今日の記事はこういった疑問に答えます。
実際に平屋を建てた私が、アルネットホームさんの平屋住宅「FLAP」の間取りを中心にチェックしてみました。
結論から言うと、「子どもが喜ぶ13帖大容量収納の平屋」でした。
アルネットホームさんの平屋住宅「FLAP」の間取りのポイントは以下の9カ所です。
これから平屋を建てる予定で、「平屋だけど収納力はしっかり確保したい!」というかたは参考にしてみてください。
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
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アルネットホームさんの平屋「FLAP」の外観と間取り図
※当ページの引用タグ内の画像はすべてアルネットホーム 平屋新築住宅-フラップ(FLAP)ウェブサイトから引用させていただきました。
FLAPの外観と間取り図をご紹介します。
FLAPの間取りは長方形。
廊下は設けずに、LDKから、各プライベートゾーン(洗面脱衣所、トイレ、子ども部屋、寝室)にダイレクトにアクセスできる構造です。
スキップ収納と小屋裏収納を合わせると13帖という平屋とは思えない大容量収納スペースも確保!
FLAPの気になる間取り9つのおすすめポイントを総チェック!
アルネットホームさんの平屋「FLAP」の気になる間取りをピックアップ。
おしゃれなスキップ収納
アルネットホームさんの平屋「FLAP」の最大の特徴が「スキップ収納」。
おしゃれでユニークな平屋間取り図55選!【最強のアイディア実例集】でも取り上げた【おしゃれポイント】になります。
6帖ぶんのスペースをあえて「和室」とせずに、天井高最大1.4mまでの「スキップ収納」にして、スキップ収納の天井の上をタタミスペースとして確保するという構造です。
土地があまり広くない平屋の場合、全体的な面積の都合から和室は断念、となる場合がありますが、スキップ収納とすることで収納スペースとタタミスペースの両方を確保しているのは秀逸で洗練されたおしゃれアイディアですね!
建築基準法上は、高さが1.4m以下で、面積が階全体の1/2以下なら床面積に含めなくても良いので、登記の必要がなくなり税金がかからないというコストメリットがあります。
また、上記のように子どものおもちゃ部屋としてスキップ収納を活用している例もありました。
天井高1.4mでも、8歳くらいまでの子どもであれば立ったまま入ることができます。
子どもが小さいうちはプラレールなどを広げて遊ぶのも楽しいし、そのまま子どものおもちゃ保管場所としてもいいでしょう。
わが家の場合:おもちゃ保管場所に苦労しているのでスキップ収納はうらやましい
わが家のリビングはテレビ台くらいしか収納がないため、おもちゃの置き場には苦労しています。
先日、あまりにも片付かないので、リビングの端に棚を設置して、写真のとおりおもちゃ置き場としました。
アルネットホームさんのスキップ収納は、子どもが小さいうちは、子どもの遊び場&おもちゃスペースとして、子どもが大きくなったら大人の荷物置き場として活用可能。
家族の成長に対応できますね!
スキップ収納があったら、わが家のふたりの息子も喜んだことでしょう。
うらやましい間取りです!
正直、このアイディアを建築前に知っていたら、採用していたかも知れません!
小屋裏収納
スキップ収納脇の階段を上がっていくと、勾配天井のスペースを活かした小屋裏収納が展開されています。
7帖もの大容量があるので、季節ものなどを納めておくのに重宝しそうです。
わが家の場合:小屋裏収納はなし。土間収納でカバー。
わが家は小屋裏収納はありません。
勝手口に土間収納があるので、そちらでカバーしています。
カーポートの上部を小屋裏収納にする案もありましたが、はしごは危ない!ということで取りやめになりました。
はしごを使う小屋裏収納は、危険度が高いうえに荷物の上げ下げもやりにくいと思うのでおすすめしませんが、FLAPのような固定階段で上がれるタイプであれば比較的安全で便利だと思います。
固定階段でアクセス可能なFLAPの小屋裏収納であれば、重い物を出し入れするのもラクそうです。
大容量の収納スペースを確保したいかたにとっては重宝するでしょう!
