住宅ローン

変動金利ではなく固定金利で住宅ローンを借りた3つの理由【フラット35金利推移グラフから考える】

  • 住宅ローンを借りるなら固定金利?それとも変動金利?
  • 金利が0.5%前後と安いので変動金利で借りる予定。だけどリスクはないのだろうか?
  • 今後の金利の動向はどうなるのだろう?
  • 実際にローンを借りたあとの心境を知りたい。

 

 

今日の記事はこういった疑問に答えます。

 

変動金利ではなく固定金利で住宅ローンを借りた3つの理由【フラット35金利推移グラフから考える】

結論から言うと、歴史的低金利、変動金利の上昇リスク、メンタル、の3点を考慮して固定金利のフラット35で借りました。

本記事の内容
  • 固定金利で住宅ローンを借りた3つの理由

 

私は2018年に平屋を建てました。

住宅ローンは全期間固定金利のフラット35を選択しました。

住宅ローン永遠のテーマ、それは「金利を固定にするか変動にするか?」です。

今日の記事は私が固定金利で住宅ローンを借りた理由を深掘りします。

これから住宅ローンを借りる予定のかたは必見です。

 

私が変動金利ではなく固定金利で住宅ローンを借りた3つの理由

理由は3つです。

  1. 2017~2018年は歴史的に見ても極めて低金利の時代であったこと。
  2. 変動の場合はひとたび金利が上昇に転じた時は青天井なこと。
  3. メンタルが厳しそうだったから。

 

①2017~2018年は歴史的に見ても極めて低金利の時代であったこと。

一つ目の理由については以下のグラフをみていただくとわかりやすいですね。

こちらはARUHIさんのウェブサイトからお借りした画像です。
借入期間ごと(15~20年、21~35年)のフラット35の金利推移グラフです。

2016年2月以降は借り入れ金利が1.5%を上回ったことがありません。
(2016年8月に0.90%という市場最低金利を記録しています)

2017年10月から、グラフが2本増えていますが、こちらはフラット35の団体信用生命保険(団信)の仕組みが変わり、団信の保険料が最初から金利に組み込まれるようになったためです。
(機構団信加入)のグラフは団信なしの場合と比べ金利が+0.28%されています。

グラフをみると、2015年末あたりからほぼ横ばいなことがわかると思います。

これだけ横ばいが続くと、全期間固定の金利はほぼ底を打ったと考えるのが妥当です。

というか、これ以上は下げられないのだと思います。

なぜか?

住宅金融支援機構は独立行政法人です。
つまり国の機関だということです。

国の機関ということは本当は0.5%以下くらいまで金利を下げられる可能性はあります。

ただそうすると民間の金融機関、銀行で借りる人がいなくなっちゃいますよね?

だって民間の銀行は変動金利で1番安いところで0.5%くらい。

全期間固定型が0.5%で借りられるのなら、わざわざ変動金利で借りる人はいなくなってしまうでしょう。

 

全期間固定の住宅ローンが金利1%前後で借りられるのは、歴史的にみてもまさに絶好のチャンスだということです。

 

フラット35とは?

民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。
ずっと変わらない固定金利、保証人不要、繰上返済手数料不要といった特徴があります。
金利は、前述したグラフのとおり借入期間が20年までか21年超で変わってきます。
また、建築費用の何割を借りるかでも金利が変わってきます。
建築費用の10割を借りることもできますが、その場合には9割以下の場合に比べ金利が0.44%上乗せされます。

 

②変動の場合はひとたび金利が上昇に転じた時は青天井なこと。

2019年現在、仮に金利を0%まで下げられるとしても、あとマイナスできる幅は1%ほどしかありません。

金利の下げ幅はあと1%もないことに対して、金利が上がる場合には基本的には青天井です。

上限はありません。

 

振り返れば、たった10年前の2009年4月、フラット35の21~35年の借り入れ金利は2.95%だったのです。

2019年4月(0.98%)の約3倍の金利です。

金利というのはそのくらいダイナミックに動くわけです。

ということは世界の景気や日銀の政策によっては、金利が一気に上昇に転じてもおかしくはありません。

金利がどうなるかの正確な予測は世界中の誰にもできません。

まさに神のみぞ知るです。

 

