平屋の実例

【平屋の実例】リシン吹き付け外壁の3つのメリット

【平屋の実例】リシン吹き付け外壁の3つのメリット

リシン吹き付け外壁のメリットを知りたい

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

結論から言うと、リシン吹き付けのメリットは以下の3点です。

  1. 高級感のある仕上がり
  2. 施行が簡単で安価
  3. 思ったよりも汚れが目立たない

 

本記事の内容

リシン吹き付けの3つのメリット

 

私は2018年12月に平屋を新築しました。

外壁については建築士さんのすすめもあり、「弾性リシン吹き付け」を選択しました。

結果は非常に満足度の高い、高級感のある外壁が出来上がりました。

今日は我が家を例に、「弾性リシン吹き付け」のメリットをご紹介します。

これから家を建てる予定のかた、あるいは外壁のリフォームを検討されているかたは必見です。

JUN
JUN
外壁のリフォームを検討中のかたは次の記事が参考になりますよ。

 

弾性リシン吹き付けのメリット

メリット

弾性リシン吹き付けのメリットは以下の3点です。

  1. 高級感のある仕上がり
  2. 施行が簡単で安価
  3. 思ったよりも汚れが目立たない

 

(1)高級感のある仕上がり

レビューでも書きましたが、リシンの最大の特徴は、その風合いの良さです。

艶が抑えられていて、なおかつ細かい凹凸が絶妙な陰影を作るので、とても高級感のある仕上がりになります。

 

おそらく8割以上の家で採用されている、最もポピュラーで安価な外壁材は窯業系サイディングです。

耐久性が高く汚れにくい「光セラ」といった製品もあり、値段も安価である窯業系サイディングの採用も一瞬考えました。

しかし、建築士さんいわく、以下のデメリットがあるため採用はおすすめしないとのことでした。

  • 目地のコーキングが傷みやすい
  • どうしても家全体が安っぽく見えてしまう

家を外から見た時に、当然ですが最も大きな面積を占めるのは外壁です。
ということは外壁の見た目=ほぼ家の印象になってしまう、ということです。

外壁の見た目にこだわると、満足度が高いとのこと。

ここは建築士さんの意見に素直に従い、リシン吹き付けを採用てよかったと感じています。

 

リシン吹き付けは私がお願いした建築士さんが最もよく使う外壁の工法です。

今まで同じ建築士さんが設計した家のオープンハウスに何度も足を運びました。

まわりの家がほぼ100%サイディングを採用している中、リシン吹き付けの外壁はその風合いの良さが際立っていました。

 

我が家は白にしましたが、もちろん黒でも非常にかっこいい仕上がりになります。

汚れが目立たないで風合いもよい黒のリシン吹き付けは、ある意味最強の外壁かも知れません。

 

 

(2)施行が簡単で安価

2つ目のメリットは安価であることです。

見積もり額の減額を検討するにあたり、窯業系サイディング、リシン吹き付け、ガルバリウム鋼板の3つの外壁材で見積もりを比較しました。

結果は、窯業系サイディング < リシン吹き付け < ガルバリウム鋼板 となりました。

意外だったのはガルバリウム鋼板で、見積もり前はリシンよりも安くなるだろうと踏んでいましたが、結果的には一番高くなりました。

 

「無塗装サイディング リシン吹き付け外壁の単価」の項目で記載したとおり、実際にかかった費用は下記のとおりです。

  • 無塗装サイディング:1㎡あたり4,300円
  • 弾性リシン吹き付け:1㎡あたり1,400円
  • 弾性パテ下地処理:1㎡あたり600円

我が家の場合は、塗り壁工法用下地専用部材である厚さ14mmの無塗装サイディングを外壁に張り、その上にリシンを吹き付けてもらっています。

弾性リシン吹き付けは下地処理と合わせて1平方メートルあたり2000円で施工してもらえました。

仮に100平方メートル施工したとして、単価が2000円であれば、200,000円のプラスで済みます。

200,000円程度の費用の上乗せで、窯業系サイディングでは得られない風合いの良さを手にいれることができるのであれば、検討する価値は十分にあると個人的には感じます。

JUN
JUN
比較的安価で高級感が出せるのはリシン吹き付けの大きなメリットです。

 

 

(3)思ったよりも汚れが目立たない

3つ目の理由は、思ったよりも汚れが目立たない点でした。

一般的にリシン吹き付けの外壁は汚れやすいと言われています。

表面が凸凹しているため、そちらに汚れがたまりやすいという特性があるからだそうです。

湿気の多い場所ではカビや苔が発生するリスクもあるそうです。

JUN
JUN
光セラなどの窯業系サイディングを一瞬検討したのは、汚れがつきにくいコーティングが施してあるほうがメンテナンスの面で有利かな?と思ったからです。

 

では、実際にはどの程度汚れるのだろうということで、同じ建築士さんが施行した家の外壁を見に行ったことがありました。

我が家と同じような白系のリシン吹き付けで、築5年以上経過しているお宅でしたが、目立った汚れのようなものは特に確認できませんでした。

 

私がお願いした建築士さんの特徴として、日射遮蔽と外壁保護のために、軒を出す設計を徹底していることがあげられます。

おそらく軒が出ていることにより、外壁への雨のダメージが最小限で、なおかつ雨だれの汚れが付きにくくなっているのでしょう。

 

我が家も同じく軒をしっかり出すプランの家なので、外壁の汚れは同じようにそれほど気にならないだろうと感じ、最終的に白系のリシンを選択しました。

ひとことで白と言っても、種類はたくさんあります。

汚れを抑えたいなら、少しグレーがかった白や、黄色が強めの白を選ぶのもいいでしょう。

 

もしどうしても汚れが目立ってきたら、吹き付けなおすのが一番確実な方法ですね。

JUN
JUN
外壁は時間がたてば必ず傷むものですので、いずれは塗り直しも含めたメンテナンスは必要だと考えています。

2年住んだところで、排気口の部分の汚れは目立つようになりました。

外壁排気口の汚れ
これは致し方ないところですね。
ただ、排気口以外の部分は目立つ汚れはないので、あまり心配しなくてもよさそうです。

 

以上、リシン吹き付けの3つのメリットでした。
リシン吹き付けは、比較的低コストで良い雰囲気の外観を演出できます!

JUN
JUN
外壁のリフォームを検討中のかたは次の記事が参考になりますよ。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。