平屋の実例

【平屋の実例】造作の木製引き戸玄関の4つのメリット

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  • 玄関引き戸のメリットを知りたい

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

 

 

結論から言うと、オリジナル木製引き戸のメリットは以下の4点です。

  • 世界に同じものが二つとない独自性
  • 玄関の採光、広さなどの設計の自由度が高い
  • 引き戸が持つ利便性
  • 断熱性が高い

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

玄関は、建築士さんオリジナルの木製引き戸です。

今日の記事は我が家の引き戸玄関のメリットをご紹介します。

これから家を建てるかたで、引き戸の玄関に興味のあるかたは必見です。

 

引き戸玄関(木製)のメリット

オリジナル木製引き戸のメリットは以下の4点です。

  1. 世界に同じものが二つとない独自性
  2. 玄関の採光、広さなどの設計の自由度が高い
  3. 引き戸は利便性が高い
  4. 断熱性が高い

 

(1)世界に同じものが二つとない独自性

玄関の立面図

引き戸の木製玄関はその独自性、デザイン性の高さが最大のメリット。

JUN
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「玄関は家の顔」。
我が家を設計してくれた建築士さんから聞いた言葉です。

有名なメラビアンの法則というものがあります。
初対面の人について、視覚、言語、聴覚のうち、どの要素を優先して判断しているかを調べた結果、視覚が55%になったという研究です。

メラビアンの法則は人対人の話ですが、人以外についても人間は視覚から得る情報で第一印象を決めていることが多いでしょう。

お客様が最初に訪れる場所が玄関。
ということは家の印象の55%は玄関で決まってしまう、といっても過言ではないかも知れません。

 

(2)玄関の採光、広さなどの設計の自由度が高い

人が物が頻繁に出入りするのが玄関です。

あまり狭くしてしまうと生活のストレスが高まるので、できる限り広く取ることをおすすめします。

玄関の広さをある程度自由に決められるのもオリジナル玄関のメリットです。

採光も希望通り

私達家族が建築士さんに希望したのは「明るい玄関」でした。

前のアパートは窓が一つもない玄関ドアだったので常に真っ暗でした。

暗い玄関はとても気分が滅入るものです。

明るい玄関を希望した結果、大きなガラスを入れてもらえました。

このあたりがオリジナル玄関の強み。

自由自在です。

 

ガラスの仕様

ガラスはペアガラスでLow-Eは断熱タイプにしています。

写真のとおりガラスの間のスペーサーはアルミなので断熱性能は樹脂スペーサーに比べてやや劣ります。

ただ枠は木製なので、結露するようなことはありません。

スリガラス風フィルムを貼っているため、中の様子は外からは見えません。

玄関のペアガラス

明るい玄関は本当に気持ちいい

玄関は北側なのですが、ガラス面積が大きいおかげで常に明るいです。
昼間はダウンライトをつけることがありません。

玄関は風水でも運の入口、なんて言われますから、明るくて清潔な玄関は幸運を運んできてくれる気がします。

JUN
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朝出かける時の気分も明るくなりますので、外の光をたくさん取り入れられる玄関をおすすめします。

 

 

 

(3)引き戸は利便性が高い

玄関を引き戸にしたのは使い勝手が良いからです。

引き戸が持つ利便性は以下の4点です。

  1. 自由な開き方
  2. ケガのリスク低
  3. 専有面積
  4. 強風の影響を受けない

 

自由な開き方

開いたまま、少し開けておく、といった調節が自由自在。
特に玄関は物を運び出す、あるいは物を運び入れることが多いため、開いたままにしておけるのは便利です。

ケガのリスク低

開き戸に比べて手を挟むリスクが低いです。
開き戸の場合は子どもなどが勢いよく手を挟んだ場合に最悪切断といった大けがを負う可能性があります。
引き戸であれば挟んだとしても、最悪で打撲程度なので致命的ではありません。

専有面積

開ける際に場所をとりません。
開き戸の場合は人間が動く導線上にドアが開く場合は、設計を工夫しないと通行の邪魔になったり、反対側に人がいて開いたドアをぶつけてしまうといったリスクがあります。

強風の影響を受けない

風が強い日の開き戸は、押さえておかないとすごい勢いで閉じてしまうことがないですか?
前住んでいたアパートは北側玄関の開き戸で、しかも強風が吹き抜ける構造だったので、たびたび強風で玄関ドアがバタン!と閉まりました。

JUN
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子どもが挟まれるのではないかと常にヒヤヒヤしていたのをよく覚えています。

開き戸の場合でも都度ストッパーみたいなもので固定することはできますが、強風のたびに行うのは面倒です。

 

以上の特性から、物の出し入れを行う可能性が高い玄関の扉は、引き戸が最も適していると言えます。

実際我が家も引き戸の玄関にして大成功です。

例えば旅行に行く時などは大量の荷物を車に積み込みますが、引き戸であれば開けたままでスムーズに荷物の出し入れ可能です。
風の影響なども考慮しないで済みます。

開ける、閉めるの動作も、横に動かすだけなので、押す引くといった体自体もその場所から移動する動作が必要な開き戸に比べて労力が少ないです。
子どもでも容易に開けることができます。

また、横に動かすだけなので、手が荷物で空いていない時などは、足で空けることも可能です。(積極的にはやらないほうがいいですが。。。)

 

(4)木製の玄関は断熱性が高い

木製の扉内部にはウレタンフォーム断熱材が入っています。

扉自体は冬でも全く冷たくなりません。

断熱性が高いことは木製のメリットのひとつです。

JUN
JUN
ただし、気密性も一緒に考えておかないと、結局はとても寒い玄関になってしまいますが・・・。

 

以上、造作の引き戸玄関のメリットをご紹介しました。

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。