平屋の実例

【平屋の実例】ニッチで作ったルンバ充電ステーション

 

  • 新居の本棚はどこに作ったらいい?
  • 家の中にルンバ基地(充電スポット)を作るべきだろうか?
  • スマートフォンの充電場所はどこが適している?

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

ニッチの活用アイディア3選【本棚・ルンバ基地・スマホ充電】

結論から言うと、ニッチをうまく活用することで生活のしやすさが格段に上がります。

 

本記事の内容
  • 廊下の壁のニッチを使った本棚実例
  • ニッチを活用したルンバ基地の作り方
  • 使い勝手のよいスマートフォン充電スポットをニッチで確保する

 

アパート暮らしの頃からルンバを使っていますが、充電場所の確保に大変苦労しました。

また、スマートフォンの決まった充電場所もなく、テレビ台のうえで仕方なく充電していました。

しかし、ケーブル類が煩雑でテレビ周りがごちゃごちゃして不快だったうえに、わざわざ低いテレビ台のところにしゃがんでスマートフォンを充電するのも面倒だったのです。

私は2018年に平屋を新築しましたが、上に書いたようなルンバやスマートフォンの悩みは、新居のニッチをうまく活用することですっかり解消されました。

今日は我が家の実例をご紹介しながら、ニッチの活用アイディアをご紹介したいと思います。

 

ニッチ活用事例(1) 本棚+マガジンラック

写真は廊下の突き当りになります。

壁のニッチを活用して本棚を作りました。

棚は最上段以外はすべて可動棚になっていて、高さは自由に調整できます。

奥行は12cmほど。

普通の文庫やビジネス書あたりはキレイに収まります。

 

最上段は奥行を10cm追加

最上段だけは奥行を10cm追加しています。

この奥行なら雑誌や大型ムックも入れることができます。

全ての棚の奥行をプラス10cmしてしまうと廊下を通る際に頭をぶつけるおそれがあり危険です。

一番上であれば頭がぶつかることもありません。

奥行を増やした棚が一段あるだけで、大型本がしまえるようになり、活用度がグンと上がりました。

奥行を増やした分、可動棚では強度が足りないということで、この部分は固定棚になりました。

最下段はつっぱり棒を利用したマガジンラック

最下段は百均でつっぱり棒を買ってきて取り付けました。

簡易的なマガジンラックの完成です。

今は主に子どもの絵本などが入っています。

 

ニッチを活用すれば手軽に本棚を確保することができます。

飾り棚としても使うことができ、生活のちょっとした小物を格納するのに便利なスペースです。

 

 

 

ニッチ活用事例(2) ルンバ基地

同じく廊下の突き当りに、ルンバ基地を設けました。

床から20cmくらいをニッチにしてもらい、そこにルンバの充電台とアダプターを設置しています。

コンセントもニッチ内に取り付けていただいたため収まりが抜群です。

ご覧のとおりルンバ自体が隠れるわけではないですが、ここは廊下の突き当り。

特にジャマになることはありません。

アパート暮らしの時はどうにもおさまりの悪かったルンバの充電台とアダプターですが、ニッチを活用することでスッキリ見せることができるようになりました。

 

 

ニッチ活用事例(3) スマートフォン充電スポット

最後はスマートフォンの充電スポットです。

キッチンの壁のニッチを活用しています。

 

このニッチはもともとモニター付きドアフォンと給湯器操作パネルが収まる場所でしたが、こちらにコンセントを付けていただきました。

iPhoneの充電アダプターがあるとおり、こちらでスマートフォンを充電することができます。

 

下図は我が家のキッチンとダイニング間取りです。

赤で囲ったところがニッチです。

このニッチでスマートフォンを充電できると以下の点が便利です。

  • キッチンから近いので、料理をしている最中にスマートフォンに着信があってもすぐに取りに行ける。
  • ダイニングテーブル、アイランドキッチン、リビングのテレビ台の上などで充電をしなくてもよくなり、それらの場所がスッキリする。
  • 充電の定位置が決まったことで、家の中でスマートフォンの置き場所を忘れて探すことがほとんどなくなった。
  • 高さは1085mmあるので、立ったまま充電アダプターにつなぐことができる。また、充電アダプターをつないだままの状態でもiPhoneの画面を確認しやすい。

実は建築が始まる前は、iPhoneはキッチン奥のワークスペースの机で充電すればいいと思っていました。

しかしよくよく考えると、ワークスペースにいちいちiPhoneをとりに行く、あるいは充電しにいくのは面倒です。

ワークスペースの扉を閉めていれば着信に気付かない可能性もあります。

 

ではどこならば使い勝手がいいだろう?と図面を眺めていた時、キッチンの給湯器操作パネルのニッチが目に入りました。

建築が始まり現場でコンセントの位置決めの打ち合わせを行う時に、iPhoneの充電場所としても活用したいことを告げ、ニッチのサイズを広げてもらうのと同時にコンセントを付けていただくようお願いしました。

この時の決断のおかげで、今ではiPhoneの充電場所として大活躍しています。

 

みなさんもスマートフォンの充電場所を考える時は以下の点を考慮するとよいと思います。

  • コード類が邪魔にならないところ
  • 立ったまま操作や充電ができる高さを確保すること
  • 家事導線上で、リビングダイニングからも近い場所であること

 

ベストな場所を確保できたおかげで毎日の充電がストレスなく行えるようになりました。

 

【まとめ】ニッチを活用すると細かい生活ストレスが軽減されます

今日の記事をまとめます。

まとめ
  • ニッチを活用すればわざわざ本棚を購入する必要はありません。
    特に奥行15cm未満の文庫や単行本はキレイに収まるのでニッチが得意とするところです。
  • ルンバ基地としてもニッチは活用できます。
    ルンバの充電アダプターと充電台はなかなかスッキリ見せるのが難しいアイテムですが、ニッチがあればスマートに収めることが可能です。
  • 私達の平屋のベストなアイディアのひとつが、キッチンのニッチにコンセントを付けたことでした。
    スマートフォンは毎日使うものです。
    充電のしやすい高さが案外重要で、ニッチの1085mmの高さがここまで生活にフィットするとは思っていませんでした。
    もし給湯器操作パネルなどをニッチに収める予定なら、少し大きさを広げてもらって、なおかつコンセントをつけてもらうとニッチの活用度が何倍にも上がりますよ。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。