- 子どもの虫歯を予防するための効果的な方法を知りたい
今日の記事はこういった疑問に答えます。
【歯間ブラシ「こども糸ピックス」レビュー】歯に挟まって取れない食べカス放置は虫歯に直結します
結論から言うと、歯間ブラシで毎晩掃除しましょう。
子どもだからといって舐めていると、あっという間に虫歯です。
- おすすめ子ども用歯間ブラシ「こども糸ピックス」レビュー
- 歯間ブラシ(フロス)が必要な理由
私には3人の息子がいます。
寝かしつけは私の役目。
ほぼ毎晩、小学生と幼稚園の息子の歯磨きをしてあげます。
我が家では乳歯が生えそろったころから、歯ブラシ前に歯間ブラシ(フロス)での掃除を欠かさずおこなっています。かれこれ8年くらいは毎晩行っているはずです。
おかげさまで今のところ、息子に虫歯、歯のトラブルは一切ありません。
今日の記事は歯間ブラシ(フロス)が必要な理由と、我が家が色々と試した末に行き着いた子ども用のおすすめ歯間ブラシ「こども糸ピックス」のレビューをお届けします。
子どもに虫歯で痛い思いをさせたくないかたは必見です。
おすすめ子ども用歯間ブラシ「こども糸ピックス」レビュー
我が家は様々な商品を試して、「こども糸ピックス」にたどり着きました。
おすすめ歯間ブラシ「こども糸ピックス」
こちらが私が子どもに使っている歯間ブラシです。
「こども糸ピックス」と言います。
1袋に30本入っています。
毎晩使うので、約一か月分ということですね。
中身は写真のとおり、ピンク、黄色、青のカラフルな3色のセットです。
それぞれウサギ、クマ、ゾウのイラストが入ったかわいらしいデザイン。
小さな子どもが喜んでくれる色柄ですね。
「こども糸ピックス」のメリット3選
「こども糸ピックス」がおすすめな理由は以下の3点になります。
- にぎりやすい安全なグリップ
- 子どもにぴったりのサイズ感
- お手頃価格でコスパが良い
(1)にぎりやすい安全なグリップ
メリット一つ目は、にぎりやすい安全なグリップです。
柄の部分であるグリップの選択が丸くなっているため、誤って顔などにぶつかっても痛くありません。
また、柄の部分が適度に面積があるので、非常に握りやすいです。
子どもの歯は大人に比べて小さいので、割と繊細な動きを求められます。
子どもにぴったりのサイズ感
2つめは糸の部分のサイズ感が子どもの歯にぴったりということです。
大人用の歯間ブラシは、糸部分の幅がもう少し大きいため、小さな子どもの口に入れてつかうと持て余してしまい、うまく歯間ブラシを動かすことができません。
その点、こども糸ピックスは適度な大きさで、子どもの口に入れやすいです。
サイズは小さめですが、かと言って小さすぎることもなく、糸の幅は十分に歯間の食べカスを除去してくれます。
お手頃価格でコスパが良い
最後は値段です。
私はいつもAmazonで購入していますが、30本×4袋のセットで、¥1,098です。
120本入っていることになりますので、1本あたりに換算すると9.15円です。
色々な商品を試しましたが、柄がついたタイプの商品で、1本あたり10円以下は非常に安いと思います。
歯間ブラシを毎日続けるのはお金がかかりそう、というイメージがあるかも知れませんが、1日10円以下のコストで子どもの歯を守れるのであれば、安い投資と言えます。
子どもがひとたび虫歯になれば、精神的苦痛、歯医者さんに通うコストなどを考えると1日10円では到底すまないはずです。
歯間ブラシはたまにやるのでは意味がありません。
毎日習慣化して続けるからこそ虫歯を効果的に抑止できます。
毎日続けるためにも、値段の安さにはこだわりたいところです。
こども糸ピックス以外に試した製品
こども糸ピックスにたどり着くまえに色々な製品を試しました。
まずは、下記のような巻いてある糸を適度な長さに切って使うタイプの商品。
大人が自分にやる分には、糸タイプは作業しやすくて値段も安いのでおすすめです。
でも子どもに使う場合には、使いにくい。
糸タイプは両端を手でもちますが、使う場所によって角度を変えるために持ち替えたりする必要があるのです。
また単純に濡れて糸が滑ることがあるので、その都度持ち直したりします。
子どもはただでさえなかなかじっとしていないので、糸タイプを何回も持ち替えて歯間に持っていくのは手間がかかります。
また、大人と共用で使えるかなと思い、CMでもおなじみの「小林製薬の糸ようじ」を使ってみたこともありました。
少しサイズが大きすぎることに加えて、一番問題になったのが柄の先端です。
糸ようじは柄の選択がカギのようになっていて鋭くとがっています。
大人が取りにくい食べカスをかき出すには重宝しますが、子どもに使っている時に、誤って先端が刺さるリスクが高いのです。
子どもは急な動きをすることも多いため、先端がとがっているものを顔の近くで使う、というのはできるだけ避けたほうが良いという結論です。
歯間ブラシ(フロス)が必要な理由
子どもだからといってあなどることなかれ。
