするにも危なくないしちょうどいいのです。

映画鑑賞の時も重宝します。

 

(2)お風呂に入る時など、またリビングに戻ってくる場合に、調光で少し暗くしておく

リビングからいったん離れて、また戻ってくることがわかっている時に、調光で暗くできると電気代の節約になります。

特に子どもがいる場合など、リビングを真っ暗にしてしまいたくないタイミングというのは必ずあります。

リビングには一般的に常夜灯などはつけないと思うので、調光機能がない場合は常にオン、オフの2択になってしまいます。

1灯だけでも調光式の照明が含まれていれば、無段階で明るさを調整できます。

例えば子どもを寝かしつけたあとに、ソファーで寝っ転がってスマートフォンを操作するような時も、リビングを100%の明るさで照らす必要はなかったりもします。

ひとりでいるのにリビングのライトを全開なのは電気代ももったいないですしね。

そんな時に調光できると意外に重宝するものです。

リビングの照明は、1灯だけでもいいので、どこかを調光タイプにしておくといいでしょう。

おすすめは、我が家のようにテレビ側は暗く、人が座るソファー側は薄暗くできる組み合わせです。

 

 

調光式LEDスポットライトの実際の操作と明るさ(動画アリ)

最後にリビングの(5)、調光式LEDスポットライトはどのように操作するかをご紹介します。

調光LEDの操作パネル

調光スイッチです。

写真の状態で100%の明るさです。
反時計回りに動かすと徐々に暗くなっていきます。

操作は無段階です。

反時計回りにまわしていき、明るさ1%のところで若干の引っかかりがあります。
その引っかかりを超えてさらにまわすと消灯する仕組みです。

 

実際の動画がこちら。
動画の最後で消灯しますが、消灯する前に数秒止まった段階が最も暗くした状態です。

 

操作も簡単で、微妙な明るさの調整も可能です。

一か所は調光式LEDがあると便利です。

 

 

【まとめ】LDKのLED照明は適材適所で配置しましょう。調光式も最低1灯あると便利。

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • キッチンのシンクとワークトップを照らす照明は、集光タイプで昼白色がベストです。
    手元が良く見えて料理や洗い物が捗ります。
  • ダイニングも集光タイプが手元が見やすくて良いです。
    割と高い天井でも集光タイプであれば問題なく照らしてくれます。
  • ペンダントライトは、掃除の手間、割れるリスク、写真に被るの3点を考慮して採用をやめました。
    ただ、ペンダントライトを取り入れるとLDK全体のおしゃれ度が一気にますので、好きな人は迷わず採用で良いと思います。
    我が家のようにメンテナンス性や安全性を重視する場合には、素直に天井のダウンライト、スポットライトにしておくのが無難です。
  • リビングには調光式のLED照明があると便利です。
    夜のテレビ鑑賞、特に映画鑑賞などにも適しています。
    またソファーに寝転がってスマートフォンやタブレットを操作する際も、明るすぎるよりも薄暗いくらいのほうが集中できるし電気代も節約になります。
    リビングから離れてまた戻る場合などにも薄暗くしておけば安全で電気代も節約できます。
  • パナソニックの調光式LEDは操作も簡単で、無段階に明るさを調整できるので便利です。
    明るさ1%のところで引っかかりがあるので、一番暗くしたい時にも引っかかりを目安に操作できます。

LDKの照明については建築士さんにすべて決めていただきました。

私達が決めたのはリビングの(5)を調光式にすることをくらいです。

特に集光、拡散と、電球色、昼白色の使い分けがとても秀逸です。
このあたりは建築士さんの経験がなせるわざでしょう。
良い照明を計画していただきありがとうございました。

特にキッチンの昼白色のチョイスは素晴らしく、なくてはならないものになっています。
私が考えた場合は、おそらく全部電球色にしていたところです。

LDKは滞在時間が最も長い場所ですので、照明の良し悪しによって生活のストレスが大きく変わってきます。
それぞれの場所に適した照明はどういったタイプなのか、慎重に検討されることをおすすめします。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。