現在の超低金利時代、変動金利で借りると0.5%前後で借りることができます。

全期間固定のさらに半分以下の金利です。

また、変動金利の住宅ローンはほとんどの場合、団信も最初から組み入れてあるため、別途団信の保険料を払う必要もありません。

確かに魅力的です。

 

しかし、ひとたび金利が上昇に転じれば、全期間固定のフラット35の金利1.3%前後をあっという間に追い抜いてしまう可能性は十分にあります。

そうなった場合には資金的に厳しくなるのは明白。

返済計画もままならなくなります。

普通のサラリーマンであれば、給料が金利のように急に上がったりはしませんからね。

 

貯金が十分にあり金利が上がっても貯金を崩せば余裕で返せる人や、借入期間が20年以下など短いかたなどは変動金利で借りてもよいかも知れません。

しかし私は貯金もあまりなく、返済期間も35年のため、そのどちらにも該当しません。

金利が上がった場合のリスクへの耐性が極めて低いということになります。

リスクから考えた場合、変動金利を受け入れる余地はありませんでした。

 

 

③メンタルが厳しそうだったから。

私にとってもっとも重要だと言える理由が最後のひとつです。

それは精神状態です。

ただでさえ重い住宅ローンを背負ったうえに、金利動向を毎月ビクビクおびえながらチェックする生活には耐えられる自信がありませんでした。

金利が右肩上がりで上がった場合は、少しずつ支払額が増え続けることになります。

半年後、来年はさらに毎月の負担が増えるかも知れないと常に考えるのは健康的ではないと思いました。

 

変動金利に+0.8%くらい金利を余分に払うことで金利上昇のリスクをゼロにすることができます。

0.8%はそんな精神的な支え、保険を買ったと思えば安いものではないでしょうか。

 

全期間固定金利にすれば、あとは淡々と毎月決まった額を支払っていくだけです。

目標や計画も立てやすくなります。

一種のあきらめがつく、という言い方もできます。

家を買うためにこれだけの額を借りて、返済額は毎月変わらない。

あとは淡々と返していくだけ。

この単純さがメンタルにもたらす効果は小さくありません。

 

例えばある試験に合格したい場合などを考えてみます。

基本的には毎日決まった時間、コツコツと勉強を続けるしかないですよね。

毎日続けた努力が積み重なって、確かな自信になります。

一夜漬けでは、結果は出ないのです。

 

住宅ローンもこれと同じでコツコツ返していくしかないのです。

であれば、勉強と同じように努力が積みあがっていく感覚が強い固定金利のほうが私は良いと考えました。

メンタル面は個人差がありますので一概には言えませんが、私と同じような思考のかたには固定金利をおすすめします。

 

 

【まとめ】固定金利が底をついた今、選択肢はフラット35しかない

今日の記事をまとめます。

 

まとめ
  • 全期間固定の金利が1%台前半は歴史的にみても極めて低金利。
    フラット35は2015年から3年以上金利が横ばいで完全に底を付いた印象です。
    民間金融機関とのバランスを考えるとこれ以上金利が下がることは考えにくいです。
  • 2019年現在の固定金利と変動金利との金利差は1%以下です。
    私は将来の金利上昇リスクを回避するための保険料だと思って固定金利を選択しました。
  • 変動金利はメンタル的にも非常に厳しいと感じました。
    長期の住宅ローンは他の目標と同じように、毎月コツコツ、淡々と努力を続けるしかありません。
    軸である金利が上振れする可能性がある変動金利よりも、返済が一定額で変わらない固定金利のほうが、落ち着いて努力を積み上げる感覚があり私の好みでした。

 

実際に住宅ローンを借りて家を建ててみると、35年という長い期間のローンは、思ったよりも大きな負担に感じるものです。

変動金利のリスクにおびえる必要がないことが、せめてもの救いに思えてきます。

固定金利は、フルマラソンをじっくり自分のペースで走るような気持ちで進んでいくことができますので、日々のメンタルを安定させたいかたへ、おすすめの住宅ローンになります。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんの後悔のない家づくりの参考になれば幸いです。

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