- 新居に合わせて家電も一緒に買い替えたいけど、安くそろえる方法はない?
今日の記事はこういった疑問に答えます。

結論から言うと、新製品発売の直前で買いましょう。
理由は、ほぼ確実に底値で買うことができるからです。
- 家電を底値で買う方法
- 家電を買うタイミングと新居に引っ越すタイミングが合わない場合の対処方法
- 型落ちを買っても後悔しない理由
私は2018年に平屋を新築しました。
家を建てるなら、家電も刷新したいと思うのは当たりまえですよね。
ですが、家を建てるにはめちゃめちゃお金がかかるので、家電に避ける予算がないのも事実。
そこで我が家は戦略をたてて家電を購入した結果、テレビ、冷蔵庫、ホットクックをいずれもほぼ底値で購入することができました。
しかも、もともと欲しかった機種で、妥協なしです。
今日は我が家を例に欲しい家電を底値で買う方法をご紹介します。
これから家を建てるかたで、同時に家電の買い替えを検討しているかたは必見です。
家電を底値で買う方法

発売後11か月目くらいがねらい目です。
価格の目安は初値の5割引き以上かどうかです。
底値はいつかを見極める簡単な方法(価格コムさんの価格推移グラフ)
家電製品が新製品に切り替わるタイミングは、基本は1年おきと考えればOKです。
となると必然的に発売から10~11か月たったころが値落ちも最大になります。
要はそのタイミングで買えばOKということです。
簡単ですよね。
ここで便利なツールは価格コムさんの価格推移グラフです。
具体例をみていきます。
東芝REGZA 55BZ710X [55インチ]

最初はテレビ。
価格コムさんの価格推移グラフです。

初値は2017年5月の280,485円。
我が家が購入したのが2018年の9月17日で、購入価格は129,800円でした。
約150,000円の値下がりで、値下がり幅は5割以上です。
いったん、2018年8月~9月ごろに底値になっていますね。
新製品発売の噂が流れてきたころにちょうど底値になっています。
我が家は底値ですかさずゲットしました。

東芝ベジータGR-M600FWX

続いて冷蔵庫。
価格コムさんの価格推移グラフです。

初値は2017年9月の367,123円。
我が家が購入したのが2018年の11月10日で、購入価格は180,000円でした。
約187,000円の値下がりで、こちらも値下がり幅は5割以上です。
グラフをみてもらえばわかるとおり、ほぼほぼ最安値で買えています。

Dyson V10 Fluffy SV12 FF
続いて掃除機です。
価格コムさんの価格推移グラフです。

初値は2018年3月の75,378円。
我が家が購入したのが2019年の3月10日で、購入価格は47,523円でした。
27,855円の値下がりで、値下がり幅は4割弱です。
こちらはもう少々待てばさらに底値が狙えましたが、十分満足な値段で買えています。

ヘルシオ ホットクック KN-HT24B
最後はホットクックです
価格コムさんの価格推移グラフです。

初値は2016年12月の70,896円。
我が家が購入したのが2019年の3月23日で、購入価格は28,000円でした。
約42,000円の値下がりで、値下がり幅は6割以上です。
近所の家電量販店でしたが、グラフの最安値の値よりも安く買えましたね。
実は28,000円で買えたのは、展示品の現品処分で特別値引きがあったからです。
ただこの買い方はおわかりのとおりセオリーから外れていますし、リスキーでした。
というのもホットクックは本当に使うかどうかわからなかったため、他の家電と違ってずっと妻が悩んでたんですよね。
ですので本当にもう最後の1個ですよ、というタイミングで、この値段ならもしあまり使わなくてもあきらめがつくか、と考えて、決断したわけです。
買ってみたら実際には超便利で、28,000円は激安すぎると喜んでいますが。。。
ですので、現品処分品が安く買えたのはすごく運がよかったですね。
ホットクックに関しては本来なら2018年の5~6月ころに買っておくのがセオリーですので、ややイレギュラーな買い方ですので参考程度にとどめておいてください。
新製品が出たあとだと価格が上がるので注意
それぞれのグラフをみてもらうとわかるとおり、いったん底値を迎えたあとは、また価格が少し上昇しているのがわかると思います。
ホットクックに関しては少しわかりずらいのですが、2018年7月に新製品がでていて、そのあと少し値段が上がっています。
これは新製品を確認して、それほど機能が変わっていないのでやっぱり型落ちの旧型を安く買おう、という需要が発生するために価格が上がっていると思われます。
ですので、新製品が出てから買うのは少しリスクがあります。
また新製品がでたあと、しばらくたつと、当然型落ちの旧機種は在庫がなくなります。
新製品がでたあとだと、価格上昇と在庫切れの2つのリスクが発生するので、少々買うのが難しくなります。
ですので、あまり底値をおいかけすぎずに、新製品発売の一か月前くらいに買うのがベストではないでしょうか。
合計すると初値との差額は約406,000円にもなります
底値を拾ったことで、出たばかりの新製品を買うよりも、およそ406,000円も節約することができました。
同じ家電がもう1セット買えちゃいますね。
家を建てる時は、なにかとお金が必要な時です。
大物家電は高いので、節約できれば効果も絶大です。
なぜ底値買いするようになったのか?
まだアパート暮らしだった2016年に洗濯機が壊れました。
完全に壊れる前から、斜めドラムの洗濯機は詰め込みすぎると運転中に頻繁に止まることが多く、乾燥でなく洗濯メインの私達にとっては合わないと判断し、次に買うのはシンプルな縦型にしようと決めていました。
そこで狙ったのが、日立のビートウォッシュBW-D11XWVでした。
価格コムさんのグラフです。
発売が2015年6月なのでグラフは正しく表示できていませんが、初値は232,115円と記録されています。

洗濯機が壊れたのがちょうど2016年の5月でした。
偶然にも、発売から11か月後の底値ベストタイミングだったわけです。
最終的に家電量販店で交渉して、ジャスト100,000円で買うことができました。
新製品のころの値段の半値以下で買えたんですね。
妻が交渉してくれたのですが、めっちゃ安く欲しいのが買えたね! と二人で大喜びしたのを覚えています。
この時の成功体験が、新居の家電を揃える時に生きました。
もちろん100,000円で買ったビートウォッシュBW-D11XWVは今でも新居で大活躍しています。
新居に引っ越すタイミングと合わなかったらどうする?