洗面脱衣所→物干し場が近接
脱衣所からウッドデッキの物干し場(ランドリーテラス)ヘ直接アクセス可能!
わが家の場合:脱衣所から直に外物干し場へアクセス!
わが家も脱衣所が南側にあるため、外物干場に直接アクセスできます。
動線は最小限のため、サンルーム化しなかったこと以外は使いやすい間取りとなっています。
アルネットホームさんのFLAPについても、脱衣所から直接、物干しにアクセスできるのは絶対に便利です!
もし花粉などが気になる場合には、サンルーム化するのなどの工夫をすればさらに使い勝手が上がるでしょう!
洗濯導線を最短にできるのが平屋の大きなメリットのひとつです。
畳コーナー
スキップ収納のうえには畳コーナーがあります。
少し上の目線からLDKを見下ろせる畳コーナーは、遊び心がありますね!
わが家の場合:リビング隣に和室
わが家はリビング隣に和室を設けました。段差なしでリビングからアクセスできます。
リビングを補助する万能選手として活躍中です。
ただし、平屋の場合は和室のぶんの床面積を取るためのコストもそれなりに考える必要があります。
あると便利な畳コーナー。
和室を作るのが予算的に難しいなら、FLAPのようなスキップ収納+畳コーナーというのも面白いですね!
来客用の一時的な寝室としても活用できそう!
固定階段
スキップ収納、畳コーナー、小屋裏収納という平屋とは思えないプラスアルファ的な間取りを持つFLAPですが、それらの要素を作るために、固定階段が設けられています。
わが家の場合:段差は極力なくしました。
わが家は室内の段差については極力なくしてもらいました。
室内で床よりも下がっているのは、玄関のタタキと土間だけになります。
どちらも土足で入る場所のため、ルンバによる床掃除にも影響がありません。
他には危険という理由ではしごによる小屋裏収納の採用もやめましたし、小上がりの和室もやめました。
段差を完全に排除した結果、段差につまずくこともなく、掃除もラクな平屋になりました。
ただ、わが家のようにフルフラットな空間は、良くも悪くもどこまでも平坦なわけで、間取り的な遊び心、視線の変化、という点から見るとあまり面白味はありません。機能性を100%重視したら我が家のようなフルフラットですが、少し変化が欲しいな~という気持ちがあるなら、固定階段+中2階(小屋裏)というのもアリですね!
平屋なのに階段がある、ということに抵抗がないかたは、頭上の空間を最大限使ったFLAPのような構造は検討の価値ありです!
クローゼット
クローゼットについては、夫婦の寝室にウォークインクローゼット、子ども部屋にそれぞれクローゼットがひとつずつ備え付けてあります。
先にご紹介したスキップ収納、小屋裏収納は家の中心付近に集中していますが、それ以外のクローゼットについては個室中心。
わが家の場合:FLAPと同じく基本は個室ごとクローゼット。ただし・・・。
わが家も基本の考え方はFLAPと同じです。
主寝室にウォークインクローゼット、子ども部屋にそれぞれのクローゼットをつけています。
ただし、主寝室のウォークインクローゼットについては後悔ポイントとなっています。
せめて夫婦のウォークインクローゼットだけは寝室から完全に独立すべきでした。
生活パターンによってはまったく問題にならないご家庭もあると思いますが、主寝室内のウォークインクローゼット設置については慎重に判断することをおすすめします。
ワークステーション
キッチン裏側にワークステーションがあります。
アイロンかけなどはもちろん、パソコンなどを置けば書斎としても使えそうです。
FLAPの特徴として、キッチン、トイレ、お風呂、洗面、脱衣所が近接しており、なおかつ回遊できる動線となっている点があげられます。
わが家の場合:書斎はキッチンの隣
わが家の場合、書斎がキッチンの隣にあります。
飲み物などを取りに行くのが超便利で重宝しています。
在宅勤務などをするにも、LDKから近い書斎は、家族の様子がわかったり、逆に家族からの声かけもしやすいなどメリット大です。
がっつり籠りたい場合は、FLAPのようなオープンなワークステーションは向かないかも知れませんが、ゆるいコミュニケーションをたもった書斎が欲しいならFLAPのような間取りがおすすめです。
わが家はキッチンと書斎は近いですが、キッチンと脱衣所は離れています。そのため、LDKにいると洗濯が終わったアラームが聞こえないことがあり、うっかり洗濯を干すのが遅くなってしまうことも・・・。
専業主婦のかたで、洗濯しながら料理もして、、、みたいなシチュエーションが多い場合には、FLAPのようなキッチンを中心とした回遊動線が絶対に便利!
