- 新居のテレビは壁掛け、それとも床置きがいい?
- テレビを壁掛けにした場合の具体的なメリット・デメリットが知りたい。
今日の記事はこういった疑問に答えます。
結論から言うと、テレビは一瞬の迷いもなく「壁掛け」をすすめます。
- 壁掛けテレビのメリット・デメリット
私は2018年12月に平屋を新築しました。
リビングのテレビは壁掛けにしました。
今日の記事では我が家のリビングの壁掛けテレビ実例を参考に、新築であれば絶対に壁掛けが良い理由を深掘りします。
壁掛けテレビのデメリット
テレビを壁掛けにする場合のデメリットは、追加費用がかかってしまうことです。
- 壁掛け用金具を別途購入する必要がある
- 壁掛け用金具の取り付けに別途工賃がかかる
壁掛け金具FPT-TA14Dの取り付け方、費用については【レグザ壁掛け金具】FPT-TA14Dの取り付け方で解説しています。
壁掛けテレビの3つのメリット
壁掛けテレビのメリットは以下の3つです。
- 壁掛けテレビは見た目がスッキリする
- 壁掛けテレビは安全
- 壁掛けテレビは掃除がラク
(1)壁掛けテレビは見た目がスッキリする
まずは理由その1です。
テレビを壁にかけると見た目が大変スッキリします。
なぜスッキリするのかは以下2点が理由です。
- スタンドレス
- 配線が見えなくなる
スタンドレス
55インチの東芝レグザ (55BZ710X)を壁掛けした写真がこちら。
当たり前ですがテレビ下部には何もありません。
壁掛けでない場合、スタンドを付けて自立させます。
55インチの東芝レグザ (55BZ710X)の場合は、スタンドの幅が約55cm、奥行が約19cmあります。
スタンドがテレビ台の上を専有する面積がゼロになりますので部屋が広く見える効果もあります。
側面からみたところ。
のぞきこまない限りは背面の配線も見えません。
スタンドがなく宙に浮いたような状態になり見た目がとてもスッキリします。
配線が見えなくなる
ブルーレイディスクプレーヤー、録画用ハードディスクをレグザに接続しています。
ブルーレイディスクプレーヤーはHDMIケーブル、録画用ハードディスクはUSBケーブルを使っています。
壁掛けテレビにすればこれらの配線を隠すことができます。
写真はテレビの背面になります。
赤で囲った部分にケーブルを通す穴があります。
設計士さんと工務店さんにテレビは壁掛けにしたいことをあらかじめ伝えておき、電源、配線用の穴、アンテナをテレビの背面側に作っておいていただきました。
こちらから落としたケーブルは、テレビ下の造作キャビネット側に出てくる仕組みです。
正面から見えるところには一切ケーブルが露出しないため見た目の煩雑さがありません。
ケーブルは以下の4本を業者さんに通しておいていただきました。
- ハイスピードHDMIケーブル×2本
- USBケーブル×1本
- LANケーブル×1本
現時点で実際に使っているのはHDMIケーブル1本とUSBケーブル1本のみです。
LANケーブルはこれから先テレビをネットにつなぐ場合に、HDMIケーブルは機器が増えた場合に備えてあらかじめ通しておいていただきました。
あとから自分でケーブルを通すのは大変なので、必要になりそうなケーブルは金具を取り付けた際にいっしょに通しておいてもらったほうが無難です。
(2)壁掛けテレビは安全
壁掛けテレビはあらかじめいれていただいた下地にしっかりと固定するので、地震で倒れたりすることがなく安全です。
55インチの東芝レグザ (55BZ710X)の本体重量は18.2kgにもなります。
倒れてきて下敷きになった場合はかなり危険です。
写真は1歳の息子がテレビをいじっている様子ですが、こんな風になってもテレビが倒れてくるリスクはゼロです。
(3)壁掛けテレビは掃除がラク
壁掛けテレビは掃除がラクです。
ホコリを雑巾で拭くのは赤で囲った二か所。
テレビ上部にたまったホコリと、テレビ下のキャビネットをサッと拭けば掃除完了。
テレビまわりは静電気も発生するのでホコリがたまりやすい環境です。スタンドまわりのホコリ掃除は大変ですが壁掛けテレビならその手間もありません。
(まとめ)家を新築するならテレビは壁掛けにしましょう
今日の記事をまとめます。
- 壁掛けテレビは見た目がスッキリ。
あらかじめ配線用の穴を用意しておけば配線が露出することなく煩雑になりません。
リビングも広く感じます。 - 重いテレビが万が一倒れたら大変です。
小さなお子さんがいる場合は誤って倒す危険性もあります。
壁掛けなら下地にしっかり固定されるので転倒の心配がありません。 - 壁掛けテレビならスタンドがなく、掃除もサッと拭くだけ。
リビングの掃除の手間が格段に減ります。 - テレビを壁掛けにした場合は、HDMIなどのケーブルを後から配線するのは大変です。
壁掛け工事の際にあらかじめ予備のケーブルも含めて配線しておいてもらいましょう。
テレビを壁掛けにするためにはあらかじめ下地を入れておいていただく必要があります。
そのため、新築の時が絶好のタイミングです。
ブラウン管から液晶テレビになり、今は有機ELテレビも増えてきて、テレビはとても薄く軽くなりました。
こんな時代にテレビを床置きにするなんて、はっきり言ってもったいないです。
今日の記事で書いたとおり壁掛けは追加費用を除けばメリットしかなく、新築ならテレビを壁に掛けない理由がありません。
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