例えば我が家は2018年12月末に新居に引っ越しました。
テレビはレグザをずっと狙っていて、在庫がほぼ尽きかける2018年9月がラストチャンスと思い購入しました。
でも竣工までまだ3か月以上もありました。
そこで、購入しようとした家電量販店で交渉したところ、今買ってとりあえずお店に保管させていただくのでも大丈夫ですよ、と言っていただけました。
配送日を12月下旬に指定して、そのままお店の倉庫で預かっていただくことができたのです。
家に持って帰っても狭いアパートです。55インチのテレビを箱に入れたまま保管は無理です。
なので、お店の倉庫で預かってもらえたのは本当に助かりました。
こういった対応はまずネット通販では無理なので、我が家と同じように竣工はまだ少し先だけど、欲しい家電がまさに今底値なんだよなあ、という人は、リアル店舗で交渉してみることをおすすめします。
新製品でなく型落ち買って後悔してない?

家電の場合は型落ちでも後悔はありません。
結局比較しないから全然問題なし
これをお読みになっている皆さんの中には、結局型落ち買ってるから、新製品のほうが良かったと思ってるんじゃないの? とお思いの方も多いと思います。
私も昔はバリバリの新製品派で新しい物好きだったので、その気持ちはよくわかります。
でも実際に型落ちで何個も家電を勝手みると、全然交換はしていない自分がいます。
なぜかって考えると、結局、新製品と比較することがないからなんですね。
車などだと道を走っていて新型をすれ違えば、なんだか自分の車が古臭くみえてしまい萎えるってことはあると思います。
だから私は車はモデルチェンジ直前のタタキ売りで買う気はありません。
でも家電に限っていえば、新機種は家電量販店に足を運んでじっくり比較しない限り、普段の生活で特に目に留まることはないんですね。
しかも買った家電を毎日使っていて、特に不便なく使えていれば、別に新製品のほうがよかったなんて1ミリも思ったことありません。
新しいのでたんだ、ふーん、くらいの感覚です。
家電は、ほぼ成熟しきっているので劇的な機能差はなし
新製品と旧製品で目立った機能差がないことも、後悔しない要因になっていますね。
たとえばREGZA 55BZ710Xですが、後継機種は4Kチューナー内蔵です。
それ以外はほとんど変わりません。
じゃあ4Kをすぐに見るかというと、地デジの4Kはまだ始まりませんし、活躍の場はなさそうです。
と考えれば半値で買える旧型が断然コストパフォーマンスがいいですよね。
冷蔵庫もしかりです。
冷蔵庫にいたっては、ほとんど差がないと思います。
洗濯機も一度に洗える量が11kgから12kgに増えましたが、11kgでも十分たくさん洗えるので特に問題ありません。
こう考えると新製品がよっぽど好きな人以外は、型落ちを買っても不満は持つことはないと思います。
それよりも住宅ローンの返済に充てるとか、より生産性の高いお金の使いかたがありますよね。
家電の購入は、独身でアパートに住んでいたころとはそもそも価値観、優先順位が変わったのだ、ということを自覚したエピソードでもありますね。
(まとめ)家電は底値で買って賢い新居生活をスタートしましょう

今日の記事をまとめます。
- 発売からだいだい1年を目安に新製品が発売されます。
新製品発売の1~2か月前が底値で買えるチャンスです。 - 新製品が出たあとは、だいたいの場合値上がりします。
またあまりに待ちすぎると在庫がなくなるリスクもあります。
底値を追いかけるのはほどほどにして新製品発売直前を狙いましょう。 - 新居の竣工まで数か月あっても大丈夫。
ネット通販ではおそらく無理ですが、リアル店舗の家電量販店であれば我が家のテレビのように倉庫預かりしてくれる可能性もあります。
欲しいものが今底値なら交渉の価値は十分になります。 - 型落ち買っても別に後悔はしないと思います。
自分から家電量販店で新製品をがっつり試用することでもしない限りは、旧型と新型を比較してがっかりするようなシチュエーションは皆無です。
また家電はじゅうぶん成熟しきっていることがほとんどなので、機能面で不足を感じることはほとんどありません。生活の生産性を劇的に上げてくれる要素もないでしょう。 - 新製品を高値で買うよりも、型落ちを半値で買って、浮いた分はより生産性の高まることに使うのが賢い選択と思います。
欲しい機能があればそれで満足すべきで、それ以上は単なる自己満で終わる可能性が高いので注意が必要です。
我が家は我慢して型落ちを買ったのではなく、もともと欲しかった、新居にはこれを置きたい!と強く思っていた製品を初値から5割以上安い値段で買うことができました。
もともと欲しかった製品で満足度が高いことはもちろんのこと、価格も半額以下で買えたことが、さらにさらに満足度を高めてくれています。
よっぽどこだわりがあるかた以外は、新製品発売前の底値買いにチャレンジしてみてください。
きっと新居に引っ越した喜びも倍増しますよ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。