家で料理、洗濯をする機会が多い私としては、ちょっとうらやましい間取りです。
独立した洗面所
FLAPの間取り図を見てもらうとわかりますが、洗面器がトイレの隣に独立したかたちで設置してあるのがわかりますね。
脱衣所と洗面所が別ということで、お風呂に入っている人を気にしながら洗面を使う、ということがなくなります。
娘さんがいるご家庭などでは気を使って苦労した、なんて声をよく聞きます。
トイレの場所自体も、寝室からは離れているので、トイレの水の音で目が覚めてしまう心配もないですね!
わが家の場合:洗面所はトイレの隣。脱衣所とは別。
わが家もFLAPと同じくトイレの隣に洗面所があり、脱衣所とは別です。
トイレ後の手洗いにも使えるし、お客さんが脱衣所に入らないでも洗面所を使えるので好評です!
トイレ内に小さな手洗い場を設ける必要もなくなります。
FLAPのようなトイレの隣に洗面があり、脱衣所と独立している間取りはおすすめです。
脱衣所に洗面台がないことで、脱衣所の収納スペースを増やせる、という隠れたメリットもあります!
間仕切り可能なロフトのある子ども部屋
FLAPの子ども部屋はあとから間仕切ることで2部屋に分けて使うことができます。
子どもがふたりまでなら成長に合わせて柔軟に対応できそうです。
また高さのある勾配天井を活かして、ロフトスペースを確保。
間仕切りして2部屋で使う場合にも、狭く感じることはないでしょう。
わが家の場合:最初から間仕切りしました
わが家の場合は9帖のスペースを最初から半分に仕切って、4.5帖の2部屋としました。
子どもはまだ小さいので、一部屋は寝るだけ、もう一部屋は物置になっています。
今は下の子と妻が一緒に主寝室で寝て、長男は私と子ども部屋で寝ています。
いまのところ、特に困っている、ということはありません。
FLAPのうらやましい点は「天井が高い」ところです。
間取り図をみてもらうとわかるとおり、わが家の子ども部屋はクローゼットを入れると本当に必要最小限の構成となっています。
子どもが小さいうちは家族全員で一緒に寝たい!という人は、間仕切りしないで広い部屋のままがいいですね!
ロフトははしごが気にならなければスペースが広がるので子どもも嬉しいと思います。
【まとめ】スキップ収納がおしゃれな収納力最高の間取り
アルネットホームさんの平屋「FLAP」の気になるポイントをチェックしてみました。
アルネットホームさんの平屋「FLAP」は、特に以下のかたにおすすめです!
- 子どものおもちゃを広げるスペース、片付けるスペースをしっかり確保したい
- 季節ものなどたまにしか使わないものをしまえる収納が欲しい
- 床面積を広げたくないが、タタミの場所は欲しい
- キッチンを中心とした家事動線に優れた平屋が欲しい
- 固定階段の掃除の手間はあまり気にならない
こんな疑問をお持ちのかた、多いですよね。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」もアリですが、展示場の家は豪華すぎてリアルサイズの住宅イメージがつかめないばかりか、平屋のある展示場はほとんどありません。
わざわざ展示場に行かなくても、資料請求サイトを使えば、一度に複数社にカタログ請求が可能。自宅にいながら様々なハウスメーカー・工務店の魅力を比較検討できます。
詳細は平屋のカタログを一番簡単に集める方法をご覧ください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。
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