- 西松屋「ベビーフェンス」と、日本育児「おくだけとおせんぼ」はどちらが使いやすい?
- 西松屋「ベビーフェンス」と、日本育児「おくだけとおせんぼ」を実際に使った人の口コミが聞きたい
今日の記事はこういった疑問に答えます。

結論から言うと、ベビーゲートを選ぶなら、西松屋のベビーフェンス(つっぱり式)のほうが良いです。
自立式である「おくだけとおせんぼ」は「子どもが工夫してずらして、突破してしまう」というリスクがあります。
つっぱり式のほうがコスパもいいです。
- 日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」Sサイズと、西松屋の「ベビーフェンス M」の比較
私は2018年に平屋を新築しました。
1歳の息子がキッチンへ侵入するのを防ぐためにベビーゲートを設置しました。
今日の記事は我が家のキッチンへの動線2か所に、ベビーゲートを設置した結果をご紹介します。
小さなお子さんがいらっしゃるかたで、ベビーゲートを検討しているかたは必見です。
- 日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」と、西松屋の「ベビーフェンス」の比較
- 我が家のキッチンへの動線
- 冷蔵庫側の幅85cmの通路に「おくだけとおせんぼ」をセット
- シンク側の幅95cmの通路にも「おくだけとおせんぼ」をセットしたが、あえなく突破されました
- 西松屋のベビーゲート、「ベビーフェンス M」に交換したら突破されなくなりました!
- 西松屋のベビーゲート「ベビーフェンス」は、高さ60cmなので大人はラクラクまたげます
- 使い勝手、コスパともに西松屋のベビーゲート「ベビーフェンス」が有利
- 2019.11.2追記 冷蔵庫側も西松屋のベビーゲート「ベビーフェンスSサイズ」に変えました
- 日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」が優れている点
- 【まとめ】ベビーゲートのファーストチョイスはつっぱり棒タイプの西松屋「ベビーフェンス」が良かったです
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」と、西松屋の「ベビーフェンス」の比較

日本育児のベビーゲートは置くだけの自立式、西松屋のベビーフェンスはつっぱり式です。
我が家のキッチンへの動線

ご覧のようにアイランドキッチンで、両側が通路になっています。
この両側の通路をとおせんぼします。
冷蔵庫側の幅85cmの通路に「おくだけとおせんぼ」をセット

まずは冷蔵庫側の通路です。
通路幅は85cmあります。
こちらには日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」Sサイズを設置しました。
底面のプレート幅は70cmです。
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」は、下の写真のように、底面のプレートに子どもが乗ることで、自重によりゲートを動かすことができない、という仕組みです。

出典:https://ebaby-select.jp/shopdetail/000000000140/
結果的には、85cm幅のこちらの通路については、日本育児のベビーゲートで今のところ突破されることはなく機能しています。
理由は、下の写真で示したとおり、通路幅と底面プレートの間が左右それぞれ7cm弱しかないからです。

子どもがゲートを押すにしても、引くにしても、底面のプレートにどうしても片足は乗るような恰好になるため、自重で動かすことができません。
ということで85cm幅の通路は日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」で問題ありませんでした。
ちなみにゲートの左右の網の部分は77cm~95cmの間で伸縮できます。
シンク側の幅95cmの通路にも「おくだけとおせんぼ」をセットしたが、あえなく突破されました

続いてシンク側の通路です。
こちらは幅が冷蔵庫側よりも10cm広いことに加え、壁がないため設置の難易度高めです。
まずは冷蔵庫側の通路と同じく、日本育児のベビーゲートを設置してみました。
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」Sサイズは、網の部分の伸縮幅が77cm~95cmとなっています。目いっぱい広げると写真のとおり95cmになり、見た目上は通路をふさぐことができています。
当初はこれで大丈夫、と思っていたのですが、すぐに突破されてしまいました。
理由は、底面プレートと通路の間が、12cm以上あるからです。
これだけプレートと通路の間に余白があると、子どもが底面のプレートに乗らず、ゲートを押したり引いたりして隙間を空けることができてしまいます。

ということで95cm幅のシンク側の通路では、日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」Sサイズは、目的を果たすことはできませんでした。
西松屋のベビーゲート、「ベビーフェンス M」に交換したら突破されなくなりました!