歯間には大人と同じように食べカスが残っています。
息子は下の前歯の間が狭い
息子の歯並びは良好ですが、下の前歯だけ歯間が狭いという特徴があります。
歯医者さんの定期健診に付き添ったことがありますが、歯科衛生士さんから「下の前歯の間が特に狭くなっていて虫歯になりやすいです。お子さんのためにも、歯磨きをするときはブラシの毛をなるべく歯間に入れるようにして食べカスをかきだしてあげてくださいね」と言われました。
子どもによって歯並びには当然差があると思いますが、どんな子にも歯間が狭い部分が1~2か所は必ずあるはずです。歯間が狭い箇所は歯ブラシしてもキレイに磨くことが難しいため、虫歯のリスクが高いのです。
歯間に残るナンバーワンは鶏肉
歯間ブラシをずっとやってきて思うことは、歯間に残っている食べ物ナンバーワンは鶏肉だということです。
鶏の唐揚げって、子どもは大好きですよね。
うちの子も唐揚げが大好きです。
私の鶏肉好きが遺伝したのか、唐揚げだけでなく、鶏肉料理全般が息子は大好き。
焼き鳥とか親子丼なども好んで食べることが多いです。
しかし、この大好きな鶏肉が曲者です。
鶏肉はものすごく歯間に挟まりやすいのです。
ササミなんか見てもらうとわかるとおり、あの微妙なパサパサした感じの筋繊維がめちゃくちゃ歯間に挟まります。
歯間が狭い息子の下の前歯には、鶏肉料理を食べたあとは必ずと言っていいほど挟まっています。
鶏肉は色が白いので、歯間に挟まっていても目立たないことが多いことも気をつけなくてはいけないポイントです。
歯磨きだけだと挟まった鶏肉を見落とすリスクが高いです。
がっつり挟まった鶏肉は歯ブラシだけでは取れない
前述したとおり歯間に挟まっていると見落としがちな鶏肉は、よほど気をつけて歯ブラシしないと完全に取り去ることが難しいです。
特に歯間の狭い場所にがっつりはまった鶏肉は、歯ブラシだけでキレイに除去はできません。
表面的な部分は歯ブラシで取れますが、歯間には肉のカスが残ってしまいます。
残った食べカスから細菌が発生して、そこから虫歯が進行してしまうのです。
毎晩歯ブラシをしてあげているから子どもの虫歯対策は完璧!と考えているあなたは、すぐに考えをあらためたほうがいいです。
鶏肉のほかでは、トウモロコシなども挟まりやすいですね。
ただ、トウモロコシは黄色いので割と目立ちます。
大人が気づいて除去してあげられる可能性は鶏肉よりも高いと言えるでしょう。
虫歯は「予防」するのが最もコスパが良い
子どもが虫歯になってしまうと大変ですよね。
歯医者さんというのは、内科や小児科と違って、複数回通うのが前提です。
ただでさえ毎日の子育てでいっぱいいっぱいなのに、その合間で嫌がる子どもを何度も歯医者に連れていくことを考えてみてください。
かなりシンドイことになるのは想像に難くないでしょう。
子どもも消耗しますが、それ以上に親のメンタルが消耗することは必至です。
そして、虫歯は他の風邪などの感染症と違い、しっかりケアすれば完璧に予防することが可能な疾患です。
完璧に予防ができる疾患なのに、子どもが虫歯になってしまったら、それは100%親の責任である、と言ってもいいでしょう。
子どもに虫歯で嫌な思いをさせない、子育ての負担を少なくするためにも、虫歯は予防を徹底するのが最もコスパがいい選択です。
【まとめ】子どもの虫歯予防には毎晩の「こども糸ピックス」が効果的です
今日の記事をまとめます。
- 子どもの歯は小さいですが、大人と同じく歯間が狭い箇所が必ずあります。
虫歯のほとんどは歯間が狭い箇所に挟まった食べカスから発生します。 - つまりやすい食べ物ナンバーワンは鶏肉です。次点でとうもろこしでしょうか。
唐揚げが好きなお子さんは特に注意が必要です。 - 虫歯はしっかりケアすれば100%予防できる疾患です。
子どもの虫歯を予防するのは100%親の責任になります。
虫歯になれば子どもも嫌な思いをしますし、歯医者さん通いの負担が親にも重くのしかかります。
虫歯は予防が最強にコスパが高いと考えて、面倒くさがらずに毎晩しっかりケアしてあげましょう。 - 「こども糸ピックス」は、にぎりやすいグリップ、適度なサイズ感、値段もお手頃で、最高におすすめな逸品。
デザインもかわいらしく子どもウケもいいです。
毎晩使わないと意味がないものですので、長い目でみた時に、いかにコストを抑えるかも重要なポイントになります。
虫歯の一切ない息子の歯をみていると、時折うらやましくなります。
自分も小さいころから、歯間ブラシ、フロスをする習慣があったなら、虫歯で痛い想いをせずに済んだのになと思います。
子どもに口腔ケアの大切さを理解させるためにも、小さいころから、毎晩の歯間ブラシを習慣にすることをおすすめします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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