次に西松屋の「ベビーフェンス M」を購入して試してみました。
西松屋の「ベビーフェンス M」の取付可能幅は90~130cmとなっています。
我が家の95cm通路に適合します。
つっぱる壁の部分は、キッチンの縁の部分なので、幅が約2cmくらいしかありません。
でもゴムががっちり嚙んでくれて、しっかりつっぱることができました。

結果としては大成功!
1歳男児の息子が押したり引いたりしてもビクともしません。
これで無事にとおせんぼする目的は果たせました。
ちなみに、西松屋の「ベビーフェンス M」の組み立てはとても簡単です。
網の四辺に、縦棒と横のつっぱり棒を通すだけです。2~3分で組み立てられました。
西松屋のベビーゲート「ベビーフェンス」は、高さ60cmなので大人はラクラクまたげます

ちなみにフェンスの高さは60cmなので、大人はラクラクまたぐことができます。
以前、アパート2階に住んでいたころは、内階段を上がったところにフェンス部分が扉になっているタイプのゲートをつけていました。
でもいちいち開け閉めするのはかなり面倒だったのです。
特にキッチンなど頻繁に出入りする場所においては、扉タイプよりも、今回ご紹介した西松屋ベビーフェンスのようなまたぐタイプの製品が適しています。
使い勝手、コスパともに西松屋のベビーゲート「ベビーフェンス」が有利
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」と、西松屋の「ベビーフェンス 」を比較すると、「幼児をとおせんぼする」という目的を第一に考えれば、使い勝手、コスパともに西松屋の「ベビーフェンス 」のほうが優れています。
今は冷蔵庫側は日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」を使っていますが、こちらについてもひとつ小さなサイズである西松屋の「ベビーフェンス 」Sサイズ(取り付け可能幅60~90cm)を購入すればよかったかも知れません。
2019.11.2追記 冷蔵庫側も西松屋のベビーゲート「ベビーフェンスSサイズ」に変えました

妻からのリクエストがあり、結局、冷蔵後側の通路も西松屋のベビーフェンスSサイズに変更しました。
「おくだけとおせんぼ」でも問題なかった冷蔵庫側ですが、「底面付近にゴミが溜まりやすい」という妻からの苦情があって、変えた次第です。
「おくだけとおせんぼ」は、下記の赤で囲ったあたり、底板の下や周辺に、ほこりやゴミが溜まりやすいのです。

毎回どかして掃除するのは少々面倒でした。
対して、西松屋のベビーフェンスであれば、ゴミは溜まりにくい形状のため、掃除もしやすいです。
基本的にはルンバを運転すれば、ベビーフェンス周辺もキレイになります。
「おくだけとおせんぼ」の場合は、ルンバは底板にのっかってしまうので、板の下は掃除することができません。
掃除のしやすさ、という点でも西松屋のベビーフェンスが優れているという結果になりました。
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」が優れている点
日本育児のベビーゲートが全くダメなのか、というとそんなことはありません。
使うシチュエーションによっては便利な場面もあります。
西松屋のベビーフェンスにない特徴として、日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」には、以下2点のメリットがあります。
- 折りたたんでしまえると
- 壁などを傷つけない

出典:http://www.nihonikuji.co.jp/item/okudake_toosenbo.html
写真のようにおりたたんで隙間などに収納できますので、スポット的に使うには適しているケースもあるかも知れません。
出して、すぐにしまう場合や、一時的に立ち入らせたくない場所ができた、などの場合に有効ですね。
しかし、我が家も含め、ほとんどのご家庭では、子どもが2歳を過ぎるくらいまでは、ベビーゲートは常設になるはずです。
ですので、「折りたたんでしまえる」というメリットを享受するタイミングはあまりないのが事実かと思います。
もうひとつのメリットは、置くだけなので、壁を傷つけることがありません。
西松屋の「ベビーフェンス」のつっぱり棒も先端はゴムなので、壁を極端に傷つけるといったことはないですが、やはり圧迫する分、壁が少しへこむなどの副作用はあります。
壁を極力負担を与えたくない、というかたは、通路幅85cm程度くらいであれば、日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」も検討されるといいでしょう。
【まとめ】ベビーゲートのファーストチョイスはつっぱり棒タイプの西松屋「ベビーフェンス」が良かったです

今日の記事をまとめます。
- 「幼児をとおせんぼする」という目的を達成することを最優先するのであれば、西松屋ベビーフェンスのようなつっぱり式一択です。
通路幅や、壁の有無などの条件をあまり気にせず、しっかりとしたフェンスを作ることができます。なおかつ値段も手ごろです。 - 日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」を設置する場合にはやや条件が厳しいです。
我が家のように通路幅85cmくらいで、両側が壁の通路という条件をみたせば、子どもが自力でゲートをずらすリスクも低く、十分に機能します。
日本育児のベビーゲート「おくだけとおせんぼ」は、壁を傷つけない、圧迫しないといったメリットがあるので、機能する条件を満たすことを前提に、壁を傷つけたくない人は検討してもいいでしょう。ただし値段はちょっと高めです。
小さな子どもがいると危険な場所へは立ち入らせたくないですよね。
特にキッチンは刃物があったり、生ゴミがあったりと、幼児を危険にさらすものが溢れています。
ベビーゲート、特につっぱり式のフェンスを使えば、幼児の侵入を完全にシャットアウトできます。
予期せぬ事故が起きる前に、ベビーゲートを導入することをおすすめします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。